三葉虫 |
カンブリア紀を代表する動物です。 骨格を持つ生物で、海に大発生しました。
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四放サンゴ |
オルドビス紀の浅海に生物が繁栄した時代に、四放サンゴが初めて出現しました。
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筆石 クサリサンゴ ハチノスサンゴ 石灰藻類 |
シルル紀の示準化石です。
層孔虫、四放サンゴ、床板サンゴ(クサリサンゴやハチノスサンゴなど)、
石灰藻類などによって、厚さ数百メートルの化石礁が構成されていた時代です。
礁周辺の浅海には、腕足類やウミユリも生息していました。
堆積した化石礁は、シルル系の石灰岩となって世界的に分布しています。
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ウミユリ |
デボン紀から
石炭紀かけて発展した棘皮(きょくひ)動物です。
オルドビス紀に出現し、現在も少し深い海にウミユリの仲間が生息しています。
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フズリナ |
石炭紀から
ペルム紀までの約1億年の間に発生し絶滅した有孔虫(単細胞動物)の仲間で複雑な構造の殻を作ります。
世界各地の熱帯から亜熱帯の浅海で発展し、
石灰岩の中から たくさん見つかる化石の一つで大変重要な示準化石です。
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放散虫 |
ペルム紀後半に
特有な形態を持つグループが栄え、
ペルム紀の細かな時代区分を可能とした海洋に棲む単細胞の動物プランクトンです。
数10〜数100μmの珪酸質の殻を持ち、
カンブリア紀から現在まで五億年以上も浮遊生活を続けています。
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コノドント |
三畳紀の終り頃絶滅した生物の、
歯のような形をした化石ですが、カンブリア後期から生息していたこと以外、
この化石がどんな生物のどの部分なのか、まだはっきりしていません。
従来の日本列島の地史を大きく塗り替えた重要な化石です。
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アンモナイト |
中生代を代表する生物で、
渦巻きと縫合線と呼ばれるシワが特徴のタコやイカに近い軟体動物の仲間です。
デボン紀から知られており、白亜紀末に滅びました。
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有孔虫 |
新生代古第三紀の浅海では貨幣石≠ニ呼ばれる大型有孔虫が繁栄しました。
エジプトのピラミッドは、貨幣石を含んだ始新世の石灰岩で造られています。
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