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6.[建造物1次]
建造物1次図案葉書は、全部で3種類あります。
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国内・共産国用10ペニヒ葉書 |
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国内・共産国用10ペニヒ往復葉書往信部 |
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国内・共産国用10ペニヒ往復葉書返信部 |
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西ドイツ・外信用25ペニヒ葉書 |
1973年5月22日(火)と7月26日(木)に建造物図案の葉書が発行されました。東ドイツではそれまで一貫して葉書の印面に人物の図案を使用していましたが、ここで初めて人物以外の図案を採用したことになります。(なお、ウルブリヒトは1973年8月1日に死去しました。)このシリーズは9年間発行されましたが、特に葉書の変化は見られません。
西ドイツでは1974年から葉書に白紙を採用しましたが、東ドイツはまだ従来の着色紙を使用していました。着色紙を使用していたというよりは、漂白していない紙を使用していた、というのが正解かもしれません。この濃い色の紙は、まるで日焼けしたように見えるものまであります。
上の写真で、国内・共産国用10ペニヒ葉書は、同じ建造物シリーズの50ペニヒ切手を貼った速達便の使用例です。(左下に見える赤いものは、速達ラベルの一部です。)また、西ドイツ・外信用25ペニヒ葉書は、同じ建造物シリーズの30ペニヒ切手を貼ったアメリカ宛航空葉書の使用例です。
[ワンポイント]
どれも入手しやすいシリーズです。25ペニヒ葉書の西ドイツ宛は多いので、評価が低くなります。
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