不二洞



 標高700m、秩父帯南帯石灰岩体中に形成された総延長2200mの鍾乳洞で、約700mの見学コースが整備されています。 約1200年前の平安時代からその存在が知られていましたが、迷路のような構造故に、初めて最奥部の空穴が確認されたのは約400年前,平成4年には新支洞が発見されるなど、多くの支洞が複雑に発達し、今なお全貌を現さない迷宮型の鍾乳洞です。



 駐車場から山道を登ること350mで、不二洞最深部へと一気に導いてくれるコンクリートのトンネル入口に到着します。 扉を開けて、冷気が吹き出してくる上り勾配の回廊を200mほど進むとまた扉。 その扉の先が、「空穴(からあな)」と呼ばれる 直径12m,深さ40mの大規模な竪穴の底になります。 さあ探検の開始かと思いきや、目の前にある真っ赤な螺旋階段を40mも登らないと見学コースは始まりません。 ので、 不二洞を目指す場合は、途中、寄り道などせず 「体力を温存」 して お出かけするのが肝要かと...

※R299を下って中里村へ入ると、道路右手の岩壁に、「さざなみ岩」と呼ばれる 恐竜の足跡 を見ることができます!!  (「さざなみ岩」手前 道路左手にPあり) ...体力不要です。

交   通

JR高崎線「新町駅」より、 多野藤岡広域路線バス日本中央バス)奥多野線「上野村ふれあい館」行きで、 約2時間30分、「上野村役場入口」下車、徒歩40分 (2.5kmの上り坂)。
車の場合、 関越自動車道「本庄児玉IC」から国道462号 鬼石町,万場町を経由して90分。 上信越自動車道「下仁田IC」からなら、「ふるさと林道湯の沢線 湯の沢トンネル(3323m)」を経由して40分。 上野村に入ったら、国道299号線上の案内に従い山道に入り、しばらく行くと駐車場です。

CAVE GUIDE
所   在
  群馬県多野郡上野村大字川和665
受   付
 4月〜10月  9:00〜16:30(3月下旬頃から)
 11月  9:00〜16:00 
 12月〜3月  10:00〜15:00(3月中旬頃まで)
年中無休(悪天候時を除く)問い合わせ先:0274-59-2146
料   金   大人 800円, 小中学生 500円.
駐 車 場
  100台 (無料) 2019年10月現在


上り坂のトンネルを抜け
ると更に登りの螺旋階段
カーテン,つらら石,石筍,石柱が一堂に会した
「これぞ鍾乳洞」と言える見事な壁面
溶蝕された天井を
一面に覆う鍾乳石

 

テラロッサ (Terra rossa)
[Brief Note]

イタリア語で「赤い土」を意味する言葉で、分解余土と訳されます。 もともとは、「地中海地方にみられる石灰岩が風化した後に残った土壌」を意味しており、 後に残った鉄分などが酸化して赤褐色をしています。 洞穴形成過程でも、純度の低い石灰岩がゆっくりと溶蝕されると、 岩体中の不純物が溶けた後に残って堆積することがあります。 このような洞窟内の粘土集積層も広い意味で 「テラロッサ」 と呼ばれ、 不二洞では、厚さ3mにも達しています。

'90.11


行ってきたよメール
 橋立鍾乳洞の後は、最後の目的地 不二洞へ向かいました。 その途中さざなみ岩を見ることが出来ました。 これが何故恐竜の足跡なのか分かりませんが、立派な一枚岩でした。 不二洞の売店・料金所が改築工事中で営業はプレハブで行われていました。 料金が改定されており、JAF割もありませんでした(大800、小中500)。 関東最大級とのうたい文句にて、見応えはあるものの綺麗さに難ありですね。 植物も多く、生成時から黄土色なのか、その後に変色したのか、焦げたような黒っぽい所も多く、少々残念でした。 その関連なのかLEDにて綺麗に演出していました。 見るだけなら綺麗で良いのですが、写真を撮る場合不要光でしかありません。 洞内に音楽堂という所があり、鍾乳石を棒で叩いて音色を楽しむものらしいのですが、鍾乳石の破損がひどいので中止した との看板がありました。 この看板を残しておくと何かで鍾乳石を叩く人が出てくるのでは…と心配になります。 今回は日頃の運動不足を痛感しながら帰路につきました。
[2018.4.30 ナカオさんより
 さざ波岩に目をつけるとはすばらしい!  じじいも不二洞へ人を案内するときは必ず「さざ波岩」にも立ち寄ります。 立ち寄ると言っても国道299号の道路脇にあるので、ささっと車を止めるだけですが...。 ここの足跡の化石は、実際に恐竜が歩いた地面ではなくて、恐竜の重さで一枚下の地層にまで伝わった窪みの化石なので、 もともと輪郭が不鮮明なのに、さらに交通量の多い国道脇ということで摩耗も進行して、足跡とはわかりにくくなってしまっています。

今回は群馬の不二洞と、秩父の橋立鍾乳洞へ行ってきました。 この2つは今年の8/23にも行ったところです。 8/23には横浜から青梅経由、名栗越えて国道299入りで回ってきましたが、今回は10/18に高速で横川通って釜飯食べて・・(これが今回のメイン)、 小諸で降りてガケの斜面にお堂が作られている布引観音へ回りました。 布引観音は奥が一部洞窟状になっていて、そこを越えて山頂へ行き、ぐるっと回ってこれます。 そして小諸の宿に泊まりました。 宿は「中藤旅館」という、小諸の駅のすぐそばのビジネス旅館風の所です。 一人でも泊まりやすい所。 料金は一泊二食で7350円。 他に朝食のみや、素泊まりも受け付けています。 ここが、増築につぐ増築で・・ それはもう地上の鍾乳洞のようにたくさんの分岐とたくさんの細い通路があり、建物の散策だけでも鍾乳洞ファンは喜べそうな作りです。(笑)  その宿のHP

朝になり朝食を食べてスクーターで141号を南下。 途中で国道299に入り40kmほどで、不二洞です。 今回は299を逆側から来たことになります。 8/23の時は子供の集団が多くうるさいほどでした。 今年は鍾乳洞に来るお客は例年と違い大幅に増えたとのこと。 理由として考えられるのは、手軽な探検だからかもしれません。 ディズニーランドはどんなにすごい見応えであっても、所詮は人の手によるもの。 あそこで冒険しても基本的には作られたものですからね。

今日は他の客が洞内には1人いるかいないか程度で静かでした。 不二洞はあの深い縦穴は、昔なら落ちたら登る術はありませんね・・。 懐中電灯で側壁をあちこち照らしながら、「うーむ、上まで行くには手や足をかけられるところが無いな・・」と言う感じでした。
[2010.10.20 Showさんより
不二洞というと群馬の秘境と言うイメージが強いんですが、峠の釜飯食べて、小諸で一泊して長野からもアプローチ出来ちゃうんですね。 道がつながっているのは知っていても中々実行できないコースかもしれません。 布引観音へも行かれたんですね。 断崖の半洞窟に作られたお堂って各地にあるんですが、初めて聞く場所だと、もしや鍾乳洞?ってワクワクしてしまいます。 布引観音の場合は、火山活動によって堆積した地層でちょっと残念。

シルバーウィークの9月20日に不二洞に行ってきました。 行きは本庄児玉ICから帰りは下仁田ICからのアクセスです。 今回はこのページで予習をして行ったので、上り坂やトンネル・40Mの螺旋階段も、気持ちと体力の準備はOKでした。 営業開始直後の9時に入洞。 娘たちには「運がよければ、こうもりにあえるって書いてあったよ」と話しながら螺旋階段を上がって行きました。 螺旋階段を上りきると、娘が「あっ、こうもり」とさっそくこうもりを発見。 「運がよかったネ〜」などと先へ進むと、「また、こうもり」「あっ、あそこにも飛んでる」と次から次にこうもりが。 時には暗がりから頭スレスレに飛んでくるのもいて、3人娘は上を見れば「きゃー、血すわれる〜」、下をみれば「こうもりもウンチ踏んだ〜?」と大騒ぎのうちに出口まで来てしまいました。 ちゃんと見学できたのかな〜。

鍾乳洞と一口に言ってもいろいろあるんですね。 たしかに、あぶくま洞の様な華やかさ?は無いけど、けっこう楽しめました。 このページをみて、こうもりに会いたい方は朝一に入洞することをお勧めします。 けっこう飛んでますよ。 また一般道のくねくね山道が苦手な人は、下仁田ICからがお勧めです。 40分くらいで行きます。 本庄児玉ICからだと1時間半近く走ります。 今の時期新型インフルエンザ感染が怖いので人ごみは避けたい。 だけど休日どこかへ行きたい。 そんな方は朝一の鍾乳洞が最適ですね。
[2009.9.24 プレサージュ乗りさんより
私の場合、上野村へは正丸峠、秩父を越えて志賀坂トンネル手前のワインディングを楽しむ高速を使わないコースを定番としてたんですが、 下仁田ICから40分、山道が苦手な人向けのルートってどの道をたどるのかとっても気になります。 群馬県の秘境「上野村」も高速道路1000円の時代だと、上信道を経由しても料金は同じということで、ちょっぴり行きやすくなった感があるおいしそうな情報ですね。
下仁田IC−上野村への40分ルートですが、現在45号下仁田上野線の塩ノ沢峠辺りだと思うのですが、長いトンネルが開通していて、(トンネル名は忘れてしまいました)以前は一時間以上を要していたところ、40分とかなり短縮となっています。 実は私もワインディングを楽しみたい方でして、家族が寝ると楽しんでいます。 しかしハイウェイスターとはいえ、いかんせんノーマルのプレサージュ。 後はご想像にお任せします。 独身の時はFZR1000で毎週日曜日早朝、箱根・伊豆スカイライン辺りを攻めてました。 当時は走りやとかローリング族とか言われていた時代(バリ伝やあいつとララバイ)ですね。 そんなわけで、ワインディングになると、熱くなってしまうのですが、家族のブーイングが。
[2009.9.28 プレサージュ乗りさんより

2009年9月、家族4人(妻、長男7歳、次男1歳)と不二洞行ってまいりました。 私を含めて全員が鍾乳洞初体験です。 ずぶの素人集団です。 行き先は鍾乳洞なので少し考えればあたりまえのことなんですが、運転手(私)は国道から不二洞に至るまでの道のりでくじけそうになりました。 車がすれ違えないような細い道を「誰もこないでぇ〜」と叫びながら進むしかないんですもの。

PM3:30、事故ることもなく到着したのですが外はあいにくの雨。 チケット売り場で傘を借りて鍾乳洞に臨みました。 私は次男をおんぶしながら、長男ははだしにビーサンという様相です。 なめ切ってます・・・。 中の状況についてはみなさんレポートされているので割愛させて頂きますが、こんな素人集団でも無事クリアーできる規模ですので、みなさんも安心して楽しめると思います。 お父さん的には、少し物足りないくらいでした。

問題は鍾乳洞を抜けた後に待っていました・・・。 鍾乳洞の出口から駐車場まで続く長くなだらかなスロープ(?)。 鍾乳洞を制覇し緊張感の緩んでしまった私たちに、いや私たちの足に、このスロープは容赦のない攻撃を仕掛けてくるのです。 坂のため気を抜くと自然と走り出してしまいます。 よって常に踏ん張っている時間が続きます。 駐車場に着いた時にはもう足ガクガク・・・。 7歳の長男は元気だったため、運動不足という個人的な問題の可能性も否めませんが。

PM5:30、次は福島県の2大鍾乳洞(あぶくま洞&入水鍾乳洞)に挑戦することを長男と決意し、時間も遅くなったためもはや誰ともすれ違うことのない国道までの細い道を通り帰路につきました。
[2009.9.22 kashiwaiさんより
私は秩父から国道299号で上野村へ向かう口ですが、今でこそ、そこそこ走りやすくなった国道299号も昔は秘境のイメージ満点、対向車来ないでっていうより山賊出ないでって感じで走っていたのを思い出しました。 対向車と違って山賊の場合、暗くなって交通量が減るとより怖いです。 あぶくま洞,入水鍾乳洞は、ほぼ平坦ですが、全国にはまだまだ険しい所にある観光洞もありますので、足腰を鍛えて、これからも探検ライフをエンジョイしてくださいね。

台風が過ぎたばかりの9/9に、不二洞に行ってきました。 はじめてなので普段の様子がわかりませんが、さすがに台風の影響があったようで、螺旋階段あたりは結構な量の水が降り注いでいました(ビニールでカバーされていたので直接水をかぶることはありません)。 中は大丈夫なのかなぁと思いましたが、天の掛け橋あたりが水没して通行不可になっていたり、直接外とつながっている箇所では、泥や葉っぱなどが入り込んで汚くなるなど少しばかり影響がありました。 しかしながら、嫁さんは「地底湖だ!」と喜んでいましたね。 そんなに神秘的な様子ではなかったのですが。。。

娘はこうもりが飛んでいるのを見つけて、これまた大喜び。 こうもりが飛んでいるあたりを懐中電灯でさぐっていくと、何と4匹のこうもりが身を寄せ合って天井からぶらさがっている姿を見ることができました。(灯りをあててごめんなさい、こうもりさん)  はじめての体験に家族皆で大興奮! 鍾乳洞自体も規模が大きくて楽しめましたが、プラスアルファがあって大満足でした。 また、こうもりに会いに行こうと思います。
[2007.9.15 西村(ひさみき)さんより
鍾乳洞にもよりますが、早いところでは降雨から30分後には洞内に水が出ると言います。 先頃の台風は、関東の山間部に大量の雨を落としましたので、普段は乾いた不二洞もえらいことになっているかと思いきや、 地底湖まで出現してワイルドな探検が出来たんですね。 この状態はタームセールみたいなもんですから、ラッキーでしたね。

7月12日、2年ぶりに不二洞にいって来ました  入洞するときの長いトンネルで息があがり、だめ押しの上り階段・・・・やせないと  何度行っても鍾乳洞の神秘的な感覚には驚かされます  残念なことに、やはり観光地化され鍾乳石等の傷みが多く見受けられました  個人的には少し危険なところが入洞のおもしろさなのですが 最近は危険だからと鍾乳石が削られ加工ているように思います  人の手が届かないところはまだきれいな鍾乳石がみられっますけど 

休みのせいか家族ずれが多く子供たちの楽にはしゃぐそうな声が印象的でした

今回は良いことをしました(当たりまえですね)  チケットを販売している所の手洗い場に腕時計の忘れ物が有り届けました  結構高そうな腕時計でしたがメジャーなブランドでは無かったので誰も興味を持たなかった見たいです  私は少し・・・・・悪い心が芽生えましたΨ(-◇−)Ψオッホホホッ〜  気分良く帰路につくことができました
[2007.8.14 梅吉さんより
以前メールをくれた方たちもそうだったんですが、不二洞への上り坂や螺旋階段って中年のお父さん達にとっては、 ある意味簡単には越えられない関所になっているようですね。 けど不二洞を訪れ、日ごろの運動不足と不摂生に気づけた皆さんはラッキー?  精進を重ねて来年は楽々見学できるようになることを期待して止みません。

不二洞に行ってきましたよ。 家族4人でね。 7歳のゆうと4歳のしんは大喜び。 私も子供以上に大興奮でした。 女房は疲れぎみでしたが…  こうもりが出てきてくれればもっと嬉しかったけど出てこなかったので少しがっくしでした。 長い道のりを歩くのもメタボの私にはいい運動になりました。 このことをきっかけに我々家族は鍾乳洞の楽しさにはまり先日も大間々の鍾乳洞に行ってきました。 すでに探検家の気分を満喫しております。 今日は、私の妹が彼氏と不二洞に行っています。
[2007.7.16 ナイチンゲールさんより
不二洞は、関東有数の規模を持つ鍾乳洞ですので、ワンパク盛りのお子さんたちでも、洞内を走り回ったりと楽しめたのではないかと思います。 もう少しアクセスが良いと、世のお父さんたちが メタボ対策で詰めかけたりしてくれるのかな?  コウモリは、人の立ち入らない奥深くでお休み中で、外が暗くなりはじめる頃に観光コースに姿を現してくれるんじゃないかと思います。 (保証の限りではありませんが...)

2007.7.7に群馬県上野村の不二洞に行ってきました。 国道から駐車場までの小さな道を車で登って、さらにチケット売り場から歩いて坂を登って、洞の入り口からはゆっくりした坂道を登って、さらにそこからは螺旋階段でまた上る!  どんだけ高いところにある鍾乳洞だよ!? っていうのが最初の印象でした。 鍾乳石の色は黒から茶色っぽくなっているのが多かったけれど、形はなかなか魅力的でした。 特に最後の方にあった、たくさんの仏像に見える鍾乳石群っていうのは、確かにいくつも顔っぽい造形になっており、印象的でした。 近くのキャンプ場までは、大規模な吊り橋があり、これは渡るだけでも価値のある吊り橋だと思います。 川和自然公園というんですかね、あの辺り一帯は良い観光地ですね。
[2007.7.8 limexさんより
言われて見れば、確かに川面からかなり高い位置にある鍾乳洞ですよね。 スカイブリッジのはるか下を流れる沢とは別の水系に侵食されて出来たんでしょうけど、かつては、あの高さで、あれだけの規模の鍾乳洞を造るだけの地下水流があったんですよね。 鍾乳石の色が茶色っぽいのは、水が流れていたのがずっとずっと昔だったことを物語っているのかも知れません。

2006.2.12 群馬の不二洞に行ってきました。 埼玉の本庄サーキットまで出かけたので無理やり一泊して足を伸ばしました。 中の様子については皆様のメールの通りなので省略! 

出口からの階段が改修工事中ということで閉鎖されていました。 洞内に「帰り道→」という看板が出ています。 行きと帰りと違う角度で眺められたので、とっても楽しめました。 とても寒い日だったので、洞内のほうが圧倒的に暖かく帰りも外を歩かないですんだのもとってもお助かりでした。 途中ずいぶん外の世界とつながっていて寒かったですけど!  ツレは飛んでるこうもりを見たんです!!うらやましい〜〜

もちろん。恐竜の足跡と恐竜センターにも行ってきました。 予想以上に楽しいプチプチ旅行になりました♪
[2006.2.21 miciaさんより
Uターンして不二洞を2倍楽しめたのは、ややラッキー?  螺旋階段をぐるぐる登りながら、振り返っては下を眺めて空穴の大きさに驚く醍醐味も一興ですが、 振り返って上を見て「感動した!」って、あんまり聴かない故に貴重な体験でしたね。 出口の階段、改修中のUターンを楽しむか,改修後の通り抜けを満喫するか、 いつ訪ねようかと、これから出かける方には、貴重な情報となりますね。
おっしゃるとおり、螺旋階段で相当楽しんでます!  あそこに階段を作るのがいかに大変なのか、ツレの解説つきで・・・  螺旋階段の脇の水の流れた跡とかもけっこうすごいですよね!  全盛期の水量を思うとまだまだ立派な支洞があるんでしょうね〜〜
[2006.2.22 miciaさんより

去年秋に、上野村・不二洞に行ってきました。 ネットで知ってはいたものの、アプローチの急坂トンネルと、それに続く螺旋階段にびっくり。

竪穴と横穴が組み合わさった迷路状の洞内は、思っていたよりもスケール感もあり、面白い洞窟でした。 残念なのは、洞内の鍾乳石があまり綺麗でないこと。 成長がすでに止まった古い鍾乳洞のせいか、岩がすべて赤茶っぽくコケも多くて何となく土っぽい洞内ですね。 洞内にはセンサーで人を感じると自動で始まる解説アナウンスが設備されていて、一人でいると逆に不気味な感じ。 しかし高低差の大きさとアプローチの狭さ、内部の複雑さで、観光開発・整備はきっとたいへんだったろうと思われます。 あのトンネル+螺旋階段もずいぶん思い切ったアイデアと労力だと思います。

順路の「出口」が本来の「入り口」なわけですから、この洞窟はひたすら奥下へ地下深くへ向かって入っていく構造ということですね。 そう考えると暗黒の最奥・最深部で入滅された悦巌上人のことを思い浮かべると恐ろしいです。 アプローチが急なのと螺旋階段など高低差が大きいので、お年寄りにはお勧めできませんね。

追伸: 私も小規模ながら鍾乳洞WEBサイトを立ち上げました。 こちらに投稿させていただいた内容を写真と合わせたもので、少しづつ充実させてゆきたいと思っております。 お暇のあるときにご笑覧くださいませ。
「猫仙人の洞窟探検」 http://neko-net.com/cave/
[2005.1.27 猫仙人さんより
猫仙人さんがおっしゃるとおり、不二洞の成長は観光化されている部分では既にとまっていますし、 400年もの昔から人が入っていた鍾乳洞ですので風化透失も進み、鍾乳石は白さを失っていますが、 人が入れないような多くの支洞を持つ鍾乳洞ですので真っ白な輝きを持つ鍾乳石が人知れず成長しているといいな、 なんて考えると少しだけ幸せな気分になったりもします。

画面が暗くて 見づらいです。
不二洞には 一度だけ行った事が あります。
もう一度 行ってみたいです。
[2003.4.29 かくれんぼ みや さんより
「暗くて見づらい」という ご指摘ありがとうございます。 鍾乳洞の雰囲気をイメージして色使いを決めたHPなもんで、暗めの構成になってしまっています。 似たようなメールを時々頂いており、新しいページでは明るめの青を取り入れるようにしているんですが、 初期に作ったページにも手を加えていかないといけませんね。 皆さんからの、具体的な「こうしてみては」等 お寄せ頂けると うれしいです。

2月16日に不二洞へ家族で行って来ました。 当日はあいにくの天気で雪が降っていましたが、何とかたどり着きました。 売店で入洞料の支払い時に、受付のお兄さんから「今年は雪が多いため出口は閉鎖しているので、入り口から出てきてください」と言われいざ鍾乳洞へ。 入り口の鉄の扉を開けてビックリ、タイムトンネルの様にライトアップされたトンネルが斜め上方に真っ直ぐに延びているではありませんか。 なかなかの演出です。 トンネルの先には、写真にもある螺旋階段がありますが、こんな所でどうやって造ったのか、かなり大変な代物です。 造る作業をする人もご苦労だったでしょうが、発案者はどんな人物だったのでしょうか、非常に興味があります。 プチ・プロジェクトXなみの苦労があったのではないか等々思いながら、階段を上り最上部へ、ここから鍾乳洞がスタートです。 洞内の照明は控えめで、金網等で保護されている所もなく好感が持てます。 出口付近では、外気が入ってくるためか、壁面に湧き水が凍った無色透明なつららができており、鍾乳石とはまた違った美しさがありました。 また、途中の風穴(天井に穴が空いていて空が見える)からは、雪が吹き込んできて幻想的でした。 冬の鍾乳洞は初めてだったのですが良い物ですね。 ただし、厚着をしていたため汗だくでしたが。 帰りは、出口が閉鎖のため螺旋階段を下りましたが、子供は途中で目が回ったようです。 キャンプ場が近くにあり、また夏に来てみたいと思います。
[2003.3.9 埼玉のNさんより
真冬の不二洞ごくろうさまです。 上野村までの道路、今でこそかなり整備されていますが、やはり山岳道路ですから、雪ではさぞ大変だったでしょう。 けど、中山さんのメールにも有るように、この時期の鍾乳洞って、つらら石ばかりか、地下水でできた本物のつららまで見れちゃってお得ですよね。 そのうえ、私も経験したことの無い鍾乳洞の中に降る雪まで体験しちゃうなんてうらやましいです。

関東最大と謳うその規模は素晴らしいものがありますが,私は悦巌上人の話が特に印象に残りました. 上人は村に疫病が流行した時にそれを鎮めようと,不二洞最奥の竪穴の底に入定されました. 遺骨が発見された場所には石の祠がまつられていました. 上から覗くと足もすくむ,深い深い竪穴の底,暗闇の中で上人は何を思ったのでしょう. 村のみんなを救おうと,単独洞窟に入った上人の志を凡人の私は推し量るべくもありませんが, 小さな祠の向こう,静かに禅定する後ろ姿が目に浮かぶようで,私は胸が熱くなる思いがしました.
[2002.5.6 Muranoさんより
江戸時代のお話ですよね。 不二洞の名前も、上人が入定したあと二度と災厄が訪れなかったことに由来しているそうです。 ここの管理人のおじさん、結構な語り部ですので 皆さんも色々お話を伺ってみてはいかがでしょうか。

私も不二洞と、源三窟に最近行きました。
これまで鍾乳洞というと秋芳洞くらいしか頭に浮かばなかったのですが、
不二洞は広さこそ秋芳洞にかなわないものの、関東最大をうたうだけあって、
総延長は結構ありますね。 狭い洞内がかえって「八墓村」を連想させて
面白かったです。 私も今年の3月に 遊び場紹介のHPを立ち上げ、
不二洞 も紹介しています。 宜しければ一度ご覧下さいね。
[2001.7.28 Noddyさんより
不二洞は、総延長2200m。 入り口のドアに「異次元世界へようこそ」と書かれたポスターが貼ってあって、 石柱のそそり立つ大殿堂がある一方、やっとくぐりぬけられる場所や小さな支洞があり、 本当に異次元世界に迷い込んでしまったような錯覚に陥ってしまう迫力満点の鍾乳洞ですNe。

2,3行で構いません。鍾乳洞を訪れた際の皆さんの感想や情報を E-mailでお寄せ下さい。
それぞれの鍾乳洞のページに掲載させて頂きます。
営業日,料金等の変更にお気付きの方の最新データも お待ちしております。

  - 1997.12