目 次
ドイツ・ステーツ
ドイツ 1872
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ドイツ住民投票地区
ダンチヒ
メーメル
ザール
 概説
  ザール 1920-1935 概説
   SAARGEBIET加刷 1920
   第1次風景図案 1921
   第2次風景図案 1922-1926
   第3次風景図案 1927-1933
  ザールラント 1949-1956
  ザールブリュッケン 1957-1959
第二次世界大戦占領地区
地方発行
連合軍占領地区
西ドイツ
ベルリン
東ドイツ
統一後のドイツ

ザール 1920-1935 Saargebiet Saar

通貨単位:
1921年4月30日まで 1Mark(マルク)=100Pfennig(ペニヒ)
1921年5月1日から
1935年2月28日まで
1Franc(フラン)=100Centimes(サンチーム)

[概説]
 ザール地方は、一口にドイツといっても、ドイツ帝国とバイエルン王国の領地に分かれていたため、フランスによる占領後もそれぞれの地域でドイツとバイエルンの切手と葉書が使用されていました。ザール専用の加刷切手は、1920年1月30日(金)に旧ドイツ帝国領で、3月1日(月)に旧バイエルン領でそれぞれ発行されましたが、加刷葉書はそれよりさらに遅れて4月の中旬頃と考えられています。なお、バイエルンの葉書にはザールの加刷が行われていません。
 葉書を図案別に分類すると、SAARGEBIET加刷と第1次から第3次までの風景図案に分かれます。なお、第○次という名称は便宜上付けたもので、一般的な名称ではありません。第1次風景図案には、ドイツ通貨単位とフランス通貨単位(加刷)の2種類があります。

[従来の無加刷葉書について]
 従来の無加刷葉書については、公式の有効期限は1920年3月31日(水)でしたが、実際は4月15日(木)まで使用が認められました。ところによっては、6月末まで使用されたことが知られています。このため、無加刷葉書の使用例は、1.加刷切手発行前、2.加刷切手発行後加刷葉書発行前、3.加刷葉書発行後 の3つの時期に分けることができます。1はフォアランナー、2は狭義のフォアランナーとして扱われます。

 これらの詳細な解説や他の図版は、別のページになっておりますので、下記の分類名の文字、または画像をクリックしてください。

分類 発行年 図版(一例)
SAARGEBIET加刷 1920年
第1次風景図案 1921年
第2次風景図案 1921年〜1926年
第3次風景図案 1927年〜1933年

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