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東ドイツ
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ソビエト占領地区

1.戦前の葉書の再利用

グラウハウ発行15ペニヒ葉書

 戦前の葉書(総統図案)に収納済み表示を加刷したものが、グラウハウ(1945年4月15日から6月14日までアメリカ占領地区)、リプニッツ、ロストック、シュトラウスベルクの地域で発行されました。


2.臨時図案・加刷

イギリス占領地区の6ペニヒ葉書にロシア語加刷

印面なし葉書にゲルリッツ地方切手6ペニヒ図案を印刷

 1945年7月からイギリス占領地区であった西メクレンブルク地区がソビエト占領地区になり、イギリス占領地区の葉書(既発行、未発行とも)にロシア語を加刷した葉書が発行されました。また、ゲルリッツでは、地方切手と同じ図案の葉書が発行されました。このゲルリッツの葉書は、印面のない葉書の右上にある切手貼り付け位置を示す四角い枠に重ねるように、地方切手の図案を印刷した独特なものです。(上の図の右側を参照。)


3.ベルリン・ブランデンブルク地区発行

市内用5ペニヒ葉書

 ベルリンの象徴である熊の図案の葉書が発行されました。全部で4種類あります。用紙の色違いが多数あって、専門家の間では好んで集められます。


4.メクレンブルク地区発行

市外用6ペニヒ葉書

 バイエルン王国の最初の切手によく似た図案の6ペニヒ葉書が発行されました。全部で3種類あります。用紙の色違いがいくつかあります。


5.東ザクセン地区発行

市外用6ペニヒ葉書

 数字図案の葉書が発行されました。葉書はこれ1種のみです。製造品質管理が徹底していなかったためか、葉書のサイズ違いがいろいろあります。オリーブ色の強い刷色の葉書(発行650枚)があって、このシートが収集家の間に出回り、印面が葉書の中央になるように意図的に裁断されたものが知られています。高価になりますが、これは裁断エラーではありません。


6.ザクセン・アンハルト地区発行

市外用6ペニヒ葉書

 紋章図案の葉書が発行されました。全部で4種類あります。市内便5ペニヒと市外便6ペニヒの往復葉書があり、どちらも難関です。


7.テューリンゲン地区発行

市外用6ペニヒ葉書

 ポストホルン図案の葉書が発行されました。葉書はこれ1種のみです。


8.西ザクセン地区発行

市内用5ペニヒ葉書

 数字図案の葉書が発行されました。全部で4種類あります。上の写真の消印は、いわゆる消印漏れ消印です。


9.1946年10月発行 行方不明者捜索依頼2つ折り葉書

2マルク(200ペニヒ)葉書

 折り目にミシン穴があるものとないものがあります。額面は2マルク(200ペニヒ)ですがこれは捜索の事務手数料込みです。10月14日からソビエト占領地区で発行され、11月18日からはベルリン東部地区(ソビエト占領地区)で、12月5日からはベルリンのイギリス占領地区でも発行されました。ベルリンのアメリカとフランスの占領地区では発行されていませんが、通用することはできました。500万枚用意されましたが、1951年12月末で発売が中止されるまで190万枚が売られたと言われています。1948年6月の通貨改革以後、使用例が少なくなります。


10.統一図案

 米英ソ共同発行を参照してください。


11.通貨改革時の葉書

5ペニヒ葉書

 1948年6月24日から7月31日にかけて、米英ソ共同発行の統一図案(数字図案、労働者図案)の葉書と切手が、額面の1/10に切り下げられて使用されました。臨時加刷として6月24日から発行された手押し加刷葉書もあります。7月3日からは3行加刷葉書が発行されました。
 上の写真は、5ペニヒ葉書ですが、最低の葉書料金が10ペニヒであったため、必ず切手を加貼りして使用されました。上の使用例では市外用葉書(12ペニヒ葉書)になるように8ペニヒ切手を貼ったものです。本当は7ペニヒ分の切手を貼ればよいのですが、その額面の切手は発行されていなかったため、料金過剰を承知で貼ったのでしょう。


12.著名人図案

外信用30ペニヒ葉書

 1948年10月11日から著名人図案切手が発行されましたが、これに伴い葉書の図案も徐々に替えられていきました。5種類の葉書があります。専門的にはさらに細分化されます。なお、このシリーズの葉書は東ドイツ成立後も発行され、途中で改訂されています。詳細は東ドイツの葉書を参照してください。

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