滝観洞
その名が示す通り、滝を観る鍾乳洞です。
入口からほぼ水平に880m。 日本有数の蛇行洞の奥に、ポッカリと開いた高さ60mのドームがあり、 その中間あたりの大理石の裂け目から、 落差29mの「天の岩戸の滝」が流れ落ちています。 ペルム期石灰岩層に発達した洞内では、 ノッチスカラップなどの 溶食痕や、 洞穴珊瑚などが見られますが、 石筍や, つらら石などは、まだ発達していない幼年期の鍾乳洞です。



交   通

東北新幹線「新花巻」駅より JR釜石線に乗り換え、「上有住駅」下車 徒歩3分!
「新花巻」駅からJR釜石線「上有住(かみありす)」駅の往復で、 滝観洞と白蓮洞を見学する場合、帰りの列車の時間が限られてしまいます。 1時間で両方の鍾乳洞を見学できることになっていますが、 1時間で廻るに為は、滝観洞では、わき目も振らずに「天の岩戸の滝」へ向かい、 滝壷でも感動半ばで、ひき返してくる必要があります。 滝観洞だけで1時間は必要と考えてゆとりある計画を!

車の場合、 東北自動車道「花巻JCT」から、釜石自動車道に入り部分開通している終点「東和IC - 2005年現在」へ。 未開通区間は、国道283号線(仙人峠道路)を利用して釜石方面へ。 2008年3月16日に開設された滝観洞インターからは 県道釜石住田線で 2分!

CAVE GUIDE
所   在
  岩手県気仙郡住田町上有住字土倉298-81
営   業   3月16日〜11月上旬 8:30〜16:30, 11月中旬〜3月15日 8:30〜16:00.
  ※12月28日〜1月3日以外は無休。 白蓮洞は震災の影響で閉鎖されています。
料   金   大人 1100円(高校生含む),小中学生 500円.(消費税10%込み)  JAF割 
  ※中高生料金を廃止して高校生は大人に編入。
  ※中学生は小中学生として小学生料金の500円に値下げになります。
駐 車 場
 80台 (無料) 2019年10月1日現在


チケット売り場の横で貸し出しているヘルメットは、どれも傷だらけ!  面白いほどに頭をぶつけます。 傘は持参したものですが、水しぶきが激しく滝壷では役に立ちませんでした。 カメラもびしょ濡れでご覧のような写真になってしまいました。

滝壷真ん中の縦に白い部分が水です

 

ノッチ (notch)
[Brief Note]

洞内をかつて流れていた地下水流の水面が、長い間ある一定の高さで安定していると、 側面の壁が深くえぐられます。 そして、何らかの理由で急激に地下水面が下がった後、 側面の壁には、その位置で地下水が安定して流れていたことを示す痕跡(ノッチ)が弓なりの窪みとして残ります。 滝観洞では、滝壷から蛇行洞窟に沿って流れる地下水流がいたるところでノッチを形成しています。   《写真を見る》

'90.5


行ってきたよメール
 古い話で恐縮です。 当時大学生の私は、友人と二人で東北地方へ、1981年11月9日(月)から16日(月)にかけて、5泊8日(夜行車中で2泊)のドライブ旅行へ出かけました。 愛車のコロナで強行日程、神戸を夜に出発、運転を交代しながら走り続け、翌日夕方には蔵王温泉に到着し、そこで一泊、それから鳴子温泉で一泊、宮古で一泊、龍泉閣(龍泉洞前の旅館)で二泊し、蔵王、鳴子温泉、鬼首間欠泉、鬼首地熱発電所、遠野五百羅漢、滝観洞、龍泉洞、龍泉新洞、安家洞、安家渓流、陸中海岸各名所等を訪問、安家渓流沿いの地道ではタイヤのパンクもありました。 安家洞はその数年前に入洞済でしたが、再訪問予定だった今回は残念ながら冬季休業中、一方、初訪問の滝観洞で事件は起きました。

 細い山道を延々と走って、国鉄上有住駅前に着いたのは午後2時半。 滝観洞はこの駅の下にありました。管理人を探しましたが、どこにもおらず、入洞料は後払いでいいだろうと思い、まず入洞しました。 洞内散策中、一度ゴォーという音がしましたが、真上を走る列車の音だったのでしょう、後に経験する阪神大震災の時の地鳴りのようでした。 この洞穴は、鍾乳石や石灰華等の二次生成物については目立つものが少ないのですが、観光ルートの折り返し地点に洞内瀑布があり、水音は洞内に響き渡って、結構な迫力でした。


 この滝だな、国鉄住吉駅(神戸の自宅の最寄り駅)に貼ってある滝観洞のポスターの写真は、と納得です。 この鍾乳洞は駅のすぐ近くにあるからでしょう、当時の国鉄各駅に広告のポスターが貼ってありました。


 さて、滝を撮影をしたり鑑賞していたその時、突然明かりが消えました。 完全な暗闇です。何が起こったのか呆然でしたが、戻ってきた管理人が入洞者なしと読んで消灯して帰ったのだ、とすぐに想像がつきました。 どうしよう、最悪ここで一泊するか、旅館では心配するだろうな、真っ暗な中で友人と相談です。 入洞時にはいつも携帯していた、単一電池6個入りの大型懐中電灯も、この時に限ってコロナに残して来ました。 消灯後しばらくするとコウモリの気配がし始め、すぐ近くで羽音がします。 イエコウモリとキクガシラコウモリ以外には、野生のコウモリを見たことがなかったので、こんな状況下ですが、何コウモリかな?と思ったり。

 しばらくすると人声が近づいてきました。一組の家族連れの人が私達のすぐ後に入洞していたのです。 かれらはライターの明かりで最奥部の滝まで何とかやって来たのでした。 “あれっ、出口じゃないの?” そう、滝観洞は“貫通型”の洞穴ではなくて、“折り返し型”です。 何とかしなければ。 そこで、近くにあった“岩屋観音”(たしかこんな名前でしたか)の説明板を外し、持っていたチリ紙をその板の上で燃やすことを思いつきました。 実際にやってみると、暗順応した眼にはチリ紙の炎はまぶしいくらいで、あたりが明るく照らし出されます。 この手製ランタンのすぐ近くまでコウモリが飛んできて、風圧で火が消えるという、アクシデントもありました。 チリ紙が燃え続けるのは10秒足らず、その間に5人揃って早足で前進します。 消えたら次のチリ紙に点火、その繰り返しで、行きは30分ほどで来た道を帰りは倍以上かかったでしょう、やっとのことで洞口にたどり着きました。 鉄格子は施錠されておらず、地上に出ることが出来ました。

 時刻は、まだ午後4時過ぎでしたが、晩秋の山間でもあり、日はすでに山影に 入って、景色はすっかり夕暮れです。私たち5人は怒りに燃えて管理人を探し回り ましたが、来た時同様、人の気配はありません。やむなく旅館に向かいましたが、 明朝に管理人は洞口にある焦げたプレートを見て事件を察してくれたでしょうか。

この事件に関して、私たちの反省点
決して無断で観光洞に入ってはならない。 もし管理人が不在なら、メモを残しておく等、“入洞中”を知らせる。
必ず自前の照明を持参する、小さなペンライトでも無いより良い。 今回のような事故でなくても停電は起こりうるのだから。
管理者側の反省点
自分で決めた営業時間内はしっかり営業する。
洞口の切符売り場をみだりに留守にしない。
入洞者がいないことを確認するまで決して消灯しない。
洞内に非常時用の照明器具を設置しておく。
以上、教訓いっぱいの滝観洞消灯事件簿です。 最後まで読んで頂いてありがとうございました。

 添付写真は、この1981年11月に撮影した、入り口付近の看板、洞内滝、洞内水流、上有住(かみありす)駅舎です。 写っている車は、奥のコロナが私の愛車、神戸からはるばる走って来ました。
[2018.2.4 太田さんより
 私の場合、探勝に熱中しすぎて鍾乳洞から出てくるのがあまりにも遅くて受付の方が心配して探しに来てくれたことはありますが、真逆の恐怖体験!  生還されて何よりです。 お車の写真、懐かしいです。 結構、同世代っぽい感じがして、この車が走っていた頃が手に取るように思い出されます。

 幽玄洞から大船渡線で気仙沼へ出て、BRTと三陸鉄道で北上。 釜石に一泊し、翌朝の一番列車で上有住へ7時30分に行きました。 滝観洞の営業開始時刻より1時間も早い到着ですが、この日のうちに龍泉洞への行く予定で、そのためには上有住を9時32分発の列車に乗る必要が有り、このようなスケジュールになりました。 駅チカでも肝心の列車が少ないと不便やな…快速停めてほしいな〜と思いつつとりあえず券売窓口の前でたたずんでいるとおじさんに「まだやってないけど、入っていいよ」と声をかけられ、喜んで入洞。

 入り口には立派な氷柱がありました。(写真)  ゆっくりと写真を撮ったり、下の川を覗き込んだり、天井を見上げたり、しながら滝を目指します。 通路が大理石(天然か人工かは分かりかねますが)で滑りやすく、何度も狭いところや橋を渡って、滝の到着まで1時間以上を費やしてしまいました。 天の岩戸の滝は水量も落差も見事の一言。 しばらく見入っていました。列車の時間もあり帰りは急ぎ足。 結局2時間近く入っていました。

 龍泉洞へは盛岡でバス乗り場を間違え行けずじまい。安家洞が再開したら行こうかな〜
[2016.3.9 松岡さんより
 田舎らしいと言ったら失礼かもしれませんが、俗化されていない、心温まる対応良かったですね。 滝観洞は、普通に歩いていても「まだか?まだか?」って不安にさせられる程に歩かされるんで、2時間ゆっくりはすごいですね。 立ち止まって写真を撮っているうちに前後の感覚がなくなって、気が付いたら入り口に向かっていたなんてことがないようにご用心です。

4月18日から3泊4日で岩手の6洞( 幽玄洞龍泉洞龍泉新洞安家洞滝観洞稲荷穴 )をめぐってきました。

3日目、観光地の浄土ヶ浜を訪れさっぱ船で青の洞窟を見学。 船頭さんのガイドにうなずく事しかり。 午後に滝観洞に着きました。 入洞料は1050.円、50円は旧消費税?(増税に関しては聞きませんでした)

こちらは、ヘルメット、ヤッケ、長靴の貸与があり、私は防水の登山靴を履いていたので、長靴は不要だと思ったんですが、水たまりがかなりあるとの事で借りる事にしました。 入口からいきなり中腰のしんどい体制、蛇行する川沿いの通路を延々と進む(あまり変化が無い)。 行き止まりの天の岩戸の滝は圧巻でした。 神秘の空間って感じかなぁ暫し無の心境で留まりました。 しぶきは思ったほどひどくは無かったです。 靴はmy登山靴でもよかったかなぁ しかし、恐るべきこの長靴、グリップ力 最高すべる事は一度も無かったです。 さらにヘルメット 命の恩人です。 30回程頭をぶつけました。 かぶって無ければもう死んでます。

白蓮洞は休洞中との情報ですので、聞きもせず(忘れていました)退散しました。 その為か入洞券はチャッチイ「大人¥1050-」と印字された券のみでした。(会った来洞者は5組程でした)
[2014.4.27 ナカオさんより
最深部まで何回もかがまないと通れないような所がありますので、立てるところは腰を伸ばしてゆっくり進み、かがむところでは腰が砕けないように早足で進もうとすると、結果的に、頭の連続強打がおまけで付いてきてしまうんで、ドリフのコントっぽくて笑ってしまいます。 (またまた昭和ネタですみません)

陸前高田の状况を見てきた後、思いついて滝観洞に寄ってみました。 15年くらい前、保育園児と小学生だった子供たちを入ったことがあります。 今日は、19と20の娘たちと来ました。

中は10度くらい。 上の娘はショートパンツだったせいか、寒さで足に寒冷じんましんが出ました。

通路脇の裂け目が怖くて、足下に気をとられると、たちまち頭をぶつけました。 ヘルメットがなければ、頭から大出血だったと思われます。 でも、探検気分が味わえる鍾乳洞です。

中腰、しゃがまなければ通れない所も多く、お年寄りや膝の悪い方には難しいでしょうね。
[2013.9.6 ひららさんより
通路脇の裂け目って水が流れてる所でしょうか?  裂けたと言うよりは、水流に削られてあんなに深くなっちゃったんですけど、すごいのは、よく通路状に削り残しができたなってこと。 あの部分がなかったら、頭をぶつけるどころか、もっと困難な思いをして滝まで行くことになっていたと思います。 偶然の産物としての通路に感謝しつつ、見学は足腰がたつ若いうちにと言うことですね。
住田町のホームページにも載っていますが、白蓮洞は、現在、入れません。

岩手県内の安家洞と龍泉洞にも行ったことがありますが、探検っぽさは、滝観洞が勝るかなと。 ヘルメットと長靴なしでは歩けないところが楽しいです。

大学生の娘には探険部の友達がいるというので、滝観洞を勧めてごらんと言っておきました。
[2013.9.9 ひららさんより

私達は国内の洞窟を中心にケイビング活動を行うサークルです。 2013.8.7〜10の日程で岩手県住田町の滝観洞・白蓮洞に入洞させて頂きました。 滝観洞観光センターとは長いお付き合いがあり、今回も再開している滝観洞だけでなく、白蓮洞にも観光ルートを外れて入洞し各ポイントなど確認を含め探検しました。 滝観洞に関しては丁度、東北地方に降りました大雨の影響で「天の岩戸の滝」の水量が普段の倍以上で迫力満点でした。 白蓮洞はやはり一部小さな崩落などがあり、一般の入洞はまだ難しいかと思います。 我々も僅かながら白蓮洞復興に協力をし、観光再開を祈っております。
[2013.8.17 明大地底研究部さんより
滝観洞の方は、2011.3.11の震災で入口から600mの地点に大きな落石があるなどの被害を受けたそうですが、 翌年の6月からの復旧工事によって、1年4ヶ月ぶりに見学できるようになりました。 町を中心としたスピーディーな対応に、エールを送りたい気持ちでいっぱいです。

最後に滝観洞へ行きました。 こちらはヘルメットとレインウエアと長靴を貸してもらっての入洞です。 安家洞ではヘルメット無しでも大丈夫かなと思えましたが、滝観洞ではこれらは必需品でした。 しゃがんで通る箇所が何箇所もあり、家族全員がそれぞれ十回以上ぶつけていました。

そんなわけで、地底の滝を見たいがためにひたすら進むという感じでした。 そんな苦労をしながら、進んでいくと、鍾乳洞の最後に滝が現れました。 地底の滝は素晴らしかったです。 水量も豊富でした。 ひょっとしたら、この水量も大雨が降った後の結果なのかしらとも思いました。 地上の水系だって夏の時期は水量が減りますし、そういった意味では、豪雨のおかげでいいものが見れたのかもしれません。

それからこの鍾乳洞は観光地化され、旅行本にも紹介されていますが、幼児は無理、乳児を抱っこして入るのも無理、妊婦も無理、お年寄りも無理、と人を選ぶ鍾乳洞です。

それから、「滝観洞」へ行った時、「白蓮洞」という鍾乳洞が全く宣伝されていなかったために、忘れてしまい、行き損ねてしまいました。 チケットは券売機で共通入場券ともなんとも書いてなかったし、係りの人にも「白蓮洞」もあります、ともなんとも言われませんでしたし・・・。 ひょっとしたら、閉鎖されちゃったのでしょうか?? 
[2010.8.1 つくほびとさんより
人間にとっては、最初はぶつけた時の微妙な痛さに注意しながら歩いていても、だんだんヘルメットをかぶって頭をぶつけることにある種の心地良ささえ感じながらの進軍ですが、 鍾乳洞にしてみれば、1人あたり10回以上も、来る人来る人に頭突きを食らわされて、たまったもんじゃないって嘆いているかも知れませんよ。 増水がお怒り故でないといいのですが。 白蓮洞が閉鎖されたって噂は聞いてません。 案内してもほとんどの人が足を運ばないので、「入れ」って無理強いせずにそっとしてあるのかも知れません。

朝一で訪れた幽玄洞からハシゴで伺いました。 大船渡線の陸前高田駅からバスを乗り継いで上有住駅の下に着いたのは、14時前でした。 金曜日に有給休暇を取って行ったので空いていて、心行くまで滝を楽しんできました。 落下する水が直接滝壺に落ちずに一度手前の岩に落ちるせいか、落差の割に腹に響く重低音な滝音ではなく、比較的やわらかい感じがしました。

休憩所でDVD上映中との張り紙があったので白蓮洞の見学後に受付の方に伺うと、数年前に岩手の放送局が撮影したものだそうです。 気を利かせて下さり、列車の時間に合わせて前半をスキップし、天の岩戸の滝より上部の未公開部分だけ見せて頂きました。 大抵の観光洞はどこでも未公開部分がありますが、特に流出洞の更に上流は、なんかわくわくします。
[2010.6.30 Yasさんより
滝観洞の滝は、私にとっては、しぶきとの戦いだった記憶があります。 Yasさんがおっしゃる「やわらかい感じ」って言うことは、しぶきもほどほどの日があるってことなのかな?  天の岩戸の滝より上部って話には聞いたことがあるんですが、現地では、DVDが見れるんですね。 やっぱ、水が噴出すところから奥へ入っていくのかな?
おそらくそれほど水量が多くなかったのではないでしょうか。 手摺の上にカメラを置いてまったり撮影できる程度にしぶきはほとんど気になりませんでした。 もっとも、初めて見る者としては、あれでも水量が少ないという感覚は全然ありませんでしたが。 DVDで登っていたのは確かにあの滝の脇でしたが、入口そのものは滝の落ち口以外にあるように見えました。 
[2010.7.5 Yasさんより

滝観洞がリニューアル。 かなりの費用を投じて内部がすっかり模様替えしました。 ぼろぼろに腐食した鉄骨の手すりがつるつるのステンレスになりましたし、何よりも良いのが内部の照明が多くなり明るくなったことです。 でも距離は変わらないので、歩くことには変化はないのですが・・。 料金も少し高くなりましたね。 でもなによりのことは、インターから五分で現地入り出来る様になったことです。
[2009.2.26 とち朗さんより
滝観洞のリニューアルは、インターの開通で鍾乳洞になじみのない方も沢山訪れるようになって、安全面でのよりいっそうの配慮が求められた結果なんでしょうね。 2洞で1000円は、お得な価格だと思うんですが家族で出かけると、200円のUPも厳しい時代なのかも知れません。 ガソリン代下がって良かった!

今日,家族で行ってきました。 腰が痛くて大変でしたが子供達は喜んでいました。 が・・・・・行ってビックリ 新聞で料金が大人800円,小学生400円となっていましたが、 大人1000円小学生500円になっていました。 G・Wの新聞広告なのに・・・・・・・・・・・・・・  不服ありです。
[2008.5.6 jun_9_jun_1209さんより
3月の情報では「大人800円」だったんですが、5月からの料金改定ですかね。 200円のUPでも、家族で出かけると1000円増しとかになってしまいますので、ガソリン税の暫定税率復活と合わせると、2000円以上の負担増とかでダブルパンチの感は否めませんね。 ただ、インター開設に合わせて洞内の照明や手すりなのど安全設備の改修が行われましたので、値上げ分はそのあたりの経費として使われているのではないでしょうか。

今年の盆休みに家族でいってきました。 出発が遅れたため夕方近くに現場に到着。
ヘルメットをかりいざ洞窟へ入ってみると寒いこと。 進むにつれてすれ違うかたが「がんばって」と励ましのお言葉。 最終地点までに幾度と無く頭をぶつけたことか・・・。 最終地点に到着し、圧倒される滝をみて家族そろって「すげー」の一言。 着てよかったと思うひと時でした。 が、帰りもあの道を帰るのかと思ったらちょっとブルーになりましたけどね。
[2006.8.22 GIOさんより
確かに、セレモニー会場があんなに奥だと、会場までは頑張れますが中腰での撤収は、ブルーな気分にさせられますね。 GIOさんが行きに出会った方の「頑張って」は、出口に向かって撤収中のブルーになりかけた、ご自身に発せられた言葉だったのかも知れません。 けど、2,3日もすると、また行きたくなってしまう不思議な魅力を持った鍾乳洞ですよね。

時期のせいでしょうか、自分一人の貸し切りで25年ぶり位の入洞になりました。 事務所には誰もいないので、ご用の方はインターフォーンで連絡して下さいとありました。 いよいよ入洞になったら、係の女性が入り口迄一緒に来てくれます。 洞窟の鍵かなと思ったら、何と何と照明用のスイッチを入れています。 「ごゆっくり」と言われて中に入る。

入口から入ったとたん、「がつん」とヘルメットをぶつけました。 すごく天井が低くいのです。 なにせ重いカメラを首にバックを肩に掛け、三脚を持っての腰かがみの姿勢なので不安定きわまりない。 何度もがつんがつん、そして意外と滑ります。 それも洞窟内のうん億年の岩盤ではなく、コンクリート通路の人工岩石が滑るのです。 この表面がざらざらして、底の厚い登山靴なのに滑るのです。

洞穴の中に、映画「八つ墓村」のロケ現場がありました。 通り過ぎたら何と何と、蛍光灯がパカパカするではありませんか。 さすがの私も一瞬ですが、嫌な気分になりました。 マグライトを点けて周りの様子をじっくりと見ました。 ウミユリの巨大化石、洞穴サンゴ、フローストーン、ミニつらら石などがひっそりとありました。

滝まで880mですが歩きにくかった。 場所によっては鉄製の柵があり、それに掴まっての歩行になるが、それでも転がったら怖い。 ましてや完全装備の私には大変の一語でした。

暫くぶりに見た滝は、見学する場所が手すり付きで整備されていたし、照明がきれいにされていまさいた。 ストロボ撮影は水滴のみしか写りません。 超広角レンズを使いがっちり絞り込み、照明光線のみでシャッターを切ってみたらきれいに写っていた。 やっぱりですが、照明のせいによるコケが生えていました。

それにしても、他の入洞者が居たら呆れただろうなあ。 水煙の中で三脚を使い撮影するなんて・・、我ながら呆れてしまったが、そのために重たい三脚を苦労して運んできたのだから・・。

帰りはカメラをしまい一気に入口に向かう。 25分ぐらいかかったでしょうか。 洞穴から出たとたん、レンズやカメラがすっかり結露してしまい使えなくなる。 そして自分も結露現象である。 外でしばらく乾かしていたら、係のおばちゃんがやってきて「さっぱり出てこないので心配していました・・」と言われてしまった。 1時間以上入っていたので心配掛けたようでした。
[2006.5.31 とち郎さんより
とち朗さんのHPにある滝観洞の写真拝見させていただきました。 ただのつるつるの洞窟かと思っていたんですが、係りの方を心配させるくらい長居をすると、小さな鍾乳石やフローストーンを見つけることが出来るんですね。 そして、天の岩戸の滝の出来栄えの完璧さには驚かされました、「広角レンズ,絞り込む,ストロボ無し」の三条件で、私も再チャレンジしてみたくなりました。
滝観洞のねらいは天の岩戸の滝でした。 重たい三脚を引きずりながら行きましたが、何とか照明光線で撮影出来ました。 蛍光灯の光源で撮影した画像は、後で補正するのに大変ですが、何とか自分なりに満足する画像になりました。 私のHPの「岩手の鍾乳洞>>住田町・滝観洞」の最後のページにありますのでご覧下さい。
[2006.5.31 とち郎さんより

住田町の滝観洞、懐かしいですね。
実は学生時代に秋田大学洞窟探検部にいまして、70年代末にあの滝を人工登攀でのぼり、奥を探検したことがあります。

新洞の方は入口付近の存在しか知られていなかったものを、我々の先輩が、大規模な洞窟であることを発見しました。 公開している場所以外に狭い迷路が広がっています。 当時の写真も多少手元にあります。
[2006.4.8 いいじお渡邊良夫さんより
あの滝口の奥まで行かれたとは、探検部のバイタリティ、凄いものがありますね。 やはり、奥の方もつるつるの岩肌が続いているのでしょうか? きらめく鍾乳石の世界が広がっていたりすると、奥まで行けない我々としてはちょっと悔しかったりもします。

新洞(白蓮洞)の方は、現在の今にも崩れそうな雰囲気の公開部分しか知らない私達にとって、迷路状に広がった空間に入って行こうと考えるだけで、 ためらってしまいますが、どんな空間が連なっているのか、お写真を見てみたい気もします。 恐怖心を乗り越えて新洞を発見してくださる方々のおかげで、私達が、おきらくごくらくCAVINを楽しめるんですね。 感謝感謝。
滝観洞の奥は下より狭くなって、同様の鍾乳石がほとんど無く、ノッチの発達した蛇行した洞窟が続きます。 最後は確か小さい滝の奥が狭くなっていて進めなくなっていておしまいだったと思います。 数百m(すみません、今ははっきり覚えていません)は歩けたはずです。

新洞、観光では伺いしれませんが、迷路の入り組み方では日本一かもしれません。

あと上有住の先にあるJRトンネルの中にもかなり大きな洞窟があります。 昔の蒸気機関車の煙で入口付近はすすで黒くなっていたのを思い出します。
[2006.4.12 いいじお渡邊良夫さんより

去る1月22日に夫婦と子供の3人で「滝観洞」へ行ってまいりました。 3歳の娘も最初は少し怖がっていましたが、そのうち慣れてきて大はしゃぎ、とても楽しいひと時を過ごすことができました。 ありがとうございます。 やはり、滝までの道中は本当に頭に気をつけないと危ないですね。 ヘルメットをしていたとはいえ子供に気をとられているうちに何度かまともにぶつけてしまい、ムチウチ状態でした。 洞内はこの時期かえって暖かく、滝はもちろんのことコウモリなんかも間近で見ることができ見所は多かったのですが、やはり鍾乳洞というよりは洞窟というイメージかと、それに季節はずれとはいえ日曜日なのに我々以外に観光客がほとんど無く、子供連れとしてはいささか寂しかったです。 あはは。

県外の人間なので詳しいわけではないですが、花巻から車でアクセスしました。 R283を遠野を抜け、岩手上郷でR340に右折するのが正解かと思われます。
[2006.1.28 猫ママさんより
鋭いご指摘ありがとうございます。 早速ナビで確認しましたが、確かにおっしゃるルートの方が10kmもお得ですね。 分かりやすさを重視して書いたつもりの案内を早速修正します。 3歳のお子さんで、途中から怖がらずに大はしゃぎとは、将来有望?  立派な探検家になられるかもしれませんね。
そうなんですよ。 頭をぶつけながら歩くのに四苦八苦している親を尻目に、 探検隊長よろしくどんどん先に進んでいって、 こっちがびっくりしてしまいました。 岩手に親友がいるので年に1、2回あそびに行くんですが、 岩手って鍾乳洞が多いんですよねえ。 以前からこういった鍾乳洞や洞窟がすごく気になってたんですよ。 これからなんだか病み付きになりそうで・・・・はは
[2006.1.30 猫ママさんより

友人と2泊3日の岩手旅行に行き、滝観洞と白蓮洞に行ってきました。 こちらでの書き込みなどを参考にさせていただき、余裕を持ったスケジュールで行くことができました。 朝盛岡を出発しのんびりと列車に揺られ上有住駅に着いたのは12時を過ぎたくらいでした。 昼食を済ませてから、滝観洞へ。 小雨降るなかヘルメットと長靴を借り、2人で入洞!天気が良くなかったことと平日だったことで貸切状態でした。 私たちの前後に入洞した方はいましたが・・・今までに数箇所の洞窟に入ったことはあったのですが、貸切は初で、さらにあんなに明るく安全な足場の所だったため、私も友人もかなりはしゃいでどんどん進んでいきました。 前日からの雨の影響もあまりありませんでした。 思ったよりも広く(これは私の身長の低さのせいかもしれませんが^^;)楽に進むことが出来ました。 見どころの数々はこちらの書き込みを見ていたおかげで「もぅそろそろ・・・・ん?・・・・あったぁ!!!!」といった感じでした。 片道880mは意外に長いものでしたが滝を目にすれば本当に来て良かった!!と思うことが出来ました。 ちなみに写真は白くもやがかかってしまいきれいには写せませんでした。 ただ、滝観洞から出て白蓮洞に向かうときは台風が近づいていて雨が降っていたためもわっとした空気で汗がふきだしました。。。。
[2005.9.12 snowさんより
私が訪ねたのも小雨の降る日だったんで、思いっきりリアルに当時を思い出してしまいました。 880mってなかなか想像しにくいかも知れませんが、私の場合だと、家から駅までずーっと蛇行したトンネルの中を歩く感じになります。 もちろん、駅には、あれほど感動的なセレモニーが待ち構えていてはくれませんので、滝観洞の、そして、天岩戸の滝の圧倒的な存在感を忘れることができません。

釜石道 東和から遠野経由で90分程かかりました、場所は国道340号から大きくはずれ周囲に人家も無く中々の秘境?です。 やはり平日のためか他に入洞者は無く貸切でした。 ヘルメットを借り入洞。 いきなり天井が低く、かがみ歩きですが少し行くと立って歩けます。 行きは一気に滝までダッシュ。 低い天井をくぐると現れる滝は迫力があり、感動ものです。 帰りは写真を撮りながらブラブラ帰りましたが、面白かったので1時間ほど入っていました。 水量の豊富な鍾乳洞で活力を感じましたが、鍾乳石が少ないのはなぜでしょうか。 これから行かれる方は、動きやすく、汚れてもよい服装とスニーカー等での入洞をお勧めします。(距離が長いので結構疲れます。)  なお、アクセスに関しては新しい道路も工事中で、一部利用でき少し便利になっています。
[2004.9.18 銀水洞さんより
滝観洞への交通網の整備、完成が待たれますね。 私のように国鉄≠ナ、滝観洞を訪ねた者にとっては時間を気にしながらの 880メートルだったので、 帰りものんびりとはいかず銀水洞さんがうらやましいです。 その分、車窓からは風光明媚な景色は楽しめましたが。

7月20日、遠野に宿泊し、レンタカーを借りて住田町へ。 もちろん滝観洞を目指して。 滝観洞は想像していたよりも激しかったです。 入り口が狭く低いのも想像以上、途中の狭さも想像以上。 最奥部までの距離も驚くほど。 流れで掘り下げられた場所を進むので、場所によっては天井までの高さも想像以上。 マグライトを持って入洞したので、天井を照らしたり足元の流れを覗いたりと忙しかったです。 また、フローストーンの発達が多くは見られないので880メートルの間を飽きさせないためなのか、滝まで何メートルの看板や、 ノッチやポットホールといった解説の看板が所々にあり、“分かれ道なし一本道、帰りもここを通るのよ!”のわりには充実していたように思います。

滝は、・・・言うまでも無く感動。 (まだかまだか?終点はあるのか?)と歩いていると、なにやら音が。 頭をぶつけるので小走りになるのを抑えつつ、急いでみるとそれは最奥部すこし手前の小滝でした。 少し拍子抜けしつつも奥へ。 今までよりも音が大きくて、早く見たいと思うのに滝の手前に最難関が。 低い。 足元は水溜り。 どうやって通ろうか悩みつつも、何とか抜けるとそこはもう別世界。 口全開で見上げる滝は、(ここで地震が来たら?)とか、(閉じ込められたら?)なんて不安が吹っ飛ぶほどの荘厳さ。 ただただ驚きでした。 写真を撮ったのですが、水しぶきで煙ってしまい一枚も写っていませんでした。 うーん。 あの滝の登攀に成功し、さらにその奥へ進んだとの看板がありましたが、ただ一言、(・・・無理だって、そんなの!)と思わずにいられませんでした。 だって、割れ目から水が流れ落ちるというより、上部の穴から水が噴き出しているような感じでしたよ。 あんな所を登って、そのさらに奥だなんて、本物のケイビングに脱帽です。

さて滝に別れを告げ入り口へと戻る途中、行きは拍子抜けした小滝も、黄色いフローストーンで覆われてキレイだなあと感じたり、 足元の川を覗きこんでヘルメットが落ちているのを見つけて、(あっ!誰かがここで私と同じように覗き込んで、ヘルメットを落としたんだろうなぁ。プププ。)と笑ってみたり。 そして、あまりの距離とクネクネに、(今、どっちに向かっているんだろう?まさか、滝に戻っていたりして?)と頭がクラクラしそうになったり、満喫しました。 大船渡や釜石、遠野、どこから向かうにも、ちょっと不便ですが、行って体験するだけの価値がありますよ。 うん。
今後、滝観洞&白蓮洞を訪れようと思っている方に朗報(?)。 道路ができるようです。 JR釜石線の岩手上郷と平倉駅のあいだ辺りの国道340号から、国道283号甲子町あたりまで。 しかも上有住を通ります。 遠野〜釜石間が便利になるのはもちろん、滝観洞&白蓮洞も行き易くなりそうです。 向かう途中は気付かなかったのですが、帰りに見ると、ぽっかりとトンネルが。 滝観洞&白蓮洞を訪れた日、見学後は釜石に向かう予定でした。 ところが通ろうと思っていた県道167号の箱根峠で災害復旧工事の為通行め・・・。 仕方なく、住田町から遠野方面へ戻りました。 確かに不便です。 でも、そこを越えていくのもまた楽しかったりするんですよね。 乱開発にならない程度に便利になってくれると嬉しい気も。 誰も利用しない道路は不用です・・・。
[2003.9.6 ネコスケさんより
滝観洞の880mは確かに鍾乳洞と呼ぶには、まだまだ飾り物が少なすぎますね。 同じように洞内に水が流れるチューブ状の鍾乳洞の入水鍾乳洞や、千仏鍾乳洞の様に成長していくと思うと今後が楽しみですが、 私たちを今の、あの滝だけで十分満足させてしまうのが、滝観洞のスゴイところ。 滝の穴のさらに奥ってどんな光景が広がっているんでしょうね。

主人の実家が釜石にあり、知り合いの人から洞窟にある滝がきれいだよといわれ、帰省歴15年目にて初めて行ってきました。 龍泉洞には行ったことがあるのですがここは本当に一味もふた味も違いました。 今年の夏は、梅雨明けもしなくて涼しかったのですが、さらに寒かったです。 釜石から滝観洞に行く峠も土砂崩れのために通行止めだったため遠野経由で行きました。

入ってからは、かがまないと通って行けない洞窟で家族の中で小5の息子だけが、さっさと行けて滝観洞に行きたいといった私の立場は、まったくありませんでした。 しかし、あの滝を見たら本当にみんな何言ってるの?  こんなすばらしいものが見れたじゃない! という気持ちと本当に素晴らしい!! という気持ちで感動してしまいました。 日本全国いろんな所に旅行している私でもあんなに幻想的な滝は、始めて見ました。

しかし、思い出は、その後に出来てしまいました。 すっかり満足して、帰りの道になったとき100M行くか行かないかの内に足元を滑らせて川に落ちてしまいました・・・・  長靴は、水溜りに変わり、来ていた服は、びしょぬれ・・・ 頭も打ちましたが、ヘルメットのおかげで助かりました・・・・  帰りはとにかく早く出たい一心で一生懸命歩き、汗ばむくらいでした。 あの滝は、本当にお勧めでもう一度行きたいと思いますが、海水浴ならぬ地下水浴は、こりごりで貴重な体験をさせてもらいました。
[2003.8.18 竜ママさんより
好きだけど嫌い的な複雑な心境が伝わってきますね。 滝観洞の地下水路って、深さとか水流とかどうでした?  所々深そうなところや,通路まで結構高さがあるところもあったように記憶していますが、 メールが打ててるということで大したことはなくて良かった。 けど、このHPを見ている方の中には、あの水路をジャブジャブと歩きた〜い!  って思っている人も多いのかも。

この秋 四泊五日の東北縦断の旅で、その途中で滝観洞に行ってきました。 白神山地や八幡平などいろいろ回って来ましたが滝観洞は別格でした。 もう 気分はインディ・ジョーンズというより「川口浩探検隊」!!  めちゃくちゃ楽しかったです。 最初は歩いても歩いても滝の音は聞こえてこないし、人はいないしで 進むにつれて不安になったりもしましたが、奥の滝は幻想的でした。 ちょっと行くのに不便でしたが、◎お勧めスポットですね。
[2002.11.23 naonaoさんより
私の場合、滝観洞へは一人で訪ねたもんで、歩けど歩けど終点の気配が無くて、 naonaoさん同様 途中でとっても不安になってしまい、すごい早足で前進した記憶があります。 で、突然現れるゴール!  延々と続く無人の洞窟の先のあの滝、 大自然からの「良くここまで来たな」っていう凄いメッセージは、私からもお勧めです。

朝、8時40分、現地に到着しました。 少し休憩して9時、受け付けを済ませます。 受け付けが終わったら、手前にある小屋でヘルメットと長靴を借ります。 このヘルメット、なかなかカラフルですので好きな色を選びます。 渡河はありませんのですべらない靴であれば、長靴はおそらく借りなくても大丈夫だと思います。 滝観洞の入り口は、川を渡った反対側にあります。 橋をわたるときに川面を見ると魚影が確認できました。 さて入洞ですが、この入り口、実は人口のずい道(トンネル)です。 当初発見された入り口が鉄道工事で閉鎖されたため移動になったようです (すみません、正確には記憶していません)。 入り口の看板によると、入り口付近の気温はなんと8度!外気温との差は20度ちかくあるようです。 洞内ですが、誰でも入れるやさしい洞窟です。 見所は石筍などではなく(実際、無い)、蛇行してできたその洞窟そのものにあります。 入り口から少し行ったあたりで、激しく蛇行を繰り返した通路が延々続きます。 とにかく延々と蛇行した川の跡を進みます。 この洞窟は、岩の中を水が流れ掘れた跡なのです。 通路が綺麗に整備されている(整備されすぎで風情はいまひとつ)ので歩くのは本当に楽です。 途中数箇所、屈みながら通過するところがありますが、入り口のずい道ほど厳しくはありません(入り口から少しの間、屈みます)。 また、狭いところも数箇所ありますが、服が汚れたりするようなことも無いでしょう。 進むにつれ、水の音がしてきます。 880m歩いたところで、ついに滝に到達です。 この地中の滝、すばらしい光景です! 黙々と880m歩いた甲斐がありました。 ここまでの蛇行の繰り返しとのギャップが大きいです。 洞窟内の滝では国内二位の落差だったかと思いますが、迫力と雰囲気は最高です。 洞内の看板によると、この滝の先にはさらに奥に続き、また、滝があるようです(正確には記憶していません)。 この鍾乳洞は、鍾乳石の形成はまだ僅かですが、逆にさりげないところに見所があります。 通路途中、一箇所、足元の岩盤が、化石だらけのところがあります。 行った方は是非注意して見てください。 その場所には解説の看板があります。 全体の感想としては、誰にでもお勧めできる素晴らしいところ、と言えます。 ただ、学問的見地からの解説が少なかったのが残念です。
[2002.8.12 匿名希望さんより
滝観洞、誰もが、あの滝見たさに、延々と洞窟の中を歩いていくんですよね。 そして、期待を裏切らない「天の岩戸の滝」。 なんにもない蛇行洞窟は、滝への期待を膨らませるための、自然の洒落た演出なのかも知れませんね。

3日間で龍泉洞、安家洞、滝観洞、幽玄洞に行ってきました。 龍泉洞はみなさまのおっしゃる通りすばらしかったのですが、 そのすばらしさを忘れてしまうほど印象的だったのは滝観洞でした。 安家洞の500メートルの長さに驚いた後だったので、 片道880メートルはとても不安にさせられました。 しかも入り口からしゃがまないと歩けないほど狭く、 時には、体をよじりながら通らなくてはならず、 しまいには、八墓村のこわーいお話の一部が書いてある看板があり、鍾乳洞嫌いになりかけてしまいました。 しかし、最後の「天の岩戸の滝」は最高です! 880メートル歩いたかいがありました! やっぱり鍾乳洞は最高です!! 私達以外に人はおらず、貸し切り状態で、絶対に穴場です。 営業時間ぎりぎりに滝観洞に入ったため、セットの白蓮洞に行けなかったのは残念ですが、これでまた行く機会ができました。 ぜひ、こちらのHPをごらんの方々も、龍泉洞だけでなく、 滝観洞にも足をはこんでいただきたいです。
[2001.8.9 akkoさんより
最後の「天の岩戸の滝」感動していただけましたか。 よかったよかった。 (自分の物ではありませんが、誉められると うれしくなってしまいます) でも、延々と横穴が続いて、最後にドカンってあの光景!  やっぱ感動&感激もんですよNe。

私は平日休みなので、イベント・祭系に遊ぶ事がないので、 去年は大好きな岩手に2度行って、龍泉洞、滝観洞、白蓮洞を見てきました。 来年は、安家洞、永渡へ行こうと思ってます。 滝観洞は、ずーっとかがんでたような感じで、メットごと頭ガンガンぶつけてきました。 メットを貸していただける所は、かぶって行くべきですね。 龍泉洞は、また何回も行きたい、素晴らしい所です。
[2001.8.8 福井裕子さんより
「滝観洞」は、そうなんですよね。 中腰に疲れて油断すると、ボカン!  足元に気をとられて注意を怠ると、ガリガリ!  狭い所で思いっきり注意しててもゴーン!って、 私も、笑っちゃうくらい頭をぶつけてきました。 それと、かがんだままでの滝壷まで、遠すぎますよNe。

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それぞれの鍾乳洞のページに掲載させて頂きます。
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