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内間木洞(うちまぎどう)





 北洞,南洞,稲妻洞,風寒洞を主洞に多数の支洞からなり、 総延長6,350m,高低差約70mと国内有数の規模を持つ本州最北の巨大鍾乳洞です。 調査教育目的の「観察洞」として、 入口から、壁面に大規模な鍾乳石が発達する「内間木富士」を経て、観察コース終点の「神秘の門」までの間に階段や照明が整備されていますが、 中・高校生等の学習旅行での入洞以外には、公開されていませんので、 一般の方は、7月の「内間木洞まつり」や,地区の秋祭り当日に狙いを定めて訪ねることになります。


とち朗さんから ご提供頂いた写真を元に作成しました。 サンキュ♪


所   在
  岩手県久慈市山形町小国 (旧:九戸郡山形村大字小國) 
入   洞   一般公開:
  7月の第2日曜日 「内間木洞まつり」,10月の「ぐれっと!やまがた街道祭」の当日。
  2月の第2日曜日 「氷筍観察会」では、内間木富士まで入洞できます。
  ※はっきりとした日程は「きてきて久慈市」のHP → 久慈近郊イベント で確認できます。
  ※「ぐれっと!やまがた街道祭」では、内間木洞の見学会が行われない年もあります。要確認!!
料   金   無 料
交   通
JR「盛岡駅」より、JRバス白樺号 または 県北バス(盛岡〜久慈線)にて2時間30分
八戸自動車道 「九戸IC」から、国道340号線を九戸村役場方面に 7.5km。
「鹿島」交差点を左折し、県道5号線経由で 内間木洞まで49km(1時間ちょい)。
駐 車 場
  あり。 2019年10月現在



 とち郎さん2012/3/27

 毎年のことですが、二月に入ると脳裏に浮かぶのが久慈市山形地区の内間木洞で見られる氷筍です。 内間木洞は、冬の時期のドライブとなるとかなり辛く2009年に訪れたのが最後になっていました。 その代わりと言っては変ですが、2011年には住田町にある白蓮洞で見頃の氷筍が成長し観察会が催されました。 白蓮洞(滝観洞も)は現在、昨年の巨大地震のために閉洞されたままになっています。

 新聞報道で内間木洞の氷筍の素晴らしさが記事になり、3m以上に成長するだろうと言うことと、鍾乳洞の壁が氷壁になっているとのことを知り、吹雪の中を訪れてきました。 見せ場になる氷筍の数こそ少なめでしたが高さがあり、鍾乳洞を覆う氷壁のライトアップには感動です。 (とち郎さんのお写真...HPはこちら)

 洞穴を出て出洞の確認したところで、ストーブの側に居られた男性のネームプレートに目が行き挨拶をしました。 初めてお会いする方ですが、こちらのHPに投稿されていた方でした。 小国地区の自治会長を務められ今回の氷筍観察会の主催者でもあります。

 お話しによると、通路の整備も今年からきちんとしたし、ガイドをする若者も皆地元(小国地区)であり、色々教えて皆さんに接するようにしたとのことでした。 そう言えば入り口の階段に居られた若い男性・・・、子ども達に丁寧に解説されていました。 地元や周辺地区の子ども達でしょうが、地域の宝でもある内間木洞の素晴らしさを教えている姿、嬉しい思いで見ていましたから・・・。 「多くの人に来てもらうためには宣伝が必要です」、と語られる二橋さんでした。 二橋さんのお話しですと、今日の入洞者は三百名を超したと言います。

 朗報として、今年から七月第二日曜日を夏の内間木洞一般公開の日にするとのことです。 夏の時期ですからコウモリの冬眠にも影響が無く、最深部(観光洞として)まで入れます。 一年に一回の公開日になりますが、関心のある方はよろしくとのことでした。
 以前メールを頂いた時から体調不良を訴えていらっしゃいましたので結構長引いているようですが、探検だけが鍾乳洞の楽しみではありませんから気を落とされないで下さい。 と書きながらも、とち朗さんの場合、多趣味でいらっしゃるから、そんな事はないでしょうが、今回の内間木洞のような、「観察会」も鍾乳洞好きにとっては大切な楽しみの一つですよね。 しかし、吹雪はいけません。 夏タイヤしか持っていない私の場合、雪になりそうとの予報で、即、おでかけ中止です。 この冬、この内間木洞のページは結構なアクセス数があったんですが、新聞報道や地元の方の努力の賜物だったんですね。

 小国自治会の二橋さん2012/1/12

 今年の内間木洞氷筍まつりは2月12日(日)に開催いたします。 例年2月11日(祝)行ってきましたがいろんな理由により12日に変更いたしました。 これからは2月の第2日曜日に定着したいと考えております。 入洞から出店まで自治会で主催することとなりました。 昨年は大雪で入り口がふさがり小さめな子供の氷筍でした。 今年は現在50〜70cmぐらいになっています。 ごはんをいっぱい食べさせ12日までに大きく育てますので楽しみにお待ちください。

   内間木洞氷筍まつり
    開  催  日  平成24年2月12日(日)
    入 洞 時 間  午前10時〜午後3時
 11日は東日本大震災で亡くなられた方の月命日になりますので、 お祭りはちょっと...という方も多かったのではないでしょうか。 被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げるとともに、 一日も早い復旧をお祈り申し上げます。 滝観洞は依然として閉鎖されたままのようですが、内間木洞の方は大丈夫だったでしょうか?  新聞などを注視していた限りではニュースになるような被害は無かったと認識していますが、如何でしょう。
 また、今回の氷筍祭りでもコウモリの冬眠を妨げないように、内間木富士の階段から先は立ち入り禁止となるのでしょうか。

 とち郎さん2009/2/26

 江刺から片道180km、3時間半ほどで現地に着きました。夏の内間木洞は周囲が緑に覆われていましたが、さすが真冬であり一面の雪で覆われています。 内間木洞氷筍観察会「受付」の表示があり、早速記帳し登録しました。

 入り口から少し進むと千畳敷の空間になりますが、通路入口には「氷筍」がびっしりと成長していて通ることが出来ません。 今回は1m程度の高さであり、入り口付近にしか見られませんでした。

 ここから先は一方通行になり、入る方と出る方が交互に狭い隙間を通ります。 ほとんど腹ばい状態でないと通られない隙間でした。 例年ですと、あちこちに林立する「氷筍」が見られるのですが、今年は暖冬の影響で成長が遅れ1mほどのものが入り口部分しか見られないようです。

 今までは「氷筍」観察が終わると、内間木富士の階段を上がり北洞に進み鍾乳洞の観察になります。 残念なことですが、この階段入り口に立ち入り禁止の札があり進むことが出来ませんでした。 私が洞穴内にいた時間は45分ぐらいだったでしょうか、すでに二回ほど北洞に入り撮影していますので諦めることが出来たのですが、今回内部を見に来た方には本当に残念なことです。

 洞穴から出たところに係の方が居りましたので聞いてみました。 その方の説明によると、絶滅が危惧されるコウモリの冬眠を妨げないようにした処置とのことです。 したがって洞穴観察は、年一回夏の内間木洞祭りだけになります。 もしかして、秋に小さな祭りがあるのでその時に入ることが出来るかも・・とのことです。 係の方ですら研究目的以外は入洞出来ないと言います。 それだけ貴重な洞穴や生物を保護していると言えます。
 暖冬の影響で遠野の沓掛観音窟の氷筍も例年より本数が少なめだったり、東京周辺の氷瀑も今年は見られなかったりと、自然は私よりかなりデリケートなようです。 内間木洞のコウモリは去年,一昨年の2年間で100匹近くが野良猫に襲われ数を減らしていますので、その保護には今まで以上に気を使う必要があるんでしょうね。 私達には残念なことですが、コウモリも鍾乳洞の大切な一員ですから、これからは夏の公開を楽しんでもらいたいと思います。

 とち郎さん2007/8/13

 内間木洞に一年半ぶりに行ってきました。 冬場と違い、平庭からの近道を走ることが出来ます。 普段は静かな内間木洞周辺ですが、駐車場は満車で場所を探すのに大変です。 祭りは地元小国地区自治会の手によるもので、お年寄りから若者まで多くの皆さんが参加していました。

 私のねらいはもちろん内部の撮影です。 冬場とは違った洞穴入口の姿にびくりです。 氷筍観察会の時は2m近くの積雪がありましたが、夏場は入口周囲の木々が密集し薄暗い状態でした。 内部に居たインストラクターが「内間木さん」で、またまたびっくりしです。 内間木さんの話ですと、観察会の時は氷筍が30センチ程度しかなく、いつもの通りになったのは3月になったからとのことでした。 もちろん一般公開はないのですが・・。

 実際に洞穴に入る方はあまりなく、ガイドの付き添いもありませんのでゆっくりと内部を見て、気に入った鍾乳石を見つけて撮影が出来ます。 年に二回のチャンスですが、冬場はともかくとして夏場には是非訪れて欲しいなと思いました。

 洞穴内で若い係の方からコウモリの撮影のことをお聞きし、ストロボ撮影が及ぼす影響を知りました。 また、大学生による探検調査入洞が意外な面に影響していることも知り、信じられない気分にもなりました。 多くの人に愛される鍾乳洞ですが、観光洞は問題ないとしても、未開発の洞穴に対してのモラル欠如に信じられない気分になったのも事実でした。 神秘の門の奥に何としても入りたいなと思いこんでいる私です。
 夏のお写真を見比べてみると、確かに入口附近の表情が全く異なりますね。 なんとなく冬の方が、真っ白な綿にくるまれて暖かそうに出迎えている気がしますが、この季節の入口は威厳と言うか畏怖を感じる表情をしているように思えます。 内間木をゆっくり楽しみたいなら夏!っということのようですので、あとは如何に的確に「内間木洞まつり」の情報をGETするかにかかっていますね。 ちなみに今年は7月8日(日)でした。

 にゃんこさん2007/3/24

 2月11日、内間木洞に行ってきました。 事前に久慈市教育委員会に送迎バスの予約をします。 以前は9時と10時の2本あったようですが、利用者が少ないようで、今年は9時発の一本のみでした。

 できたら長靴と軍手と懐中電灯を持って行くように言われ、汚れても良い靴・服装・小さい懐中電灯を持って行きました。 懐中電灯は基本的にはなくても全然大丈夫なのですが、奥の暗いところを照らせるので、あった方がより良い・・・という程度です。 洞内はぬかるむ所もありますが、観光洞として整備されているように見受けられました。

 前日、盛岡駅近に宿を取り、盛岡駅前6:20発の久慈行きに乗り、陸中山形バス停で降ります。 おおむね 8時半くらいに着きます。 (途中、あちこちに「内間木洞→」という看板等があり、やはり観光化をにらんでいるかと・・・。) 陸中山形バス停から、送迎バスの出る「おらほーる」(交流会館)まで、徒歩で10〜15分ほどです。 (予約をしてくれた友人によると、予約時「2キロくらいあるから歩けない」と言われたとか・・・) 今年は雪が少なく、洞の入り口付近もさほど積もっていなくて、行き帰りの道もたいしたことはなさそうに見えましたが、本来は豪雪地帯だそうです。

 送迎バスに乗ったのは10人。 おらほーるから内間木洞までバスで約40分ほどでした。 現地に着くと、車も人もいっぱいいて、家族連れ・小学生の集団・おじさん(おそらく60歳以上・・・?)軍団等・・・私たち以外はみなさん自家用車で来ていました。 内間木洞の入り口前に、受付の小屋があり、ヘルメットを貸してくれます。 この小屋で、熊汁や焼き餅等、軽食が食べられます。 すぐそばに、そば・うどんが食べられる所もありました。

 だいたい10人くらいが一組で、受付番号順に呼ばれ、案内のおじさんについて中に入ります。 公開されているのは、入り口から「北の部屋・神秘の門」までの100m程度。

 異常暖冬のせいで、氷筍はあまり育っていませんでした。 昨年のような豪雪の年も、中に風が吹き込まないため、あまり良くないとのこと。 美しい氷筍のためには、気温と風の吹き込みが必要だそうです。

 その奥がいよいよ鍾乳石のあるスペース。 鍾乳石がよく出来ていて、鍾乳洞好きには一見の価値アリ! (いつも鍾乳石については説明が少なくてすみません(^_^;)

 ちなみに、神秘の門から戻るあたりで、前後の集団と完全に入り交じり、 結局一通り見たあと案内のおじさんとはぐれ、勝手に見て回る状態に。 帰りの送迎バスの時間までかなり余裕があるので、中でゆっくり。 行ったり来たりしても、お咎めなしです。 帰り道、氷筍のところまで戻ってくると、カメラマンの集団が三脚を立ててはしゃぎ回ってました。 ちなみに、写真撮影は、「こうもりに向かってフラッシュをたかないでほしいんだけど・・・」という程度で、 みんな撮りまくってましたよ!

 観光洞ではありませんが、通路や鉄階段・照明等が整備され、全く危なくないです。 普段は公開されていないので、中もコケなどはえていないのがうれしかったです。 観光みやげもの屋さんもなく、子供の頃、初めて行った龍泉洞の、ひなびた山間いの鍾乳洞(ひめますは飼っていましたけど!)の風情を懐かしく思い出した次第です。
 予約は、入洞の為というより送迎バスの乗車に必要という理解でよろしいでしょうか? バスの乗客が10人で、鍾乳洞前の駐車場には車があふれてるってことは、まだまだ地元に愛されてる鍾乳洞って感じですが、 沢山の遠方の方にも是非訪れて欲しいものです。 そんな時、少しでも興味がある方に、今回のにゃんこさんの内間木洞の詳細なレポート、とっても役立つと思います。 情報ありがとうございました。

 旅人さん2006/5/24

 こうもり穴は、入り口に看板があるので、簡単に入洞できます。 ただし、自分の考えでは、700メートル近くはあると思われます。 この穴から入洞して、ほかの穴から出洞することができたので、この穴は流出口だと考えています。 もうひとつの穴からは、大量の水が流入していました。 ただし、この水は、現在は、別のトレンチを通って、最後は地下の吸い込み穴に吸い込まれていました。 またこの穴に接続しそうなほかの穴も見つけていますが、今のところ、超狭洞で、接続できていません。

 泥だらけになる覚悟でしたら、こうもり穴から入洞する分には、事故につながらないと思います。 700メートルはありますので、懐中電灯だけでなく、ヘッドランプと、換えの電池、予備の電灯、ヘルメットなど最低用意して入ってください。 そのほか必要なものは、最寄のケービング団体などのホームページで調べてください。 私自身は単独で入洞しましたが、2人以上で行動するようにしてください。
 こうもり穴は、私にとっては全く未知の鍾乳洞でしたが、少しだけ様子が見えてきた気がします。 おきらく気分での入洞は厳禁、ネコスケさんが言ってるように私達素人は、入口から少しだけ覗いて見るのが良いようですね。  ※トレンチ(Trench):細くて長い溝状の通路

 ネコスケさん2006/3/18

  キャー!内間木洞のコーナーができたんですね!  通常、一般人は入れない鍾乳洞ですから、地図やネットで名前を発見しても「見なかったこと」にしていたのでとても嬉しいです。 数年前、初めて氷渡洞に行った時に久慈市の温泉に宿泊しました。 海沿いから高原までぐるーっとドライブしていたとき、久慈市山根から平庭高原に向かう途中の左手にこんなのを見つけてしまいました。 (あぁこの先にスゴイ鍾乳洞があるのね、入れないけど・・・)と、気になりつつも素通りしたときの一枚です。

 今後、氷渡洞のように案内人つきで公開されるようになったりしたら嬉しいとも思いますが、今のところ一般に公開されるのが年に一度だけとなると、嫌でも激レア感に踊らされてしまいそう・・・行かなくちゃ!と思い込んでしまいそうで怖いです。
 写真:県道野田山形線沿い、内間木洞はこの先(“初”氷渡洞で岩手に行ったとき、近くを通過しました)
 内間木洞のページもそうなんですが、私が訪ねていない鍾乳洞は、メールが届くとページを作るシステムになっています。 それにしても、案内の写真をお持ちとは、オ・ド・ロ・キ・! なんか、 「安家石灰岩地帯」と呼ばれる地域一帯をくまなく歩かれているような気がしてきました。 船久保までご存知とは、もしかして、ネコスケさんとは、世を忍ぶ仮の名前で、実は、どこかの大先生とか。
 ネコスケさん2006/3/21

 と・と・と・とんでもない。ただの岩手マニア(?)です。 あのあたり、穴がたくさんあるようなのですが、もちろん、一般人なので興味は持たないようにしています。 でも、道路沿いに穴があいていて、ご丁寧に、「蝙蝠穴」なんてプレートがぶら下がっている場所もあったりして。 (覗きこむぐらいなら許されるかな〜?)とも思うのですが、いつも時間がない・・・。 観光で公開されている鍾乳洞でも、充分に、想像以上に楽しんでおります。 ちょうど、海沿いの野田から白石峠を越えて、県道をずーっと平庭高原へ向かう途中の左側、そろそろ内間木洞へ左折する場所が・・・あった!!と、クルマを止めてパチリ。 でも私には用はないのよ、ガマン!と、通過しました。 あのあたり、ステキな山がたくさんあって、本当にテクテクと歩いてみたいと思っています。 そういえば、龍泉洞のある宇霊羅山、登れるらしいです・・・行ってみたい。

 とち郎さん2006/2/11

 おきらくのHPに内間木洞が加わり、あれれと気にしていました。 私も新聞情報で今日の一般公開を知り、入洞の予約をしていました。 前日まで岩手の北の方は大荒れでして、車で行けるかどうかが不安でしたが、今朝6時に家を出て高速で走りました。 丁度200km程ありますが、それほど遅くならないで現地入りしました。

 10人ほどのグループと、ボランティアガイドさんが付いての誘導でした。 氷筍は入り口付近の気温の低いところに林立しており、ライトアップされ圧巻でした。 しかし、私のねらいは氷筍よりもやはり鍾乳洞としての内間木洞です。 入る前に、内部の写真撮影は禁止と言われあれれとなりました。 理由はコウモリの冬眠を妨げるからとのことでした。 冬眠している場所が限定されるので、それ以外の場所ならば良いでしょうとなりほっとしたのです。 デジカメでかなりのコマを記録して来ましたが、これから整理をし説明テキスト文を整備して、何ページかのシリーズを作ってみます。

 今回歩いたところは、入り口から100m程です。残念なのはあまりきれいな鍾乳石等が見られなかったことです。 本物は、一般が立ち入られない場所にあるとのことでしたが、こればかりは嘆いても仕方ないので断念しました。 画像を整理点検して納得できるものを作りたいと思います。 さしあたってダイジェスト版で更新追加をしましたので、よろしかったらご覧下さい。

 それからですが、氷渡探検洞の地底湖は行きたかったのですが、今回は断念しました。 理由は、例年にない豪雪で気後れしたことと、当日でしたが、地元の神社の蘇民祭があったからです。 ネコスケさんが出掛けたようですから、今に様子が分かると期待しております。

 岩手はまだまだ本物の冬です。 早く暖かくなって欲しいですね。 乗りかかった何とかで、岩手の鍾乳洞を全部撮影したくなって居るからです。 龍泉洞は以前に何回も訪れていますが、写真にならなくて本気になっていなかったので、今度は狙ってみたいと思います。 近場では住田町の滝観洞白蓮洞ですね。雪が融けたら行きたいと思います。
 内間木洞、江刺市から200kmですか、近そうでも安家洞のさらに北はやっぱ遠いですね。 写真撮影の件は、来年以降に訪れる方への貴重な情報になりますが、許可が下りて良かったですね。 早速 とち朗さんのHPにアクセス! いきなり目に飛び込んでくるトップページの氷筍! 凄すぎます!  大感動のあまり、思わずトップページの BGにしてしまったっていう感じが伝わってきて、なんか、してやられたようで、思わずニンマリしてしまいました。 洞口の写真もびっくり、結構積雪があるんですね。 ひと冬で良くもここまで育ったもんだと関心しきりのお写真、本公開を楽しみにしています。
 
 Muranoさん2006/1/27

 岩手県九戸郡山形村にある「内間木洞」にて、来る2月11日(建国記念の日)、「氷筍観察会」が開催されます。 参加費は無料ですが、山形村教育委員会(電話0194−72−3711)に事前の申し込みが必要のようです。 ご存知かと思いますが、本洞穴は、総延長6013.8m(国内第5位。ついこの間まで第3位だったのですが)の横穴で、毎年2月の氷筍観察会を含め、一般公開は年2回のみとなっています。 氷筍は、洞口から入って10mくらい先にある「千畳敷」と呼ばれるホールに良く発達し、高さは2m以上に達するものもあります。

 私も調査目的で内間木洞には何回か入っていますが、氷筍が林立する景観は、とても幻想的で美しいものですよ。 内間木洞を見学できる数少ないチャンスですので(特に、本年3月で山形村は隣の久慈市と合併して消滅してしまいますし)、もしお時間がありましたら、この機会に内間木洞を訪れてみてはいかがでしょうか?  なお、氷筍観察会は11日のみとなっていますが、翌12日(日)は「内間木洞まつり」が開催される予定となっていますので、この日でも洞内を見学できるのではないかと思います。 ただし、内間木洞へ行く公共交通機関がないので、現地へは自家用車で直行するか、盛岡でレンタカーを借りるしかないのが玉にキズです・・・

 ちなみに、両日私は現地におります(笑)。 といっても、内間木洞の近くにある中規模洞穴の測量をしているので、内間木洞そのものにはたぶん入っている暇はないと思いますが・・・(泣)
 内間木洞の氷筍は、石灰岩の天然フィルターで濾過された地下水のおかげで、 透明度が高く、神秘的な輝きを放つそうですね。 特に今年のような厳冬だと、その規模も例年以上かとは思うんですが、厳冬故に雪道が苦手な(怖い) 私は足が遠のいてしまいます。 冬が訪れるたびに一滴の水滴から形成がはじまる大規模な氷筍群をご覧になりたい方は、是非、予約の上、お出かけください。 ちなみに、「おらほーる」9時 または 10時 鍾乳洞前集合です。




2,3行で構いません。 内間木洞に関する今昔の情報や写真,
訪れた際の皆さんの感想を E-mailでお寄せ下さい。 このページに掲載させて頂きます。
じじいが出かける際の参考にもさせて頂きますので、よろしくお願いいたします。

  - 2006.2
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