ダンチヒ Danzig Danzig
通貨単位: |
1Mark(マルク)=100Pfennig(ペニヒ)
1Gulden(グルデン)=100Pfennig(ペニヒ) 1923年10月31日から |
[概説]
ダンチヒ(またはダンツィヒ、現グダニスク ポーランド)は、グダニスク湾に臨む港湾都市です。1308年ドイツ騎士修道会が占領後、1466年のトルンの和約でポーランド領に戻りますが、1793年の第2次ポーランド分割でドイツ・プロイセン領に組み込まれました。ナポレオン戦争でいったんフランス・ザクセンの管理下になりますが、ウィーン会議により1815年に再びプロイセン領に戻ります。このようにたびたび統治者が代わったダンチヒですが、第一次世界大戦終結後、ベルサイユ条約でドイツ帝国から切り離され、国際連盟の管理の元、自由都市として発展していきました。当初はドイツ帝国時代の切手や葉書に加刷したものを使用していましたが、途中から紋章図案など独自の図案が使用されました。独自の図案とは言っても、ドイツで葉書の様式が変わるとそれに忠実に追従する形で様式をあわせて発行された点が注目されます。その後、1939年9月1日(金)ドイツのポーランド侵攻後ドイツに編入されますが、ドイツの敗戦によってポーランドに返還され、現在に至っています。
[ダンチヒで発行された葉書の解説]
以下に、ダンチヒの葉書の分類と、葉書の図版の一例を示します。これらの詳細な解説や他の図版は別のページになっておりますので、下記の分類名の文字、または画像をクリックしてください。
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