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H24.02.13 DELL XPS M1210に飽きたのでHPに手を出す
数年前にはやったネットブックに今更ながら手を出してみた。

2008年6月発売のHP2133である。いつものように起動しないジャンク品を探し、ACアダプタ添付、160G-HDD、2Gメモリのものをゲット。

2133の起動不良の典型的なものは、T4xやM1210同様BGAチップのハンダ不良である。

2133のBGAチップはVIAのC7-M(CPU)、VT8237A(サウスブリッジ)、VN896(統合グラフィクチップセット)の3個。どれが不良になるのかはっきりしなかったので、とりあえず冷却が全くされていない、サウスブリッジをリフローしてみた。

結果は同じ。今度は、統合チップからCPU付近まで幅広くリフロー。メモリを装着して電源を入れてみたところ、無事BIOS画面が立ち上がってきた。

ThinkPadの場合は、メモリを装着しないとエラー音が出るのだが、HPは音もなく、冷却ファンも回転しないことに気がついた。また、CPUが熱暴走すると、スピーカから”プップップッ”と音がするようだ。

修理完了と思い、WindowsXPをインストールし始めたが、デバイスの画面で固まってしまう。メモリを交換してみたが、状況は同じ。リフロー不足かと思い、分解してはリフローを数回繰り返した結果、やっと安定して動作するようになり、Windowsのインストールも無事終了。

CPUのみをしつこくリフローすることで、正常動作するようになったことから、起動不良の原因となったハンダ不良はCPUに発生していた様子。
ドライバー関係をHPのホームページからダウンロード、インストールし、使える状態となった。

今回入手したHP2133はCPUが1.6GHzでWebカメラやBluetoothも付いている、ハイパフォーマンスモデル。激安で入手でき、修理もうまくできたのでかなりのお買い得であった。

HP2133の簡単な紹介
2008年6月に発売されたネットブック。CPUはVIA C7-M(1.2GHzと1.6GHz)という非力なCPUで、当時同じようなネットブックが大流行していたが、その中でも特別だったのがこのHP2133である。→発売当時のPC Watch記事

他のネットブックが、縦サイズがXGA以下の1024x576や1024x600といったサイズだったのに対し、HP2133は1280x768とWXGAサイズだったのが特徴である。

8.9インチと小さな液晶画面にもかかわらず、WXGA表示のため通常のXGAサイズのノートパソコンから、乗り換えても表示範囲が不足することはなかった。

またHDDも2.5インチサイズが搭載できるため手軽に大容量のものに換装できた(他のネットブックはminiPCIEサイズのSSDが多かった)。

メモリーはDDR2で1個のみ搭載可能。キーボードを外さないといけないが、ネジ3本だけなので難しくはない(前述のHDDも同様)。

CPUが1.2GHzか1.6GHzかで仕様が違っており、1.6GHzタイプ(ハイパフォーマンスモデルと言う)のみにWEBカメラとBluetoothが搭載されていた。

★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name
Processor WinChip 1594.88MHz[CentaurHauls family 6 model D step 0]
VideoCard VIA Chrome9 HC IGP Family
Resolution 1024x768 (16Bit color)
Memory 915,696 KByte
OS 5.1 (Build: 2600) Service Pack 3
Date 2012/02/14 04:22

標準デュアル チャネル PCI IDE コントローラ
プライマリ IDE チャネル
WLS

標準デュアル チャネル PCI IDE コントローラ
セカンダリ IDE チャネル
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
27512 59690 40673 18323 45703 32731 60
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy
26738 29800 6960 1060 45795 34121 3943
superPI(104万桁)・・・5分10秒!(激遅!)

ベンチマークはThinkPad X31の1.3GHzとほぼ同じくらいの結果だが、メモリの読み書きが遅い。superPIの結果がひどいので、それがそのままメモリのアクセスに響いているのかと思われる。
H24.02.12 液晶保護フィルム
100均のダイソーでついにA4サイズのものを見つけた。
これをXperiaArcのサイズに切断して使用してみたが、視認性も滑りもよくGood!。A4サイズなので、10枚取れる。

1枚当たり10円と、抜群のコストパフォーマンスである。
H24.02.08 Bluetooth
M1210にBluetoothモジュールを取り付けた。
M1210用ではなくM1530用だが、動作に問題なし。

Windows7標準のドライバでBCM2045(基板にはBCM92045MDのラベルが貼ってある)と認識され、その後Dell True mobile 355 Bluetooth+EDRと認識された。
しかし、オーディオデバイス関係のドライバーがXになっているので、DELLのサイトでWindows7用ドライバーを探したが見つからない。ネットで検索してみると、GateWayのドライバーを流用するという記述を発見。

さらに調べてみると、ThinkPad用のものでも使えることが判明。結局、Broadcomのサイトで最新のドライバーを発見し、それを使用。

Gatewayのもの・・・btw6.2.1.0500
Lenovoのもの・・・btw6.3.5.430
Broadcom・・・btw6.5.1.2100

昔から使用しているDoCoMoワイヤレスイヤホンセット02と無事ペアリングでき、音楽を聞くことできた。
H24.02.06 液晶画面のサイズ
ワイド画面の液晶と従来の液晶のサイズを比較(実測値)

12.1インチワイドはM1210に使用されている16:10のサイズ。16:9のサイズだともっと横長になる。
液晶のサイズは対角線で示されるので、ワイドになればなるほど同じサイズ表記でも、縦のサイズが小さくなり、文字やアイコンが小さくなる。

従来の4:3サイズからワイド画面のタイプに変えるときは、1サイズアップしないとアイコンや文字などが同じ大きさにはならない(12.1→13.3ワイド、14.1→15.4ワイドなど)。

そうすると、モバイルサイズだったノートパソコンのサイズが大きくなり持ち運びが不便。
H24.02.05 M1210用バッテリー
充電できないバッテリーを殻割りしてみた。

SAMSUNGの18650セルが6本入っていた。基板にはThinkPadX6xシリーズと同じ温度ヒューズが使われていた。テスターで測ってみたが断線はしておらず、セルを換装してみたが充電できない状態は変化なし。

X6xシリーズのバッテリーと同様、基板のチップのどこかに情報が書き込まれ、セルを換装しても使えないようだ。

M1210の厚さをX61と比べてみた
いくらM1210が2スピンドルだと言っても厚さが違いすぎ。パームレスト部の厚みは約2倍。X61を閉じた状態でも、M1210のパームレストのほうが厚い。

T60を閉じた状態よりも厚い。

M1210修理その後の2
今、このホームページ更新も修理したM1210で書いている。ほぼ1週間使用しているがまったく問題なし。DVDの作成もできるし、HD画質のビデオデータをフル画面で再生しても問題は発生していない。

表示不良だったGeForceは完全に直ったと思ってよさそうだ。

しかし修理したものが安定動作し始めると一気に飽きてしまうので、もうM1210は使わないかもしれない。

そしてまた新たなターゲットを求め、オークションを徘徊することになるのである。
H24.02.03 M1210その後
リフローで修理したGeForce搭載のM1210。今のところは再発なく順調に稼動している。

本当にチップが壊れているのなら、リフローしても直るはずがないので、やはりハンダ剥がれが原因と思われる。今まで、ThinkPad T4xシリーズの起動不良(ビデオチップの剥がれ)やUSB認識不良(ICH4の剥がれ)をリフローで直しているのだが、DELL XPS M1210のGeForce動作不良も同じ原因のようだ。

2003〜2006年ころのノートパソコンはROHS移行の際のリフロー温度が適正でなく、高温になるチップ自身の熱でハンダクラックが入ってしまうのではないかと考えている。
H24.01.31 DELL XPS M1210について
2006年5月発売、日本初のB5モバイルサイズのXPS(Xtreme Performance System)シリーズ。発売当時のPCWatch記事

最初はCoreDuoとCeleronM、グラフィックがIntel945GM内蔵またはGeForce7400の組み合わせで発売(のちにCore2Duoモデルが追加された)。B5モバイルとうたっているが、サイズは297.2(W)×221(D)×31.4〜37(H)mm、質量1.98kgと結構大柄である(ゴム足を入れると、厚みは38〜40.6mm)

大柄なおかげでCPUはソケット式となっており、自分で交換することができる。CoreDuoやCeleronモデルでも、Core2Duo化が可能(ただしFSB667MHzのタイプを使用)。

液晶は12.1インチワイドのWXGA(1280x800)でツルピカタイプ。dpiはアイコンのサイズの実測値から、14.1インチSXGA+(1400x1050)とほぼ同じ。横幅がA4サイズ並みなので、キーボードのピッチも十分ある(構造からすると、CHICONY製と思われる)。

2スピンドルモデルなので、DVDマルチまたはコンボドライブが装着されている。このドライブは12.7mm厚の一般的なIDE接続のものが使用できる。HDDはSATAタイプ、メモリはDDR2で2スロット(オンボードなし)。

バッテリーは標準が6セル、オプションで9セル。稼働時間は未発表だが、フル稼働させると6セルで実測値2時間程度となる(GeForceタイプ)。

インターフェースはUSB左右に2個ずつで計4個。VGA、モデム、LAN、IEEE1394、SDカードやMS用のマルチカードスロット、ExpressCardスロットもある。

ACアダプタはDELL純正のPA-10またはPA-12を使用しないと、バッテリーの充電ができない。これはプラグのセンターピンでシリアル通信しているため。リチウムバッテリーは常にAC接続していると過充電になりすぐダメになるので、普段は非純正のACアダプタを接続してあえて充電させないという使い方もある。
XPS M1210 1号機、2号機

CPU GPU メモリ HDD DVD LCD
1号機 CoreDuoT2300E
(1.66GHz、FSB667MHz)
Intel GMA950
(オンボード)
512Mx2 40G H.L Data
GCC-4224N
東芝松下
LTD121EXPD
2号機 同上 GeForce Go 7400 1G+512M 80G SONY
DW-Q58A
SAMSUNG
LTN121W

Windows7インストールで、基本システムデバイスが3個残るが、これは5in1カードリーダのドライバRicoh R5C833を入れればOK。
タッチパッドは基本操作しかできないので、Synaptics Touchpadドライバーを入れると便利になる。

使用されている液晶パネルの種類は、コントロールパネル−モニターで詳細のハードウエアIDを参照すればわかる。
LCD58E3・・・東芝松下、SEC3157・・・SAMSUNG

SONYのスーパーマルチドライブは、DELL専用版になっており、ファームのバージョンアップ方法に癖がある。
UDSから一騎にUYS4にあげられないので、一度UYS3にあげてからになる。

バッテリーの消費量はGeForce搭載のほうが、オンボードに比べ約1.5倍となる。
H24.01.30 M1210 2号機その後。。。
修理して2日。WindowsUpdateなどを行い、CPUやGPUに負荷をかけてみたが、画面表示に問題は発生しない。

修理完了と見て問題なさそうである。

M1210 BIOSの更新
BIOSがA05と古かったので、DELLのサイトからA08をダウンロードしてインストールしようとしたが、エラーが出てインストールできない。

ネットで検索してみたが同じ事例は見つからず、BIOS更新プログラムの実行をWindows7上から行なっているのが原因かと思った。

しかし、BIOSのためだけに他のOSを入れるのも面倒だったので、ダウンロードしたファイル(MXC62A08.EXE)をDOSの起動ディスクに入れ、USB接続のフロッピードライブでブートし実行してみた。

問題なくアップデート完了となった。
H24.01.29 何でもある100均
とうとうこんなものまで、100均で販売されるようになった。

プリンタ用のインクカートリッジが100均大手のダイソーで売っていた。さすがに100円では無理なようで、210円(税込)で販売されていたが、それでも激安である。

パッケージにはカートリッジは純正のリサイクルと記載されているので、リサイクルインクのカテゴリーになる。さらに、詰替も可能とされているので、同じダイソーで売っている詰め替えインク(3回使える)を使用すれば、抜群のコストパフォーマンスである。

長期保存や写真を印刷するには向いていないと思われるが、ただの印刷ならこのインクでも十分。
H24.01.28 M1210 2号機も修理完了!!
画面表示の不具合が発生していたGeForce Go 7400搭載のM1210も、再度のリフローで安定動作するようになった。

ベンチマークソフトの3Dmarkを何回か走らせてみたり、電源の再起動を繰り返したりしてみたが、不具合は再発せず。

今現在では修理成功と見てもよさそうだが、しばらくメインで使用してみて、不具合が再発しないかどうか検証を続けていく。
修理したGeForce Go 7400

★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name
Processor Dual Pentium III 1665.84MHz[GenuineIntel family 6 model E step C]
VideoCard RDPDD Chained DD
Resolution 1024x768 (16Bit color)
Memory 1046,724 KByte
OS Windows NT 6.1 (Build: 7600)
Date 2012/01/29 04:55
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
58775 237991 169853 110272 91561 181963 17
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy
7015 9959 6405 1022 41524 51664 3235

Windows7で測定。「コントロールパネル」−「システムとセキュリティ」−「システム」−「システムの詳細設定」−「パフォーマンス」−「設定」でパフォーマンスを優先するに設定。
H24.01.26 M1210 1号機修理完了!
純正アダプタを接続しているにも関わらずエラーを出していた1号機。バッテリーが充電が出来ないのと関係があるのではないかと調べた結果、配線の断線箇所を見つけることができた。

MEC5004-NUの3pinが純正ACアダプタの識別信号入力、54pinが出力になる。M1210は純正アダプタ以外では充電ができないことからこの信号のどちらかに欠落があるのではないかと考えた。テスターで信号を調べてみると、54pin側の信号が欠落しているのを発見。

基板裏側、CPUファン逃げの丸穴付近にあるPD2の1pinからMEC5004の54pinにジャンパ線を走らせることで、ACアダプタ認識ができるようになり、バッテリーの充電もOKとなった。

これで1号機の修理は完了し、完全復活となった。
DELL XPS M1210の分解
ThinkPad以外では富士通のFMV-Sしか分解したことがなかったが、今回DELLのパソコンを分解してみてThinkPad同様、簡単にできることがわかった。

ネジの種類はM2.5x8、M2.5x5、M2x3の3種類。裏側はほとんどM2.5x8でM2.5x5が使用される場所は記載されている。またPと書かれたところもM2.5x5である。M2x3はスイッチ基板、Bluetoothモジュール取り付け部、モデム部に使用されている。

システムボードの取り付けは冷却ファンなどのネジを利用しており、特別にはない。またThinkPadX6xやT6xのようなテープを多用している箇所も全くなく、元に戻すのもやりやすい。

完全に分解しても、ネジは約40本ほどと少ないので簡単である。
H24.01.25 復活!
とりあえず2台とも使える状態になった。

M1210 1号機
一部のキーが反応しない件は、予想通りMEC5004-NUチップ付近の断線。当初予想した36pinではなく39pinが断線していた。キーボードコネクタと39pinをUWE線で接続した結果、無事キー入力が正常にできるようになった。
MEC5004は裏側、キーボードコネクタは裏側となるため、同じ側で接続できないか、あちこち配線を当たってみたが見つからず。結局、基板の穴を介してジャンパ線を這わせることになった。

キー入力の不具合はこれで解消したが、バッテリーが充電できない件は、簡単に分かりそうにないのでしばらく放置。新たな不具合で、純正のアダプタを接続しているにもかかわらず、BIOSでエラーが出る不具合が発見された。

この両方には何か関係がありそうなので、引き続き回路図を調べて原因を究明していく。

M1210 2号機
GeForce Go 7400の不良で、画面表示ができなかったが、リフローにて表示されるようになった。ただし外部CRTへの表示はできるようになったのだが、相変わらず液晶パネルは無反応。バックライトすら点灯していない状態で、チップの不良とは考えられない状況。

小一時間考えた結果、原因はパネルの開閉スイッチではないかという結論に達した。もう一台のM1210からスイッチ基板を移植し、電源を入れてみたところ、液晶パネルに表示ができるようになった
U1U2と記載された磁気スイッチがONしたまま(閉じた状態)になっていた。代わりの部品がないため修理をどうしようか考えていたが、このスイッチにマグネットを近づけてみたところ、正常に動作するようになった。

これで、2号機も使えるようになったかと安心していたのだが、電源をOFF後しばらくしてONすると、画面にシマシマが出る現象が再発。再起動で、画面サイズが640x480で16色となってしまった。ただ、そのまま放置しているといつの間にか正常な表示に戻るのである。

Windows起動中に、
Hardware Malfunction
Call your hardware vender for support
NMI:Parity Check /Memory Parity Error
* The System has halted *

の表示が出て落ちることもあった

熱でチップが変形し、ハンダ剥がれの箇所がまた接触するのではないかと推測される。再度リフローしてみる必要がありそうだ。

エクスペリエンスインデックスの結果
1号機(Intel945GMオンボード) 2号機(GeForce Go 7400)
H24.01.24 増殖!
あれ?
































ジャンク品を修理するために、さらにジャンク品を入手してしまう魔のスパイラルが始まった。

今回入手したM1210は電源は入るが、画面が全く表示されないというもの。原因はおおよそ検討がついていたが確認のため、外部ディスプレイを接続し、Fn+F8でCRTに切り替えてみると
起動時の画面 BIOS画面

XPS M1210の特徴であり欠点でもあるGeForce Go 7400チップの動作不良である。ThinkPad T4xのRADEONチップ同様、リフローで直せるかチャレンジしてみるつもりである。

バッテリーの充電には専用のACアダプタがないとダメ(3ピン目で通信している)なのだが、今回入手したM1210には純正のPA-12がついていた。そのおかげで、最初に入手したM1210が充電できないことがわかった。

ビデオチップ以外は正常に動作するので、キーボード入力と、バッテリーの充電ができないM1210の修理解析に役立つであろう。

役に立つかも知れない資料(未検証)
MEC5004-NU 64pin右にあるチップ抵抗(0402 100KΩ)で内蔵とGeForceの切り替えを行っているようだ。

R417が実装されていれば内蔵グラフィック、R418が実装されていればGeForceとなっており、これで切り替えている様子。画面が乱れて出なくなった場合、この抵抗を移動させると、GeForceを無効にできるかも知れない。
この例は、GeForceタイプ

この抵抗は裏側の無線LANカードを外し、WLANと書かれた黒いシートを剥がすと確認できる。
H24.01.23 DELL XPS M1210の修理その3
キーマトリクス回路の仕組みをネットで調べてみた。マトリクス回路は8列、19行で構成されているようだ。

M1210で入力できないキーを調べると、マトリクス回路の5列目が全部死んでいる。回路図で調べてみるとこの列は、MEC5004-NUの36pinに入っていることがわかった。

断線している可能性が大なので、このチップ周りをよく確認してみる必要がありそうだ。

→その後、バッテリー動作するが、充電できないことが判明。バッテリー充電回路もあわせて調べないといけない。
H24.01.22 DELL XPS M1210の修理その2
インバータをオクで探したが手頃な価格で見つからないので、発振する原因が何かを調べるため、搭載されているチップのデータシートを確認してみた。

M1210のインバータには、MAX8759が使われており、推奨回路には1:110のトランスが使用されていた。一方、今回流用したThinkPad s30用のインバータには、OZ960が使われており、こちらのトランスは32:2200の巻線比となっていた。
s30のトランスは使えなかった

巻線比が違いすぎるために発振するのだと推測される。抵抗やコンデンサを巻線比にあったものに交換すればOKになるかも知れないが、計算が面倒で私には無理。

そこで、巻線が近いものがないか探してみたところ、ThinkPadT40用のインバータに使用されているトランスが使えそうだったので、移植してみた。
M1210のインバータにT40のトランスを移植

この改造インバータをM1210の液晶パネルに組み込んで電源を入れてみたところ、発振もなく正常にバックライトが点灯した。

これでインバータ問題は無事解決となり、M1210が使える状態になったのである。
XPS M1210

しかし、またまた問題箇所が発見された。今度はキーボードの特定のキーが入力できないのである。

具体的には、左SHIFT、TAB、F1、F3、T、Y、[、@、BackSpaceなど。キーボードを分解し、シートをめくってみたが焼損している箇所はない。

原因がキーボードなのか、システムボードなのかがはっきりしないので、もう一台M1210を入手し比較して調べる必要がありそうだ。
パンタグラフまで外し
バラバラになったキーボード
H24.01.21 DELL XPS M1210の修理その1
先日入手したジャンク品のM1210、電源は入るようになったが、バックライトが点灯しない状態は解消されていなかった。休日でまとまった時間がとれたので、バックライト不点灯の原因を調査。

正常な場合は、電源ONで液晶インバータのヒューズ(F1)に16Vの電圧がかかる。回路を追っていくと、この16Vの電源はシステムボード裏側のQ64( P-Channel Logic Level MOSFET。SI3457DV、表記は7B2AE)の1,2,5,6pinから出ていることがわかった。

このFETが破損しているのかと思い、ジャンク品のX31から剥ぎとった互換性のあるFET(FDC658P、表記は57UA6)を移植してみたが状況は変わらない。

FETの3,4pinには20V程度の電圧が来ているので、このFETが動作しない理由を探していくと、電源ONで3pinがGNDレベルに落ちないのが原因のようだった。

実体顕微鏡でFET付近を拡大し調べてみると、3pinに入っているR244の配線が腐食の為切れているのを発見。この部分を修復することで、バックライトが点灯するようになった。
修復前 修復後

応急修理したインバータ基板なので、トランスが発振ししばらくするとバックライトが消えてしまう。正規のインバータを入手しないと、M1210を組み立てることができない。
H24.01.16 先日のジャンク品(DELL XPS M1210でした)
MEC5004-NUは入手が困難なので、焼け落ちた足を修復することに。と、言ったがTQFP128pinのICなので、1辺14mmほどの中に32本の足が生えており、ピッチは0.4mm。足の幅はわずか0.18mmと極小なので簡単ではない。

リュータに先端0.2mmのツールをつけ、実体顕微鏡で見ながら焼けた足の付近を削ってみた。
ICを削ったのは初めて

ICの中身が見えたので、テスターで当たってみたところ、65pinと導通があった。baidu.comで回路図を検索してみたところ、44pinと65pinはどちらもVCC1(+3.3V_ALW)となっており、この足がなくても大丈夫なことがわかった。

元通りに組み立て電源を入れてみたが無反応。しかし、CDの再生を行うボタン(MediaDirect)を押すと電源が入った。

もう一度分解してスイッチ基板を実体顕微鏡で検査してみたところ、電源ONボタンのラインが腐食して断線しているのを発見。断線箇所を、0.26mmのUWE線でバイパスし無事電源が入るようになった。

しかし、画面が表示されない。よーくみると、うっすら表示されていたので、外部ディスプレイに接続してみたところ、正常に立ち上がっていることが確認できた。X60で使用していたHDDをそのまま取り付けてみたところ、Windowsが立ち上がってきた。

画面表示されないのはバックライトの断線と思い、液晶パネル部を分解し実験用のノートパソコンにバックライトを接続。期待に反して正常に表示されしまった。これでバックライト切れで無いことが判明したので、次はインバータの不良かと思いトランスを調べる。

トランス二次側の配線が1本なかったので断線していると思い、他のインバータ基板から似たような形状のトランスを探し移植してみた。しかし、バックライトは点灯しない。インバータの入力電圧を測定したところ、電源が来ていないことがわかった。

インバータは問題なかったのに、無駄なことをしてしまった。最悪なことにトランスを移植する際、元ついていたものを壊してしまったので戻せなくなってしまった。

インバータ用トランスの配線イメージ
配線が繋がっていない足がある

バックライトが点灯しない原因はシステムボード側にありそうだが、回路図をみても検討がつかない。前回のThinkPadX60のようにヒューズがあると思ったのだが、どこにも見当たらないのである。

修理するために、また別のジャンク品を探すことに。。。。。

こうして、ジャンク品を治すために、他のジャンク品を入手という魔のスパイラルになっていくのであった。(^_^;)
H24.01.14 初めてThinkpad以外のジャンク品に手を出してみた(^_^;)
すでに分解バラバラ あちこちに焼けたあとが。。。 チップの足が焼け落ちている

電源が入らないジャンク品で、泥汚れがあり屋外に放置されていた可能性がある、と記載されていたものを格安(約\3,000)で入手。

どんな状態か全くわからなかったが、今日送られてきた商品を確認すると、液晶パネルは見た目は割れも傷もなく綺麗。CPUはCoreDuoのT2300Eで、1G+512MのDDR2メモリ、DVDコンボドライブ、無線LANのIntel3945ABGもついていた。

分解してみるとあちこち浸水した痕があり、電源用と思われるsmsc製MEC5004-NUの44pinが焼け落ちてなくなっている。

このチップを交換しないとどうしようもないが、ThinkPadシリーズには使用されていないチップ。このチップのために、またジャンク品を落札すると、大量に増殖したThinkPadの二の舞になりかねない。
H24.01.13 HDビデオの再生
先日、HD画質(地デジ、1440x1080)のデータを再生できる軽いプレーヤを色々探し、SMPlayerが一番軽いと思い使っていた。

しかし、ネットでWindows7標準のMediaPlayer12でも再生できるとの記述を発見。

試しに使用してみた結果。。。。HDのデータがラクラク再生できることが判明。CPU占有率は100%近くまで行くが、音ズレもなくサーチもスムーズで再生には何の問題もない。

OS標準のものは劣っているという固定概念は捨てなくては。。。
H24.01.05 ThinkPadT60(2623-GHJ)購入!
T60(2623-GHJ)
B5サイズは一気にCore2Duo化したのだが、A4サイズの最速がPentiumM(2.0GHz)のT43だったので、こちらもCoreDuo(又はCore2Duo)化すべく、T6xシリーズを探していた(\10,000以下で)。

CoreSoloモデルは安価で見つかるのだが、CoreDuoモデルはなかなか見つからず、やっと条件にあったものを年末に落札できた。

ショップからの出品だったが詳細な説明が全くなく、CoreDuo1.83GHzで14インチ、HDD80G、メモリ1Gとしか記載されていなかった。オンボードビデオでXGA液晶の一番安いT60の可能性があった為、値段も上がらずわずか\6,000ほどで落札となった。

今日届いたので早速モデルナンバーを確認。2623-GHJだったので検索してみたところ、SXGA+でRadeonX1300の高性能モデルと判明。

ACアダプター(90W)付属で、バッテリーも充放電可。メモリは512Mx2、80GbyteHDDに、DVD-R/DL対応のスーパーマルチと、いたれりつくせり。

液晶も傷や当たりもなく、実際に点灯させてみても綺麗。新品時のシールも貼ったままになっている天板も傷なし。

年始そうそう、ラッキーな買い物だった。
メモリのデュアルチャンネル動作
今更の話だが、メモリが安くなったので、認識できる最大容量まで手軽に増設できるようになった。
X60やT60は最大3Gまでとなっているが、1G+2Gと2G+2Gの時がどう違うのか調べてみた(チップセットが945なので、64bitOSでも4G全部は使えない)。

どちらでもCPU-Zで確認するとチャンネルはDualとなっている。しかしベンチマークの結果は明らかに違う。

CPU-Zの表示が間違っているだけで、同じ容量のメモリを使用しないとシングルチャンネル動作になるのは、以前と変わっていなかった。
H24.01.04 Blu-rayの再生
X61(Core2Duo T7100 1.8GHz)にUSB接続のBlu-rayドライブを接続し再生がスムーズにできる方法を模索。

絶対的なパワー不足なので、まともに再生できない。GOM Playerを使用するとインターレースのモヤモアが目立って見られたものではない。他にフリーで再生できるソフトがないか探してみたところ、Media Player Classic Home CinemaでBlu-rayディスクの再生ができるとの記述を発見。早速ダウンロードし使用してみた。

しかし、そのままで再生しようとすると、DirectXをインストールするようにメッセージが表示される。Windows7を使用しているので、最新のDirectX11が入っているにも関わらずである。

こちらもネットで検索してみたところ、Media Player Classicのホルダに、d3dx9_41.dllとd3dx9_42.dllをいれて置くだけでOKということが判明。DirectX9.0のEXEファイルを解凍して、さらに中にあるcabファイルから、前述の2個を取り出しコピー。

無事、エラーなく再生できるようになったが、音ズレが激しいので、さらに設定を詰めていく。

表示−オプションの再生−出力で、DirectShowビデオをEVR Syncにすることで、音ズレはほぼ気にならない程度となった。しかし、時々映像が止まってしまうのだが、これはどうしようもないかも。

さらに軽いプレーヤを発見
SMPlayerMedia Player Classic Home Cinemaよりもはるかに軽く再生できることがわかった。1440x1080 AVC-HD映像を全画面表示にしても、CPU占有率は40〜50%程度。音ズレも全くなく再生できる。

ただし、動きが速い映像で遅延が起きることがあるので、オプション−パフォーマンスで”ハードフレームドロップを許可”、H264ループフィルターを”HDビデオのみスキップ”に設定すれば、遅延も起きにくくなる。

再生中のスクリーンショットは、”S”を押すだけで、縦横比も問題なし(保存先は、 \ユーザー\xxx\.smplayer\screenshots)。
H24.01.02 朝から初詣
午前中に近所の神社へ初詣に。いつもなら、あまり人が居ないのだが今年は大混雑。2日から営業しているショッピングセンターにも人がいっぱい。

景気が悪いので、近所で済ます人が多いのだろうか。

ThinkPad X61(7673-3NJ)の修理
パルストランスが焼損し、有線LANが使えないまま放置してあったX61(7673-3NJ)。ジャンク品のX61Tablet用システムボードから、トランス移植する作業を行った。同時に、ヒューズ切れ&トランス焼損の原因と思われる、LANコネクタの移植作業も実施(外側の金属ケースが一部欠落し、8ピンある接点をショートさせたものと思われる)。

LANコネクタを移植する際、久しぶりに電動式ハンダ吸い取り機を使用したのだが、数カ所吸い取った後に異音がして、モータが全く動作しなくなってしまった。

X61の修理は後回しにして、まずはハンダ吸い取り機の修理を行う。分解してみると、モータとポンプの連結部が外れてしまっている。さらにポンプ自身を分解してみたところ、ダイヤフラム内にあるネジが外れているのを発見。

元通りにネジをつけることでハンダ吸い取り機が復活したので、X61の修理を続行。

LANコネクタを移植し元通りに組み立てて有線LANの動作を確認。LANポートのアクセスランプが点滅し、問題なく通信できた。
金属ケースの後ろが欠落 正常なコネクタ(X60)
H24.01.01A HAPPY NEW YEAR
昨年は大きな天災が多数発生した年だったが、今年は災害がないことを願う。

今年の我が家のパソコン予想は
1.ノートパソコンのCore2Duo&SATA化を進めたい
2.約7年使用しているデジタル一眼レフをそろそろ買い換えたい。
3.X61をSXGA+化したい

世間一般の予想
1.2TのHDDが\3,000、3Tで\10,000以下となる
2.今年こそ無線LANスポットが普及し、どこでもつながるようになる
3.スマホの定額制が崩れるかも

Windows7 Professional起動時間の測定
SSD搭載のX61(Core2Duo T7100 1.8GHz)で、搭載メモリによる起動時間の違いを測定してみた。

2G+1G 512M
BIOSのLenovoロゴ表示 4秒 3秒
Windowsを起動しています 10秒 8秒
指紋認証画面 27秒 25秒
デスクトップ表示 32秒 31秒
IE起動完了 36秒 35秒
スタートアップにInternetExprolerを設定。

Windows7 Professionalにメモリ512Mという、ありえない貧素な構成で測定してみたが、意外にも3G搭載時と時間は全く変わらなかった(誤差の範囲)。
ホームページの更新を、この貧素な構成で行ったり、ネット巡回を行ったが特に遅いと感じることはなかった。
メモリ512Mで起動し、約7分経過後の状態

エクスペリエンス インデックス(メモリ3GByte)
512Mのときは、メモリ(RAM)が2.0

SSDからHDDに変えて同じ実験を行なってみた。
使用したHDDはFujitsu MHZ2080BH。5400rpmだが、3GでRead/Write 約55,000/52,000KB/secとそこそこの性能のものを使用。

2G+1G 512M
BIOSのLenovoロゴ表示 5秒 4秒
Windowsを起動しています 9秒 10秒
指紋認証画面 59秒 78秒
デスクトップ表示 63秒 106秒
IE起動完了 71秒 134秒
HDDだと同じメモリ容量でも、起動時間が2倍ほどかかる。メモリ容量が少ないと、2分以上(SSD搭載と比べると約4倍)と耐えられないくらい長い時間がかかることがわかった。

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