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  ホイス1次 1954-1961
  ホイス2次 1959-1961
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  建造物2次 1966-1969
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  絵入り・記念 1949-1989
  ロト 1949-1997
ベルリン
東ドイツ
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4.[ホイス2次]

 ホイス2次図案葉書は、4つのシリーズがあり、全部で16種類あります。

1)蛍光塗料なし

市外用10ペニヒ葉書

外信用20ペニヒ葉書

外信用20ペニヒ往復葉書返信部

 1959年から、サイズが小型のホイス図案の葉書が発行されました。この葉書は、市外用10ペニヒ葉書と往復葉書、外信用20ペニヒ葉書と往復葉書のみです。市内用8ペニヒ葉書はホイス1次図案のまま発行が継続されましたので、この小型のホイス図案にはありません。同じ時期に、ベルリンでも似た図案の葉書が発行されました。こちらを参照してください。これが、西ドイツとベルリンの最初の統一図案の葉書です。
 上の写真で、外信用20ペニヒ葉書は、ルフトハンザ ドイツ航空(DLH)のフランクフルト−東京間初飛行の使用例です。消印が左の紺色の切手にかかっていて読みにくいのですが、おそらく1961年1月23日の消印で、葉書の裏に東京空港郵便局の1月24日20−22時の到着印が押されています。


2)蛍光塗料入り

市外用10ペニヒ葉書 蛍光塗料幅広

 1960年から、郵便自動化のため、印面の左側に帯状の蛍光塗料(自動押印機が検知するためのもの)が塗られた葉書が発行されました。帯の幅に2種類あります。一般的に幅の広い方が難しく、特に、外信用20ペニヒ葉書と往復葉書は、戦後の東西ドイツの葉書の中で最難関の一つです。ただし、外信用往復葉書は後に、Postkarteの文字の位置を、蛍光塗料の帯にかからないように下へ移動したものが発行されました。こちらの方は、やや評価が低くなります。(それでも高価で、入手に苦労します。)
 上の写真で10ペニヒ葉書の方は、蛍光塗料の幅が広い方の使用例です。左に鳥の図案(1961年シュトゥットガルト園芸展の広告の一部)が入っている機械印が使われていますが、これは郵便自動化実験を行ったダルムシュタット局の自動押印機のもので、この蛍光塗料入りの葉書に見られる典型的な消印です。日本の発光切手に見られる大宮局の消印のようなものです。


3)外信往復葉書改訂

外信用20ペニヒ往復葉書返信部

 1960年に、外信往復葉書のCarte postale等の文字が、印面の左横から斜め左下の方に移動した改訂が行われました。


4)蛍光塗料なし・改訂

改訂後 改訂前

 1961年に、差出人住所欄と宛先住所欄にあった「私書箱」の表示であるPostschließfachnummerがPostfachnummerに変更されました。ベルリンの葉書にも同じ改訂が行われています。


5)蛍光塗料あり・改訂

 上記の改訂で蛍光塗料のあるものが市外用10ペニヒ葉書、外信用20ペニヒ葉書と往復葉書の3種類あります。このうち、外信用20ペニヒ葉書と往復葉書は、戦後の東西ドイツの葉書の中で最難関の一つで、さらに10ペニヒ葉書の未使用は、ドイツの葉書の全時代を通じて最難関の一つです。


[ワンポイント]
 このホイス2次シリーズは、実に信じがたいほどの難関揃いで閉口します。逆に、切手の方は、うんざりするほどの駄物なだけに、そのギャップの大きさには驚きます。これらをきちんとそろえたコレクションにまだお目にかかったことはありません。それほど難しく、入手に当たっては相当の根気がいります。一部の例外を除いて使用済が高価になりますので、偽消に十分注意してください。

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