飛騨大鍾乳洞


  秩父帯に形成された、観光洞部分800m,未開発部分1000mの規模を持つ鍾乳洞です。
入り口付近(下層:第一洞)は、ストローヘリクタイトなど、 まだあまり発達していない繊細な鍾乳石が中心ですが、 フローストーン中心の中層:第二洞からは登り坂や階段が多くなり、 出口(上層:第三洞)に近づくにつれ、 大宇宙人と名づけられたダイナミックな石筍や, 大石柱が姿をあらわします。 上層部は、地下水流によって溶蝕されたというよりは、 断層面が、 地震や断層運動などによって拡大,連結してできたと考えられる、 鋭く切り立った壁面や,割れ目の中を進みます。 激しいアップダウンを伴なう探勝は、地下峡谷へ迷い込んでしまった様な、 他の鍾乳洞では味わえない醍醐味があります。
(登り降りが苦手な方には、下層部,中層部から出口へ抜けるエスケープロードもあります。)

交   通

  JR高山本線「高山」駅下車。 高山バスセンターより、濃飛バス 「新穂高温泉」行きバスで28分。 「鍾乳洞口」下車。 徒歩20分。 (高山行き側のバス停にあるインターフォンで無料送迎バスを呼ぶこともできます)  濃飛バスのHP 「 路線バス>>高山市内路線>>平湯・新穂高線」で 時刻表・料金表をGETできます。

  車の場合、 東海北陸自動車道 「飛騨・清美IC」から、国道158号線を高山経由で50分。 長野自動車道 「松本IC」からは、国道158号線 及び 中部縦貫自動車道(有料)「安房トンネル」経由で80分。 所要1時間半から4時間の安房峠を越えるコースも健在ですが、11月上旬から5月下旬 及び 悪天候時は通行止めとなります。 道路状況は、長野県松本建設事務所のHP 「交通規制情報>>冬期通行止区間>>(国)158号(旧道)」で確認できます。

CAVE GUIDE
所   在
  岐阜県高山市丹生川町日面1147番地 (旧:大野郡丹生川村大字日面)
営   業   9:00〜16:00, 4月〜10月は 8:00〜17:00. (年中無休)
  施設点検のための臨時休業あり。詳細は、オフィシャルページの「お知らせ」へ。
料   金   大人 1,100円(高校生以上), 小人 550円(小・中学生), 幼児 無料 .   JAF割 
  割引券≠ェ、飛騨大鍾乳洞のオフィシャルページで、GETできます。
駐 車 場
 乗用車 300台 (無料)
2019年11月現在



 

怪しい鍾乳洞?
[Brief Note]

以前 某HPで、 『飛騨大鍾乳洞の中は薄赤と薄青の蛍光灯で照らされて、実にあやしげです。』と、 絶賛!?されていましたが、 赤や青のライトは、 苔などの植物が生育しない様にするための細工です。 白色電球や昼光色の蛍光燈など、 太陽光線に近い波長の光源を洞内の照明に使用した場合、 年間平均気温10度前後とは言え光源の熱と,地下水により供給される十分な水分という恵まれた条件の下で、 人の出入りによって洞内に運ばれた植物の種や菌糸などが、 発芽し,すくすくと成長してしまい、 光源付近の鍾乳石は植物で覆われてしまうことになります。

'91.5


行ってきたよメール
 2018年10月8日(月)の11時頃に行きました。 東海北陸自動車道の飛騨清美インターから国道158線を走る予定でしたが、高山清美道路を走ったほうが早いと言われてそうしたのですが、やはり道に迷いました。 入洞料を払い、2階に上がると広くて綺麗なコレクション館がありました。 いろんな鍾乳洞に入洞していますが、あんなに豪華なコレクション館は見たことがありません。 入洞料金に含まれているのかな?と思わせる印象でした。

 鍾乳洞はヘリクタイトは見ごたえありました。 「うど」を栽培している鍾乳洞は初めてみたのでビックリしました。 最後に冒険?探検?コースと書かれた看板があり急な階段を上がりましたが、すぐに終点になりました。 秋芳洞に近い鍾乳洞のイメージを持っていましたが、それほど規模の大きさは感じられませんでした。 洞内はどこも明るく鍾乳洞の名前や説明は見やすかったですが、ライトアップは・・・私のように暗くて先が見えにくくて、ワクワク心を持ちながらの入洞者にはいまひとつでした。

 去年入洞できなかった郡上鍾乳洞にも行きたかったですが、天候が安定しない日々が続き一泊二日の予定を日帰りにしたため、仕方なくあきらめて帰りました。
[2018.10.28 かずちゃん@SRXより
 高山清美道路は、確かに高山を目指す人には、早くて便利な道路ですが、158で平湯峠や安房峠(どちらも今はトンネルで抜けられますが)を攻める人には、高山清美道路の終点から158への乗り方が慣れていないと難しいかもしれませんね。 それにしても、このあたり、りっぱな道路がガンガン整備されて、昔に比べて、とってもお出かけしやすくなっていますね。

14年6月14日に新穂高ロープウェイに乗って残雪の山に登ってきました。 ラッキー(?)な事に自然の熊を見ることが出来ました。

その後、主目的の飛騨大鍾乳洞に行ってきました。 ここはカラー照明を使っているのですが、鍾乳石自体が比較的白く綺麗なので、白色のLEDで照らしたほうが自然美を表現できるのではって感じました。 大橋さんは美術品が好きなんですね。 洞祖神も美術品?帰り道に七福神の石像が並んでいました。

この日は下呂温泉で温泉三昧を楽しみました。  
[2015.10.18 ナカオさんより
飛騨大鍾乳洞は、今年7月に入口から150m先の人口洞部分で色とりどりの発光ダイオードによるライトアップを始めました。 電球や蛍光灯の光は、苔や植物を生育させてしまうので、光合成に不向きな色の照明で、鍾乳石を苔や植物から守っていたはずなんですが、 電球や蛍光灯に比べて発熱量が少なく、鍾乳石の乾燥や、コケ,植物の生長を抑えられるLED照明を使ったっ場合も極彩色だということは、 大橋さんが好きなのは、美術品だけじゃなくて、極彩色の照明もって言うことなのかも知れません。

私事ながら家族がインフルエンザにかかってしまい,一週間の出勤停止命令が出て日々の無聊に悩むいつじろうです。 シルバーウィークに岐阜へ行ってきました。 東日本の鍾乳洞は今回がお初です。 真夜中に大阪を出て朝には目的地へ着く予定が,高速を走行中タイヤがパンクという思いがけないアクシデントに見舞われ,着いたのは午後3時前でした。 事前情報では,洞窟へ入る前の行程で嫌でもコレクション館とやらを通らないと入口まで到達できないと聞いていたのですが,今はそうでもないようです。 切符を買って2階へ上がり,コレクション館入口で検札し,展示を見たい人はコレクション館へ,ペット連れの人は直接洞窟へ行けます。 折角なので展示も見ましたが,噂に違わぬ成…,いや,充実したコレクションでした。


洞窟の入口には「入口から100メートルが最も綺麗」という看板。 確かに赤青黄色と目が痛くなるほどに「綺麗」です。 照明が。 フラッシュなしで写真を撮ると非常に毒々しく写ります。 きっとそこまでが趣向を凝らした見所だとアピールしたかったのでしょうが,内容的には第2洞,第3洞のほうが鍾乳洞らしさを感じました。 ところどころ,鍾乳石のネーミングが変更されているようです。 例えば,かつての「大宇宙人」とおぼしき石筍は,「東洋一の石筍」に変わっていました。 ナイスなネーミングだったと思うのですが。

出口の道祖神はちょいとイカガなもんかと。 土産物屋にもそのテの石が売られてるし,事業主の趣味なのでしょうか…。 万人受けする観光施設にしたいのかどうか分かりませんが,全体的に奇を衒い過ぎている感じがしてちょっともったいない気がします。 洞内涼しいとはいえ小一時間も歩き回ってじんわりと汗ばんだところで外に出ると目に飛び込むのが,「蜜かけ放題」というこれまた何とも魅惑的な響きのかき氷(\250)。 蜜は4色ありますので美的センスが問われます。  (2009.9.19訪洞)
[2009.10.15 いつじろうさんより
私の会社も家族が新型インフルエンザにかかると出勤禁止で、「出勤禁止解除許可申請書」なるものまで用意されています。 電車の中やエレベータ内で咳をしている人がいると、思わず息を止めてしまうのはじじいだけでしょうか。 インフルエンザのウイルスは湿度60%以上になると空気中を浮遊できなくなり、生存率が格段に落ちるそうですので、こういう御時世にこそ遊びに行くなら湿度がめっちゃ高い鍾乳洞がいいですね。 ...なんて、こじつけかな。

洞窟好きのかみさんを伴って今年のお盆に飛騨大鍾乳洞に行ってきました。 旅行の目的地は奥飛騨温泉郷だったのですが、ここまで来たら外せないというものです。

入ってすぐのヘリクタイトは、なるほど珍しいものでしたし、至る所で上から水滴が落ちてきて冷たいのも鍾乳洞の醍醐味というものです。 最終出口を出ての帰り道も回廊のように良く整備されていて快適でした。

しかし何と言っても国道沿いに立てられた看板(写真)『戻ってきた金塊展示中』。 商魂たくましいというか、これさえも売りにしてしまうというか。 でも惹かれてしまいました。
[2009.9.16 三重県・伊藤さんより
以前のメールでも書いたんですが、今では「飛騨といえば...」「もしかして金塊?」 ってくらいに有名になりましたが、何を隠そうここのメインは「鍾乳洞」なんです。 あまり大きな声で言えないところが寂しい限りですが、頂いたお写真の「戻ってきた金塊展示中」という看板の堂々とした雄姿には、「おいおい」って突っ込みたくなってしまいました。 関係者の方々もここは鍾乳洞がメインだって忘れてしまったのかな...

8月29日に飛騨大鍾乳洞に行ってまいりました。 まずは大橋コレクション館……噂には聞いていたんですが、盗まれ削られてぼろぼろになった金塊がお出迎え。 コレクションは……うーん、金持ち趣味満開というか何とも……  鍾乳洞はそれなりに楽しめましたが、赤と青のライトアップとネーミングが悪趣味というか、なんとも言えませんねぇ。 ウリにしてるだけあって、ストロー状鍾乳石とヘリクタイトは非常に豊富でよかったです。 中もそれなりに広いですし、一部急な所はありましたが、家族も楽しんでくれたようでした。
[2009.9.7 山ア達也&陽子さんより
返ってきた金塊、私は写真でしか見たことが無いんですが、あの塊がここまでバラバラになるのかと感心したり、以前、塊だった頃よりキラキラ感を増し、ばらされ具合に近代アートの芸術作品かと目をみはったりした記憶があります。 今では、鍾乳洞以上に目玉展示となってるようで、穴好きにはちょっと残念。 今回は、お子さんの反応が書かれていなかったのもちょっと残念かな。

『手がかりを求めています。』
じつはどーしても、一回行きたい鍾乳洞があるのですが、もし、ご存知であれば教えて頂けないかと思い、メール致します。 聞いた話だけで、言う本人も子供の頃(35年位前!)なので覚えていないと・・・

手がかりなのですが、出口近辺に「大万孔石」なる、亀裂の入った鍾乳石があり、その下に男性のシンボルを象った置物が置いてあるのは、はっきり覚えているのだとか。

・・・それが目当てという訳でもありませんが、一度は行って、見てみたいかなと・・・。 しかし何処のなんと言う鍾乳洞かは、今じゃ全く分からないとの事です。 ただ、岐阜県各務原市の中学校での遠足か旅行かであり、そんなに遠くないんじゃないかとの事でした。 (でも中学校の旅行であれば、意外に遠くもあるかも・・・)  自分なりにネットで調べてみたのですが、分かりませんでした。 もしご存知であれば、教えていただきたいのです。 よろしくお願い致します。
[2009.2.12 梶田さんより
「大万孔石」だなんて、とっても凄いものを想像して、そんな鍾乳洞見たこと無いぞって言うのが第一印象。 けどちょっと冷静に考えて  @出口附近,A鍾乳石の亀裂,B男性のシンボル というキーワードから推察できるのは、「飛騨大鍾乳洞」ではないかと思います。 鍾乳石の亀裂ではなく、ライトアップされた岩の裂け目の真下に巨大な道祖神が置いてあって、道祖神の方はこのHPでも結構話題になったりしてます。 他の方のサイトになりますが、写真を見つけましたので確認してみてください。
22日の日曜日に、飛騨大鍾乳洞へ行ってまいりました。 鍾乳洞もすごかったですが、博物館の数々のお宝がこれまたホントにすごくて、ビックリしました。 撮影OKということで、例の盗難にあった金塊をバックに、写真も撮ってもらいました。^^  そして出口には、例の道祖神さまがどーんと構えておられました。

但し、これを撮影し、知人に送ったところ、どうも「大万孔石」とは違っていたようでした。 その点はちょっと残念でしたが、とても良い体験をして帰ってくることが出来ました。 これからも「大万孔石」を探し、いつの日か訪れてみたいと思います。 (名称が名称なので、今では呼び方が変わっているのかもしれませんね。) 

知人の記憶が定かでないのですが、「大万孔石」自体はもっと縦長の亀裂で、道祖神様はこれほど大きくなく、茶色だった気がする、とのことでしたが、 なにぶん30年も前のことでうろ覚えなので自信はないとの事でした。 出口に向かう道のあちこちに、「大万孔石」を宣伝した旗が立っていたそうです。 出て左側にお土産屋さんがあった気がするとも・・・でも30年も前ですから・・・
[2009.2.24 梶田さんより
「大万孔石」=道祖神の上方の岩の割れ目で、「何故ここに(道祖神が)置かれているか分かりますか?」の看板への答えは、岩の裂け目が「大万孔石」だからではないかと思ったんですが残念。 他には思い当たらないんですが、とりあえずご苦労様でした。 本物を発見したときには是非お知らせ下さい。 また、来訪者の皆さんで情報をお持ちの方も是非ご連絡下さい。

ゴールデンウィーク中に新穂高温泉に泊まった帰りにこちらの飛騨大鍾乳洞に行ってきました!  前日の夜から朝方まで大雨が降っていたので、霧がたちこめ新穂高ロープ−ウエイに乗れなかったので、予定より早く飛騨大鍾乳洞に着きました。 まだ五月で雨あがりなので着こんでいきましたが、寒くてずっと震えていました。 鍾乳洞の中は前回、秋芳洞を見学したあとなので、スケール自体に見劣り感がありましたが、間近でヘリクタイトなどが見られて良かったです。 ほかのお客さんも沢山いましたよ、やはり新穂高が濃霧でこちらの方に寄った人が多かったとおもいます。 でもあまりの寒さで少し体調の悪かった私は第一洞で上がってきてしまいました残念。 私的には、大橋コレクションにも、とても興味がありました。 成金趣味的なところがありますが、歴史的にみても貴重なものが沢山あったと思います。 これだけのコレクションを集め、飛騨大鍾乳洞を発見した大橋外吉さんはすごいと思いました。
[2006.5.15 ichiさんより
GW、カレンダーの赤い所は天気が良かったし、1日は真夏日だったように記憶していますが、山の中は、荒れ模様でしたか。 鍾乳洞の中で、途中で抜け出したくなるような寒さって経験したことがありませんが、楽しみにしていた飛騨大鍾乳洞、よぼど寒かったんでしょう。 女性の方は、やはり、厚手の羽織るものがあった方が良いのかな。 大橋コレクションは、久しぶりのポジティブなご意見です。 捉え方によると言うことですね。

2006年3月に飛騨鍾乳洞へ行って来ました。 白骨温泉から家路にへと帰る道路に看板が大きく立っていたので、行き当たりばったりで、立ち寄ってみたのですが・・・。 これがなかなかおもしろかった!  初めは暗くてお化け屋敷みたいな雰囲気をかもしだしていて背筋がゾゾッとする感覚を覚えたけれど、道を進むにつれいろいろなネ-ミングが付けられている鍾乳洞たちを見ていると歴史の深さを考えさせられました。 ただ、微妙なネ-ミングもあったけど・・・。 そして極めつけは最後に男性自身がド〜ン!とあって、びっくりしてしまったのでした。 一応触って帰りましたけどね(笑)ご利益があるかどうかはさておき、鍾乳洞は初めて行ったので、良い思い出になりました(^^ゞ  今度は夏に別の所へ行きたいですね。 さすがに冬は寒かった!!!ちなみに料金は\1000でしたよ。
[2006.3.8 momoringoさんより
福井からですと白骨温泉の帰りに、飛騨大鍾乳洞という道程なんですね。 せっかく温泉で体をほぐしたのに、洞内の登りに再び疲れたなんてことになりませんでしたか? 飛騨大鍾乳洞は、洞窟自体の変化も楽しめますが、連なる施設の変化にも目を引き付けられる、思いっきり観光地観光地した鍾乳洞ですので、 次回は、ひなびた山間の鍾乳洞を訪ねてみてはいかがでしょうか。

8月9日火曜日。 郡上鍾乳洞を見られなかった私は気持ちに収まりがつかず そのまま車を飛ばして高山まで行ってしまいました。 そう!目的地は飛騨大鍾乳洞!  もし営業時間内に着けなかったら それはそれでいいじゃないかと思ったうえで。

そして飛騨大鍾乳洞へ! 運良く営業時間内に潜り込めました。 昼飯もそこそこに車を飛ばして良かった!  時間に余裕もあったので 大橋コレクションもじっくり見ました。 金塊?もちろん触りましたよ。 真珠でできた塔を眺めていると 後ろから来たカップルが 「こんなに使うなんてもったいない」なんて言ってました。 鍾乳洞目当てのお客さんは2階だけ見て鍾乳洞へ行ってしまうようでしたが 私は3階までじっくり見ました。


鍾乳洞の内部はやはり名前に “大” と付くだけあって規模が大きかったですね。 入ってすぐに化石を見つけて思わず写真を撮ってしまいました。 歩いているとセンサーで感知され照明がついたり解説が流れたりするのですが あまりにも私の歩みが遅いので そこを通り過ぎるまでに消えてしまったりするのです。 ちょっとそれが悲しかったですけど。 それぞれのスポットの名前の他に 学名が書いてあったのが良かったかなぁと思います。


長い長い岐阜の旅でした。 鍾乳洞を出た後にまだ明るかったので 高山市内の町並みを観光し 飛騨牛も堪能し家路につきました。

[2005.11.3 Yasukoさんより
飛騨大鍾乳洞のような自動照明、色々なところで見かけるようになりましたが、 私も、途中で消えちゃう口です。 洞窟全体の照明が消えちゃうところも多いので、 懐中電灯片手に、センサーまで走って戻って「まだまだいますヨ」って機械に話しかけることもしばしば、 私たちって規格外のお客さんなんでしょうか。 ところどころに設置された「学名」案内板 私の時には無かった新しいもののようですね。 さらに整備が進められているようでうれしくなりました。

8月のはじめに今話題の(?)白骨温泉に観光旅行に行ってきました。

目的のメインのひとつが、「飛騨大鍾乳洞」です!(ずいぶん離れてますが) 期待したスケール感はそこそこでしたが、2次生成物の豊富さは予想以上でした。 ヘリクタイトなんかはなかなかのものだと思います。 小さな空間にたいへん多くのつらら石が高密度にあったりして、 水分も多く、いかにも現在盛んに成長中といった感じが窺えます。 明らかに別々の鍾乳洞と思える前半部と後半部の性格の違いも勉強になりますね。

全般にここの鍾乳洞は観光整備がたいへん行き渡っています。 遊歩道は完璧ですし、照明のケープルなども巧みに隠されています。 発見が新しく、発見後すぐに観光整備にかかったためか、生成物が豊富な割には 無粋な金網や檻が少なく、その点も好感がもてました。

近いうちに入水洞に挑戦する予定なので、一緒にいった女房は予行演習と称して、 裸足になって観光コースの水流の中をばしゃばしゃ歩いていました。 はたから見たら頭のオカシイおばさんですね (^^;;

すぐ近くの両面窟は勝手に入山できないようで、時間も余裕がなかったので 見られなかったのが残念ですがどんなところなんでしょう。 岩壁の途中にあるようなので入り口の環境は迫力がありそうですね。

さて、ここの鍾乳洞について語ると例のコレクションを外せないという感じですが (^^;;、 感想は、「はいはい、よーく判りましたっ」という感じでしょうか。 鍾乳洞の回遊コースを終わってだめ押しで現れる宝飾館のさらに最終フロアの入り口に、 「お疲れ様でした。 ここでほんとうに終わりです。 最後までごゆっくりご覧ください。」 みたいなことが書いてありましたが、まるで宮沢賢治の「注文の多い料理店」 みたいで思わず笑ってしまいました。


ちなみに、白骨温泉に行く鍾乳洞好きの方は、奇勝「隧通し」と「竜神の滝」は必見です。 巨大な岩壁を渓谷の流れが洞窟で貫通しているところなんて日本中でも珍しいでしょう。 まして、そんな場所の真上に温泉街の中心交差点が乗っかっているなんて、びっくりしました。 「竜神の滝」は滝というしろものではありませんが、石灰岩の岩盤から排水されていて、 明らかに洞口から吐き出されている光景は面白いです。 排出口を見に行こうと少し上りましたが、足場が悪くて断念。

追伸: 私も小規模ながら鍾乳洞WEBサイトを立ち上げました。 こちらに投稿させていただいた内容を写真と合わせたもので、少しづつ充実させてゆきたいと思っております。 お暇のあるときにご笑覧くださいませ。
「猫仙人の洞窟探検」 http://neko-net.com/cave/
[2004.8.12 猫仙人さんより
灼熱の都会を離れて話題の避暑地を満喫されたようですね。 私が訪ねた頃はトンネルが開通していなかったのですが、 平湯温泉と、当時はまだ車で入れた上高地とをセットで楽しんで来ました。 けど、白骨温泉の奇勝「隧通し」と「竜神の滝」も美味しそうですね。 飛騨大鍾乳洞って、松本方面からも岐阜方面からも結構離れているのに、 洞内の整備は勿論、ミュージアムに至るまでよくあれだけの観光設備をあの地に整えようって思い立ったなーって感心してしまいます。 感心されついでに、「両面窟」の観光化も もっと進めてくれると嬉しいですね。


白骨温泉
[Brief Note]

乗鞍岳の一帯の地層には、秩父帯に属する2億5000万年前以上昔の石灰岩が含まれています。 さらに、この地域は硫化水素を含む「弱酸性」の温泉が湧き上がっており、 温泉が石灰岩に接触することで、石灰岩に含まれる炭酸カルシウム(CaCO)を溶かして、 カルシウムイオン(Ca2+)と 遊離二酸化炭素(CO「炭酸ガス」)や 炭酸水素イオン(HCO)が温泉成分に溶け込みます。
温泉が地表に湧き出すと、圧力が下がって炭酸ガスが泡となって抜けるので、 温泉は弱酸性から中性に変化し、カルシウムイオンと炭酸水素イオンが反応して 再び白い炭酸カルシウムの微粒結晶が析出してきます。 このように白骨温泉の白濁湯にも石灰岩が影響しています。

先日2003年8月23日に飛騨大鍾乳洞に20年ぶりに行ってきました。 名古屋で法事があり東京から真っ直ぐ行くのも芸がないので、ちょこっと寄り道です。 主人はここは初めてということで、結構楽しんでいました。 私は子供の頃のぼんやりした記憶のなかでも、宮様が名前を御付けになったという鍾乳石が あったことと、入り口を入ってすぐのところにウミユリの化石があり、こんな山の中が太古の昔は 海であったのか!!という驚きの気持ちをずっと憶えておりました。 再び目にすることが できてなんだか感激! 
事前にこちらのHPでチェックをしていた為か特に気になったのがやはり『コケ』でしょう 大きな鍾乳石には明るい照明を当てているためか、全体にうっすら苔むしてしまっている石がかなりありました。 私自身も観光客なので偉そうなことはいえませんが残念なことですね。 何か良い対策は無いんでしょうか? 
以前と大きく変わっていた点としては件の『大橋コレクション』へ絶対に立ち寄らないと 鍾乳洞にはいけないような導線になっているってことでしょうか。 まぁ、鍾乳洞と大橋コレクションと両方じっくり見ても1時間位ですから、お付き合いしてあげるという感じですね。 ひとつ所にしばらく立ち止まりじっくりと観察していると、通り過ぎる家族連れの人たちが みんな同じ歓声(うおっとか、○○だってなど)をあげたり漏らしたりしていてそれも なかなか楽しかったです ちなみに今年は冷夏の為、訪れる観光客は例年より少なめとのことでした。
[2003.8.26 こっこままさんより
鍾乳石を覆ってしまう苔の問題は心が痛みますが、 実は鍾乳洞からの湿潤な冷気のおかげで、洞口周辺には 高山性や北方系の貴重な苔植物が分布している例があり、 保護が求められていたりします。 同じ苔なのに生える場所 によって扱いが全然違ってしまっているんですが、鍾乳石を 覆っている苔も絶滅危惧種だ! なんて事になったりすると途端に大切に されたりするんでしょうね。 自然との付き合い方って難しいです。

偶然GWの道中に見つけました。 特に大橋コレクションの100.5kgの大金塊には爪立て気味に触ってきました。 他の人も同じコトを考えていたのでしょうか、ギチギチに傷ついてました・・。 GWは駐車場代取るのですけど朝イチで行けばサービスしてくれちゃいます。 そこかしこに人工的な作りと、怪しげな看板が目に付きとても愉しかったです。 しかし、これでもかこれでもかと成金趣味の大橋コレクションを魅せられ・・。 早く出口にたどり着きたいのになかなか出られない迷宮のラビリンス。 最後は売店(宝石店?)を通るのですが監視カメラで撮影してたのか、着飾ったオバちゃんが奥からいそいで出てきて待ちかまえていました。 この『大』鍾乳洞がクセになり、日原に行くことになりました。 是非そちらにも書込したいです。 それとあわせて鍾乳洞ではないのですが横浜にある「田谷の洞窟」にも行きたいと思います。 ろうそくの光のみで入場するらしいです。 飛騨大鍾乳洞に出会わなければ・・洞窟にも興味は湧かなかったでしょう^^
[2003.7.29 素揚げさんより
あの鍾乳洞を偶然見つけてしまうとはラッキーでしたね。 & 駐車場代の早朝無料サービスで2度ラッキー?  飛騨大鍾乳洞は、成長初期の鍾乳洞〜成長真っ盛りの鍾乳洞までが連結した構造になっていますので、 色んな景観を楽しめたことと思います。 日原鍾乳洞では、急な階段にめげず「新洞」を必ず探勝してきて下さいね。 それと、出口には簡素な売店しかありませんのであしからず。

学校のサマーキャンプで行って来ました。 怪しくないです。 すっごくいい所でした。 確かに、色のライトが照らしてありますが、国会議事堂の形をいているなど、とても興味深いものがたくさんありました。 但し、私は7月の中旬に行ったのですが、とにかく寒かったです。 絶対に長袖で行った方がいいです。
[2003.7.15 紀衣さんより
飛騨大鍾乳洞は、日本一標高が高い場所にある観光洞です。 で、洞内の気温も、標高が高い分 他の鍾乳洞よりも低く10度〜11度となっています。 夏の冷房が苦手な方や、冷え性気味の女性の方は、紀衣さんのおっしゃる通り 寒さ対策も必要ですね。

行って来ました。飛騨大鍾乳洞と大滝鍾乳洞&美山鍾乳洞
どれも噂に違わず美しかったです。
ちょっとコレクション館付のとこは、
流石に象牙の宝船や翡翠とメノウの桃の木を展示する感覚の方がオーナーなだけに
照明も派手派手でしたが(笑)
[2002.9.23 HIROMIさんより
飛騨大¥゚乳洞っていう名前も派手派手だと思っていましたが、 これもオーナーのセンスなのかな?  確かに、距離的には大きな鍾乳洞なんですが、自ら大鍾乳洞を名乗っちゃう鍾乳洞って、 日本でここだけです。

私も鍾乳洞好きです。 まだ、マニアではないけど・・・
数としては4〜5箇所ぐらいしか訪れてないヘボ素人です。
ひんやりとした何とも言えない「異空間」が非日常的でいいですよね。
最近行ったのは、4年前ぐらいの「飛騨高山」の鍾乳洞です。
なんとなぁ〜く行ったって感じですが、
出入り口に男性のシンボルらしき物が何個も陳列してあった記憶です。
鍾乳石でできてたのかな?よく覚えてない・・・
[2002.8.13 asaさんより
飛騨大鍾乳洞って、鍾乳洞自体も圧巻なんですが、 秘宝館?風の博物館の方が、鍾乳洞以上に印象に残っちゃう方って結構いるみたいですね。 私が訪ねたときも、お年お召したお姉さんグループが、「男性のシンボルらしき物」を なでてました。 アルコール入ってたのかな?

今年のゴールデンウィークに行ってきました。
確かに怪しいですね。大橋さんに興味がわきました(笑)
でも、鍾乳洞は大きくて(長くて)驚きの連続でした。
暑いのが苦手なので、この夏も郡上八幡の大滝鍾乳洞へ行く予定です。
[2002.8.12 滋賀県 ヒサエさんより
まだ行かれていない方には意味不明かも知れませんが、 鍾乳洞から出口へ向かう帰路に、「大橋ミュージアム」という おみやげ屋さん風の博物館が併設されています。 古美術品や銘石などが展示されているんですが、何故って考えちゃいます。

2,3行で構いません。鍾乳洞を訪れた際の皆さんの感想や情報を E-mailでお寄せ下さい。
それぞれの鍾乳洞のページに掲載させて頂きます。
営業日,料金等の変更にお気付きの方の最新データも お待ちしております。

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