1月21日(土)、午前10時過ぎに龍泉洞に到着。
今まで何度か利用したことのある駐車場(入口正面の橋、右脇を川のほうに下ったところ)は閉鎖されていました。
(冬季で来客が少ないとか、坂道が凍っていて危険だからとか、駐車場から龍泉洞入口のほうに渡る木の橋が凍っていて危険だからとかなのでしょうか。)
今回は、本当に、本当に、貸し切りでした! 誰もいない、誰も来ない!!(おかしいなぁ日本三大鍾乳洞の一つよね、龍泉洞って? こんなにキレイなのになぁ・・・う゛〜ん)と思いつつ、三脚片手に徘徊。
地底湖を堪能し、三原山からの展望も満喫、帰路にて見学する白亜の議事堂や蝙蝠穴のほうからメインルートに戻ったあたりで、入口の方から人が。
(おっ?やっと誰か来たっ!)と思うも、懐中電灯片手にやって来たのは、入口の係の男性でした。
ふと時計を見ると、一時間近く経っていました。。。心配させてしまったのかも(照)。
その直前、スス〜ッと飛んで行くコウモリ発見。
「コウモリ、見ました?」と訊かれたことから、少し話しを伺いました。
・投げ入れられた硬貨について
何年かに一度、ダイバーを雇って回収しているそうです。
「もっとも、一円玉のように軽い硬貨なら大増水の時に流されてしまうけどね・・・」とのこと。
となると、流された一円玉は地下水流を伝ってどこかに流れ出るのでしょうか?う〜ん。
一円玉が通れるくらいの穴が開いているならどこか川沿いの湧出口からポロポロと出てくるでしょうけど、はたして地下水流の先、人間が入れないような場所ではどうなっているのか想像すると、困った結果しか思い浮かびません。
たとえばスポンジ状の小さな小さな隙間があるような箇所があるとすれば、そこで詰まってしまうのでは?とか。
そもそも、たとえそれが何であろうと、物を投げ入れるべきではありません。
硬貨の投入を防止するための対策を講じて頂きたいです。
もう少し立て札を増やすとか、入口で入場券を見せるときに一言とか、投入禁止の案内を音声で流すとか、観光客の多い時季には係員を巡回させて投げ入れないよう注意を促すとか。
何か打つ手はないものでしょうか。
そうならないことを願いますが、万が一、フェンスで覆われてしまうようなことになったら、とても悲しいですもん。
・更衣室について
質問はしませんでしたが、使ってみました(とはいえ“荷物の整理に”ですが)。
やはり着替えに使うのでしょうか? たとえば夏場、汗をかいた服で入洞して冷えてしまったので着替えるとか?
畳一帖弱ぐらいでしょうか、洋服売場にあるような四角い床の試着室よりは広く、人ひとりが充分に着替えられるぐらいのスペースです。
床はフェルト地の布が貼ってあり、足元は冷たくありませんでした。 キレイですよ。
・地底湖の照明について
水中にライトを沈めると水面が光ってしまって見え難くなるとの理由から、今ではおこなっていないとのことでした。
壊れたとかではないようです。
現在はLED(?あぁ・・・失念)を使っているそうです。
それだと、水面でなく、水中にまで光が進むとか(でも、深くなってよく見えなくなるあたりにライトがあれば、もっと深くまで見えそうな気がするのですが)。
地底湖のまわりをよく観察すると筒状の照明器具が設置されています。
マーブルチョコの容器のような感じ。
恐らく、博物館や美術館の展示品を照らすものと似たような照明器具と思われます。
やっぱり冬の龍泉洞はイイです。落ち着いて見学できますっ!
[2006.3.18 ネコスケさんより]
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