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パソコンカメラ日記(独り言) 元に戻る

H18.06.27 またまたまた落札!
このセットで\2,600!
今度は、PENTAX Z-70Pを\2,600で落札。カメラだけではなく、シグマのUC ZOOM 28-70mm F3.5-4.5とDL ZOOM 70-300mm F4-5.6、さらにアルミケースをつけての値段である。

本日商品が届いたが、カメラ本体は新品にしか見えないくらいの美品。外観にはキズ一つなく、中をあけても見たがフィルムを通した跡も見られない。電池を入れてみたが、動作も全く問題なし。レンズは後玉側こそカビが生えていたが、フロント側はフィルターが付いておりホコリ一つなくピカピカ。

カビは分解して清掃でき、写りも良好。AFも問題なく、本当に良い買い物が出来たと喜んでいる。

一応ジャンク品と書いてあったが、どういう経緯でそうなったのか不思議である。
H18.06.26 アダプトール2
30年くらい前に出たタムロンの交換マウントシステム。マウントを交換することで、色々なメーカのボディに同じレンズが使えるシステムである。

昔の規格なので、当然マニュアルフォーカスしかないが、自動絞りには対応している(EOSとαは除く)。このマウントだけを入手すれば、一つのレンズが色々なカメラに流用できるのである。
SVにもタムロンが istDsにも同じタムロンが さらにはKissDにもOK

参考資料:
SVにはES用のアダプトール2マウント(16C)を使用
istDsにはKA用のマウント(63C)を使用
KissDにはES用のマウントを使用し、M42-EOSアダプターを介して取付
H18.06.25 またまたレンズを落札
TAMRONの70-210mm F3.8-4(46A)アダプトール2レンズのジャンク品を落札。ジャンクの理由は、前玉内部に曇りありということであった。しかし、今回はレンズはどうでもよく一緒にM42アダプターを\1,500でつけてくれるという、商品説明に目がいったのである。

先日、17Aを落札しistDsで使用しているが画質も良くマクロも強力で、このレンズをぜひEOS KissDigitalでも使ってみたかったのである。すでにM42-EOSアダプターは入手していたが、TAMRONレンズのアダプターはKマウント用しかなく、M42用を探していたのだった。(ちなみにEOS用はレアなので入手困難)

本日落札した商品が届いたので、まずはレンズを分解して曇りを清掃。つづいてM42アダプターを分解し、改造を施した。というのも、アダプトール2のM42アダプター(16C)は自動絞り対応のため、ピンを押さないと絞りが開放のままとなる。M42-EOSアダプターがピン押しタイプなら良かったのだが、高価なため普通のものしか所持していない。それなら、TAMRONのアダプターを改造すれば良いということで行ったのである。

改造といっても、2mmの長さに切ったチューブをピンにかぶせるだけである。これで、ピンを押した状態になり、絞りがマニュアルで操作出来るようになるのである。
曇ってるよ〜 綺麗になったよ〜 マウントの改造
H18.06.22 レフコンバーターM落札!
レフコンバーターM
PENTAX純正のアングルファインダーである、レフコンバーターMを安価で落札した。一つ前の型であるが、現行のレフコンバーターAと大差はない。

アングルファインダーは、接写の時に使用すると楽な姿勢で撮影ができ、大変便利なものなのだが結構高価なのである。特に、PENTAX純正で現行のレフコンバーターAは定価がなんと\40,950もするのである。他メーカのものでも\15,000以上はするので、新品を買うことはできないためオークションで探していたのだった。

今回の、レフコンバーターMは30年位前に\14,000で発売されていたもの。かなり古いものなのでレンズとプリズムにカビが発生していたが、簡単に清掃できた。

あれ!?またコラボ?
ちなみにPENTAXのレフコンバーターは大きく分けて3種
1.初代レフコンバーター・・・・SP等のSシリーズおよびKシリーズ用。左右が反転表示になる
2.レフコンバーターU・・・・同上。正像表示
3.レフコンバーターM&A・・・・Mシリーズ以降、istDシリーズ含む。x2表示対応。

となっている。
PENTAXはMシリーズ以降アイカップ部分の規格を変更していないため、古いアクセサリーが現在のデジタル一眼レフにも流用できるのでありがたい。

←EOS KissDigitaにも付いたりして(^_^;)
H18.06.16 EOS KissDigtalもPENTAXの仲間入り
初代EOS KissDigitalも今年で3年目。しかしEFレンズは高くてなかなか買えない。そこで、M42-EOSアダプターを購入して、PENTAX用のTakumarレンズを使うことを考えた。

アダプターはオークションで\2,000にて購入。レンズは、50mm F1.8、28mm F3.5の2本があるのでこれを流用。電気接点が一切ないので、エラーが出ることもなく実絞り優先オートで使えるので便利である。
M42-EOSアダプター CanonとPENTAXのコラボ! Takumar 50mm F1.8開放
H18.06.15 PENTAX KX入手!
ホットシューが浮いている
ずっと探し続けていた、KXのブラックモデルをやっと安価で落札することが出来た。ペンタプリズム部分と、巻き上げレバー側の肩に当たりがあったため、\5,250という安さでオークション終了。昨日、商品が届いたので早速、分解して修理を行った。

主な修理箇所は
1.当たり部分のたたき出し
2.絞り読みとりミラーのズレ
3.シャッタースピード表示のズレと粘り
4.ミラー部モルト張り替え
である。

露出計は正常動作しており、プリズムの腐食もなく、シャッター幕や動きも正常で機構部分には何の問題もなさそう。分解してオーバーホールをと思っていたのだが、あっという間に修理完了となってしまい拍子抜けしてしまった次第である。

PENTAX KXは完全機械式のカメラで、電池は露出計にしか使っていないため電池切れになっても撮影ができる。1ヶ月くらい前に入手した、PENTAX MXも同様である。シャッターや巻き上げ部分がすべてメカで出来ているため、壊れても直すことが簡単にできる。部品もほとんどが金属製のため、耐久性も抜群で何十年後でも使える可能性があるカメラである。
そのため、オークションでも人気があり、ここ最近はかなりの高値で取引されており、わずか\5,250で落札できたのは奇跡としか思えず大変ラッキーであった。
無事修理完了 へこみも目立たなくなった
H18.06.08 P/KA 63C
先日入手した、タムロンのマウント交換式レンズ用アダプトール2マウントである。このマウントを使うと、タムロンのマニュアルフォーカスレンズにAポジションが追加され、istDSなどのデジタル一眼レフでも、P、TV、AVなどすべてのモードが使用可能になる。

しかし、事前にネットで情報を仕入れたところ個体差があり、Aモードにならないことが多いことがわかった。今回私が入手したマウントも、Aモードが認識されずつかえなかったのである。当然このままで納得がいくはずはなく、早速このマウントの解析を行うことにした。

接点部分のアップ
同時に落札した、Pモード対応のA3 DATE-Sにつけると問題なくAポジションを認識する。ネットの情報では、istDSにつけた際、ロックポジションから少しずらすとAポジションを認識すると記載があったので試してみるとなるほどそうである。
レンズロックポジションまで、回すとistDSの液晶パネルのAV部分が----となり、少しずらすと絞り値が表示されるのである。

やはりP/KA 63Cで増設された3個の電気接点に問題があるのかと、マウントを分解し確認を行った。数時間、マウントをつけては外しを繰り返し解析を続けたところ、やっと原因が判明したのである。
istDSのKAFマウントはKAと比べて接点が1個増えており、この接点がレンズを取り付けた際にGNDと短絡されないとフォーカスエイドが効かないのである。実はこの接点にもう一つ意味があり、フォーカスエイドが効かない=Aレンズ以前のものと勝手に判断し、絞りのコントロールを無効にしていた様子。

クリックすると拡大
タムロンのP/KA 63CマウントはPENTAXのAF機が出る以前のマウントなので、この接点のことなど何も考えられていないのである。運が悪いことに、レンズを固定した際、上記の接点がちょうどネジ穴のくぼみに入り込み、浮いた状態となっていたのが原因だった。そのため、レンズを少しずらすとネジ穴の位置から接点がずれ、GNDと短絡され絞り表示が正常になるのである。

このネジ部分に導通性のあるものを貼り付ければ、P/KA 63CマウントがistDSで、正常に使用することができるのである。(私はネジの長さを調整し、マウントと面位置にした)

→右の写真は、タムロンアダプトール2レンズ 70-150mm F3.5(02A)に、P/KA 63Cを取り付けてistDSの、Mモードで撮影したもの。Exifデータを見ると、ちゃんと絞り値が記録されている。(焦点距離はROM非搭載なので0)

追加情報(2006/06/25)
63Cのアダプターを使用して、istDsのAVモードで絞りを決めても、F5.6位までは開放のまま変化しないことがわかった。

ネットでも同様の情報があったため、またまたマウントの解析を行った。開放状態を連動している機構部分に調整できる箇所があり、ネジをゆるめて左右に移動させることで、絞りの連動がほぼ正確に行えるようになった。(調整しても、F3.5開放のレンズでF4は開放のまま)
H18.06.07 またまたカメラを落札
マウント部が変
PENTAX A3 DATE-Sとこれまたマイナーなカメラを\1,200にて落札。しかし、目的はカメラ本体では無く付属品にあったのだ。いつものように、オークションの一覧画面で、出物がないかと眺めていた時に、このA3 DATEに目が止まった。マウント部が不自然で何か他の物が付いているように思えたのである。オークション画面で確認すると、タムロンのアダプトール2マウントがついたままで出品されていたのだった。ただのアダプトール2マウントならすでに一個所有しているので不要だったが、付いているカメラが、PROGRAMモードオンリーのA3 DATE。写真では、レンズ側しか見えていないが、現在所有しているP/K 02Cと異なっているため、このマウントはAモード対応のP/KA 63Cと断定した。

P/KA 63C入手!
\1,000スタートで、競り合うこともあまりなく結局\1,200で落札。本日商品が届いたが、予想通りタムロンアダプトール2マウントのP/KA 63C(定価\7,350!)が付いていたのだった。さらにホットシューからシンクロ接点を取り出すアダプターまでついており、十分元がとれたのであった。(ちなみにP/KA 63Cは、オークションでも\5,000くらいする)

カメラ本体はミラーアップ状態で動作しなかったが、底蓋をあけて機構部に若干の注油をすることで復活。でもA3 DATEを使う気は無いので、オークションに再出品の予定である。

なおP/KA 63Cは現在istDSにつけて、Aモードの動作確認中である。
H18.06.06 通信販売
PENTAXのレンズをオークションでたくさん入手したのだが、ジャンク品が多い為レンズキャップがほとんど無い。カビやホコリを綺麗に除去して使えるようにしても、またほこりまみれになるのでレンズキャップを捜していた。
しかし昨今、近所にカメラ屋は皆無でこのようなパーツを入手することは困難なため、通販に頼らざるを得ないのが現実である。
PENTAXにもオンラインショップがあり、こういったパーツを購入することができる。レンズキャップも販売しているのだが、サイズが52mmと58mmしか無いのである。昔のPENTAXレンズは49mmが圧倒的に多く、このサイズのキャップがほしかったので、要望という形でオンラインショップにメールを入れたのである。
するとどうだろう約30分後に、”49mmも購入できるようになりましたと”メールが返信されてきたのである。今まで、色々な通販を利用してきているが、在庫品を要望して追加してもらえたなんてことは初めてなのでビックリである。

PENTAXオンラインショップの柔軟な対応に感謝である。
→PENTAXオンラインショップのリンク
H18.06.03
レンズのカビは無くなった
smc PENTAX-M 80-200mm F4.5
どう分解していいのか判らず放置してあった、80-200mmズームであるが、ピントリングのネジ6本を外し、ズームガイドの2本のネジを外して、やっと前玉を含む鏡同が外れた。どうがんばっても、これ以上分解する方法がわからなかったので、そのままで奥にあるレンズを清掃しカビを除去した。

しかし、鏡同をマーキングなしで分解したため、元の位置が判らなくなり再組み立てに四苦八苦。必ずマーキングはしておかないとあとで大変である。
H18.06.01 レンズのカビ取り
オークションでレンズを2本落札した。1本はPENTAX-F 28mm F2.8、もう一本はPENTAX-M 80-200mm F4.5ズームある。
単焦点のTakumarやMレンズの分解清掃は簡単に出来るようになったため、今回は難易度の高いAF用レンズと、ズームレンズの分解・清掃にチャレンジしてみた。

まず、PENTAX-F 28mm F2.8のほうであるが、後玉の内部に大量のカビが発生していた。AFのレンズであるため、どこから分解しようかと一瞬悩んだが、マウント横のネジを外してセンターの飾りリングをまずは取り外し。続いて後玉のユニットを、指サックをはめた手で回してみたところ、あっさり取り外すことができたのであった。

かびはこの後玉ユニットと、絞りの先にあるレンズだけに発生していたため、綿棒の先に中性洗剤をつけて清掃し、エタノールで仕上げをして、あっという間に清掃完了となった。

AFレンズということで、複雑な構造ではないかと心配していたのだが、ペンタックスのレンズにはモータが内蔵されていないので簡単であった。

なお、PENTAX-M 80-200mm F4.5のほうは、分解方法がわからずゴムを外した状態で放置してある(^_^;)。
M 80-200mmズーム 前玉2枚目内部がカビだらけ この先どう分解するのか
H18.05.27 PENTAX-M 50mm F4.0マクロ
先日落札し修理を行ったPENTAX-M 50mm F4.0マクロレンズをistDsにつけて、近所のバラ園へ撮影に出かけてきた。午前中快晴の良い天気だったので、たくさんのカメラマンが撮影に訪れていた。
1時間ほどで約100コマ撮影し、帰宅後確認してみたが初めてマクロレンズで撮影した写真のシャープさに驚かされた。

マクロの世界はなかなかおもしろく、はまりそうである。
写真は、一部を等倍でトリミングしたもの。クリックすると、全体写真が表示される。
H18.05.26 レンズのカビ取り
先日落札したレンズだが、50mm以外の28mmと135mmにカビが生えていた。特に28mmのカビは凄まじく、全く向こうが見えない位になっていた。

いつものように、エタノールで拭いてみたが一向に綺麗にならない。そこで強力アセトンを使ってみた(塗装が溶けるので要注意)。しかし、それでもとれないのである。
もうあきらめようか、と思ったが以前にネットで”かびは中性洗剤が一番”と書いてあったことを思い出し、手近にあった食器洗い洗剤を使ってみたところ、あーら不思議簡単にカビは一掃されたのであった。調子にのって他のレンズも、綿棒に洗剤を一滴つけて、くーるくる拭くとあっという間にカビがなくなってピカピカになった。かび取り後は、再発防止のため一応エタノールで綺麗にしておいた。

これからは、カビ取りは洗剤を使うことにしよう。
H18.05.25
その2
さらに落札品が到着
2台のワインダー。回路が違う
PENTAX MX用ワインダーをもう一つ落札してしまった。こちらは電池蓋のネジが破損してるが動作は問題がない(以下2号機と略)。最初に落札したものは、電池蓋は大丈夫だが動作しない(以下1号機と略)。2個一で、まともに動作するものが1台できあがりである。

部品取りされた1号機であるが、そのままにするつもりは無く修理に取りかかった。まずは、破損している電池蓋の修理から始める。パーツは入手困難なので、壊れていないものから複製を作るのである。

今回、複製作業に使用したのは、武藤商事のプラリペアである。これは、簡単に言うとプラスチックの粉を溶かして自由に色々な形が作れるものである。型どり用のゴムである、型取くんがセットになったものを購入し、まずは型どりを行う。
続いて、型の中にプラリペアを流しこんで、10分ほど待つだけで複製が完成。4個目にしてやっと満足のいくものが出来た。細かいネジの部分も見事に再現されており、強度も問題なしである。
一番左端がマスター。一番右端が完成したもの 左が綺麗にしたもの
これで外観の修理が完了したので、メカ部の修理に取りかかる。1号機は巻き上げはできるが、シャッターが降りなかった。正常動作するワインダー2号機と見比べてみたところ、ギアユニットの一部が固くなり動作しないことが判明。ここに#10のスピンドルオイルを1適垂らすだけで正常動作するようになった。

2台のワインダーを分解してみて気が付いたのだが、電気回路が全然違うのである。さらにC-OFF-Sの切り替えスイッチも、異なっている。1号機のほうが古いと思われるが、巻き上げ音はこちらの方が軽快である。

これで2台のワインダーが動作するようになったが、2台も必要ないので2号機はオークションにて処分。
H18.05.25 オークションで落札したものが続々到着
落札した品々
どうせ落札できないだろうと片っ端から入札していたら、どんどん落札されてしまい一杯になってしまった。

今日届いたのは、
1.動作しないとかかれたPENTAX MX用ワインダー
2.ジャンク品と書かれたPENTAX MX
3.smc PENTAX-M 28mm F2.8
4.smc PENTAX-M 135mm F3.5
5.smc PENTAX-M 50mm F1.7
の5点

とりあえず2.PENTAX MXから修理にとりかかったが、電池蓋が液漏れで緑青まみれになっており開かない。底蓋を外してみたところ、電池が入りっぱなしになっていた。しかし内部には液漏れが発生しておらず綺麗な状態。
電池蓋を1円玉で回そうとしたが、曲がってしまいダメ。それではと10円玉を万力にくわえて、カメラ本体の電池蓋部分を押しつけて回したが、やはり10円玉が曲がってしまう。
緑青を溶かす方法がないかネットで検索してみたところ、酢が良いとの書き込みを発見。早速、酢づけにして大型ドライバで力一杯回したところ、やっと外すことが出来た。
電池蓋内部を綺麗に清掃し、新しい電池をいれてみたところ、露出計が問題なく動作。シャッターも全速正常に切れているので、モルトだけを交換すればこのまま使えそうである。

続いて、2.ワインダーの修理に取りかかる。これは、出品者が分解して直りませんでしたと記載があったもの。よく壊れている電池蓋は、修理されておりとりあえず使える状態。電池をいれてみたが全く動作しない。中を開けてみてビックリ。配線が切れていて繋がっていないのである。これを接続し、切り替えスイッチの接触不良を分解修理することで、動作するようになった。カメラに取り付けてみたところ巻き上げは出来るが、シャッターが下りないのでさらに修理が必要である。

最後3本のレンズだが、50mm F1.7は全く使用した形跡のない極上品。同じものをすでに所有しているので、整備後オークションに出品予定。28mm F2.8は後玉内部にカビが大量発生しているため、分解して清掃が必要である。135mm F3.5も前玉内部にカビ発生で、こちらも分解が必要である。
H18.05.24 smc PENTAX-M 50mmマクロ
横幅が約46mm
先日届いたマクロレンズを使って、150mmステンレス製スケールを最大倍率(0.234m)で撮影してみた。

カメラはAPS-CサイズのistDsを使用しているので、映像素子の大きさが16.7mm×23.4mmとなっている。焦点距離は約1.5倍となるため、50mmのレンズが75mmになる。
このレンズは最大で、1:2すなわち0.5倍までの撮影が可能となっているので、撮影出来る最大の大きさは、0.5倍x1.5倍の0.75倍と思っていたのだが、実際に撮影するともともとのレンズの倍率である0.5倍であった。

う〜ん、奥が深い。よくわからない。。。。
H18.05.23 マクロレンズ落札〜!
落札したレンズ
すっかりオークションにはまっている今日この頃。今度はジャンク品のマクロレンズを落札。約30年くらい前の、smc PENTAX-M 50mm F4 マクロである。
まともな物なら、オークションでも\12,000以上するこのレンズ、絞り動作不良のジャンク品ということで格安の\2,400で落札したのだった。

今日落札したレンズが届いたので、早速確認してみると絞り込みレバーがぐらぐらしていて、うまく絞りこまれない様子。さらに、レンズを繰り出すとこのレバーがひっかかってレンズが戻らなくなるのである。

早速、分解を行い不具合箇所を確認したところ、レバーを止めているネジ2本のうち、1本が脱落して紛失。もう1本もゆるゆるになっていただけだった。ネジは以前にジャンクで仕入れていた、タクマーレンズから拝借しあっという間に修理完了となった。

レンズ自身にはカビやキズもなく、外観も大変綺麗だったのでなかなか良い買い物であった。
レンズユニット ネジはタクマーから拝借 早速istDsにつけて試写
H18.05.21 暑〜い!
梅雨の中休み?で、今日は快晴。午後からどんどん気温が上がり、気象庁発表の気温は28度。24時間稼動のサーバーが設置されている我が家の2階はそれどころでない。夕方になっても気温が下がらず、とうとう室温が30度に達した。
ちょうど、DVDのAC3再エンコード作業中だったため、パソコンのCPU温度もどんどん上昇し、ついに60度に。
しばらく、ケースを開けていないので、久しぶりに開けてCPUファンのメンテが必要か。

パソコンにはつらい、季節がまたやってきた。
H18.05.19 高圧シンクロ
古いストロボはシンクロ電圧が高く、デジタル一眼を含む電子制御カメラで使用するとカメラが壊れてしまうらしい。
そこで、所有するストロボの電圧を測ってみた
メーカ 機種 シンクロ電圧
SUNPAK auto24SR 約170V
SUNPAK MG-1 約7.3V
SUNPAK auto4205G 約6.7V
SUNPAK auto555 約5V
ストロボをマニュアルモードにしてチャージ完了ランプが点灯してから、ホットシュー(シンクロ)接点をテスターで測定。

SUNPAKのホームページでは、MG-1は高圧シンクロとなっているが、この電圧なら問題ないと思われる。測定方法が違うのだろうか。
海外にあるシンクロ電圧を調査しまとめたサイト→Photo Strobe Trigger Voltages
H18.05.15 PENTAX MXその後
露出計指示値の不具合、軍艦部を開けて露出を決めている抵抗を回してみたが、リニアに変化し一部で接触が悪いといった問題はなかった。しかし、ある一定範囲を越えると突然LED表示がアンダーを示すことが判った。
さらに、ISO感度を1600にセットすると、1/8でも不具合が発生する。ひょっとして、測光範囲の制限かとネットで入手した説明書を参照してみた。
みごとビンゴである。昨日はISO400のフィルムを使って試写したのだが、その場合1/2以下は精度保証できないと記載があった。そのため、シャッタースピードを1/2にセットするとLEDの表示が安定しなかったのである。ISO100なら、1〜1/1000までの動作保証がされているが、それ以外の感度のフィルムを使用する場合は注意が必要である。

なお、オークションに出品していたMX2号機は無事落札された。
H18.05.14 PENTAX MX試写
MX1号機で撮影。1/1000 F11
オーバーホールした2台のMXに、フィルムを入れて試写を行ってきた。シャッター幕まで交換し、シャッタースピードは簡易的にしか調整していないが、1号機・2号機共、1/1000も問題なく撮影出来ていた。安心したのと同時に、修理にも自信がついたのである。

露出計の指示値は2台とも同じでほとんど問題なかったが、シャッタースピードを1/2にセットすると、LED表示がオーバーとアンダーの間を行ったり来たりして、安定しないのである。さらに1秒にセットすると、絞りをいくら開放にして明るいところに向けても、アンダー表示が点灯したままとなる。この不具合については、もう一度分解して調整を行うつもりである。

ついでにLXのピントずれのチェックも行ってきたが、こちらは使用したレンズがカビているのか、全体にぼけた写真ができてしまった。パープルリングもでており、レンズの分解清掃が必要かと思われる。
ピントはほぼ問題ない範囲に収まっており一安心。
H18.05.12 MX 1号機のピントずれ
を調整しようとしていたところ、先日取り付けたスクリーンが落下してきた( ̄□ ̄;)!!。元通りに取り付けたところ、ピントずれはなくなった。スクリーンがちゃんとはまっていなかったのが原因だった。

露出のほうも、EOS KissDやistDsと比べてみたところ、1/2段も狂っていない。マウントアダプターKを使用して、タクマーレンズをつけて絞り込み測光で露出計のチェックも行ってみたが問題なし。よって、調整はせずそのままとした。

絞り連動できないタクマーレンズを使用して、絞り込み測光でなぜ露出がうまく計測できるのか疑問だったが解決。マウントアダプターKを取り付けると、絞り連動レバーが時計方向に回しきった状態で固定されるのだ。これにより、レンズの開放絞り情報が固定され、あとはレンズを通って入ってくる光の量だけを測定しているようだ。

たった\1,000程のアダプターなのに、なかなか凝ったことをしていると感心させられた。
PENTAX MX 1号機、2号機
左が今回オークション出品の2号機(外観はこっちのほうが綺麗)
右は最初に入手し、修理した1号機

1号機は修理後、落下させてしまいペンタ部カバーが凹んでしまった。まあ自分で使う分には、少々へこみでもあったほうが気をつかわなくていいけどね。(と強がりを言ってみたりする)
H18.05.11 次なる獲物を求めて
セミクラシックカメラのレストアも一段落したので、次なるターゲットを求めてまたまたオークションに入札中である。
PENTAXのKシリーズ3兄弟でまだ所有していないKXを狙っている。

MX(1号機)もカバーがでこぼこなので、綺麗なものを探している最中。ワインダーMXも、レンズも色々ほしいと物欲全開である。

PENTAX MX 1号機
フィルムを通す前にピントのチェックを行ったところ、かなりずれていることが判明。プリズム移植が原因とおもわれるため、位置調整を後日行う予定。また、露出計の指示が一段ズレているので、軍艦部を再度あけてピントと一緒に調整予定。

PENTAX LX
先日購入したスクリーン(SC-69W/C)取り付け完了。それに伴い、余ったLX純正スクリーン(SC-21)をMX1号機に取り付け。
H18.05.10 PENTAX MXレストア日記その4
修理完了!
裏蓋のモルト張り替えも完了。表革、裏革も剥がれていたので、綺麗に貼り直した。修理は完了となったが、2台もMXは必要ないのでYahooオークションに出品。

今回のMXはホームページネタを書くために、落札したようなもの。しばらくねた切れで困っていたのだが、カメラの分解・修理のページをかなり追加することができてよかった。

久しぶりの細かい作業だったが、約1週間取り組んだおかげで、感が戻ってきて集中できるようになった。
H18.05.09 オークションの謎
今でも普通に買える
PENTAXのオークションを見ていると、現行で普通に入手できる商品が2倍の値段でどんどん落札されている。一例としてPENTAX LX用のフォーカシングスクリーンSC-69W/Cの場合、定価\2,000なのに、\4,000位で落札されている。なぜだか不思議である。

同じ商品を、つい先日PENTAXのWEBサイトから、10%OFFの\1,800で購入。(5月2日に注文)

→今回、PENTAXから購入した品々。SC-69W/CとアイカップMII、視度補正レンズの3点で、\3,318。合計で\3,150を越えると送料も無料。


PENTAX MXレストア日記その3
ほぼオーバーホールは完了。露出計が入りっぱなしになる件も、調整で直った。あとは、シャッタースピードの微調整と裏蓋のモルト張り替えで終わり。完全にバラバラの状態にして修理・復元を行ったので、今後MXが調子悪くなっても自分でなんとかできるため安心。
H18.05.08 PENTAX MXレストア日記その2
写真ばかりで重くなってしまったので、コンテンツを分けた。→PENTAX MX分解・組み立てマニュアル
今後、日記のページでは、大雑把な経過のみを紹介。

仮組み完了
で、本日の進行状況であるが、シャッター幕の組み立て調整やスローガバナーの修正が完了し仮組みを行った。配線も元通りに接続し、電源を入れてみたところ、露出計が動作するようになった。電池室の蓋に腐食があり接触不良となっていた様子。
しかし、露出計のスイッチが入りっぱなしになるので修理が必要。各部のモルトも張り替えが必要である。

ミラーを清掃したところ結構綺麗になったので、MX1号機に移植しようかと思っている。(すでにプリズムは移植済み)→結局ミラーはそのまま。
H18.05.02 PENTAX MXレストア日記その1
金色に塗られかわいそうなMX
またまた、PENTAX MXのジャンク品をオークションにて落札。ペンタプリズムのみを使用するつもりで購入したが、どこまで直せるかを下記で紹介。

→PENTAX MX 2号機入手
H18.04.29 カメラ修理の為の道具などを紹介
特殊な道具は何も所有していない。ほとんどが100均で購入したものを、カメラ修理用に改造している。
洗浄液色々 カニ目外しなどの改造工具 接着材、テープなど
ロータリーカッターは\100でない 先端がセラミックで出来た
ピンセット(実は毛抜き)
作業中は100均で買った
スタンドに工具を整理
分解中のパーツも、100均で
購入したケースに保存
修理中のカメラ本体も100均の
ケースに一時保管
傷ついたミラーの代わりに
なるかと思い購入してきた
上記以外に、工具の改造用に電動リュータを多用している。(ビットは100均で調達)
H18.04.28 レンズの修理
先日落札したSPFに付いていたレンズ、SMC TAKUMAR 50mm F1.4は、フィルター枠の修正、欠損していた取付ねじ3本をジャンクのSPFからもぎ取り修理完了となった。
このレンズ、カビやキズ、ホコリの混入もなく極上品であった。

あっという間にM42レンズが増え、上記のレンズの他にSMC TAKUMAR 55mm F1.8、Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5、Super Takumar 55mm F1.8(新タイプ)、Super Takumar 55mm F1.8(旧タイプ)の合計5本になった。

でも、ジャンク品ばかりを落札して修理しているので、ボディx5台(S2、SV、SPF、KM、MX)、レンズx5本で\12,000程しかかかっていないのである。(MEsuper、K2、LXはジャンクではないので除く)
H18.04.27 またまたカメラ
形状が若干違うプリズム
3週間ほど前に、修理完了したPENTAX KMだがプリズムの腐食が生じていた。そのため、オークションでプリズムが大丈夫そうなカメラを探していた。しかし、KMは露出計のスイッチが自動になっており、センサーがペンタプリズム後部の上を透過する光を検知しており、一般的なプリズムと形状が異なるのである。

独自の調査で、KMとSPF、SPUが同じであるだろうと判明。その3機種に絞って安価なジャンク品を探していたのだった。やっと先日、マウント部分が破損し完全なジャンクとなったSP-Fを発見し、\1,000程で落札した。

落札商品が本日届き、早速分解して確認したところプリズムの腐食は一切なく、形状もほぼ同じであった為、無事KMへの移植が完了。4段階オーバーしていた露出も調整し、オーバーホール完了となった。

今回購入したジャンクのSPFであるが、本革製の痛みが少ない純正ケースと、フィルター枠がとれたSMC TAKUMAR 50mm F1.4もおまけについていたのでラッキーだった。
PENTAX純正ケース そっくりのSP-FとKM

おまけのレンズ 軍艦部をばらすと見分けがつかない

色々修理してみて
PENTAXのカメラはどれも構造が酷似しており、Sシリーズが分解・調整できれば、横走り布幕シャッターのMX、KX、KMあたりまでは分解・調整できると思う。(K2は縦走りなので全然構造が違う)

初めて分解したS2は、再組み立て後、巻き上げは出来なくなるは、シャッターは落ちなくなるは、でさんざんだったが、今なら元通りに戻せるようになった。

補修用のモルトやシャッター幕も購入したので、だいたいの故障は直せるようになったのである。あとは正確なシャッタースピードを知るために、なにかテスターのようなものを製作すれば完璧である。仕事の関係上、ハイトゲージやマイクロメータなどの精密工具も使用できるのでフランジバックの狂いなども調整OKである。

よくある不具合で簡単に直せそうなもの
1.モルトプレーンがべたべた・・・・通販でモルトは入手出来る。ミラー部分は2mm厚のテープ付きがベター。裏蓋部分の溝に埋めてあるモルトは、1.5mm厚でテープなしのものが良い。貼り付けは、ボンドを注射器で流し込む方法が良く紹介されているが、うまくできないので1〜1.5mm幅にカットした両面テープを、溝に貼り付けてからモルトを埋め込むと簡単で綺麗に出来る。
なおモルトや両面テープのカットには、オルファのロータリーカッターがおすすめ。

2.ミラーアップしたまま・・・・後幕が戻る際の力を利用してミラーを戻しているので、後幕が損傷したり、動きが悪くなるとこの状態になるようである。動きをよくしようと後幕のテンションを張ると、ろくなことがないので、巻き上げ部を含め若干の注油が必要である。注油はスピンドル油を薄めて1滴たらすぐらいで十分。(私は#10のミシン油を使用)

3.巻き上げできず・・・・ミラーが戻らないと巻き上げも出来ない。また、後幕と先幕が完全に戻っていない場合にも、巻き上げが出来なくなる。無理をするとギアを破損し、修理不能になる。

先幕、後幕が損傷していなければ、底蓋を外して、ミラーチャージレバーを戻すだけでとりあえずは使えるようになる。たびたび現象が出るようなら、注油。それでダメなら軍艦部をあけて、ギア部分の清掃と注油が必要である。

シャッタースピードの簡易確認方法
テレビの画面を用いて、シャッタースピードを確認する方法はよく紹介されているのでやってみたが、はっきりわからない。そこでストロボを用いた確認方法をあみ出したのである。

一眼レフのストロボは、先幕が全開になって発光するようになっている。全開になるシャッター速度はカメラにより異なり、たとえばKMの場合1/60となる。ストロボを接続し、シャッタースピードを1/60にセットし、裏蓋をあけてシャッター幕を眺めながらシャッターを切るのである。

ストロボの光が全部見えるようなら、シャッタースピードは1/60以下となる。この時点で、光が見えなかったり、半分しか見えない、あるいは光が右半分に見える場合は先幕や後幕の調整が必要になる。(先幕の調整は難しい)
うまく見えているようなら、シャッタースピードを1/125にあげて、同じように確認する。今度がストロボの光が、ほぼ左半分に見えるはずである。この幅が大きい場合は、実際のシャッタースピードが遅いのである。あとは順番にシャッター速度を上げてゆき、1/1000まで速度とともに、光の幅が小さくなってゆけばOKである。

幅が変わらなくなった場合は、後幕の速度が遅いので、スプリングの力を強くすれば良いのである。ただ、各部の動きが悪くなっていて、速度が上がらない場合は無理をするとスプリングが切れたり、シャッター幕が切れたりするので注意が必要である。

この簡易調整・確認方法で、シャッター幕を取り替えたSVの調整を行い、撮影をおこなったが1/1000まで問題なく撮影できたのである。(4月23日の日記参照)

あくまで独自にあみ出した方法なので、正確なスピードは出ていないと思われるが、ラティチュードが広いネガフィルムなら問題ないと思う。(プリントをすれば、ラボが勝手に補正するのでわからないが)

参考資料:PENTAX MXの場合
1/1000 1/500 1/250 1/125 1/60
2mm 3mm 7mm 18mm 全開
シャッター幕が開き、ストロボが光った瞬間をスケールで測定したので若干の誤差がある。
H18.04.26 PENTAX MX その3(修理完了)
修理完了したMX
オークションで入手しわずか3日で、修理完了となった。露出計も正常に動作し、精度も問題なし。ホットシューのストロボ接点は、感電防止回路の部品がズレてしまい接点が入らなくなっていたのが原因。シャッタースピード表示も問題なく、速度自身も正常に切り替わっている。

モルトも内部まで完全に張り替え。裏蓋についていた、いかにも後から貼り付けた様なモルトは綺麗に除去した。ペンタプリズム部、軍艦部のへこみもたたき出して目立たなくなった。

分解・修理が難しいと言われているMXだが、SPがバラバラにできて元通り組み立てることが出来る人なら大丈夫だろう。ただ底部のガバナー付近は、かなりごちゃごちゃしているのと、SPとは全く構造が違うので大変かも知れない。(今回、私はバラさなかったが)

再組立時の失敗編
1.24日の日記でも書いているが、シャッター部分のローラを紛失したのにはまいった。発見出来なければ、ジャンクのSPあたりからもぎ取るしかなかった。(無事発見できたので良かったが)

2.シャッターダイアルを外した際、ASA目盛り部分と分離してしまい、中から直径2mmくらいのワッシャが出てきた。これが何処に付いていたのかサッパリ判らず。とりあえず解除ボタンが入る溝の目盛り板の下に潜り込ませてある。外す際には、マスキングテープでくっつけておいたほうが良い。

3.セルフタイマーレバーの取り外しでは、表面のプラカバーがどう付いているか不明だった。上からマスキングテープを貼り、スキマにカッターの歯を入れてこじったらポロッとはがれた。ボンドでつけているだけだった。本当の止めねじは+で、逆ねじかと思いっきり回したがゆるまなかった。(結局ここは正ねじだった)

4.ミラーBOXの取り外しでわざわざ、シャッター表示のワイヤーをバラバラにしたが、分解する必要はなかった。

5.露出計ONのメインスイッチ。何処についているのか判らなかったが、電池を入れると勝手に電源が入ってしまい、切れなくなってしまった。色々調べた結果、シャッターボタンが半押しになると、底蓋内の接点が押されて電源が入ることが判った。再組み立ての時にメインスイッチを押すレバーのスプリングを上下逆さまに取り付けたため、押されっぱなしになっていたのだった。

6.軍艦部組み立てで、カウンター動かず。定番中の定番、カウンターのラッチについているスプリングが外れていた。作業中はマスキングテープを貼っておいた方が良いだろう。

7.裏蓋を開けてもカウンター戻らなくなった。これは、巻き上げレバー下にある、カウンター復帰用のスプリングが外れていた。
H18.04.24 PENTAX MX その2(修理中)
ミラーBOXも外し、上部はかなりバラバラになった。ここまでバラしてやっとシャッター幕が斜めに走る原因が判明。先幕を引っ張っているワイヤーがプーリーから脱輪しているためだった。これを元通りに復元してシャッター幕の修理はおしまい。斜めになっていた期間が長かったのか、シャッター幕下部に変な癖がついているが修理せずとりあえずこのままで。

今回は速度表示連動用のワイヤーなども分解したが、ミラーBOXを外すだけなら、分解は不要だった。
かなりバラバラ 真鍮ローラ紛失。でも無事発見
シャッター周りは、KMやSPとほぼ同じなので、もっとバラバラにしても元通りに組み立ては出来そう。しかし特に問題ないので、ムリに分解はしない。
H18.04.23 PENTAX MX その1(入手)
すっかりカメラの分解修理に、はまっている今日この頃。今度は、PENTAXの名機MXを、またまたオークションにて落札し入手した。外観は軍艦部が少し凹んでいる程度で、底蓋の保護フィルムもついたままと状態はよさそうである。オークションの説明ではシャッターは切れるが、ストロボ発光せず露出計も動作しないとあった。

早速分解して修理を行おうとしたが、今まで分解した、S2、SV、KMと違いMXはネット上に分解の情報が少なく、試行錯誤しながらの作業となった。

ストロボの件は、ホットシュー裏の接点が曲がっていただけですぐに直った。また露出計は電池を入れてみたところとりあえず動作はしている様子。これだけならバラバラにしなくても修理はOKだったのだが、先幕が斜めに走っているため完全オーバーホールが必要となったのである。

分解修理がやりたくて購入したカメラなので、簡単に直るとつまらない。ちょうど良い暇つぶしになりそうである。
落札したMX 斜めのシャッター幕 数時間でこの姿に(^_^;)

PENTAX SV他
自己流で分解修理したカメラ達。ちゃんと撮影出来なければ意味が無いので、フィルムをつめて遅咲きの桜を撮りに行ってきた。
SV 1/1000 F5.6 KM 1/1000 F5.6 KM 1/1000 F5.6
この写真は、ISO400のネガフィルムを使って撮影したものをフィルムスキャナーで直接取り込んだもの。ラボのプリント焼きではないので、露出補正は一切かかっていない。

40年以上前のカメラであるSVで1/1000はダメだろうと期待していなかったのだが、綺麗に撮れていてビックリである。このSVはシャッター幕まで作成して張り替えたもの。テンション調整も適当で、先幕は走り切るギリギリまで落とし、後幕はストロボとテレビ画面による簡易調整をおこなっただけである。

KMのほうもシャッター幕テンションを再調整したのだが、1/1000も問題なさそう。ただ内蔵露出計の指示が4段階くらいオーバー表示しているので、分解して再度調整が必要である。
H18.04.19 PENTAX SV
レンズ込み\1,000強で落札した、PENTAX SVの分解修理がほぼ完了した。あとはシャッタースピードの調整を詰めるだけである。このカメラ、シャッター幕の劣化が激しかったため、新たにに作り直しを行った。ギアの調整なども何回も行ったためうまく調整ができ、ほぼ満足なできあがりとなった。→補修用のシャッター幕はaki-asahi.comにて購入

ついでに、K2の絞り連動部分の動きが渋かったので分解清掃
修理がほぼ完了したSV K2も修理のため分解 K2マウント部裏の抵抗を清掃

S2〜SVに使える、シャッター部分限定の再組み立てマニュアルを作ってみました。→ここ
H18.04.14 SMC TAKUMAR 50mm F1.8
またまたオークションにてM42レンズを落札。今回は状態不明のものをただ同然の値段で落札したので、最悪であろうと思っていた。
届いた商品は予想通りのカビカビ状態。しかし前後のキャップとケースまで付属しており、それだけでも十分価値があった。
前玉のカビ 後玉のカビは強烈
レンズのほうは早速分解して清掃。すでにSuperTakumarを2本分解清掃しているので、手順は全然問題なし。しかしレンズユニットを外す際、どうしても塗装にキズが入ってしまうのを今回は画期的な方法で無くすことに成功した。
簡単なことであるが、カニ目の部分にあらかじめマスキングテープを貼っておくのである。そうすることで、金属製の治具が当たってもキズが入らず、万が一滑ってしまっても他にキズが入ることが無いのである。
後玉を外した際のキズ
この程度しか付かない
清掃完了。綺麗になりました F1.8開放で試写
H18.04.06
復活したPENTAX KM
PENTAX KM
1975年に発売された一眼レフで、1週間程前にジャンク品をオークションで入手したもの。届いた時は、ミラーアップしたままで戻らない状態だったが、ネットの情報を元に分解清掃、モルト全張替、再調整を行い修理完了となった。露出もistDsと比べたが狂っておらず問題なし。シャッタースピードもテレビ画面を用いた簡易測定では大丈夫そうで、あとはフィルムを入れて撮影テストをしてみるだけである。

これで分解修理の方法がだいたい判ったので、続けて入手したPENTAX SVも分解修理を始めた。こちらは55mmF1.8レンズ付きで\1,000強で落札。珍しくプリズムの腐食が無く、シャッター幕のリボンも切れておらず、程度はよさそうである。

K2で撮影(部分拡大)
フイルム一眼レフ
2ヶ月前くらい前から修理していた、PENTAX LXとK2の試写をかねて近所の桜を撮影しに行った。久しぶりのフィルム装填、撮影となりうまく撮れているか心配だった。撮影場所から見えるところに、30分仕上げのプリントショップがあるので、撮影後すぐに現像に出し、できあがったネガをフィルムスキャンした。

結果は、どちらのカメラも問題なし。これでこの2台は10年ぶりに現役復帰である。

KMを完全にバラバラにして修理し自信がついたので、K2が調子悪くなっても自分でなんとか修理できるので今後も安心である。(さすがにLXを分解するのは。。。)
H18.04.05
復活不能のS2
レトロカメラ
PENTAXのデジタル一眼レフを購入後、久しぶりにカメラ熱に火がつきオークションで古いフィルム一眼を買いあさっている。最初に購入したのは、S2とKM。S2はシャッター幕が切れているのと一部部品が破損しており復活不能なのでそのままにしてあるが、KMは大丈夫そうなので現在分解修理を行っている。
何回も分解しては組み立てているので、どの部品がどういう風に付いていたか覚えてしまい、分解図を見ないでも組み立てられるようになってきた。

オークションで\1,000程で手に入れたカメラをプラモデル感覚で分解、再組立して遊んでいるのである。

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