海外の鍾乳洞などでは特に「写真撮影禁止」の場所に多く出くわしますが、撮影禁止の一番の理由は、
@フラッシュの光に含まれる紫外線成分が鍾乳石を痛めるというものです。 この理由によればフラッシュを炊かなければ良いのではということになり、有名なポストイナ鍾乳洞でも長年続いた「写真撮影禁止」が、2015年からは「フラッシュ禁止」に変更となりました。
Aその他の理由としては、竜ヶ岩洞 - 鳳凰の間のように「混雑緩和」のため撮影禁止というのがあります。 洞内の狭い通路で立ち止まって写真を撮られると後ろの人が通れないというものや、
B「観光事業」のためというものも。 こちらは、見たいと思っていたいた人が写真を見て満足して足を運んでくれなくなってしまうことを危惧したり、絵葉書などのグッズの売り上げが落ちないようにとの考えがあるようです。
C宗教施設としての鍾乳洞は国内に多々ありますが、多くの場合、写真撮影禁止以前に、注連縄などで結界が張られ立ち入り禁止になっています。 橋立鍾乳洞の場合が宗教的な理由なのかはこちらでは把握していませんので、里芋を食べながら聞かれてみては如何でしょう。
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