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フランス占領地区1.戦前の葉書の再利用フライブルク発行6ペニヒ加刷(機械タイプ)フライブルク発行6ペニヒ加刷(青インク手書き) テュービンゲン発行6ペニヒ加刷 ノイシュタット発行12ペニヒ加刷 トリエル/イダール・オーバーシュタイン発行(ベタタイプ) 戦前の葉書(ヒンデンブルク図案、総統図案、私製葉書)に市外便6ペニヒを加刷したものが、フライブルク、テュービンゲン、シュラムベルクの地域で発行されました。1946年3月1日からの料金値上げに伴い市外便12ペニヒを加刷したものがテュービンゲン、ノイシュタット、トリエル、イダール・オーバーシュタインの地域で発行されました。これらは1946年12月31日まで有効でした。 2.臨時図案フライブルク発行6ペニヒ枠飾りゴシックタイプ フライブルク発行6ペニヒ飾り枠波形タイプ 飾り枠などで囲んだ四角の中に収納表示を入れた印面の葉書が、フライブルク、コブレンツ、トリエルの地域で発行されました。これらは1946年12月31日まで有効でした。コブレンツでは後にこの収納表示を抹消し、葉書の台紙として使用しています。これ以後フランス占領地区では、収納印あるいは切手を貼った台紙を葉書として使用していました。 3.バーデン地区発行市内用8ペニヒ葉書 1949年5月から風景・人物図案の切手と同じ図案の葉書が発行されました。全部で6種類あります。1949年10月3日からは西ドイツでも使用できるようになりました。なお、この葉書の有効期限は1949年12月31日です。上の写真は市内便8ペニヒ葉書に西ドイツの2ペニヒ建物切手を貼って、さらにベルリン救済強制付加切手を貼った使用例です。 4.ラインラント地区発行市内用8ペニヒ葉書 1949年5月から風景・人物図案の切手と同じ図案の葉書が発行されました。全部で6種類あります。1949年10月3日からは西ドイツでも使用できるようになりました。なお、この葉書の有効期限は1949年12月31日です。上の写真は市内便8ペニヒ葉書に西ドイツの2ペニヒ建物切手を貼って、さらにベルリン救済強制付加切手を貼った使用例です。 5.ヴュルテンベルク地区発行市内用8ペニヒ葉書 1949年5月から風景・人物図案の切手と同じ図案の葉書が発行されました。全部で6種類あります。1949年10月3日からは西ドイツでも使用できるようになりました。なお、この葉書の有効期限は1949年12月31日です。上の写真は市内便8ペニヒ葉書にヴュルテンベルク地区の2ペニヒ切手を貼って、さらにヴュルテンベルク地区で発行された黄色のベルリン救済強制付加切手を貼った使用例です。 |
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