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パソコン日記(独り言) 元に戻る

H22.12.31 大晦日
午前中には雪がちらつき、寒い大晦日となった。朝から昨日届いたRD-BZ700の設定を詰めて、番組の録画予約を行う。あとは今晩食べる、ケーキ、プリン、シュークリームを作った。

掃除は昨日行ったので、今日は一歩も外に出ず家の中。

今年はじめに行った、パソコン関連の予想結果は

我が家は
1.7年以上使っているプリンタをそろそろ買い換えたい
→この予想を書いた翌日に壊れ、Canon MP640に買い換えたので○
2.core2duoのノートパソコンがほしい
→まだまだ高価で買えなかった。とりあえずPentiumM 2.0GHzのものを入手したので△
3.あと一台残っているCRTを液晶に替えたい
→ノートパソコンですべてまかなえるようになり、デスクトップは全く使わなくなった。CRTは廃棄し、液晶も不要なので○

世間のパソコン関連は
1.今年こそSSDが低価格になり、128Gbyteで\10,000程度になる
→全然下がらなかった。\10,000では64Gがせいぜいといったところで×
2.HDDは2TByteで\5,000の激安に
→ちょっと及ばなかったが\7,000程度で購入できるようになったので△
3.無線LANネットワークが拡大し、どこでもできるようになる
→昨年と変わらず。今年は無線LANよりWiMAXやLTEなど高速データ通信が整備された。×
H22.12.30 REGZA RD-BZ700購入!
我が家には東芝のHDDレコーダが三台ある。一台はかなり古いアナログシングルチューナのRD-XS32(HDD容量が80Gしかないので、現在は使っていない)。もう一台はアナログダブルチューナのRD-XS36(丸6年使用のため、いつ壊れてもおかしくない)。さらにもう一台はデジタル+アナログのRD-E301である。

テレビは地デジ対応の液晶になっているのだが、HDDレコーダは1波しかデジタル録画ができない。半年くらい前からアナログで録画すると、画面上下の黒い帯が入り、おまけに下側にはうっとうしい告知が延々と流れるようになってしまった。

ドラマなどを録画して見ていると、このテロップが気になって仕方がないので、アナログのHDDレコーダは引退させて、デジタルダブルチューナのHDDレコーダを購入することにした。

今まで東芝しか使っていないので、他のものは全く検討せず今回も東芝の機種に絞って選定。電器店で調べてみたところ、ブルーレイのタイプでも5〜6万円で購入できることがわかった。

最初は手頃な価格のRD-BR600を検討したが、デジタルチューナがシングルだったので除外(USB-HDDも未対応)。次にデジタルダブルチューナのRD-Z300を検討してみたが、ブルーレイではなくDVDのモデルだった。

今までは地デジの番組を録画しても、DVDに移動ができないのでHDDが一杯になると消すしかなかった。ブルーレイなら移動して保存できるので、今回はブルーレイのモデルを購入しようと決めていたので、RD-BZ700にターゲットを絞った。

近所の電器店を数件回って価格を調査したが、店頭価格\79,800程度が普通で、一番安かったところでも\65,000。しかしネットで調べてみると約\55,000と実店鋪よりかなり安く、結局Amazonで\55,399にて購入(今日見たらさらに下がって\54,800になっていた。残念)。

今日届いたので、早速セットアップ。ただし、従来のHDDレコーダも残すので、合計3台のHDDレコーダを接続するのに結構悩み時間がかかってしまった。

RD-XS36はアナログケーブルで接続、RD-E301はD端子、そして今回購入したRD-BZ700はHDMIで接続。以前の東芝HDDレコーダはリモコンチャンネルが2個しか設定できなかったので、三台になってどうしようかと思っていたが、RD-BZ700は合計5チャンネルも設定できるようになっていたので問題なかった。

まだやっと設定ができたところで録画もしていない。使用記はおいおい書いていくつもりである。
上からRD-E301、RD-BZ700、RD-XS36

その後、少し使ってみた
・番組ナビの画面が縦表示になっていて見慣れないので、従来の横表示に変更。番組説明欄が2行表示できるようになり、見やすくなった。

・DVD-RAMに地デジデータを移行しようとしたが、フォーマット画面が表示されない。説明書を見直したところ、DVD-RAMは使えないことが判明。いつの間にか再生はできるが、録画ができなくなっていた。

・AVCREC変換が、ダビング先HDDでぴったりダビング(AVC)で行えることがわかった。直接DVDに変換しながら焼くと等倍になるが、一旦HDDに変換して保存すると、結構速い(倍速で作成)。

・HDD内に変換して保存してあるAVCRECのデータをDVD-RWに焼こうとしたが、AVC形式でのフォーマットが選べない。説明書をよく読むと、3倍速以上のメディアでないとダメと記載されていた。普通の電器店には2倍速のものしかないので、Amazonで4倍速のものを注文。

・USB-HDDは8台まで接続できると思っていたが、接続できるのは1台だった。取っ換え引っ換えで8台分のHDDが管理できるという意味であることを初めて知った。

・RDで始まる形式以外はフナイ(VARIDIA D-)や三菱(REGZA D-)のOEMであることを知った。リモコンが全然違い、編集機能もかなり簡略化されている。電器店でD-BZ500が安かったので思わず買いそうになり危なかった。
H22.12.28 モアイのおっさん、IDE化完了
1ケ月以上前に入手し放置していたKingstonのSSD。冬休みに入り時間ができたので、X40、X41シリーズに収まるように1.8インチサイズのケースを製作。
SATA-44Aの水晶とSNV125-S2/30GBの部品が干渉するので、少しずらして配置。これで厚さは8mmになっている。もう1〜2mm上に配置すれば、SATAコネクタ部のショート防止カバー(左写真の下側についているふにゃふにゃのプラ板)は不要だった。

配線がやたら多いが、実際に必要なのは6本だけ。SATAのコネクタをSSDから外す際にパターンが剥げないよう、あえて多めに配線してある。
SATA-44Aの配線参考図
GNDはすべて共通なので、左の電源ライン側を接続すれば、右の信号ライン側のGNDは省略できる(半田付けが楽になる)。電源ラインの真ん中(7、8、9pin)は5Vと書いてあるが、実際にはIDEコネクタの電圧がそのまま出てくる。X40、X41の場合は3.3V、一般的なノートパソコンの場合は5Vとなる。
X41(2525-5AJ)に搭載し、CrystaDiskMark 3.0.1でのベンチマークを測定してみた。WindowsXP起動時のピロはX40に装着した時の1ピロ以下より若干遅くなり2ピロ。

詳細な起動時間(WindowsXP SP3、Avira Antivirインストール済み)
電源ONボタンを押し、WindowsXPのバー(ピロ)が表示されるまで・・・7秒
指紋認証の画面が表示されるまで・・・21秒
デスクトップ画面が表示され砂時計が消えるまで・・・33秒
インターネットエクスプローラが起動するまで・・・57秒

終了時間・・・16秒

定評ある東芝製のSSDなので速度は申し分ない。30GByteと容量的には少ないが、1.8インチしか選択肢のないX40、X41シリーズにはこれでも十分である。
H22.12.21 メモリリーク
約1ケ月前に修理し、現在メインで使用中のT43(2668-J3J)。しかし、使い始めて数時間するとネットワークに接続できなくなり、そのうちアイコンの文字やインターネットエクスプローラの文字が消え始める。

この状態で、CTRL+ALT+DELを押しタスクマネージャを出そうとすると、”リソース不足”のエラーが表示される。メモリは1GByte搭載しているので、そんな簡単にリソース不足が出るのはおかしいのだが、正常動作しているときにタスクマネージャでカーネルメモリの値を確認していると、どんどん増えていることがわかった。

インストールしているソフトは、今までのT4xシリーズを同じものなので、原因が全くわからず2週間ほど悩んでいた。が、先ほど”ひょっとしてウイルス対策ソフトの為か”と思い、AntiVir を停止してみたところビンゴである。カーネルメモリの値が一定になり、増加しなくなった。

すぐに同様の不具合がネット上にないか検索してみたところ、 Ver10とWindowsXP Sp3の組み合わせでカーネルメモリがどんどん消費され、動作が不安定になるという書き込みを発見。今回のリソース不足の原因は、AntiVir Ver10であることが判明した。

Ver9までは問題ないので、一時的にバージョンダウンして使用。
H22.12.12 超軽量MP3プレーヤ
ダウンロードサイズ144KB、実行ファイルサイズ107KBと超軽量MP3プレーヤの代表格、1by1もいつの間にか進化しており、アルバムアートやタグを表示することができるようになっていた。

アルバムアートは何もしなくてもツリービューの下に表示されるが、タグを表示させようとすると設定が難しく、どこでするのかよく判らなかったので、ここにメモ。
(アルバムアートが表示しない場合は、Settings−Display−Cover artのShow track/folder related picturesのチェックを入れる)

まず設定画面自体が何処で出すのか判らない。メニューアイコンの一番右をクリックすると、メインメニューが出るのでSettingsを選択する。(F6を押すと設定画面がダイレクトに表示されることに今気がついた)

Display-Big viewContentのEnable Big viewにチェックを入れる。そうすると独立したウィンドウで巨大なタグが表示される。
ApperanceのEmbedded bottomを押すと、タグ表示がリストビューの下に移動する。

Layoutの部分で、タグの表示方法が色々選択できる。上記の例はTitle,info,info,times
ContentでVU on the leftにチェックを入れると、タグ表示部の左側にメータが表示される

なお、初期設定のままだとタグが文字化けするので、Font and colorsで日本語のフォントを選択する。

最新バージョンは、2010/11/25のver1.72。日本語化はTiltStr--不定期版-から。動作の軽快さは相変わらずで、X41にて使用時のCPU占有率はたったの3%である。

2011/02/05 追記
1by1にはダメ文字問題があり、フォルダ名に”ソ”などのダメ文字を使用すると、ディレクトリツリー表示で下位のフォルダ名が”!?”に化けてしまい表示できない。
→2011/04/02のVer1.73でunicode対応になりダメ文字問題は解決したようだ。
H22.12.10 ThinkPad X31修理依頼
起動しないX31の修理依頼があった。電源ONで冷却ファンは回転するが画面が全く表示されないという、X31の典型的なトラブルである。本日、修理品が届いたので早速分解して検証してみた。

症状は前述のとおり。ACアダプタを差した状態で、C683付近のD22の電圧を測定してみたが1.2Vが出ていない。1.2Vを生成するMAX1845の出力側へ接続されているC683(220μF、4.0V)のコンデンサが不良となっている可能性大である。

このコンデンサを外して、コンデンサ容量計で測定してみた。
起動しないX31に付いていた物 正常な物
簡易的な容量計で、おまけにクリップで延長しているため正確な値(220μF)は出ていないが、それでも良否ははっきりしていた。以前に同じように起動しないX31を修理した際に交換した不良のコンデンサも測定してみたが、やはり同じような値になっていた。

コンデンサが悪いのは間違いなかったので、楽勝と思い交換し元通りに組み上げて電源を入れてみたが、全く同じ状態で立ち上がらないのである。

1.2Vが出るようになっているので電源系は問題ないはず。どこに問題があるのか良く考えてみたところ、今回修理に当たってCMOSバッテリーを外さずに作業をおこなったことが問題かと思い、CMOSを外してみた。

再度電源を入れてみたところ、無事画面表示され修理は完了となった。

X31で電源ONにて冷却ファンが回転し起動しない故障は、やはりC683の不良が一番と考えられる。C683の容量が不足していると、FDS6986SのS-D間がおかしくなり電圧が出なくなるようだ。しかし、なぜこのコンデンサだけが壊れるのかは不明である。
H22.12.07 マイコンピュータの表示がおかしい
WindowsXPのマイコンピュータの表示がなんかおかしくなった。
最初は、カテゴリーごとに表示されていたはずなのに、一緒になってしまっている

ネットでの情報を元に、表示−アイコンの整列で”グループで表示”にチェックを入れてみた
なぜがアルファベットごとにバラバラに表示されてしまった。

再度、表示−アイコンの整列で”種類”にチェックをいれてみたところ、元通りに戻った。
H22.12.06 T42(2373-4BI)の修理その2
TB62501Fの電圧を正常なものと比べてみた

赤字の部分が異常値を示している箇所。電源ONで5VのラインがGNDに落ちている様子。CPUCORE電圧を生成している、ADP3205に接続されている2つあるうちのADP3415KRMの1つがショートしていたので交換。CPUCOREは出るようになったが、相変わらず電源ONで冷却ファンすら回転しない。周辺のMOS-FETも交換してみたがまだ他に問題がありそう。
H22.12.05 液晶の色
ThinkPad史上最高の液晶と言われているFlexView。通常の液晶と色の違いを比較してみた。
FlexView 通常の液晶

最近のノートパソコンは色温度が高く、どれも青っぽい液晶になっている。IE画面のバックは本来真っ白なのだが、一般的な液晶は青っぽくなっている。メニューバーのバックの色も、FlexViewは薄い茶色であるが、通常の液晶は薄いグレーである。

仕事でNECや富士通の物を使用しているがどれも青っぽいので、それが普通と慣れてしまっている自分が怖い。
H22.12.04 T4xシリーズの消費電力
T43を使うようになってやたら早くバッテリーアラームが出るようになった。バッテリー情報で放電中の電流を監視してみたところ、インターネットでWEBサイトを閲覧しているだけでも1.5Aも流れていることがわかった。

T42は1.2A位なので、チップセットの違いでこんなに消費電力が違うのであろうか。

T42(2373-4BI)の検証
先日入手したジャンク品のT42(2373-4BI)下半身の検証を行った。16V電源はOKだが、電源ボタンを押しても無反応で冷却ファンすら回転しない。

MAX1845が生成する1.2V、1.5V、1.8Vの電圧、MAX1631が生成する3V、5Vの電圧は正常。TB62501Fの電圧を確認したところ電圧が異常な箇所が見つかった。

以前にとった電圧データが少しおかしいところがあるので、再度正常なシステムボードと電圧の差異を確認する予定。

ちなみに同時入手したT42(2373-N4J)は全く問題なく動作している。
H22.12.02 T42(15インチモデル)が増殖
オークションでT42、15インチモデルのジャンク品を発見。15インチモデルはなかなか出品されないので、パーツを集めるだけでも大変。以前、T41の15インチモデルを作った際に、HDDのカバーやキーボードの入手に苦労した。それでも無線LANのケーブルガイドがどうしても入手できず、14.1インチモデルのものを無理やり取り付けた状態で使用している。

今回見つけたジャンク品は、起動しないと記載されたT42(2373-N4J)丸ごとと、やはり起動しないと記載されたT42(2373-4BI)の下半身のセット。下半身部分にはケーブルガイドや冷却ファンもついており、色々な部品が流用できそうだったので入札。

結局思っていた値段より安価で無事落札。本日落札品が届いたので検証してみた。
今回の落札品
上に乗っているのが、T42(2373-4BI)の下半身。冷却ファンを外すとPentium M735(Dothan 1.7GHz)のCPUがついていた。下にあるのはT42(2373-N4J)で、起動しないはずだったが試しに電源を入れてみたところ何の問題もなく起動してしまった。

他のT42からHDDを拝借して動作確認してみたが問題なし。電源を入れたまま持ち上げてみたりしてみたが、落ちることもない。どちらにしても起動不良が発生したら、VGAチップをブローすると治るのは分かっているので心配はないが。

付属のドライブはコンボではなくスーパーマルチドライブに変更されており、これだけでも\3,000くらいの価値はある。さらに512MByteDDRメモリが2枚、CPUにPentium M745(Dothan 1.8GHz)、キーボードはほぼ新品のものが付いていた。FlexViewの液晶パネルも劣化や傷などなく大変良い状態。ACアダプター、バッテリー、HDDのカバー&ケース(結構入手しにくい)も付属と、今回入手したT42(2373-N4J)はかなりお得なものだった。

下半身のみのT42(2373-4BI)はケーブルガイドを部品取りし、システムボードは起動しないらしい(未検証)ので、修理を試みることに。
H22.11.21 T43のSVP解除(突破)
SVP有りで一時は修理を断念し部品取りしてしまったT43(1871-xxx)。パッとひらめいた方法があったので解除できないか実験してみた。

SVPの解除はグレーゾーンなので詳しくは書けないが、T43の場合は一般的な24RFxxに記憶されているのではなく、Super I/OのPC8394T-VJGに記憶されている。このチップはTPMというセキュリティチップの機能を持っているので、SVPの解除は不可能となっている。

たとえこのチップからEEPROMの内容を読みだしてもパスワードが特殊なので復号することができない。そこでパスワードを解析し解除するのではなく、画期的な方法でハード的に無効としSVPを突破する方法を見つけたのである。

無事SVPが解除でき、2台目のT43(1871-34Jと判明)も使えるようになった。

実験中に
0187:EAIA data access error
0191:System Security - Invalid remote Change requested
が表示されたときには壊してしまったかと思ったが。
TB62506FG
T43(2668-J3J)を修理するため、T43(1871-34J)から剥ぎ取ったTB62506FG。今回T43(1871-34J)を修理するにあたり、このチップをどこから確保するかが問題だった。

部品取り用のX31用システムボードにTB62501Fがあったので、TB62506FGの代わりにならないかと思い移植してみた。

結果、充放電も問題なく正常に動作しているので、完全にコンパチだと思われる。
H22.11.20 TheWorld Browser
IEコンポーネントを利用するタブブラウザである。http://www.ioage.comからダウンロードできるのは、Ver2.4.1.15までだが、中文版にはVer2.4.1.17がある。ダウンロード先→http://www.ioage.com/cn/download.htm

マルチランゲージ版があるので英語では使用できるが、日本語のパッチはVer2.4.1.15までしかない。差分パッチなので、バージョンが違うものは日本語化できないので、頑張って日本語版のLanguageファイルを作ってみた。
TheWorld Browser Ver2.1.4.17用日本語ファイル
このファイルを解凍しjpn.dllをTheWorld BrowserのLanguagesホルダに入れる。TheWorld Browserを起動し、View - Languagesを見ると日本語が増えているはずなので、それを選択し、再起動すると日本語化できる。
H22.11.17 ThinkPad T43その後
焼損したシステムボードを修理したT43(2668-J3J)。今も問題なく使用出来ている。修理は完璧と思ってもよさそうだ。

新たな問題が
15インチFlexViewの上半身を組み合わせたT41(2373-BHJ)に、ビデオチップハンダ割れと思われる表示不良が発生した。

パームレスト左側に下向きの力をかけると画面にノイズが入る。T41(2373-BHJ)入手時の不具合はインバータ不良だけだったので、システムボードには手を入れていなかった。

また分解してリフローする必要がありそうだ。
H22.11.15 こんな感じで



























































X40のHDDサイズに無事収まった
SATA-44AのSATAコネクタを外し、フラットケーブル(昔のSCSIケーブル!)をバラして接続し延長。KingstonのSSDコネクタは取り外さずそのまま使用したので、いつでも元に戻すことができる。

SATA-44AのIDEコネクタは今まで同様、一旦外して取付方法を変更。そうしないと、基板がパームレスト裏面に干渉する。

変換基板とSSDを合わせた厚みは約7mmと、1.8インチHDDと同じなので、X40用のケースが使える。仮組み立てなので、SSDにはショート防止のためのテープが貼ってある。このままでは脱着が簡単にできないので、プラ板でケースを製作する予定

追記
コネクタのピン長さ分出っ張っていることに気がついた(^^ゞ。さらに縮めないと1.8inchHDDと同じ大きさにならない。しかしこれが変換基板のクリスタルとSSDのICが干渉しないギリギリの範囲。これ以上縮めようとすると厚みが増えてしまう。
H22.11.14 ついにやった〜!(^^)!
約3週間前から試みていたT43(2668-J3J)の修理がついに完了した。元々液体をこぼしたためか、基盤が焼損してしまって電源が入らなかったもの。焼損箇所を修理し、焼けていたパターンを修復した結果、電源も入り使えるようになっていたのだがバッテリーの充電ができない不具合が残ってしまっていた。

あちこち調べたが断線箇所もなく行き詰ってしまったのだが、0200エラーの出るT43を譲ってもらったことで、正常なものとの抵抗値や電圧の比較ができるようになった。

TB62506FGが発熱していたので、このあたりが怪しいと当たりをつけて、抵抗値と電圧を測定した結果が以下の表である。

赤枠で囲んだ部分が異常値を示している部分。特に48pin、45pinの抵抗値が低く、ほぼショート状態である。36pinも電圧がぜんぜん出ていないので、抵抗値こそ正常だがショートしている可能性もある。

そこで、36pinを浮かし電圧を測定してみた。正常なほうは足を浮かしていても1.67V出るが、異常なほうは全く電圧が出ない。さらに足を浮かした状態で抵抗値を測定してみたところ、全く違う値を示すことがわかった。

電源を供給せず、足をパターンから浮かせた状態なので、抵抗値は全く同じにならないとおかしいはず。従ってこの結果はTB62506FGが壊れていることを示している。

代わりのものはジャンクのX31用システムボードから剥がせば良いと思っていたが、X31についているのはTB62501Fと若干型番が違うものであった。仕方ないので、パスワードジャンクのT43(1871-xxx)からTB62506FGを剥がして移植した。
張り替えたTB62506FG

抵抗値を測定して見たところ正常なものと全く同じになったので、パパッと仮組みしてバッテリーの充電ができるか確認。無事充電できるようになっていた。

これでやっとT43の修理が完了となった(現在、修理したT43でこのパソコン日記を更新中)。結局ジャンパ線は表側に1本、裏側に13本!、交換した部品は、チップヒューズ2個、抵抗1個とTB62506FGとなった(これ以外にも良否がわからなかったので、FETやチップコンデンサ、ダイオードなども外している)。

今回の修理でT4xシリーズの電源ONシーケンスがおおよそ分かってきた。ACアダプタから供給された電源(16V)がまず最初に、TB62501F(TB62506FG)の57pinに供給される。つづいて、51pinが0→3.3Vとなる。これで、TB62501Fが動作し始めて、25pinに15Vが出てくるようになる。TB62501Fが動作しないと、MAX1845などの電源チップが動作しないので、起動はしない。

最後に
T43(2668-72J)を譲って下さったR.Sさん、T43(1871-xxx)を譲って下さったS.Sさんありがとうございました。解析用の資料を色々送っていただいたK.Sさんすみません。パスワード付きのT43を部品取りにしてしまったので、解析はできなくなってしまいました。

いろいろ失敗談
TB62506FGを剥がす際にパターンを痛めてしまった
64pinもある足を剥がすのにはんだをべた盛りして剥がしたのだが、温度が高すぎて一緒にパターンもはげてしまった。移植用のTB62506FGはホットブローで剥がしたので無傷。最初からホットブローを使えばよかったと後悔(パターンは0.26mmのUEWで修復できたが)。

UEWで修復したパターンでも失敗
TB62506FGを移植し、パターンも修復したのだが電源ONしても画面が出なくなってしまった。BIOSも走っていないらしく、ビープ音すらしない。もともと充電不良はあったものの正常に起動していたので、移植の際にどこか他を壊してしまったかといろいろ調べたがなかなか原因がわからなかった。

実体顕微鏡で移植したチップをよく確認してみると、UEWで修復した箇所にはんだブリッジがあるのを発見。これを取り除くことで正常に立ち上がるようになった。

今回のような超細かいはんだ付け作業には実体顕微鏡がないと不可能だとつくづく感じた。

ちなみに今回移植したTB62506FGはLQFP64というパッケージで、足の幅はわずか0.2mm。ピッチ間は0.5mmで、足と足の間は0.3mmしかない。30倍の実体顕微鏡と0.3mmはんだのおかげで、無事移植が成功できたと思われる。
何でもある100均
シルク系の100均で見つけた
最近のスマートホンや、HybridZERO3に使用されているmicroUSBの充電ケーブル。一応Xperia用となっているが、USBコネクタ側の配線が足らないので充電はできないらしい。microUSB側の配線自体は全部あるようなので、USBコネクタを付け替えれば使えそう。

スマートホンを持っているわけではないので、現在は使う予定もないのだが、将来購入したときのことを考えてストック。

もう一つは巻き取り式のLANケーブル。出張先のホテルでLANを使うときに便利かなと思い購入。昔は高かったのだが、こんなものも100均で変える時代になったとは(iPod用の巻き取り式ケーブルも100均であった)。
H22.11.11 モアイのおじさん
小さいおっさんとか、小さなおじさん(都市伝説の妖精ではない)と呼ばれている、Kingstonの2.5インチSATA-SSD、SSDNow V Series SNV125-S2/30GBのことである。

NTT-X Storeで送料込み\5,980の激安で出ていたので購入。
SNV125-S2/30G
しかし、我が家には2.5インチSATAのノートパソコンは無い



































合体〜
SATA-44Aと合体





































実験用のX40に組み込み 無事認識できた(^^♪
SNV125-S2/30GBは2.5インチサイズのケースに入っているが、中身はかなり小さいものなのだ。これに変換名人のSATA-44Aを組み合わせれば、X40シリーズの1.8インチHDDの代わりになるのではないかと思い手に入れた次第。

ただ、5Vと書いてあったので、3.3V専用のX40で動作するか不安だったが、問題なく動作。WindowsXPをインストールして、起動してみたが滅茶苦茶速い。WindowsXPのピロは1回以下で、デスクトップが表示され操作できるようになるまでの時間はたったの25秒である。

ベンチマーク
RW 4Kが速い
RW 4Kが速いので動作はキビキビしている。30Gと容量は少ないが、この速さなら十分だ。

ただこのままでは、X40に収まらないので、SATA-44Aのコネクタを外し延長するか直結して、SSDが重なるように取り付ける必要がある。

SNV125-S2/30GBの中身について
このSSDは東芝のSGシリーズそのもの。ハーフスリムモジュールのTHNSNB030GMSJがそのまま使われている
http://www.semicon.toshiba.co.jp/product/ssd/lineup/sg.html
データシートが上記リンクからダウンロードできる。
H22.11.09 おわつた(・_・;)
0200エラーが出るT43。再三のリフローを行ったが直らない。最後に長めにしたところ立ち上がらなくなってしまった。

よくみるとICH6-Mチップの脇にハンダボールが。。。。リフローの時間が長すぎたため、ハンダボールがいくつか外れてしまったようだ。

残念ながら0200の出るT43は修理を断念。充電できないT43のほうをもう少し時間をかけて直すことにする。
H22.11.08 ThinkPad T43(2668-72J)修理完了???
0200エラーの原因はICH6-Mのハンダ剥がれであろうと断定し、このチップを重点的にリフローしてみた。再組み立てし、禁断の右パームレスト片手持ちを行ってみたが、エラーは発生しないようだ。

しばらく、この修理したT43をメインで使用し様子を見ることに。
H22.11.07 またまたThinkPadが増殖
T43(2668-72J)
先日、T43(1871-xxx)のSVP有システムボードを譲ってもらったばかりなのだが、今度は金沢のR.SさんからT43(2668-72J)の下半身を譲っていただいた。

こちらは起動時に、ERROR 0200: Failure Fixed Disk 7 が出るジャンク品である。同時にPentiumM760のCPUも譲っていただいたので、先だって修理したT43(2668-J3J)の動作チェックを行った。

焼損したパターンを修復したものだが、FSB533MHzのCPUがなかったので、FSB400MHzのPentiumMをつけて動作チェックしてみたところ、起動音もせず画面は表示されなかった(Banias、Dothanともダメ)。てっきり修理に失敗していると思っていたが、今回譲ってもらったM760を取り付けてみたところ、画面が表示されたではないか。

早速HDDを取り付けWindowsXPをインストール。この修理したT43をメインで使おうとセットアップを進めていたが、バッテリーの充電が全くできていないことに気がついた。

これは先月修理したT42(2373-7CI)と全く同じ症状である。早速、各部の電圧を測定してみたところ電圧の不具合が見つかった。しかし、今回はパターンも問題なく、ショートなどもしていない。丸1日調べてみたが、充電できない理由は今のところつかめていない(バッテリーでの運用は可能)。ただ、ACアダプタを挿すだけで、TB62501Fが触れなくなるほど発熱しているので原因はこのあたりにありそうだ。

T43(2668-J3J)を使うのはあきらめて、今回譲ってもらったT43(2668-72J)の修理に取り掛かる。Failure Fixed Disk 7 なんてエラーは聞いたことがないので、いつものようにネットで調べてみた。しかし、HDDの交換を勧める解決法ばかりである。

Disk 0ならHDD0がおかしいと思うのだが、Disk 7なんてドライブは存在しないのである。さらに、HDDを取り付けていなくてもエラーが発生するので、HDD不良ということは絶対にありえない。またこのエラーは発生後、強制的にBIOS画面へ誘導されるため、フロッピーや他のメディアからブートしてLinuxなどで確認することもできない。

焼損していると思われた箇所
システムボード裏側のメモリスロット付近に焼けた後を発見したので、”これだっ!”と思い、きれいに清掃してパターンを確認してみたが、ぜんぜん問題なかった。3時間ほど調べたが解決法が見当たらなかったので、一か八かでいつものリフローを実施。わくわくしながら組み立ててみたところ、さらに症状は悪化し、全く電源が入らなくなってしまったのだった。

テスターで電圧測定してみたが、どこが悪いのかわからず、チェック中に誤って5Vラインをショートさせてしまうはで散々。いったんはあきらめたのだが時間を置いて電源を入れてみたところ、何事もなかったようにCPUファンが回り画面が表示されたのである。

リフローの効果か、起動時の0200エラーも出なくなっており、WindowsXPをインストールしても問題ない。しかし、ちょっと持ち上げてみたところブルー画面が出て再起動されてしまった。
こんなエラーが出て落ちた

T4xシリーズは最終のT43でも強度不足のため、システムボード上のBGAチップのハンダ剥がれが発生するようである。どのチップが問題なのか特定し、もう少しリフローする必要がありそうだ。
→ICH6-M(FW82801FBM)がかなり発熱しているので、このチップが原因かも知れない。後日バラバラにして再度リフローを行う予定。
とりあえず組み立て

ベンチマークをT42と比較
T42 Pentium M745(1.8GHz、Dothan)、RADEON 7500
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
33543 106574 84206 67320 39829 75958 72
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy
31593 42748 10217 696 24932 31266 2295

T41p Pentium M745(1.8GHz、Dothan)、FIRE GL-T2
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
35208 107649 84612 67269 36289 69931 49
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy
53534 64754 12011 1525 27118 25240 3556

T43 Pentium M760(2.0GHz、Dothan)、RADEON X300
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
36736 119876 94332 75591 45502 89460 50
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy
35771 53562 3973 986 33246 22674 3230

X300はもっと速いかと思っていたが、RADEON7500と同程度。FIRE GL-T2のほうがはるかに速い。
間違った情報
ネット上で、T43にはT42までのSXGA+液晶が使えないという情報があるが、これは間違っている。今回入手したT43にT42のSXGA+液晶を取り付けてみたが何の問題もなく表示できている。

SXGA+液晶が使えないT43は廉価版の1871-xxxのみで、通常の2668-xxxシリーズには問題なく使える。
プリンタのインクがあっという間になくなる
今年初めに購入したCanonMP640。そんなに印刷していないのだが、すでに3回もインクを交換している。1回交換で約\4,500かかるので、今までに\15,000近くもインク代を支払っているのである。

写真入りの年賀状や暑中見舞いの印刷を大量に行っているならいざ知らず、そんなに枚数は印刷していないのにである。以前に使用していた、PIXUS950iなら300枚くらいは印刷できたが、MP640は100枚も印刷できない。

今までは純正のインクしか使ったことがなかったが、さすがにこんなインク代がかかるようでは困るので、互換インクに手を出した。しかし、互換インクでも5色セットで\2,500くらいするので、そんな安くなるわけではない。そこで、詰め替えインクを使ってみることにした。

だがここにも問題が。最近のプリンタは詰め替えインクが使えないようにするため、各カートリッジにICチップが埋め込まれている。そのため、インクがなくなったタンクに詰め替えインクを充填しても、インク切れのアラームが出たままになるのである。

このICチップの情報を書き換えなければ、いくらインクを詰め替えても無意味なので、ICチップの情報を書き換える方法をいろいろ探していた。

しかし、ネットに情報はみつからなかったため、AmazonでICリセッター付きの詰め替えインクを購入した。
ELECOMの詰め替えインクセットで、5回分のインクとICチップリセッターがセットになったもの。ためしに空になった純正カートリッジに、インクを充填しこのリセッターでリセットしてみたところ、無事満タンの表示となった。これで、インクのコスト的な心配はなくなった。

このリセッター、中身がどうなっているのか興味があったので分解してみた。
中にはICが一つついているだけで、あとはコンデンサや抵抗が少しあるシンプルなもの。ICにはMS56F8013と刻印があったので、データシートを探してみたところ、フリースケール社の56F8013というワンチップマイコンであることが判明。

どのようにプログラミングされているか不明なので、同じものを自作するのは難しそうである。
H22.11.02 ハムスターの嫌いな音?
ThinkPadのシステムボード修理中、エアダスターでほこりを飛ばしたあとに、”ガー”という音がすることがあった。リフローした直後に、この音がしたのでチップや基板が熱い状態でブローしたので、水分が蒸発するときの音かと思っていた。

最近になってこの音の発生源が判明。家で飼っているハムスターが怒っている音だったのだ。エアダスターやしゅぽしゅぽ、ヘアスプレーなどの”シュー”という音が嫌いなようで、この音がすると、激しく怒るのである。

普段はおとなしく、手にのせても噛んだりしないハムスターだが、このときばかりは口を大きく開けてめちゃくちゃ怒っている。まるでグレムリンの映画に出てくるギズモが変身したような怖さである。

ストレスがたまるので、ハムスターのいる場所では、エアーの音をさせないよう気をつけなければいけない。
H22.10.30 リカバリー復旧ディスク
このディスクで何をしているのか調べてみた。中には、DOSのツールが色々入っている。

主なもの
repair.exe /sptypeでリカバリー領域の有無?がわかる?
cleanmbr.exe MBRを削除する?cleanmbr /D1で2台目のHDDを操作できる。
fdisk32.com fdiskのFAT32版?fdisk 2 /mbrで2台目のHDDを操作できる。
bmgr.exe ブート領域にIBM特有メニューを書き込む。/Hでヘルプ表示

この中でbmgr.exeが一番重要な役割を果たしている。
bmgr /Fboot.bin /M2
これで、ブート領域にF11の操作を促すメッセージを書き込まれる。PEホルダとRRPCホルダ両方に同じ名前のものがあるが、PEホルダのほうが新しい。
ドライブが複数ある場合は/D0〜/D3で指定できる(何も入れなければ/D0が指定されたものとなる)。
間違って違うドライブに書き込んだ場合は、bmgr /Rで元に戻すことができる。

DtoD領域およびF11メニューが出るようにするには
cleanmbr /Dn /A /s・・・MBRを削除する。nはドライブ指定。0で一台目、1で二台目。(ここまででは何も起動できない)
fdisk32 n /MBR・・・MBRに標準のローダを書き込む。nはドライブ指定。1で一台目、2で二台目。(ここで、Windowsは起動できるようになる)
bmgr /Dn /FBOOT.BIN /M2 /HS /P12 /A1・・・・リカバリー領域をEISA構成(/P12)の不可視(/HS)に。/FでDtoD用のブートプログラムBOOT.BIN)を追加。/M2はIBM_SERVICEのタイプを示す。/A1で最初の領域からブートするように設定。(AccessIBMが有効になる)。

HDDが複数ある場合の指定方法が、cleanmbr、bmgrとfdisk32で異なるので注意。

わたしはこのツールをブート可能にしたUSBメモリに入れて使用している。USBメモリが起動ドライブになるため、内蔵のHDDはドライブ2となる。そのため、ドライブ指定方法を間違わないようにするため、ここにメモしておく。
T43(1871-XXX)用システムボード
当ホームページの読者であるS.S氏から、T43システムボードを無料にて譲っていただいた。

SVP有とのことであったが、とりあえずBaniasのCPUとDDR2メモリ、XGA液晶を装着して電源を入れてみた。しかし電源は入るが、画面が表示されない。試しにメモリを外してみたがエラー音も出ない。

どうもCPUが走っていない様子。T43シリーズでBaniasのCPUは走らないようだ。
FSB533MHzのCPUは持っていないので、オークションで捜索することに。

SVPはEEPROMを乗せかえれば良いと思っていたのだが、どこを探してもいつもの24RF08が見つからない。
そこで、ネットで調べてみると衝撃の事実が。T43シリーズはSVPのデータが24RF08ではなく、Super I/OのPC8394T-VJG(本体内部メモリスロットの下にある)に書き込まれているようだ。

さすがに100pinもあるSSOPを張り替えることはできないので、ROMライターで吸い出して解析するしかなさそう。しかし、ツールが24RF08と違うようなので、無理かも知れない。
PC8394T super I/O

その後・・・
K.Sさんから、T43のパスワード解析に役立つ情報や資料をいただいた。しかしSVPを読み出すハードがRS232C接続の専用なので、部品を集めて製作する必要がある。

とりあえず、今は焼損T43のシステムボード修理を片付けるのが先決である。
H22.10.29 DtoD領域の謎
T4xシリーズのDtoD領域をバックアップ、リストアする方法を調べてみた。色々な情報(方法)が見つかったがどれもはっきりしないので、自分で理解できるまで何回も、リカバリ、DtoDバックアップ、HDD消去、リストアの実験を行ってみた。

1.リカバリーCDを使用し空っぽのHDDにリカバリーを実施。リカバリー完了後、Windows上のディスクの管理画面で確認すると、DtoD領域はEISA構成のFAT32になっており、Windows上からはアクセスできない(IBM_SERVICEの領域にはドライブ番号もない状態)。
ディスクの管理画面

2.フリーソフトのEASEUS Todo Backupを使用し、DtoD領域のみをバックアップする。
Select partition and hard disk to backupの画面

バックアップしたDtoD領域はFAT32になっているので、Todo Backupでマウントすると中身を普通に見ることができる。

3.Todo BackupのブータブルCDを作成
Create Bootable Disk を選択

4.新しいHDDに取替え、ブータブルCDで起動してリストア作業を行う。Restored partition type はActiveを選択
Restored partition type
これでDtoD領域のリストアは完了だが、MBRが書き換わっていないのでAccessIBMを押してもリカバリー画面は出ない。

5.Lenovoのホームページから、リカバリー修復ディスケットをダウンロードし、FDを作成。このFDで起動し修復を行う。
※リカバリーリペアCDはなぜか正常に動作しないので、フロッピードライブが必須。

6.電源再投入で、何もしなくてもRescue and Recoveryの画面が表示される。これで無事DtoD領域が復活。

不思議なこと???
Todo BackupでリストアしたDtoD領域はFAT32の可視領域になっている。しかし、Rescue and Recoveryでリカバリー作業を行い、最後にWindowsが起動すると、自動的にDtoD領域がEISA構成の不可視領域に変わるのである。

また、DtoDからのリカバリー完了後、再度AccessIBMを押してRescue and Recoveryを出し、そのまま再起動し終了するとなんとDtoD領域がFAT32の可視領域になるのである(↓HDDを取り出し、USBで他のパソコンに接続して確認)。
IBM_SERVICEが普通のFAT32に変わっている

このHDDを元のT4xに戻し電源ONし、Windowsが立ち上がってしまうとEISAに戻ってしまうことから、リカバリーでインストールされるRescue and Recoveryのソフト(Ver1.00.0033)がFAT32をEISAに変換しているようだ。

まとめ
・DtoD領域はEISA構成の不可視にする必要はない。
・バックアップはフリーソフトのTodo Backupで十分。EISA領域がOtherとなっていてもバックアップできる
・バックアップしたDtoD領域を復元する際は、必ずプライマリ領域にしブート可にしておく。
・AccessIBMを押すと、何もしないでもRescue and Recoveryの画面が出るのが正常。F11を押す表示が出る場合はMBRがどこかおかしい(それでもF11を押せばリカバリー画面が出るが)。

さらに引き続き調査
なぜか動作しないリカバリーリペアCDの中身を調べ、修正を加える予定。
H22.10.28 超激安メモリ
オークションでノートパソコン用のDDR2メモリを激安にて入手
ELECOMのET667-N512Mで未開封の新品を、たったの\100!で落札。

DDR2は使えるパソコンが減ってきているので、暴落しているのだがそれでも\100は安すぎ。中身は昨年9月に購入したPrincetonのDDR2メモリと同じものと思われる8チップタイプ。このときは1個\250でも激安と思ったのだが、まさか\100まで下がるとは思わなかった。

DDR2のメモリは、T43やX41に使えるので、予備としてストック。
H22.10.26 最悪!
日帰り出張のお供に、SSD化したThinkPadX41を連れ出した。新幹線の中で使っていたとき突然ブルーバックに。再起動したが、Windowsがまったく起動しない状況になってしまった。

緊急用にいつも持ち歩いている緊急起動用のUSBメモリを挿し、PuppyLinuxでCドライブの中身を見たところ問題なく見ることができたので、デフラグソフトを走らせて見て再度Windowsを起動させてみたが同じである。

さらにこのUSBメモリにはWindowsXPのインストールができるような仕組みを入れてあるので、修復インストールを試みて見た。しかし、システムファイル途中で削除できないファイルがあったり、コピーできないファイルがあるということで中断してしまった。

ブートセクターが壊れたのかもと思い、USBメモリに入れてあったThinkPadのResucue and Recovery復旧ソフトを起動し、ブートセクタを書き換えてみた。

これが最悪で、間違ってUSBメモリのブートセクターを書き換えてしまい何もできなくなってしまった(ドライブ指定部分を書き換えるのを忘れていた為)。

行きの新幹線で動かなくなってしまったので、X41はただの重いお荷物となったのだった。

自宅に帰り、まずはUSBメモリのブートセクターを修正。grub4dosで書き込むことでOKに。

続いてブルーバックになり起動しなくなったWindowsXPの修復。WindowsXPの起動CDで修復インストールを試みたところあっさり修復完了。無事元の状態に戻った。

ブートできるUSBメモリのツールはあちこちに入れておいたほうがよさそうだ。

HDDカバー
15インチのT41にはHDDのカバーがなかった。応急的にR50用のものを切り貼りして使っていたが、T4x用のものが入手できたので取替え。
切り貼りして作ったもの 正規のもの(右側)と交換
H22.10.25 Resucue and Recovery
T4xシリーズにはHDDに領域が残っていればDtoDで工場出荷時に戻す機能がある。新品のHDDでも、リカバリーCDがあればDtoD領域を復元できるのでその手順を忘れないようココにメモ。

1.リカバリ起動ディスク挿入してCDからブート
2.Resucue and Recoveryの画面が出るので、出荷時コンテンツの復元を選択(リカバリCDの中身をDtoD領域へコピー)
※HDDにパーティションが切ってある場合は、ファイルとフォルダの復元画面が表示され復元するドライブを聞いてくるので、
1.ハードディスク全体、2.宛先を選択するでc:\ と設定し、終了を押す。

3.画面の指示に従い、Product Recoveryディスク1〜7を挿入(約1時間)
4.リカバリーディスクを抜いて再起動
5.またResucue and Recoveryの画面が出る
6.再度出荷時コンテンツの復元を選択(今度はHDDからリカバリ)
7.HDDにできたDtoD領域からリカバリー(約30分)
8.再起動
9.DOS画面でリカバリが継続。約2分で再起動
10.WindowsXPが起動、リカバリ続行
11.何度か再起動し、約45分で完了
12.最後にFAT32からNTFSへ変換して終了

リカバリー後のHDDのパーティションは

このようになっている(PuppyLinuxのGpartで確認)。fat32 lba(0xc)で4.86GのIBM_SERVICEがDtoD用の領域。この領域を他のHDDにコピーすれば、リカバリー時間が短縮できる(リカバリCDからの復元手順の1〜4が省略される)。

1.まずはWindows用フリーソフトの、EASEUS Todo Backupを使用し、fat32の領域だけをバックアップ。
2.Todo BackupのブートCDで立ち上げ、新しいHDDの最後に先ほどバックアップしたfat32領域をリカバリする。
3.これだけでOK。再起動で、自動的にRescue and Recoveryの画面が出る。

もし、Rescue and Recoveryの画面が出ない場合は、リカバリー修復ディスケットをLenovoのサイトからダウンロードし、FDを作成。このFDで起動し修復を行うことで、F11の画面が表示されRescue and Recoverの画面が出る。

→さらに詳しいDtoD領域の検証が、10/29の日記にあり。

春巻き
今日の晩御飯は春巻き。皮を買いにいったら10枚で\200もするので、皮から作ることに。

《皮の材料(12枚分)》
強力粉100g
水150cc
塩小さじ1/4

《作り方》
1.だまにならないように混ぜる。
2.フライパンに油を塗り、うすーく伸ばす(シリコンのブラシがあれば塗りやすい)。
3.弱火で30秒から1分くらい焼く。全体が白くなってくればOK。
以上。簡単

注意するのは穴が開かないようにすること。穴があると具を包んで揚げる際に中身が出て大変なことになる。
四角く焼いたほうが包みやすい 具の材料は省略 出来上がり
H22.10.23 T43(2668-J3J)の修理その2
悪戦苦闘中。思いのほか焼損のダメージが大きく、かなりパターンがやられている。5〜7層はある多層基板なので、中で焼けたパターンは外回りで修復するしかない。
仮のジャンパ線が山盛り 0.26mmのUEWも使用
裏側にはすでにジャンパ線が8本と、T42(2373-7CI)のときより手ごわい。ドッキングコネクタ付近のF9ヒューズが切れていたのを直し、やっとバッテリーの充電ができ、バッテリのみで電源が入るようになった。

しかし相変わらず画面は表示されないので、まだまだ断線箇所があるようだ。

その後、配線の一部をやり直しカプトンテープで固定したが、動作しないのは相変わらず。ビデオチップのブローもついでにやってみたが変化なし。

T42(2373-7CI)と同じで、電源ONで冷却ファンが回転するが画面には何も表示されない(バックライトも点灯しない)。正常なら電源ON後、約4秒でTB62506Fの16pinに3.3Vの電圧がかかるのだが、どちらも0Vのまま。ここに3.3Vがかかると、33pinに24V、27pinに3Vが出るようになり画面が表示される。

TB62506Fの16pinは入力で、RADEONのチップから信号をもらっているようなので、やはりビデオチップが原因なのかもしれない。

なお、T42(2373-7CI)のほうはメモリを外して電源をONするとエラー音がするが、T43(2668-J3J)のほうはエラー音が出ないので少し状況が異なる。
H22.10.22 ネットワーク接続
無線LANのカードをとっかえひっかえしていると、そのたびにネットワーク接続が増え
”ワイヤレス ネットワーク接続 6”
なんてことにもなってしまう。

いつも使う無線LANカードで接続する時は、”ワイヤレス ネットワーク 接続”となってほしいので、レジストリを変更。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Control\Network\{4D36E972-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}
の中を見て不要なキーを消し、常時使うもののConnection-Nameを変更すればOK。

WindowsXPの自動再生が利かない??
通常だと、CDを入れたり、リムーバブルメディアを装着したりすると、自動的にスキャンが始まり選択肢の画面がでるはずなのだが、いつの間にか何も起きなくなってしまった。

AutoRunを有効にする情報をネットで検索し、レジストリでNoDriveTypeAutoRunの設定値を変更してもダメ、TweekUIを入れてドライブの自動再生を有効にしてもダメ、とまったく変化しない。

1ヶ月くらい悩んでいたのだが、やっと原因が判明した。KB967715のパッチ適用時に、HonorAutorunSetting が追加されていたのが原因だった。

レジストリの位置
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\policies\Explorer\
ここに追加されたHonorAutorunSettingのキーが1になっていると自動再生がすべて禁止される。ただし、NoDriveTypeAutoRunのキーが無いと、0でも1でも自動再生は有効のまま変わらない。
H22.10.21 T43(2668-J3J)の修理その1
とりあえず、焼損箇所の修理から手をつけた
黒こげになっていた箇所を清掃し、焼損していたパターンをジャンパ線で復元。57pinの隣の56pinがGNDなので、このあたりに水をこぼしたりすると、ショートし焼損するようだ。

他にもあちこちのスルーホールが焼けていたので修復。さらに極小チップ抵抗(1005 100KΩ)が断線していたのを交換し、切れていた0.5AヒューズのF5を交換。
パターンを修復 1005の抵抗はさすがに小さい F5(0.5A)を交換
部品はすべて、ジャンクのX31用システムボードから調達。

試しに電源を入れてみたところ、冷却ファンは回転するようになった。しかし、CPUが走っていないようなので、まだ他にも断線箇所があるようだ。さらにバッテリーでの起動ができないので、切れているヒューズを探す必要がある。

現時点で出ている(確認できている)電圧

OFF ON
L7 0 0.9V
L2 0 0.9V
L19 0 1.05V
L11 1.8V 1.8V
L4 3.3V 3.3V
L3 5.1V 5.1V

MAX1901(U41)・・・・3Vと5Vを生成
MAX1993(U17)・・・・VIDEO用1.2Vを生成
MAX1540(U29)・・・・1.05V(CPUIO)と1.5Vを生成
ADP3205(U19)・・・・0.9V(CPUCORE)を生成
MAX1993(U7)・・・・1.8Vを生成
H22.10.20 あたらなThinkPadを入手
今度はT43である。いつものように起動しないジャンク品。
2668-J3Jの下半身のみ

基板をぱっとみた感じでは焼けているところもなさそうだったので、CPUとメモリを取り付けて電源を入れてみたが、冷却ファンすら回転しない。
電圧を数箇所測定してみたが、どうも16Vがあちこちで途切れている様子。ACアダプタ接続付近のヒューズを確認してみたところF5が切れているのを発見。やはり、16Vのラインがどこかでショートしたようだ。

PCカードスロットの下に貼ってある、白いシートをみたところ緑青が浮いているのに気がついた。シートをめくってみたところビンゴである。このシートの下にTB62501FGが取り付けられており、57pinの16V入力付近が黒こげになっているのが見つかった。
TB62501F→TB62506FG 57pin付近を拡大
T42(2373-7CI)のときもTB62501Fの57pinが焼損していたが、それよりは被害は少なそうである。時間を作ってボチボチ修理してみることに。
H22.10.19 ThinkPad T42(2373-7CI)修理リベンジ
パターンが焼損したジャンク品を修理し、しばらく動作していたがまた動作しなくなったT42。再度不具合箇所の検証を行ってみた。

パターンの焼損が他にないかチェックしてみたが、電圧がすべて正常に出ているので問題なさそう。正常のT4xと見比べながら、TB62501F付近の電圧をさらに細かく当たって確認していると、33pinと16pinの電圧が出ていないことに気がついた。

16pinは正常な場合、電源ON後5秒くらいで3Vになる。同様に33pinも5秒くらいで24Vとなる。あちこちを押さえながら電源を入れてみたところ、ビデオチップを押さえたときに電圧が出たのを確認。やはりビデオチップのハンダ剥がれが原因のようだ。

他のT4x同様、バーナーでブローを何度か試みたが一向に良くならない。テスターで16pinの電圧を当たっているだけで、ふと電圧がでる時もあり、どうもビデオチップが原因ではなさそうである。

数時間調べたがやっぱり直らないので、またまた放置である。

でも、今回の調査で収穫があった。ビデオチップの動作不良の場合は、下半身だけで電源ONし、電源OFFした際に”ピー”というビープ音が鳴らないことがわかった。今まではわざわざ上半身をつけてチェックしていたので、下半身だけで調べることができれば、作業効率がアップする。

またCPUが正常に動作しているかどうかも、メモリを外して電源ONしてみれば簡単にわかる。正常な場合は、メモリ不良のエラー音が出る(ビデオ不良でも音は出る)が、電圧不良などでCPUが動作していない場合は何も音が出ない。
H22.10.18 ThinkPadがいっぱい(@_@;)

今、かたちになっている(組み立ててある)Thinkpadを並べてみた。












































パズル?







































注)押収品ではありません








































パソコンショップではありません








































注)合成写真ではありません(^^♪

形になっているものだけで、27台もあった(会社にもX40が別に置いてある)。使わないけど修理しているうちにいっぱいになってしまった。(実際に使用しているのは7台ほど)

T2xやX30、A22eは処分、X31、X40シリーズは数を減らしたいのだが、オクで売ろうにもACアダプタやHDD、メモリが無いため\500〜\3000くらいにしかならない。出品するために、写真をとったり梱包したりする手間を考えると、使わないものは捨てていくのがベストか。

写真のThinkPadは一番後ろ左から
T23、T22、T22、T21、A22e
T41p、R50e(売却)、R40e、R40、R31
X30、X30、T42、T42、T41(売却)
X41、X41、X31、X31、X31、X31(売却)
s30、1124、240X、X40、X40、X40

T21、T22x2、T23、A22e、R31、R40e、R40、R50e、T41p、T41、T42x2、X30x2、X31x4、X40x3、X41x2、s30、1124、240X=合計27台!
(T4シリーズは4台しか組み立ててないが、ばらばらの状態で4台分、X40も2台分あるので、あと6台は組み立てできる)

本体がこれだけあると、周辺機器もたくさんあるわけで
ACアダプタは23個
バッテリーは約40個
メモリは約50枚
2.5インチ&1.8インチHDD(IDE)が約30個
miniPCI無線LANカード約15枚
ウルトラベイ2000のドライブが10台ほど、スリムベイが7台
ウルトラベースが4台
などなど
H22.10.17 修理したThinkPad T4xその後、その2
現在メインで使用中なのは、ビデオチップ(FIRE GL-T2)をリフローしたT41p(2373-GJJ)。9月18日に修理し約1ケ月になるが、動作にまったく問題はない。本当に修理できたようである。

引き続き使用し、不具合が発生しないか確認していく。
H22.10.13 FlexViewの実力
通常の液晶とFlexViewの視野角の違いを比較してみた。
14.1インチSAMSUNG LTN141P4-L02 15インチFlexView IDTech 150P3-L01
視野角の広さは一目瞭然。通常の液晶が上下方向に少しでも角度がつくと色が薄くなるのに対し、FlexViewは真上から見てもまったく変化しない。
H22.10.11 ThinkPad T4xシリーズを整理
何台も組み立てては分解を繰り返していたが、常用するものを2〜3台に絞り残りは分解することに。

RADEON9600のT42(2373-7CI)、FIRE GL-T2のT41p(2373-GJJ)、15インチのT41(2373-BHJ)の3台を組み立て、正常に動作するか確認してみたところ、T42(2373-7CI)が立ち上がらない。

あちこちが焼損していたのも修理したものだが、またどこかに不具合が発生した様子。各部の電圧を測定してみたところMAX1845の電圧がおかしかったので交換。電圧は正常になったが立ち上がらない。

半日調べたが不具合箇所が見つからないのでこのシステムボードは諦め、T42(2373-KJ1)のシステムボードと入れ替えて運用することに。

念のため、他の修理したT4xシリーズも確認したが問題なく動作。
H22.10.10 FlexView液晶の修理
バックライト不良で起動時に赤くなっていたが、とうとう点灯しなくなった。バックライトの寸法は長さ311mm直径2.2mm。今までにも何度か購入したことがある、YahooオークションのEC Directで入手。最近はバックライトの価格が暴落しており、たった\280で販売されている(昔は\1,500位した)。

事前に分解してあったので、バックライトが届き次第すぐ交換完了。点灯させてみたところ、ホコリが結構混入していたので再度分解し除去。

IDTechのFlexView液晶は分解が簡単で、バックライト交換も10分程度で完了する。

ここ数日間、毎日バックライト交換しているような気がする。飽きてきた。。。。。
H22.10.09 ジャンク液晶パネルの再生その2
バックライトが劣化し起動時に赤くなる、SXGA+(SAMSUNG LTN141P4-L02)液晶パネルに、液晶割れのXGA(LG LP141X14(A1))からバックライトを移植。

コの字ケースが少し歪んだので、真ん中付近に光もれがほんの少しだが発生してしまった。いづれにしても、表面にキーボードとの当たり傷があるので常用するつもりは無い。
H22.10.08 液晶パネルの修理
BOE HT14P12-100
縦線が入る14.1インチSXGA+液晶パネルを修理しようと試みた。液晶モジュール制御基板を実体顕微鏡で眺めてみたが、不良箇所は目視で確認できず。基板にあるテストポイントをテスターであちこち当たってみたが、不良箇所付近と正常表示している部分の差異はない。制御基板とパネルをつないでいるケーブルを押さえてみたが、縦線は消えない。

この液晶パネルを修理することは無理なようだ。
H22.10.07 増えすぎたT4xシリーズ
ジャンク品ばかりをオークションで落札して修理しているうちに、数がどんどん増えて何がなんだかわからなくなってしまったので、一覧表を作成。
機種 不具合 確認 修理箇所 現在の状況
T40(2373-66J) パスワード入力 SVP有 EEPROM張替え 動作問題なし。システムボード単体でストック
T40(2373-B2J) 画面が乱れる ビデオ、USB不良 ビデオ、ICH4-Mをリフロー 1週間使用し問題なし。
T41(2373-BJ3) 起動しない 冷却ファンは回転する MAX1845、FDS6986S交換 修理OKだが、その後使用していない
T41(2373-BJ5) 問題なし なし なし 下半身のみでストック
T41(2373-7FJ) 画面表示せず 薄っすらと見えている バックライト不良 バックライト交換→売却
T41(2373-BHJ) 画面が消える パネルを押すと点灯 インバータハンダ割れ修理 SXGA+パネルを抜き取り、放置
T41p(2373-GJJ) 起動しない ビデオチップ不良 ビデオチップをリフロー 問題なし。現在も継続使用中。
T42(2373-7CI) 起動しない パターン焼損 焼損箇所をジャンプ 一時は直っていたが、10/11再発。修理断念
T42(2373-J7J) SXGA+乱れる XGA表示は問題ない ビデオチップをリフロー 現在使用中。今のところ問題なし
T42(2374-KJ1) 起動しない チップ抵抗など欠落 欠落していた部品を取り付け 問題なく動作
いつの間にか、10台に増えていた(^_^;)

まともに購入したのは、T41(2373-BJ5)のみで、あとはすべてジャンク品。いろいろな不具合があったが、すべて修理完了し使用可能になった。→T42(2373-7CI)はその後、動作不良が再発。原因不明で修理は断念した。
H22.10.06 液晶パネルの修理
先日入手した液晶パネルを修理。SXGA+(SAMSUNG LTN141P4-L02)と、XGA(IDTech N141X7-L04)をそれぞれ2個1とした。

SAMSUNGのほうは、バックライト収納コの字金具がアクリル板を挟み込むタイプで、悪夢のR50e用と同じ構造。今回は慎重に作業し、コの字金具を広げたりすることもなく、そのままでうまくアクリル板を挟み込むように取り付けできた。

再組み立てし点灯テストしたが、液晶下部の光漏れもなく良好。

IDTechのほうは、周りの枠を先に外し液晶パネル側から順番にシートをはがしていかないと、バックライトを収納しているコの字金具が外せない。やっかいな構造で交換には3時間もかかってしまった。
IDTechの残骸 2枚修理完了!
バックライトはどちらも、長さ292mmで直径1.8mm。R40シリーズまでの14.1インチは2mmだったので、ちょっと細め。
14.1インチ液晶用インバータの種類
今回上半身を大量に入手したので、インバータもいっぱいになった。
インバータを拡大してみると、CP1〜CP12までのランドがあることに気がついた。同じFRUでもランドの半田ドロップ箇所がまちまちになっている。
FRU 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 備考
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IDTech IASX16S
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Samsung LTN141XA-L01
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Samsung LTN141P4-L02
XGAとSXGA+の液晶パネルに、いろいろ組み合わせてつけてみたが、どの組み合わせも問題なく表示できた。ランドの意味は不明である。

CP1〜CP6は206と表記された抵抗につながっているが、CP7〜CP12は違う抵抗値になっている。
CP7 CP8 CP9 CP10 CP11 CP12
68C 20C 736 65b 36b 94A
この表記では何Ωなのかさっぱりわからなかったが、調べてみるとE96系列という抵抗らしい。→リンク先

リンク先の情報を元に読み替えてみると
68C・・・499x100=49.9KΩ
20C・・・158x100=15.8KΩ
736(73bの間違い)・・・562x10=5.62KΩ
65b・・・464x10=4.64KΩ
36b・・・232x10=2.32KΩ
94A・・・931x1=931Ω

となる。

E96系列の100と10の位は、01から順番に数字を振ってあるだけので換算表がないと何Ωなのかわからない。
H22.10.05 ジャンク液晶てんこ盛り(^^♪
割れたりして使えない液晶パネルがついた上半身を11枚セットで落札。今日届いたので、どのような状態なのか確認してみた。
機種 種類 状態 INV BKL BT 規格 メーカ
1 ??? XGA 良好 N141X7-L04 IDTech
2 ??? SXGA+ 良好 赤い LTN141P4-L02 SAMSUNG
3 T40 XGA 割れ LP141X14(A1) LG
4 T40 XGA 良好 X LTN141XA-L01 SAMSUNG
5 T41 XGA 割れ N141X7-L04 IDTech
6 T41p SXGA+ 割れ LTN141P4-L02 SAMSUNG
7 T42 SXGA+ 縦線 HT14P12-100 BOE
8 T42 SXGA+ キズ 赤い LTN141P4-L02 SAMSUNG
9 T42 SXGA+ 割れ IASX16S IDTech
10 X40 XGA 良好

11 X31 XGA 良好

???はベゼル欠品のため機種が特定できない。INVはインバータの有無、BTはBluetoothアンテナ付。

T4xシリーズ用が9枚で、そのうち5枚がSXGA+用。液晶パネルが割れている(4枚)か、バックライトが切れている(2枚)か、どちらか一方の不具合があるものばかりである。2個1にすれば、何枚かは使える状態になるであろう。
→1と5、2と6、3と8を組み合わせて3枚再生。

X40用は実験機につけて試してみたが、5mmくらいの圧迫痕が薄くついているだけで、全然問題のないもの。
X31用は実験機がないのでテストせず。
上半身11枚! 派手に割れている


修理したT4xシリーズその後
現在、主に使用しているのは、
・焼損箇所を修復したT42(2373-7CI)
・ビデオチップ(RADEON FIRE GL-T2)をリフローしたT41p(2373-GJJ)
・USB不良と液晶表示不良で、ビデオチップとICH4-MチップをリフローしたT40(2373-B2J)

の3台。
不具合は再発しておらず、修理は成功したと考えてほぼ間違いなさそう。
H22.10.04 極細ハンダ入手
今までHAKKOの0.6φを使っていたが、やっと0.3φの極細ハンダを入手できた(HOZAN H-712)。これで、TSSOPパッケージのハンダ付が楽になる。

TSSOPパッケージのICはピッチ0.6mm、足の幅が0.3mm。0.6φだとブリッジする可能性が高かった。
HOZAN H-712 上から
0.3、0.6、1.2mm

T40(2373-B2J)その後
USB不良とビデオ不良をリフローで直したT40。現在もメインで使用中だが、不具合は再発していない。さらに使用を続けて見るつもり。
H22.10.02 USB不良のT40も直ったかも。。。
USBに接続したメモリやHDDが勝手に切断−接続といった動作を繰り返し、最後にはUSB2.0にもかかわらずUSB1.1で接続されてしまう不具合があったT40(2373-B2J)。ウルトラナビで操作していると不具合が発生しないので、ICH4-Mの不具合ではないと思っていたがチップを押すと切断される現象が発生。

ビデオチップ同様、ICH4-Mチップもハンダ剥がれが発生している可能性があると思い、バーナーであぶってみた。その結果、USBの不良は出なくなり正常になったように見えた。

T4xシリーズはシステムボード単体で良くても、すべての部品をつけてねじを締め付けると状況が変わるので、いったん正常な状態まで組み上げてテストを実施。

液晶パネルを開いた状態で、右パームレストを持って持ち上げる動作を行ってもUSBの不良は発生しない(システムボードに最も負担がかかる過酷な持ち方である)。

しばらく使ってみないと判らないが、これでOKならT4xシリーズの不具合のほとんどがリフローで直せることになる。

修理したT4xシリーズのその後
あちこち焼損していた箇所を修理した、RADEON9600のT42はその後も問題なく動作している。また、ビデオチップをリフローしたFIRE GL-T2のT41も全く問題なく動作している。

この2台は完全に直ったと思ってよいだろう。
H22.10.01 ジャンク部品格安入手
T4xシリーズのジャンク品を多数入手し、不足部品をそのたび探して組み立てているが、どうしても部品単位での入手は割高になってしまう。

安く見積もった場合のオークション相場は
システムボード(\2,000)、ボトムケース(\500)、512Mbyte DDRメモリ(\1,300)、PentiumM 1.6GHz(\500)、CPUファン(\1,000)、無線LANカード(\1,000)、HDDマウンタ(\800)、キーボード(\1,500)、液晶パネル上半身Assy(\2,000)、パームレスト(\1,000)、ACアダプタ(\800)

T41(2373-7FJ)
バラバラだと意外に高くなるので起動しないジャンク品一式を格安で入手し、部品取りする方法をいつもとっている。今回は”液晶画面は見えません”と記載されたT41(2373-7FJ)をわずか\1,000(それも即決)で入手。

届いたものはHDD(マウンタ欠品。カバーはあり)とCDドライブが欠品しているが、512Mbyteのメモリが内蔵されており、ACアダプタ(骨型)もついていた。外観はきれいでキーボードの文字消えもない。

そのままの状態で電源を入れてみたところ、画面が一瞬表示されて消えた。T4xシリーズによくあるビデオチップのハンダ割れかと思ったが、よく見ると画面は表示されているのである。”液晶画面が見えません”の意味は”起動しない”ではなく、”バックライトが切れていて見えない”という意味だったようだ。

部品取りのつもりで入手したのだが、バックライトを交換するだけで直ってしまう、つまらないジャンク品であった。
無線LAN大規模障害発生
我が家のネットワークはほとんどすべてが無線LANで構築されている。今年6月に障害が発生し、無線LANルータを新調したばかりだか、2日前くらいからまた障害が発生した。

無線LAN接続が異様に遅くなり、Googleの画面表示ですら数十秒かかるありさま。ルータにpingを打つと、2000msというとんでもない数値。また無線LANルータが壊れたのかと思い、分解してみたが電解コンデンサは小さなものが1つしかついておらず、問題なさそう。念のため修理し予備で所有していた無線LANルータと交換してみたがまったく同じ状態である。

近所の無線LANの電波干渉が原因かと思い、チャンネルをあちこち移動させたり、出力を絞ってみたりしたが一向に改善されない。ルータの故障かも知れない(修理したものも直っていないかも)と思ったので、今回障害が発生した無線LANルータを会社に持っていき、接続テストしてみた。

会社では速度低下もなく全く問題なし。ルータに対してのpingも1ms〜10ms程度。結局ルータは壊れていないことがわかった。

自宅に持ち帰り、そのままで接続してみた。するとやはりルータへのpingが異常に遅くなってしまった。何か電波干渉を引き起こす原因のものが自宅にありそうだと思い、無線LAN機器やコードレス電話、無線マウスなどを順番に切断してチェックすることに。

その前にSSIDを変更してみたところ、pingが正常になり速度低下が起きなくなった。また、気になっていたWirelessとLANポートのランプの激しい点滅がなくなった。SSIDを普段使っているものに戻すと、速度低下が起きる。

やっぱり自宅の無線LAN機器の何かが壊れて負荷となっているようだったので、ひとつずつ確認してみた。

調べた結果、今年1月に導入したプリンタのCanon MP640が原因だった。何かの拍子に無線LAN部分がおかしくなり、不要なパケットを送信し続けていた様子。パネルにあるWiFiのランプは点灯状態で異常はなかったので、これが原因とは思わずノーマークだった。

無線の設定を確認しようとしたが、画面が固まってしまい操作できない、電源も切れないといった状態になっていた。

MP640の電源を強制的に落とし入れ直すことで、2日間に渡り格闘した無線LAN障害は無事解決された。

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