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  ホイス1次 1954-1961
  ホイス2次 1959-1961
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  建造物1次 1965-1966
  建造物2次 1966-1969
  ハイネマン 1971-1973
  事故防止 1974-1976
  城 1977-1982
  名所 1989
  絵入り・記念 1949-1989
  ロト 1949-1997
ベルリン
東ドイツ
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11.[名所]

 名所図案葉書は、2つのシリーズがあり、全部で8種類あります。

1)蛍光塗料印面寄り

国内用60ペニヒ葉書(ミュンヘンの女神ババリア像

国内用60ペニヒ往復葉書往信部

国内用60ペニヒ往復葉書返信部

外信用80ペニヒ葉書(ドルトムントの関税同盟鉱山II)

 1989年5月から名所図案葉書が発行されました。額面は国内用の60ペニヒと、外信用の80ペニヒのみです。(ただし、統一後に他の額面も追加されています。)60ペニヒ葉書は宛先住所欄の注記ありなしの2種類が、同往復葉書にハサミのマークありなしの2種類があります。同じ時期にベルリンでも似た図案の葉書を発行しています。こちらを参照してください。

宛先住所欄の注記なし(このタイプは少ない)

宛先住所欄の注記あり(このタイプが一般的)

往信部の右上、折り目の山にハサミのマークあり

返信部の左上、折り目の谷にハサミのマークあり

 上の2つの写真のように、ハサミのマークは2カ所あります。こうやって2カ所に、ハサミの絵まで入れて切り取ることの注意を促していますが、実際は、利用者は切り離さずに、使用済みの往信部をつけたまま返信する例が後を絶ちませんでした。これは、1870年以来実例が多数あり、ドイツの往復葉書を利用する側の伝統的行為ともいえます。使用済みの往信部がついている場合、郵便局側で往信部を切り離して処分するはずでしたが、切り離さずそのまま宛先に送られた例が意外と多く残っていることから、現場では厳重にチェックしていなかったようです。


2)蛍光塗料左寄り

国内用60ペニヒ葉書

国内用60ペニヒ往復葉書往信部

国内用60ペニヒ往復葉書返信部

外信用80ペニヒ葉書

 1990年8月から、蛍光塗料の位置が、印面から少し離れた左の位置に移動したものが発行されました。こちらの往復葉書は、往信部右上にハサミのマークがありません。普通、切るのは返信部を出す時なので、往信部が見える側にハサミのマークを入れるのは誤解の元、と考えたのでしょうか。

往信部の右上、折り目の山にハサミのマークなし

 往信部の右上にハサミのマークはありませんが、返信部の左上、折り目の谷には、まだハサミのマークが入れられています。写真は、改訂前のシリーズの方を参照してください

 このシリーズの葉書は、ユーロ導入後の2002年6月30日まで有効でした。(ベルリンで発行された同じ図案の葉書は、ドイツ統一後の1991年12月31日まで有効でした。)


[ワンポイント]
 国内用60ペニヒ葉書料金が、1989年4月1日から全CEPT加盟国宛にも適用されていますので、注意してください。国内用60ペニヒ往復葉書に、往信部と返信部の切り取り部分を示すハサミのマークがないものがあり、高価です。

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