源三窟



塩原火山群の中に出来た奇跡の鍾乳洞。
洞長は40m程で、石筍,石柱も豊富とはいえませんが、 温泉場と言うこともあってか訪れる人は結構多くいます。
以下のような伝承が残る洞窟ですので、鍾乳洞というより 史跡として訪ねた方が良いかもしれません。

源義経[みなもと の よしつね]の娘婿で、常に忠実な部将として義経に付き従っていた 源有綱[みなもと の ありつな]は、 後白河法皇[ごしらかわ ほうおう]から 義経追討の院宣が下ると、 義経の兄 源頼朝[みなもと の よりとも]から追われることとなり、 この洞窟に逃げ込んで再起を期して隠れ住んだということです。 しかし、洞内に流れ出る「米洗いの滝」で米を研いだ際、 洞外に流れ出た濁った研ぎ汁により潜伏先が鎌倉方に知られ、 哀れな最期を遂げたと伝えられています。

「吾妻鏡」などでは、有綱の終焉の地は、大和国宇陀郡(奈良県榛原町)や 伊賀国名張(三重県名張市)であったとも言われ定かではありませんが、 洞の出口に設けられた資料館には、源有綱の遺物をはじめ 種々の武具が陳列されおり、下野国(栃木県那須塩原市)まで落ちのびたのが史実なのかも知れません。

「源三窟」の名前は、有綱の祖父で 平清盛に従い「三位」のくらいまで出世した源三位頼政[げんざんみ よりまさ]に由来するようです。

交   通

JR那須塩原駅(西那須野駅経由)から、JRバス「塩原温泉BT」行きで62分。 終点下車、徒歩10分。
野岩鉄道会津鬼怒川線「上三依塩原」駅からなら、町営バス「塩原温泉BT」行きバスで22分の 「源三窟」バス停下車、徒歩すぐ。 塩原町商工会のHP 「観光>>バスの時刻表」で 時刻表をGETできます。

車の場合は、東北自動車道「西那須野塩原IC」から、国道400号線で塩原温泉まで15km(40分)。

CAVE GUIDE
所   在
  栃木県那須塩原市塩原1118 (旧:那須郡塩原町下塩原)
営   業   4月1日〜11月30日 8:30〜17:00, 12月1日〜3月31日 9:00〜16:00. (無休)
料   金   大人 700円, 子供(小学生) 400円.
※源三窟のオフィシャルサイトにて、大人100円,子供50円の 割引券をGetできます。
駐 車 場
  乗用車 50台 (無料) 2013年8月現在


「源氏の塔」(石筍) 苔むした入り口 米洗いの滝

 

つらら石
[Brief Note]

炭酸カルシウムを溶かし込んでいる地下水が鍾乳管の内部だけではなく 周辺からも供給されると、鍾乳管は肉圧0.3mm〜1.0mmの ストローの表面からも成長し、巨大な大根をぶら下げたような つらら石が出来ます。 もとは鍾乳管ですので、右写真のように中心部に、 内径0.4〜0.7cmの穴が空いているのが普通です。
右の写真は、通路確保の為に折られたつらら石を、真下から見た所です。(玉泉洞

'91.5


行ってきたよメール
8/11(日)早めに訪れたのですが、何組かすでに来ていました。 国道沿いに結構案内板も有り、駐車場も広いので楽々です。 階段を上がったところで冷たい水が出ていて飲めます。(この水があのいわれとなった水とか)


 料金を払うと、おじさんが系図をもとに洞窟の話をしてくれました。 そういう前振りがあると興味をもって行けますね。 で、涼しい洞内には確かに人形が結構あちらこちらにあり、あっという間もうなづけました。 話を聞いて入るとより想像がかき立てられ、その後の資料館での発掘されたものとかにもしっかりと見入ることができました。 こういう洞窟もありかなと。 
[2013.8.16 Makoboyさんより
源三窟は、塩原温泉というロケーションの良さから、お客さんは絶えないようですね。 おかげで、洞窟だけでなく周辺の案内にまで、しっかりと手をかけることができてるのかな。 温泉石灰分が堆積したという特殊な成り立ちの鍾乳洞ですし、おっしゃるように歴史上の人物とのゆかりも興味深いものがありますので、距離は短いですが色々な面でじっくり味わって欲しい洞窟です。

地方紙によると、源三窟は展示物が10年ぶりにリニューアルされたみたいです。 洞内の湿気や雨漏りで人形や甲冑・衣服の傷みが激しく、今回全面改修。 人形は東京の業者に依頼、狭い洞窟に対応するため等身大から7、8割のサイズに変更したとのこと。 鍾乳洞の成り立ちを紹介するジオラマや案内板も設置。 「石灰岩の神秘な世界」と題し鍾乳石、石筍、石柱などを実物で紹介。 洞内は従来、ハロゲン球(25灯)で照らしていたが、LED(40灯)に変更したところ17、18度だった洞内温度は10度前後下がり、電気代も2分の1になったそうです。
[2011.9.1 ともやんさんより
今回のリニューアルでは、源三窟の元となっている石灰岩の生い立ちがジオラマで説明されていて、珍しい火山地帯での石灰岩形成の仕組みが納得できると思います。 昨今のLED化は、鍾乳洞リニューアルの重点ポイントになっていますが、鍾乳石を苔などから保護する効果だけでなく、洞内を冷やす効果まであったとは知りませんでした。

8月11日、那須高原の家族旅行の帰りに寄ってみようかというこになり、源三窟へ行ってみました。 今回は家族旅行だったので私、息子(小4)、にプラス主人、娘(5歳)の4人で入洞しました。 どこへ行っても男二人女二人に分かれてしまう我が家なので予想はしていましたが、 主人と息子はゆっくり見ているようでしたが先に行ってしまい、 私と5歳の娘はとり残され後から来た人に先に行ってもらいノロノロと見物していました。

実は娘は鍾乳洞デビューだったので(暗い所が苦手だったので連れて行った事がありませんでした) 暗い所プラス落武者の人形と私なりに心配だったのですが、意外と冷静で洞内に入ると「涼しいー」(この日もとても暑かったです)とか 「昔の人ここに住んでたの?」 「血が出てるけど死んじゃったの?」などと 何と答えていいかわからないような質問をされ 出口付近の賽の河原?だったでしょうか、そこで立ち止まり動かなくなってしまい 私が何も説明していないのに いきなり「ここは死んだ人がいるね」と言われ 照明のない暗い穴の方を覗いていた私は急に寒くなり 「もっと見たい」と言っている娘の手を引き出てしまいました。

後で落ち着いて考えてみると 娘は両親、兄には見えないモノが見える事がしばしばあるので 昔話しとはいえ侮れないな、と思いました。 霊を見やすい方は要注意!? ついでなのでその後、木の葉化石園へ立ち寄りました。 娘もここでは何も見えなかったようです。
[2008.8.20 偕家さんより
ただでさえ洞窟の中で見る人形って怖いのに、人形以外のものまで見えてしまうなんて、稲川淳二の夏の新作になりそうでホントに怖いから聞かなかったことにしますぅ。 で、木の葉化石園ですが、私も行きました。 大昔の生き物が石に詰まってるなんてとってもオサレ。 展示コーナー以上にお土産コーナーで時間を費やしてしまった記憶があります。 化石の原石だけでなく、宝石や鉄鉱石の原石、見応え十分でした。(けど買ってない...かも。)

8月21日、塩原の源三窟に行ってきました。 各所に人形が置いてあって源頼綱の悲劇が分かるようになっていました。 普通、鍾乳洞と言うと2億年前にできた石灰岩にできるものでしょうが、 ここは地中から湧き出した温泉中の石灰分が沈殿してできたもので(簡単に言うと「湯の華」の塊か?)極めて珍しいものだそうです。 しかもこの「湯の華」ができたのが数万年前だそうです。 極めて短時間に出来上がってしまった鍾乳洞なんですね。 折角だからこのあたりの説明も欲しいところでした。
[2003.8.24 湘南のSさんより
源三窟の生成の不思議は、私ももうひと説明欲しい所です。 湘南のSさんのおっしゃるように、塩原十一湯と呼ばれるくらい色々な泉質の温泉が点在する塩原にあって、 源三窟のある古町温泉はカルシウムが多いために湯ノ花が固まり石灰化して 鍾乳洞のとしての様相を造っていますが、あの穴はどうしてできたのか?(普通の鍾乳洞は初めに溶蝕ありき) とか, どうして他の温泉地には見れないのかとかハテナがいっぱいです。

ほとんど『ついで』で、穴倉に入ってしまいまして。 とぎ汁で見つかった→米が食えた。 …って、逃亡の身には贅沢では?  と、冷静に思ってしまいましたが、取り敢えず、合掌だけはしましたよ。 最低限の礼儀ですからね。 いやしかし、ここって、バス通りからの眺めは最高ですね。 冬に来なければ味わえない、あの氷柱!あれはブラヴォー!でした。
[2003.1.20 SEKINEさんより
お米の話、スルドイ突っ込みですね。 でも、お共の方々の「自分達は食べなくても、主人にだけは白米を食べさせたい。」 っていうことだったんじゃないかな とも 思います。 冬でしか味わえない体験、私も経験したい気がします。 この季節の、塩原ってやっぱ冬タイヤじゃないと危険かな?
生きて帰りたいのなら、他人に迷惑掛けたくないのなら、チェーンを装備してくださ い。装備でなくても、用意を願います。

今日、キャンプの帰りにふらりと立ち寄ってみました。 入り口を入ると、坊主の人形が出迎えてくれて、 中では微妙な動きを見せる落武者の人形たちが、鍾乳洞の説明をしてくれました。 歴史に思いを馳せるという雰囲気からは遠く、なんだかお化け屋敷のようなノリにちょっとガックリ…。 しかも入場料は700円に上がっていました。 電動の人形なんぞにお金をかけず、自然の趣きを残したままの方が良かったのではないか…と思いました。
[2002.5.7 まつ竹会・原田さんより
しばらく行かないうちに、そんなことになっていましたか。 企業努力の現れなんでしょうが、 入洞者のターゲットを小中学生(例えば社会科見学の入洞収入が運営を支えている)とかに 絞っているなら、それも然りなのかもしれません。
「源三窟」を 取り上げているHPをいくつか見たのですが、人形が置かれてからの写真や、 そういった記事が見られなかったので、人形が配置されたのは最近のことなのだろうな、と思っていました。 先日のメールで、私は少々不満気な感じで書いてしまったようですが、あの人形やナレーションは、 あれはあれで面白いな、と思いました。 中には興冷めしてしまう方もいるかもしれませんが、落ち武者のイメージがわかないような子供たちにとっては、 とても解りやすいと思います。 …ただ、その人形が恐い、と思う子供もいると思いますが。 それは御愛嬌ですね。

こんにちは。 実は、先週の土・日を使って塩原に行って来ました。
その際に、源三窟に立ち寄りました。
鍾乳洞が、メチャメチャ短かったので少しショックでした。
でも、もっとショックな事件が起こりました。 それは、源三窟の券売所近くに
【命の水】という わき水があったので、 みんな(4人)で、水を飲んだのですが
その日の夜から4人とも急に吐き気が起こり
今なお、吐き気に悩まされています。 (2人は、発熱もあり、寝込んでます。)
【命の水】とは、関係がないのかもしれませんが、 4人が4人とも、
吐き気と腹痛(下痢)の まったく同じ症状で寝込んでいるというのが
なんか、源氏の呪いっぽくって....
[2000.02.09 花村さんより
土にしみ込み、そして岩体にしみ込み、何年も地中で濾過され、 そんな地下水が地表に湧き出た水は、ウマイ! 私も源三窟近くの鍾乳岩から湧き出る「長生きの水」を飲んできましたが、 それで何が起っても飲んだ私自身の責任と言う事でしょうか。 「長生きの水」の方は、アルカリ分たっぷりの清水で、 呪いは有りません(飲めます)って書いてありました。

鬼怒川温泉に行ってきました。
その途中400号沿いの「源三窟」に寄りました。
あっという間に、終わってしまうので、
歴史を振り返りながら・・・想像しながら・・・歩きましたが
それでも、あっという間に終わってしまいました。
ちょっぴりですが、洞窟の空気を味わえた旅行となりました。
[1999.11.20 SEKIさんより
全長40mの鍾乳洞ですから、ここだけを目的に塩原を訪れるのは無謀といえます。
温泉毎に泉質,効能が異なる塩原11湯で体を癒したあとで、射的場感覚で訪ねるのがベスト。
箒川沿いには日帰り入浴ができる共同浴場もいくつかありますので、新緑や紅葉の季節に
出かけてみてはいかがでしょうか。


2,3行で構いません。 鍾乳洞を訪れた際の皆さんの感想や情報を E-mailでお寄せ下さい。
それぞれの鍾乳洞のページに掲載させて頂きます。
営業日,料金等の変更にお気付きの方の最新データも お待ちしております。


- 1998.1