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パソコン日記(独り言) 元に戻る

H22.09.26 またまたジャンクシステムボードを入手
T41(2373-BJ3)用の起動しないシステムボードのみを\500で入手(PentiumM 1.4GHzCPU付)。起動確認できるように液晶上半身やキーボードなどを取り付け電源を入れてみると、なるほどCPUファンは回転するが画面は表示されない。

いつものようにビデオチップのハンダ剥がれであろうと判断し、ビデオチップのあちこちを押さえながら電源を入れてみたが、画面表示される気配がない。エラー音すら出ないことから原因は他にありそう。基本に戻り各部の電圧を確認してみた。

TB62501F付近の電圧はすべて正常だったが、CPU付近の電圧で1.2Vのみが出ていないことが判明。この電圧を生成しているのは、MAX1845(U29)なので、このチップを中心に電圧を確認。



U29の4pin(V+)の16Vは供給されているが、22pin(VCC)の5Vが供給されていないことがわかった。21pin(VDD)の5Vは供給されているので、電源の問題ではない。テスターで、GND-22pin間の抵抗を測ってみると、起動OKのほうは5.4KΩ、起動NGのほうはたったの20Ωしかないので、MAX1845が内部で短絡しているのではないかと思い交換してみた(X31のジャンクから剥ぎ取り)。しかし電源投入で26pin、27pinに2.5Vも電圧が出るようになってしまった(1.2Vが正常)。
MAX1845を交換 FDS6986Sも交換

MAX1845の先につながっているFDS6986Sが怪しいと思い、テスターのダイオードレンジで測定してみたところ、2-5pin間がおかしい。FDS6986Sを交換することで、無事1.2Vが出るようになった(FDS6986SもX31から剥ぎ取り)。

部品を取り付けて起動してみたところ、画面の乱れもなく正常に立ち上り、無事修理は完了。
→2日間使用したが問題ないので、修理完了と見てよいだろう。

またまたT4xシリーズのシステムボードが増殖してしまった。σ(^◇^;)
H22.09.22 ジャンクT4xシステムボードその後
すべて電源が入り、BIOS画面が表示できるようになったが、実際に使用していないため、本当に直ったかどうか疑問。そこで、いったん元通りの形に組み立てて、ほかのT4xシリーズで使用しているHDDを取り付け、インターネットやホームページ更新などの作業を行ってみた。

T40(2373-B2J)・・・・電源ONで冷却ファンは回転するが、画面が出なかったもの。ビデオチップのハンダ剥がれが原因と思われたので、ビデオチップのリフローを実施。無事起動するようになったが、USBポートが突然1.1になる不具合が。USB2.0の機器を差して何もしなければ、ずっと2.0のままだが、キーボードをさわったり、トラックポイントの操作を行うと1.1になってしまう。

不思議なことにウルトラナビの操作では問題ない。ICH4-Mの不良ではなさそうなので、修理可能かどうか現在情報収集中。
→2010/10/02 ICH4-Mのハンダ剥がれが原因の可能性が大。ICH4-Mをリフローすることで現象が収まったので様子見中。
キーボードやトラックポインタを操作すると

T40(2373-66J)・・・・SVPが設定されていたもの。EEPROM交換にてSVP解除。動作は問題ないが、無印RADEONなので性能は今ひとつ。

T41p(2373-GJJ)・・・・T40(2373-B2J)同様、電源ONで冷却ファンは回転するが、画面が出なかったもの。こちらもビデオチップのハンダ剥がれが原因で、リフローにて正常動作するようになった。現在この記事を更新するのに使用中。RADEON9600相当のFIRE GL-T2なので、かなり高性能。
→2010/09/27現在問題なく動作中。さらに継続して様子見。

T42(2373-7CI)・・・・システムボードが焼損していたもの。かなりの時間をかけて回路を解析し、ひとつひとつ修復していった。無事すべて修復が完了し動作OKに。RADEON9600の15インチモデルだが、14.1インチモデルのSXGA+液晶上半身と合体させて使用する予定。
→2010/09/26 SXGA+の上半身を移植し使用開始。
H22.09.20 一難去ってまた一難
T42(2373-7CI)の修理が完了し、ACアダプタを接続して就寝。朝起きて再度立ち上げてみたが問題なし。”よしよし完璧に直ったぞ”と喜んだのもつかの間、バッテリーがまったく充電されていないことに気がついた(メイン、サブ両方とも)。

”電源が入らないのを直したのだから、充電不良なんて楽勝”と思い、せっかく組み上げたT42を再度バラバラにし、回路を調べ始めた。充電関係はADP3806で行っているので、正常なT42と電圧を見比べて、何箇所か電圧が異常値を示している箇所を見つけた。

周辺のFETやコンデンサ、抵抗などをチェックしたがどこが悪いのか検討がつかない。とりあえずX31のジャンク品からADP3806とFETを移植してみたが、相変わらずバッテリーの充電はできない。

さらに解析をしていると、ADP3806の2pin(SYS-)に接続されている2R2と記された抵抗が異常値を示しているのを発見。取り外して抵抗値を確認したところ、2R2は2.2Ωが正常なのだが、取り外したものは4kΩもあることが判明。この部品を交換すれば直るのではないかと期待。

しかし問題は、1608サイズの2.2Ω抵抗が見つかるかどうかである。ジャンクのX31、X30基板を調べたがついていなかった。さらにT20のジャンク品も確認したが無い。1608と大きめなのでひょっとしてと思い、570の基板を調べてみたところ見事見つけることができたのである。

1608サイズなので交換は簡単にでき、電源を入れてみたがバッテリーの充電はされなかった。落胆しながら、サブバッテリー側を確認してみたところ、こちら側は充電できるようになっていた。これなら修理のめどがつくので、メインバッテリーの充電回路のみを詳しく調べてみた。

結果はTB62501Fの40pinの断線箇所を先日修理したのだが、どうも他の端子とショートしていた様子。再度きれいにはんだ付けをやり直すことで、無事メインバッテリーの充電もできるようになったのである。

最終的に、裏側に5本、表側に2本のジャンパを通し、TB62501Fのパターンを3箇所修正した。さすがに顕微鏡を使用したはんだ付け作業を2日もやると疲れる。

これで本当に完全に直ったのだろうか。。。。。
→2010/09/27現在問題なく動作しているので、完全に直ったようだ。

独自に調べたADP3806の資料


組み合わせがぐちゃぐちゃ
T4xシリーズのシステムボードを修理したあとの動作確認のため、CPUやメモリ、液晶上半身を使いまわしているため、上下の組み合わせがぐちゃぐちゃになってきた。

システムボード
T40(Mobility RADEON)、T40(RADEON7500)、T41(RADEON7500)x2枚、T41p(RADEON FIRE GL-T2)、T42(RADEON7500)x2枚、T42(RADEON9600)
ジャンク品で仕入れたシステムボード4枚がすべて修理できたので、いっぱいになった。


上半身
XGA(1024x768)x2個。SXGA+(1400x1050)、SXGA+(1400x1050)15インチ

CPU
1.4GHz(Banias)、1.6GHz(Banias)、1.6GHz(Dothan)x2、1.8GHz(Dothan)、1.5GHz(Celeron)

今現在組み立ててある組み合わせ
T42(RADEON7500)+SXGA+1.8GHz(Dothan)
T42(RADEON9600)+XGA+1.6GHz(Banias)
T41(RADEON7500)+XGA+1.6GHz(Dothan)
T41(RADEON7500)+SXGA(15インチ)+1.6GHz(Dothan)


実験をするには上半身が不足している。またオークションで探そう。(^^ゞ
H22.09.18 T41pの修理完了!
4日間使い続けたが、まったく問題なし。リフローは成功したと見て良いだろう。
さらに表示不良だったT40(2373-B2J)もリフローにて復活。T41pの時は温度計がなかったので適当に加熱したが、今回は秋月電子通商で購入したマルチメータ(MAS838 \1,200!)を使用して温度を確認しながら作業を行った。

表側のビデオチップ付近に熱電対をカプトンテープで貼り付け、裏側からバーナーで加熱。温度は最高で170度までしか上がらなかったが、それでも表示不良は直った。

ただし、バーナーを使用しているので基板が若干焦げてしまうのが難点。一箇所にできるだけ集中しないよう、ムラなく加熱するのがポイントである。
T42(2373-7CI)も復活〜
基板の焼損箇所を修正したが復活せず、一時は修理を断念した2373-7CI。しかしあきらめきれずシステムボードをあちこちチェックしていると、CPUやMCH(855PM)に電気を供給しているラインも焼損しているのが見つかった。

このラインを修理することで、MCHの異常過熱は解消し、正常に画面が出るようになったのである。

RADEON9600チップのハンダ割れもなさそうで、画面に乱れなども生じない(その後、起動不良が発生。念のため加熱した)。ほかのT4シリーズから液晶パネルやHDDを移植し、使える状態に組み上げた。

しかし、運用開始してすぐバッテリーでの動作ができないことが判明。充電はできているのでヒューズ切れはなさそうである。またまたバラバラに分解し、回路を調べてみた。

バッテリー延長ケーブルを使って、ウルトラベイスリムの拡張バッテリー端子に接続してみると、こちらはバッテリーのみで運用できる。メインのバッテリー回路とどこが違っているのか調べていったところ、またまたパターンの焼損箇所を発見。

ジャンパー線を飛ばすことで、バッテリー運用も問題なくなった。

今、この記事は修理したT42(2373-7CI)で書いている。パターンがあちこち焼損したシステムボードの修理ができ、修理技術が向上した。
焼損していた箇所は このように修正
※写真では大きく見えるかも知れないが、TB62501FはTSSOPなので、足の幅はわずか0.2mmしかない(@_@)
表側に2本のジャンパ 裏側には5本のジャンパを

故障箇所を判断し修理した流れ

1.目視にてTB62501Fチップ付近の焼損を確認。実体顕微鏡にて拡大し、25、38、57pinのパターンが欠落しているのを確認
2.欠落しているパターンを修復し、ACアダプタをさした状態で各部の電圧を測定。1.5Vと1.8Vが生成されておらず、さらにICH4-M(FW82801DBF)が異常過熱している。
CPU付近の電圧 TB62501F付近の電圧

3.L9下のMAX1851に電源が供給されていないのを確認。4pinに16Vをジャンパすることで、1.5Vと1.8Vの電圧が正常になった。さらにICH4-Mの異常過熱も解消。電源ONで冷却ファンが回転するようになったが、新たにMCH(855PM)が異常過熱するようになってしまった。
4.TB62501Fで生成した15VがMCHとCPU付近に供給されていないのを確認。25pinとMCH右のコンデンサにジャンパ線を接続
5.これで修理完了と思い組み立てたが、メインバッテリーのみで電源ONしたところ一瞬ランプが点灯してすぐ消えてしまい、立ち上がらない(サブバッテリーは動作する)。TB62501Fの40pinが断線しているため、メインバッテリーのみ動作しないと判明。ICH4-M下のランドとジャンプ。これでもダメで、今度はH8マイコンの68pinが断線しているのを発見。こちらもジャンプすることで、無事バッテリー運用も可能となった。

と簡単に書いたが回路解析に約1週間(参考にしたthinkpad.comのforumサイト)。パターンの修復には実体顕微鏡とピンセットによる作業。0.2mmピッチの配線など高度な作業がてんこ盛りだった。

しかし、T4x系の回路を把握することができたので、少々調子が悪くなっても自分で修復できると思う。
H22.09.15 T41pのリフロー、ついに成功か?
先日再挑戦し今度こそと思っていたが、電源を何度か入り切りしているうちに画面が出なくなった。ビデオチップの右下を押すと”ピーピッピッ”のエラー音が発生する現象も再発し、結局は直っていなかった。

再度リフローを行うため、BGAチップを外したジャンクのシステムボードで加熱時間を確認。

表面のハンダボールにフラックスを塗って、今度は裏側から加熱。表からだと約5秒でハンダボールが溶け出したが、裏側からだとなかなか溶けない。30秒ほど加熱してると、フラックスが蒸発する煙が出始めた。その時にハンダボールが溶けて丸くなったのを確認。リフローの際は、フラックスの煙が出始めるまで加熱しないといけないようだ(フラックスはHAKKOの電気・電子部品用[001-01]を使用)。

画面表示不良のT41p用システムボードのRADEONチップと基板のあいだにフラックスを流し込み裏側からしばらく加熱してみた。約3分で煙が出たので加熱終了(加熱し過ぎてちょっと基板が変色したが)。

とりあえず仮組みして動作チェックしてみたところ画面表示は正常になった。すべての部品を組み付け、ネジも締めて再度動作確認してみたが問題なし。試しに、HDDをフォーマットしてシステムを再インストールしてみたがこちらも問題なく完了。液晶パネルを開いた状態で、パームトップの右側だけを持ってわざと歪ませるようにしてみたが電源が落ちることもない。

今度こそ本当に直ったかもしれない(と、期待してみる)。
やっと入手できた冷却ファン
冷却ファンが不足していて、実験が出来なかったのだが先日やっと入手。ただし、あまり見かけない形状の冷却ファン(ロング)で、あとで調べてみたら、T43の1871シリーズ用(26R8197)だった。ちょっと修正すればRADEONチップも冷却できるの問題なさそう(3DMark03のベンチマークテスト完走)。
H22.09.10 リフロー再挑戦
ジャンクのシステムボードを使って、RADEONチップがどのくらいの時間で剥がせるのかを確認。ホットエアーのブローではいつまでたっても剥がれないので、バーナーを使ってみた。

バーナーは温度が高いので基板がこげたり、チップが焼損する可能性が高くリスクが大きいが、どうせ使えないシステムボードなので、実験と思い気にせず加熱。炎の先端から基板までの距離を2cmくらいにして1分ほど加熱するだけで外すことができた。

外したBGAチップの基板側を実体顕微鏡で観察
ハンダボールはBGAチップ側で外れており、先端が少し潰れた状態。ハンダボールを元の形に戻すためにはどのくらい加熱すれば良いか実験。

フラックスを塗って、取り外し時と同様に基板から2cmほど離してバーナーで加熱。
約5秒で先端が丸くなりボール状の形になった。

この実験を踏まえて、表示不良のT41pのリフローに再々チャレンジ。
ずっと無洗浄フラックスを使って作業していたが、通常のフラックスのほうがなじみやすいので、今回は通常のフラックスを使用しリフロー。

実験時と同様、バーナーを使用。加熱はチップ側ではなく基板の裏側から約1分加熱行う(RADEON FIRE GL-T2チップは分厚い放熱プレートが付いているので、表面から加熱しても熱が逃げてしまうおそれがある)。加熱後、残留フラックスは塗装剥がしに使用していたIPAを使用し綺麗に洗浄。再組み立てし電源を入れてみたところ画面は表示されたので、バーナー加熱でチップは壊れなかったようだ。

冷却ファンがないので本格的にテストはできない(先日組み立てた、15インチのT41に使ってしまった)。

無洗浄フラックスについて
無洗浄フラックスは洗浄しなくても良いように、乾燥すると表面がコーティングされたようになるそうだ。樹脂のようなもので絶縁されてしまうので、今回のようなBGAチップのリフローには不向きかと思う。

通常のフラックスを使用し、リフロー後十分に洗浄したほうがよさそうだ。
H22.09.07 ビデオカードの修理
会社の同僚から動作不良のビデオカードを2枚もらってきた
SAPPHIRE X1600PRO WinFast A6600TD
どちらも今は貴重なDVI出力付きのAGPタイプ。動作しないということだったが、我が家のデスクトップに取り付けてみたところWinFastのほうは問題なく動作した(現在、長男のパソコンに装着しネットゲーム等で動作確認中)。

もう一台のSAPPHIREのほうは冷却FANは回転するが、画面表示は全くできない状態。コンデンサの不良があるかと目視してみたが問題はなさそう。いくつかのコンデンサは外してみて確認したが容量抜けはなかった。

さらによく観察してみると、裏側についているD414の刻印があるチップの表面がなんとなく焼けているように見えた。FETと思われるこのチップ、1-3ピン(G-S)が両方向とも導通ありになっている。さらに2-3(D-S)ピンも短絡しているので、交換すると直るかも知れない。

このチップのデータシートをネットで探してみたところ、ALPHA&OMEGA社のAOD414(N-CH FET)であることが判明。30Vで85Aのもので、代用できるものがないかジャンク基板から探してみるつもりである。

2010/09/15 追記
AOD414の足を基板から浮かした状態にしてチェックしてみたところ、短絡しているのはFETではなく基板側であることが判明。修理は難しそうなので放置。
H22.09.04 ThinkPad T41 15インチモデル完成
パームレストとキーボードを入手し、15インチのT41という実際には存在しなかった機種が完成。T41とT42の違いは微妙で、T42前期のタイプはT41との違いを見つけるのが難しい(後期モデルは指紋認証がついているので違う)。

部品は上記2個でOKと思っていたが、実際に作ってみるとモデムや無線LANの配線が通してあるケーブルガイドが異なっていることが判明。14.1インチ用をつけると、キーボード裏のトラックポインタ基板と干渉してしまう。部品の入手は困難なので、14.1インチ用を干渉しないように削って装着。

15インチ液晶ケーブルコネクタ部の取付金具も14.1用と違っていた。こちらも入手不可能なので、とりあえずパームレストのネジをゆるめに締めることで回避(締めこむとスペーサが無いので曲がってしまう)。

15インチのSXGA+なら文字も小さくならず見やすいかと思ったが、なんとなく小さく感じるのでアイコンのサイズを測ってみた。

マイコンピュータのアイコンサイズ
12.1インチXGA(X41)・・・・約7.8mm
15インチSXGA+(T41改)・・・・約7.2mm
14.1インチSXGA+(T42)・・・・約6.8mm

15インチのSXGA+でも12.1インチXGAより少し小さく表示されるようだ。→色々なサイズのドットピッチ比較
H22.09.01 ThinkPad T41 15インチモデルの製作
Flexview15インチSXGA+液晶上半身を活かすため、部品を集めて下半身を再生中。
システムボードが壊れたT42(2373-7CI)にT41(2373-BHJ)用を移植。HDDケースはカバーのみ14.1インチ用を流用し、延長金具を自作。不足しているキーボードとベゼル一体型のパームレストは14.1インチ用が使えないので、オークションで捜索中。

14.1インチのSXGA+は文字が少し小さく、老眼には見にくく感じる。15インチサイズなら、普段使用しているX41の12.1インチXGAとほぼ同じサイズなので、見やすいだろう。

15インチと14.1インチと流用できない部品
上半身(ケーブルも)、キーボード、ボトムケース、パームレスト、HDDケースの蓋、ウルトラベイスリムのケース、スピーカ、ビデオポート部分一式、ウルトラべイスリム用延長コネクタ
H22.08.30 BGAチップ、リフロー修理の真偽
T4xシリーズの液晶表示障害を直そうとして、リフローを行って見たがことごとく失敗。システムボードのみにしてリフローをすると、一見直ったかに見えるが、再度組み付けてしばらくすると症状が再発する。

システムボードのネジ止めを外した際に歪みが開放されて一時的に動作するようになり、直ったように見えるだけではないかと思う。リフローより強烈なバーナー(最高温度は1200度)でRADEONチップの上に載せたハンダが玉状になるまであぶってみたが、表示不良は直らなかった(それほどの温度をかけても焼けないRADEONチップのすごさにビックリ)。

荷重もかけてみたりしたが、一旦外れたBGAチップのはんだボールが再度くっつくとは思えない。

3枚のシステムボードを約2週間・数十回に渡りリフローしてみたが結局直らなかった。
H22.08.28
あまり見かけない蝶が自宅の木に止まっていたので撮影
ネットで調べてみたところ、ツマグロヒョウモンのメスらしい。
T4x用システムボード修理その後
2373-7CI用のマザー。1.8Vと1.5Vが生成されないのは、MAX1851(U51)の4ピンに供給されている16V電源ラインが焼けていたため。他のMAX1845(U29)の4ピンからジャンパを飛ばした
これで、1.8Vと1.5Vの電圧も出るようになり電源が入るようになった。ICH4-Mの発熱もなくなり、冷却ファンも回転するようになったが、画面は表示されない。

X31によくある故障と同じようだ。
H22.08.27 ジャンクマザー修理
T40(2373-B2J)
リフローでかなり良くなり、普段の使用に問題がない程度まで修復できたが、欲を出してさらにリフローしたところ画面が全く表示されなくなってしまった。RADEON7500チップが完全に焼けてしまったようだ。

T40(2373-66J)
スーパーバイザーパスワードが設定されていたが、安易にEEPROM交換で修理完了

T41p(2373-GJJ)
RADEON FIRE GL-T2チップをリフロー。画面表示は問題なくなったが、時々固まる現象が発生。CPU付近の330μFコンデンサ4個を交換したが、あまり変わらない。

T42(2373-7CI)
TB62501Fチップに供給されている16V電源ラインが焼損していた。ジャンパを飛ばしTB62501Fの電圧は正常になったが、1.5Vと1.8Vが生成されない。さらにICH4-Mチップがかなり発熱する不具合がある。
25、38、57ピンが焼損
H22.08.24 ジャンクマザーの検証完了
T40(2373-B2J)はRADEON7500チップのハンダ剥がれが原因で電源が入らない。先日まで修理を試みていたT42同様、右上角を押すと正常に電源が入る。同じ右角に爪を入れてチップを浮かすようにすると
チップのハンダ剥がれ
このように画面が乱れる。T42同様リフローを試してみる。

T40(2373-66J)はスーパーバイザーパスワードが設定されている。EEPROM移植で修理する予定。

T41p(2373-GJJ)もRADEONチップのハンダ剥がれが原因。2373-B2J同様、RADEONチップの右上角を押すと正常に動作する。こちらもリフローを試してみる。

T42(2373-7CI)は一番重症。TB62501Fチップ付近でショートし、パターンが3箇所なくなっている。しかし、RADEON9600チップ搭載の高性能タイプなので、何とか修理を試みることに。

おまけで付いていた、15インチSXGA+液晶。電源投入直後に少し赤みがかるだけで表示は問題なかった。バックライトが完全にダメになるまで、もうしばらくは使えそう。
SXGA+液晶
H22.08.23
4枚のジャンクマザー
ジャンクマザー大量入手
T4xシリーズのジャンクマザーセットを激安にて落札。
内訳は
T40(2373-B2J)・・・・RADEON7500。ボトムケース、モデム、BIOSバッテリ付き。W2Kモデル(プロダクトキー有り)。
T40(2373-66J)・・・・無印RADEON。マザーのみ。PCIスロット付近のTB62501Fチップ(U61)焼損?
T41p(2373-GJJ)・・・・FIRE GL-T2。PentiumM745(Dothan1.8G)付き。ボトムケースにXPのプロダクトキー有り。
T42(2373-7CI)・・・・RADEON9600。15インチモデル。SXGA+液晶付き。PCIスロット付近のTB62501Fチップ(U61)焼損

修理可能かどうか、ゆっくり検証していくことに。
H22.08.22 ThinkPadT42修理断念
液晶表示の障害を直そうと、何度も分解してはリフローしてみたが結局直らなかった。XGA表示なら全く問題ないので、予備として保管しておくことにしよう。
H22.08.15 ThinkPadT42 修理(途中飛んで5度目)
ジャンクT42のシステムボードが修理できたので、液晶表示不具合のシステムボードはどうでもよくなった。壊れても問題ないので、ハンダ割れを起こしていると思われるチップ右上コーナ部分に無洗浄フラックスを流し込み、ペンシル型ホットガンをくっつけて集中的に3分間加熱。
コーナを集中的に加熱
ちょっと匂いがするくらい加熱し、SXGA+液晶を組み込んで動作確認。荒療法が効いたのか、液晶表示不具合は発生しない。

今度こそ直ったか?
ハンダ割れ対策のためか、T42のBGAチップはコーナ部分に赤い接着剤が付いている。ハンダ割れが発生した場合は、これが逆に悪さをして、リフローを妨害している。

加熱すると通常はハンダが溶けてチップの重みでくっつくのだが、この接着剤があるために隙間があいたままになるようだ。加熱しながらある程度の荷重をかけないと、ハンダ割れを修復するのは難しそうだ。
H22.08.14 ThinkPadT42 修理(3度目)
液晶の表示不良がまたまた再発したが、頻度は少なっているので、リフローの効果は出ていると思う。不具合が発生している状態でビデオチップのあちこちを触ってみると、右上角をほんの少し押すだけで症状が収まることがわかった。
ピンポイントで、ここを集中的にリフロー。

これで直るか。
ジャンクT42を入手
起動不良ジャンクT42下半身を入手。修理して動作するようになれば、液晶表示不良が発生しているT42と入れ替えるつもり。
2374-KJ1の下半身

PCカードスロット部に破れが シールをめくってみると
PCカードスロットを外してみると、白いシートに破れている箇所が。シートをめくって見ると、足が激しく曲がったICを発見。さらにシートには基板からもぎ取られたチップコンデンサが張り付いていた。

さらに基板を観察すると、もう一箇所何か部品が外れたような場所を発見。正常なシステムボードと比べてみると、10KΩのチップ抵抗(1005)がなくなっていることがわかった。
→この抵抗はMAX1845の11pin(ON1)に接続されている。もう一度よく確認したら100KΩだったので、後日取り替え予定。

足の曲がったICは実体顕微鏡で見ながら修正し、取れてしまったコンデンサと合わせてハンダ付け。なくなっていた抵抗はX31のジャンクマザーから取り外して移植。
実体顕微鏡が無いと修理は不可能
電源を入れてみたところ問題なく起動した。

他にも不具合箇所があるかも知れないが、とりあえず液晶表示不良のT42のシステムボードと入れ替えてテスト運用開始。
H22.08.13 ThinkPadT42 表示不良再発
数日前にビデオチップをリフローして直ったかに見えたT42の表示不良が再発。といっても前ほど頻繁に発生するわけではなく、裏側のCPUファン付近を強く押したときだけ発生する(押すのをやめれば正常に戻る)。

再度分解し、ビデオチップをリフロー。ホットガンの先端を5mm程度まで近づけて約5分間行った。パームレスト片手持ちや、裏側を押して見たりしても表示不良は発生しない。

またしばらく様子見に。
H22.08.12 六甲山
不況で遠くに行くお金が無いので、近場の六甲山に出かけた

まずは阪急電車で六甲駅まで行き、そこから16系統の神戸市バス(\200)に乗り六甲ケーブル駅へ。ケーブル(\570)に乗り山上駅まで行き、六甲山上バスでオルゴールミュージアム(入場料\1,000)へ。

オルゴールの演奏を聞いた後、六甲山上バスで六甲ガーデンテラスへ行き昼食。昼食後、7月にできたばかりの六甲枝垂(\300)を見学し、徒歩で六甲カンツリーハウス(\600)へ。

またまた六甲山上バスに乗り今度は記念碑台まで行き、六甲摩耶スカイシャトルバスに乗り換えて終点の摩耶ロープウェー山上駅へ。日本三大夜景が見られる掬星台(きくせいだい)に寄り、ロープウェーとケーブル(\860)を使って麓に降りた。

神戸市バス18系統(\200)に乗り、阪急六甲へ行き、阪急電車で戻った。
六甲ケーブル オルゴールミュージアム

六甲枝垂。地下もあり涼しい 掬星台から神戸の街並みを見る

ケーブルやバスの料金をその都度支払っている結構な値段になるので、六甲まやエンジョイパスを購入して六甲山を回った。
阪急の駅サービスセンターで\1,900で販売されているこのカード。阪急全線と神戸市バス16&18系統、ケーブル、ロープウェー、山上のバス、を乗ることができるので割安でおすすめ。

摩耶ケーブルは来年で廃止になるらしいので、これで最初で最後かもしれない(六甲ケーブルは大丈夫)。
H22.08.11 ThinkPad T42 ビデオチップのハンダクラック修理
SXGA+の液晶パネルを取り付けると、画面にノイズが入るT42。搭載されているRADEON7500チップの上を押すと症状が収まることから、BGAチップのハンダ割れの可能性が大。

通常この不具合が発生した場合はシステムボードを交換するしかないのだが、BGAチップをリフローしハンダ割れを修復する動画が見つかった。

ダメもとで一度やってみるかと挑戦してみた。
そのまま暖めると、タッチパッドコネクタやCPUソケットのプラが溶けてしまうので、RADEONチップの周りを薄い鉄板でガードしペンシル型ブロー(コテライザーのようなもの)で約5分間加熱。

この程度で直るかあまり期待はしていなかったのだが、パームレストを片手で持ってわざとシステムボードが曲がるようにしても、画面にノイズは発生しなくなった。

しばらく使ってみないとなんとも言えないが、これで直ればラッキー。
H22.08.09 夏休み〜。ThinkPad増殖
2日前から夏休みになり、エアコンの分解清掃やフローリングのワックスがけなど、普段できないことを実施。

ついでに、T4xシリーズのSXGA+化を行なおうと探していたブツがオークションでやっと見つかり落札。
T41(2373-BHJ)

上半身のみでよかったのだが、中々見つからず結局落札したのは、Windows2000モデルのT41(2373-BHJ)まるごと。目的のSXGA+の液晶パネルは傷などなく良好。中を開けてみると、HDDはキャリーごと無かったが、512MByteのDDRメモリ、11bの無線LAN、標準バッテリがついていた。

CPUはBaniasのPentiumM 1.6GHz。外観の不具合は液晶トップカバーが少し割れているのと、裏側のカバーに深い傷が入っており、ゴム足がひとつない点。キーボードはALPS製と思われるFRU P/N 08K4987のものがついており、文字消えもなくテカリも少ないため十分使える。

不具合箇所は、時々消えるバックライト。パネルを開閉すると消えるとオークションの説明文に記載されていたが、確かに開閉すると消えてしまう。液晶パネルを分解し、ケーブルの挿し直しを行って見たが同じだった。

色々調べてみたところ、バックライトが点灯しているときに、液晶パネル下部のインジケータ付近を押すと、消えてしまうことが判明。インバータのハンダ割れてないかと思い、取り出してチェックしてみた。
見事当たりである。インバータコイル出力側の片側がハンダ割れを起こしており、黒ずんでいた(写真の手前側)。この箇所を再ハンダすることで、バックライトが消灯する不具合は解消した。

液晶パネルが正常に動作することがわかったので、このパネルをメインで使用しているT42(2373-J7J)へ移植。これでSXGA+化が完了と喜んだのもつかの間。液晶表示の障害が発生したのである。
ひどくなると文字が読めない
使いはじめてしばらくすると文字やアイコンに横線が入り、最後は画面がこのように横にぶれたようになる。起動時のThinkPadの画面やBIOSでも同様で、文字を判別することができないくらいひどい状態になる。

元のXGA液晶に戻すと、全く問題ないので当初は今回交換したSXGA+の液晶パネルに問題があるのかと思ったが、他のT41やT40に付けても同じような障害は発生しない。

やはりT42のシステムボードに不具合が生じているのではないかと、画面が出ている状態であちこち押してみたところ、T4xシリーズのウィークポイントであるビデオチップで画面表示が乱れていることが判明した。

ビデオチップの左側付近を押すと、画面の乱れが出たり出なかったりするのである。しかし不思議なことに、この症状はSXGA+の液晶を付けないと発生しないのである。XGA液晶で画面サイズをUXGAなどに設定しても発生しないのだ。

T42はXGA液晶に戻して運用するか、ビデオチップをリフローして修復を試みるか、悩んでいる。
H22.08.03 久しぶりのBトレ
京阪6000系&9000系
数年前にも発売されたが販売数が少量で入手できなかった、京阪のBトレ6000系&9000系。今回の再販がわかってすぐに予約し、無事手にすることができた。
H22.08.01 京都観光に行ってきた
大阪に住んでいながら一度も見たことのなかった金閣寺を見に行ってきた。
金閣寺
右側に観光客が一杯だったので、少し左から撮影したため、手前の松の木がかぶってしまった。初めて金閣寺を見たが、ピカピカで綺麗だった。

その後、銀閣寺も見に行った
銀閣寺
金閣寺に比べるとやっぱり地味。

電車とバスを利用して、京都市内をあちこち回った。市バスは一律\220円だが、\500で販売されている市バス専用一日乗車券カードを購入すれば、何回でも乗り降りできるので便利。

ただし、販売している箇所が少ないのがネック。基本的には市バスの営業所か、地下鉄の駅でしか販売していない。阪急電車を利用したので、四条烏丸まで行き、地下鉄烏丸駅でこのカードを購入した。

四条烏丸からは12系統の立命館大学行きのバスに乗り、金閣寺前で下車。その後、59系統で竜安寺前へ行き龍安寺を見学。また59系統で金閣寺前まで戻る。金閣寺道まで歩き、204系統で銀閣寺道まで行き、銀閣寺を見学。最後は、銀閣寺道から203系統で四条河原町まで戻って阪急電車で大阪へ戻った。

夕方のラッシュと当たり、銀閣寺道から四条河原町まで40分以上もかかってしまった。銀閣寺前から32系統のバスに乗って、市役所前経由で四条河原町へ戻ったほうが早かったかも知れない(203系統は、祇園から一番混雑する四条通を回るので)。

京都市内を回るにはバス系統の地図が必須。市バス専用一日乗車券カードの販売場所でもらえる。
H22.07.24 ThinkPadとハムスター
癒し
H22.07.18 地デジ化(リベンジ)
年頭に嫁さんの実家で地デジ化を行なおうとして断念したが、再度チャレンジ。

実家には元々アナログテレビが3台ある。メインは食卓で見ている13インチの液晶テレビなのだが、7月から上下に黒い帯が出てアナログの文字が表示されるようになった。そのため、画面がやたら小さくなってしまったのである。

16:9で製作された放送なら上下帯だけだが、未だ大多数を占める4:3の放送は左右もカットされてしまうので、実質は10インチ以下の画面となってしまう。
画面のイメージ
老眼で70才を過ぎるお年寄りがそんな小さい画面でまともに見れるはずもなく、結局19インチの地デジテレビを買うことになったのである(脅迫みたいな仕打ちだと私は思う)。

工事は私が行うこととなり、今日実家に行って作業を行ってきた。
まずは、アンテナの設置。もともとVHFのアンテナがあるので、それにUHFのアンテナを増設。UV混合器で混ぜて同軸ケーブルで室内に。
続いて各テレビへの配線。4分配器で信号を分け、1本目は今回購入した地デジテレビへそのまま接続。2本目はUV分波器を使って電波を分けて、アナログテレビへ接続。3本目はお正月に買ってあった地デジチューナを接続。4本目は地デジチューナを取り付けるテレビへ接続した。

これで3台あるテレビの内、2台は地デジ化完了。残り一台は来年の完全移行までアナログで視聴し、そのときが来れば地デジテレビへ買い替えることとなった。

地デジチューナを接続したアナログテレビで、地デジ放送を見るためには以下の操作が必要。
1。アナログテレビの入力をビデオに切り替える
2。地デジチューナの電源を入れる。
3。選局は地デジチューナ用のリモコン。音量はアナログテレビ用のリモコンで行う。

と、操作が煩雑なので、慣れるまで時間がかかりそうだ。
H22.07.16 apeboardスパム対策
娘がホームページに設置しているapeboardに、今週はじめからスパム書き込みが発生。スパム対策版のapeboard_plusを使用しているのだが効果がない。

ネットで対策方法を検索してみると、データファイルやcgiの名前を変更したり、データファイルのパーミッションを変更すれば良いという情報があったので、対策してみたがスパム書き込みはなくならない。

cgiを変更しようかとも思ったが、解析に時間がかかるのですぐに対応ができない。

スパムが書き込まれたデータを眺めていると、設定してあるapeboardから書き込んでいるのではなく、直接データファイルにスパムを書き込んでいるようだ。このようなスパムだと、cgiで禁止キーワードを設定しても意味がない。

何か対策方法がないか調べてみると、apeboardの設定ファイルであるboard.iniの中に
他のサイトからの書き込み禁止の設定
という項目があった

最初は何のことで、どう設定するのか良くわからなかったが、要するに正規の書き込み以外は禁止するというもの。ここで設定した書き込み用のスキンや、cgiを経由していない書き込みを禁止する設定である。

この設定を有効にすることで、毎日あったスパム書き込みは全くなくなった。

共有ホルダのアクセス権設定
20台以上のノートパソコンをサーバ接続し、共有ホルダへのアクセス権を個別に設定しているが、新しいパソコンが増えるたびに1個1個設定するのが面倒になってきた。

コマンドライン一発で変更できないか調べてみたところ、Windowsリソースキットに含まれるSubInAclを使えばできそうだったので、MicroSoftのサイトからダウンロードしインストール。

いろいろなコマンドがあるが、簡単に設定できたのでここにメモ
1.特定ユーザに対し、共有ホルダのアクセス権をフルコントロールで設定
subinacl.exe /share \\server\k /grant=T42
この例の場合は、serverという名前のパソコンの共有名kに、ユーザT42のアクセス許可フルコントロールを与える

アクセス許可をフルコントロールではなく変更のみにしたい場合は、/grant=T42=cと記述。同様に読み取りのみ許可する場合は、=rと記述する。省略時は、=fのフルコントロールとなる。

2.アクセス許可を取り消す
subinacl.exe /share \\server\k /revoke=T42

3.拒否
subinacl.exe /share \\server\k /deny=T42
H22.07.15 IBM ThinkPad IBM Integrated Bluetooth II ソフトウェア
T42にBlueTooth/56kモデムカードを装着したのだが、ドライバーインストールに苦労したのでメモ

装着したのはFRN P/N 91P7297(BMDC200)。Fn+F5でBluetoothをonにするだけで、WindowsXP SP3の標準スタックがインストールされ使えるようになったが、IBM純正のソフトを使いたく思い、IBM ThinkPad IBM Integrated Bluetooth II ソフトウェアをダウンロードしてインストール。

すると、タスクトレイにMicrosoftの中が白いBluetoothアイコンと赤いアイコンの2つが出現。赤いほうをクリックしてもBluetoothデバイスが見つかりませんとなる。デスクトップにできたMy Bluetooth Placesも無反応である。

IBMのほうのソフトを認識させるには下記の手順が必要
1.デバイスマネージャで、Bluetooth Radiosを選択
2.IBM integrated Bluetoothのプロパティを表示(Microsoft Bluetooth emulatorはそのまま)
3.ドライバーの更新で、”検索しないでインストールするドライバを選択”
4.IBM Integrated Bluetooth IIが2つ表示されているので、”このドライバはデジタル署名されていません”のほうを選択
5.自動的に、IBMのソフトがインストールされていく
6.Microsoft Bluetooth emulatorは自動的に消え(タスクトレイのアイコンも消える)、デバイスがBluetooth RadiosからBluetooth Devicesに変わる

以上

BMDC200は予想通り、A2DPに非対応。ヘッドセットのプロファイルで接続はできるが、音質が電話なみなので音楽を聞く用途には使えない。
H22.07.11 マスタブラウザ
久しぶりにマスタブラウザ問題で引っかかったので、ここにメモ

WindowsXPをクリーンインストールしたT41をネットワーク上にあるデータサーバに接続しようとしたが、”xxxxが見つかりません”のメッセージが出て接続できない。しかしpingを打ってみると返ってくるので、接続は問題ない様子。

マイネットワークで”ワークグループのコンピュータを表示する”をクリックすると、”xxxxxにアクセスできません。このネットワークリソースを使用するアクセス許可がない可能性があります。アクセス許可があるかどうかこのサーバーの管理者に問い合わせください。ネットワークパスが見つかりません。”とワケの分からないメッセージが表示されるだけ。

コマンドプロンプトでnet viewを打っても、システム エラー 6118 が発生しました。このワークグループのサーバー一覧を現在、利用できません。”というエラーが発生し、ネットワークコンピュータが全く参照できない。

試しにメインで使っているX41でネットワークコンピュータを参照してみたが、全く同様でアクセスできなくなってしまった。\\でネットワークコンピュータ名を直接入力するとアクセスできる奇妙な現象。

悩むこと数時間でやっと解決。今まで幾度となく悩まされたマスタブラウザ問題が再発していた。T4xシリーズやR50eを新規インストールでセットアップした際に、レジストリのMaintainServerListNoにせずネットワークに接続していた。

このことで、いつの間にかマスタブラウザが移動し、常時電源が入っているデータサーバ以外にもマスタブラウザが存在することになっていたようだ。

この情報はルータに記録されてしまうので、パソコンをいくら再起動しても一定の時間が過ぎない限り解消されないのである。

ルータ再起動にて、この一連の問題は一発で解決した。

マスタブラウザ問題はipconfigでは判らず、net viewを打って始めて分かる。ネットワークコンピュータの一覧が表示できないときは、まずnet viewを打ってみるのが早い解決方法になる。
H22.07.08 ゆうパック
遅延なく無事届いた。新東京支店での混乱が収束したのは本当のようだ。

で届いた荷物は





































コンデンサ山盛り!(^o^)

内訳は
メーカ 耐圧 容量 個数









メーカ 耐圧 容量 個数









メーカ 耐圧 容量 個数
SANYO 16V 1800μF 9 nichicon 10V 3300μF 2 松下M 6.3V 2200μF 11
16V 1500μF 14 16V 2200μF 2 16V 1000μF 4
6.3V 1500μF 4 6.3V 2200μF 7 ケミコンKZE 6.3V 1500μF 14
6.3V 1000μF 1 6.3V 1800μF 9 16V 1200μF 13
OST 6.3V 3300μF 11 6.3V 1500μF 3 G-LUXCON 6.3V 1500μF 4
16V 1500μF 8 6.3V 1000μF 6 F 2.5V 820μF 4
Rubycon 16V 1800μF 6 25V 330μF 3 GSC 16V 470μF 7
ケミコンLXZ 10V 3300μF 2 ケミコンKZG 6.3V 3300μF 7 GL 10V 220μF 4
OST
RLS
16V 1500μF 1 6.3V 1800μF 1 SANYO
OSCON
4V 510μF 8
全部で約150個。三流メーカ品も混じっているが、そこそこ使えそうなもの多数ある。

これで、マザーボードのコンデンサーにはしばらく困らないだろう。
H22.07.07 ゆうパックの配達遅延
オクで落札した品物がレターパックで北海道から発送されたが、追跡画面を確認すると
状態
発生日
状態 詳細 取扱店名 県名等
郵便番号
7月6日
13:56
引受
北斗北郵便局 北海道
041-1299
7月7日
15:04
通過
新東京支店 東京都
137-8799
( ゜_゜;)
一日に何回も通過し抜け出せないという噂の新東京支店に入っているではないか。

いつになったら届くのだろうか。
H22.07.06 ThinkPad T42
部品取り用にと思い、久しぶりに中古通販のBe-Stockからジャンク品のT42(2373-J7J)を購入した。

Be-Stockのジャンク品は写真が無く、どんな状態のものなのかは届くまで判らない。

本体の仕様は
CPU / メモリ Pentium M 725 (1.6GHz) / -
HDD/FD/ドライブ 40GB/ -/ -
ディスプレイ 14.1V型TFT / XGA
画面が若干暗い,全体に浅い大きな擦傷あり。LCDベゼル左中に深い小さな切傷あり。トップカバー左上に浅い大きな擦傷あり。右側面ビデオポートのネジ不良。左ヒンジ部大きく破損、そのため開閉も不安定でトップカバーも正常に固定できない

と書かれているだけ。この説明文から判断し、無線LANカードやキーボード、CPU、HDD、バッテリーが取れれば十分かと思い購入した次第(総額\5,250也)。

しかし届いたものは













































ばーん( ̄□ ̄;)!!
こんな状態だった。

キーボードはついてないし、無線LANカードもない。モデムカード、さらにはCMOSバッテリーまで抜き取られている。裏返すと、メモリスロットカバーやバッテリー、ゴム足までが。。。無い

おもいっきりのジャンク品。部品をここまで剥ぎとっているのなら説明文に一言書いておくべきだと思うのだが。。。買ってしまったものは仕方ないので、とりあえず使えるものがどのくらいあるのか検証を行う。

動作テストを行うために必要なキーボードとCMOSバッテリー、OSの入ったHDDをT41から拝借し電源を入れてみたところ、何の問題もなく画面が表示された。

説明文には液晶画面が若干暗いとあったが全然気にならないし、表面のキズやムラもなく良好である(LG PHILIPS LP141X14)。またT4xシリーズ特有のビデオチップハンダ割れによる表示不良や、USBポートが1.1に認識される不具合もなく、システムボード自身の問題はなさそう。これだけでも\4,000くらいの価値はあるので十分元は取れたか。

システムボードにはDothanコアのPentiumM 725(1.60GHz)がついており、これも\1,500くらいの価値がある(つい先日オークションで買ったばかり)。

HDDは東芝のMK4026GAX(5400rpm)の40Gbyteがついていたが、外観がこんな状態だったのであまり期待してなかった。しかし、ベンチマークテストで検査してみたところ、異音や不良セクタなどの不具合もなく問題なく使用できるものであった。

外観は指紋認証がついたパームレストも問題なく使用でき、ピーチスキン仕上げの液晶パネルカバーのキズも少ない。不具合な点は液晶パネルの左ヒンジが折れているぐらい(これは説明文に記載があった)。

意外と使えそうだったので、T41から部品を移植しこちらをメインで使えるように仕上げた。

またまたオークションでキーボード、液晶パネルのヒンジ、モデムカードを捜索することになる(で、さらにThinkPadが増殖してしまう魔のスパイラルに)。

後日、不足部品がすべて揃い、無事使用できる状態まで復元
キーボードがなかなか見つからなかったのだが、メールで連絡をもらったo.n氏から安価で譲って頂き復活。
T42復活
H22.07.05 SH-07BフルHD動画
テスト撮影してみたが、本体にはたったの9秒しか保存できない。HDMIのケーブル(GC-FM1用のminiHDMIよりさらに小さいmicroHDMI)がないので、一旦microSDに移動しパソコンに転送して再生。

PRIVATE\DOCOMO\MMFILEのホルダに入っており、拡張子は3gp。9秒で約9.6MByteのサイズになっていた。

GOMプレーヤで確認した再生情報
*** DIRECTSHOW FILTER LIST ***
1. Default DirectSound Device
2. Video Renderer
3. Gretech Audio
4. Overlay Mixer
5. CoreAAC Audio Decoder
6. Gretech Video
7. Gretech MP4 Source

*** VIDEO INFO ***
Input Type : AVC1(GVC)
Input Size : 1920 x 1080
Output Type : YUY2
Output Size : 1920 x 1080
FrameRate(Frame/sec) : 0.00 (26.84)

*** AUDIO INFO ***
SampleRate(Sample/sec) : 32000
BitRate(Bit/sample) : 16
Channels : 2
KBitRate(KBit/sec) : 512


真空波動研で確認した情報
1920x1080 フルHD
映像ビットレートは10Mとそこそこあるが、音声が16Kなので音質はかなり悪い。

PentiumM 1.6GHzのThinkPadX41で再生してみたが、CPUパワーが足らないので音声がとぎれとぎれになる。

GC-FM1のAVCデータ同様、DVDforgerを使ってDVDを作成することができる。フルHDではなくなるが、手軽にDVDプレーヤで再生ができるのでそれも有りかと。

後日、娘が使っていて気がついたのだが、フルHDで撮影した動画データが、このSH-07B自身でリサイズできるのである。パソコンを使った場合でも結構時間のかかるリサイズだが、携帯電話でできるとは凄い時代になったものだ。
H22.07.04 docomo PRIME SH-07B
SHARP SH-07Bを購入した。といっても、私のではなく娘の携帯。

私は最近自分の携帯を使うことが少なくなってきたのであまり必要性がないが、娘は高校生になってからメールの頻度が急激に増え、使っている時間も多くなった。約2年前に購入したP905iを使用していたが、最近フリーズしたり、電源が切れたりする不具合が発生。修理するくらいなら最新機種を買ったほうが良いのでは言うことで、今回SH-07Bに機種変更となった(シルバーモデル)。
私のSH906iと比較 開閉や着信で光るイルミ

最新機種なので、まあ色々な機能がついている。カメラもdocomoシリーズ唯一のCCDで1210万画素もあり十分。防水タイプなので雨に濡れても心配ない。

娘は写真を重要視していたので、室内撮りが綺麗なCCDタイプを選んだ。購入後テストで何枚も写真を撮っていたが、カメラ部分に関しては文句無いようだ(画質、オートフォーカスの速度etc)。

操作の緩慢さがあるという書き込みが気になったが、娘が使った印象では前のP905iとは比べ物にならないくらい速いということだ。

イルミは結構派手で、表側の縦に8つ並んだLEDが明るく流れるように光る。キーの照明もP905iのように白一色ではなく色々変更できる。

ワンセグも感度がアップし、表示もスムーズになり画面のサイズアップ(3.4インチ)とあわせて十分実用できるようになった。その反面、外観の大きさはかなり大きくなり、幅が52mmもある。P905iやSH906iが49mmだったので、持った感じでかなり大きく感じる。

SH-01B(2009年冬モデル)とのサイズ比較

サイズ 質量
SH-01B 110x50x14.7mm(最厚部19.9mm) 126g
SH-07B 113x52x17.1mm(最厚部21mm) 149g

マザーボードが爆発!
長男が使用しているLeadtek WinFast K7NCR18GMを使用した自作機の調子が悪くなっていた。WindowsXP起動中にリセットがかかり再起動したり、ネットゲームをしていると突然落ちたりしていた。

その状態でだましだまし使っていたが、長男が2階から飛び降りてきた










































”お父さん!、パソコンが爆発した( ゜_゜;)”

爆発音がして画面が急に消えたらしい。古いマザーボードを使っていればよくあること(長男はビクビクしていたが)なので、別にあせることもなく分解を始めた。

案の定、予想通りコンデンサの爆発である。このマザーは元々コンデンサ不良のものをたったの\100で落札し修理したもの。その時に使ったコンデンサも新品ではなく、古いマザーボードから剥ぎ取ったものだったので、寿命がきて爆発した様子。
中身が出ている

3300μF 6.3V(CHOYO 105℃)のものが1本ダメになっていたがストックが無いので、とりあえず2200μF 6.3V(85℃)を取り付けて応急修理。容量は少し足らないが無事動作するようになった。

容量が少ないのと、耐熱温度が85℃と低いので、正規のコンデンサを急遽手配。後日届き次第交換する予定。
H22.07.03 R50e液晶パネルの修理
アクリル板を破損し修理不能となったので、オークションでバックライト切れの液晶パネルを落札。しかし、バックライトを交換するには、またアクリル板を外さなければならない。

はめ込みの時に割ってしまっては元も子もないので修理方法を考える。バックライトが入っているコの字金具を少し広げて、アクリル板が簡単に入るようにすれば良いということで、30cmのスケールを溝に突っ込んで広げることに。

もともと2mm位の幅だったのを2.5mm位に広げることで、アクリル板が簡単に入るようになった。
組み立ての手順
アクリル板の両サイドには突起があり、樹脂フレームにハマるようになっている

アクリル板は必ず、コの字金具に喰い込むようにする。

ちゃんと入っていないと、下部からの光漏れが激しくなる。
バックライト収納部を先に
樹脂フレームに組み込む
アクリル板を組み込む

偏光板と液晶パネルの間に入ったホコリは目立つので、綺麗に清掃する

分解した際にホコリが付着しないように、アクリル板、偏光板(縦・横)+拡散板、液晶パネルの単位でキッチンペーパにくるんでいる。
偏光&拡散板を組み込み
金具で押さえる
液晶パネルを組み込む

液晶パネルは偏光板の上に乗っているだけなので、金属フレームを組み込まないと外れてしまう。

金属フレームを組んだ状態で、ネジなどは付けずにケーブルとインバータを接続して、ThinkPadにつけて点灯テストをする。問題なければ、ネジを取り付け、剥がしたシールなども元通りに戻して、液晶カバーに組み込む。

SAMSUNG LTN141XA-L01について
今回2枚の液晶パネルを分解したが、どちらも全く同じ箇所でバックライトが割れていた(赤い配線の方)。R40シリーズまでのバックライトに比べ一回り細めのものが使用されているので、耐久性に問題があるかもしれない。

また樹脂フレームも大変弱く、2台とも分解時には両端が割れてしまっていた。

しかし、この液晶パネルはR40シリーズのHYUNDAI HT14X14-101のようにアクリル板端面が黄変しないようなので、バックライト交換で元通りの色合いに戻るので良い。

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