kanon、AIRの二次創作の作品を紹介しています。
新しい本が上にあります。
A6(文庫)・128ページ H15.12.30発行
文庫の6冊目、kanonのオリジナル色の濃い二次創作長編です。
美汐と栞をとりまく悲しみや思い出。そういったものが冬に入ってのある出来事をきっかけに接近し、二人はお互いの中にあるものを共有するようになる。
美汐が悲しみの鎖から逃れるためにしたことは?
栞が美汐の悲しみを解き放つためにしたことは?
年が明けて祐一が登場し、それを追いかける真琴の存在が。そして真琴を見て自分の役割を悟った美汐。やがて、栞の病は医者の予告通りに山場を迎える‥‥。
今回は、サークル「Dazzling」の藤煉ちがやさんに表紙と挿絵を描いていただきました。独特の雰囲気を文章共に味わってください。
A6(文庫)・144ページ H15.8.17発行
既刊「天空」の続編に当たるお話です。ですが、「天空」をお読みになったことのない方でも、普通にAIRの二次創作として読むことが出来る内容になっています。
空の神奈のもとに行ってしまった観鈴を取り戻した往人だったが、観鈴はまだこの町には帰ってきていなかった。どこかで自分を待っているはずの観鈴を探す決心として、往人は再び旅立ちます。
そんな旅の中で立ち寄ったある町で、一人の少女と出会います。
またしても少女の住む家に居候する往人は、何を発見していくのでしょうか。
今回も、「天空」に引き続き、サークル「天空の翼」の帝空めぐみさんに表紙を描いていただき、イメージの引継ぎを図っています。
A6(文庫)・188ページ H14.12.30発行
文庫の3冊目として贈る、kanonのオリジナル二次創作長編です。
今回の題材は、本編では名脇役の香里と北川。栞シナリオをベースにした物語を、北川視点から見据えていきます。
香里の「妹なんていない」という言葉の中に感じた違和感。そして、その真相を求めていくうちに、単に「友だちのために何か力になりたい」という気持ちを越えた何かが北川の中に生まれる。
年が明けて祐一が登場、栞もなぜか学校に姿を見せるようになりました。その先、北川と香里の周囲の人たちはどんな物語を作りだすのか?
表紙・挿絵は、当サイトのバナーも作ってくれた留萌未麻さんに描いていただきました。
A6(文庫)・240ページ H14.8.11発行
文庫の2冊目は、AIRよりのオリジナルストーリーです。
AIRはどうしても観鈴メインの内容になっているので、佳乃や美凪ファンには少々寂しい。そこで「自分で書いてしまおう」と観鈴シナリオを土台にしながらも、三人全員が幸せなる話を目指して書いた作品です。
放浪の人形使い、往人が出会ったのは、それぞれの悲しみを抱えた三人の少女だった。
彼女たちの探し求めているものは何か。往人との出会いは彼女たちをどう変えたのか。
海辺の町、天空のもとで収束する物語。
表紙・挿絵は、その後もお世話になっているサークル「天空の翼」の帝空めぐみさんに描いていただきました。
A5・76ページ H14.6.30発行
今回の本は、kanonの美汐メインの話です。
この頃の作品に多いのですが、ゲームのシナリオの流れを汲みながらも、必ずそれとは同じ終わりを迎えないという、派生的な話です。
「真琴が消えてしまったとしても、祐一が幸せになることは出来るのではないか。その時、美汐はどのように関わってくるのだろうか」というのをテーマにしています。
美汐がものみの丘の物語を伝える。それを受け入れた祐一は、名雪や秋子、美汐に支えられながら、真琴との別れを乗り越えていく。また、真琴は何のために祐一に会いに来たのだろうか?
A5・52ページ H14.5.5発行
「なゆけっと2」合わせの名雪オンリー本です。
名雪一押しの筆者としては外せないイベント参加を記念して、名雪のアフターストーリーとしての甘口短編を収録しました。
タイトル通り、名雪との幸せな時間を疑似体験してください。
表紙にはひめのみやかずなりさんの「ぱろぱろ名雪」をお願いしました。留萌未麻さんに本文の挿し絵も頂いております。
A6(文庫)・140ページ H14.3.17発行
高津本陣の初文庫です。
物書きの端くれとして、一度流行ってみたかった文庫形式の本が、ついに実現しました。
文庫らしく、二次創作とはいえオリジナル色の強い長編となっています。
「栞は死んでしまうけど、その後に祐一が幸せになることができる」という命題で書いたお話です。
雪の街で出会い、お互いを想うようになった祐一と栞。だが、栞は祐一の告白を一度断る。
その後、栞の口から出てきた真相。
そして、栞が死ぬ間際に残した言葉の本当の意味を探しながらも、悲しみから逃れられずにいる祐一。その先に待つ「新たなる幸せ」とは果たして何か?
「電車の中でも読める同人誌」をめざし、かなりギャルゲー本離れした外見になっています。
A5・76ページ H13.12.30発行
AIRの美凪シナリオを題材に取った本です。
佳乃と同様、観鈴シナリオに比べて物足りなさの否めないこのシナリオを補完するように、オリジナル要素を含め独自の解釈で仕上げました。
美凪やその家族が持っていた幸せがどのように失われ、どのように取り戻された。その世界に現れた往人はどのような役割を担うのか。
そしてみちるの存在意義、どうして生まれてきたのか。
表紙にはひめのみやかずなりさんによる美凪に北海道某所の列車のシルエットを配しております。
A5・32ページ H13.10.21発行
佐祐理さんメインの短編集です。
この本での祐一君の立場は「グッドエンドを迎え、佐祐理さんと舞と三人の合同生活を始めて、それから迎えたある秋の日の出来事」という設定になっています。基本的に平和な話を目指してみました。
佐祐理さん、舞とハイキングに行く前日のエピソード「この人に一歩近づくために」、佐祐理さんが風邪を引いてしまい、祐一がそれを看病するという甘口のお話「時にはこんな温かさも」、高崎競馬場で開催された競馬レース「まじかる☆さゆりん杯」の参加記録を載せています。
表紙はサークル「Reverse Noise」のやむっさんにお願いしました。
A5・102ページ H13.10.14発行
kanonの舞と真琴のお話です。ある程度本編に準拠しつつ創作も加えた、この時期の基本形態です。
ゲームのシナリオに沿いながら、創作要素を加えつつ、舞と真琴を軸に、それに関わる美汐・佐祐理などもからめて、それぞれが悲しみを乗り越えていく、そんなお話です。ゲームのシナリオとは少し離れているanother storyのような感じです。
表紙にはひめのみやかずなりさん、ゲストには十夜さつきさんをお招きしています。
A5・68ページ H13.8.12発行
kanonの名雪中心、プラスあゆと栞が絡んだ話の本です。
kanonのシナリオ系統の一本の柱となっている、名雪−あゆ−栞にご登場願い、名雪を中心としながらもみんながそれぞれの幸せを模索し、見つけていくという話になっています。
時期的にはkanonの本編と一致しますが、そういった主題のために、内容は微妙にゲームとは離れたものとなっています。
表紙はサークル「王宮魔法劇団」のべっかんこうさんにお願いしました。
A5・68ページ H13.6.3発行
ややタイトルがショッキングなこの本は、kanonのシナリオにたびたび登場する「死」をテーマにした短編集です。
栞、真琴(厳密には「死」ではないかもしれませんが)のいなくなった後の時間軸上で、美汐、香里の心情を表現した作品となっています。
さすがにそれだけでは暗すぎるので、罪滅ぼしに、栞の甘口ショートストーリーも収録しています。
ですが、実はこれもある意味、「死」をテーマに……。
A5・84ページ H13.4.1発行
佳乃シナリオに人気はござらんのですか……。深読みすると意外に面白く、それだけに二次創作の余地のある佳乃シナリオ。
本編でぼかされている部分を穴埋めするようなイメージで再構築してみた佳乃の話です。
Airのテーマの一つである「家族」について考えるところを、神奈の「羽根」を媒介にして描いています。
表紙は、ひめのみかずなりさんによります。
A5・40ページ H13.3.4発行
kanonの佐祐理さんメイン、舞も登場する短編集です。
佐祐理の料理が上手くなった理由が語られる「佐祐理さんのお弁当」、佐祐理エンド後を想定した、ある日のちょっとした会話「夕日のある風景」、タイトル通りの妄想ショートストーリー「佐祐理さんと温泉」(ちなみにこの本は全年齢対象です)、ゲストにお招きした氷川氏による「舞と桜と佐祐理さん」を収録しています。
表紙はひめのみかずなりさん、ゲストやむっさんからマンガをちょうだいしております。
A5・40ページ H13.2.12発行
当サークルの1周年記念本です。
勿論、メインは高津本陣の発足として忘れることの出来ないkanonの名雪、王道である「祐一と名雪の結ばれた後」の数々のエピソードを書いています。
タイトルは「その気持ちの伝わった日」 「初雪」「新たなる扉の開く日へ」です。
表紙は智のしっぽさん。またこれまでにイラストを下さったひめのみやかずなりさん、くる〜じゅ☆さん、Luciferさんにも本文イラストを頂いている豪華版です。
A5・76ページ H12.12.30発行
kanonとAIRのkey複合本です。似たもの同士(?)ということで組み合わせは栞と佳乃です。
栞のオーソドックス短編「初雪」、佳乃エンド後を時間軸に取った「霧島家の食卓」 、栞と海水浴に行くという設定の「劇中劇」(裏バージョンもあり)、ゲスト氷川さんによる舞のプレストーリー「魔物を討つ者」 を収録しています。
タイトルは「その気持ちの伝わった日」 「初雪」「新たなる扉の開く日へ」です。
表紙はLuciferさんに描いていただきました。
A5・48ページ H12.11.26発行
これまでkanon専任でやってきた高津本陣初のAIR本です。
イメージ写真入りプレストーリー、正統派の観鈴二次創作および、美凪のアフターエンド二次創作を収録しています。
その他、この頃に旬であった切り貼りなどを載せています。
表紙はひめのみやかずなりさんに描いていただきました。
A5・56ページ H12.10.22発行
kanonの舞にスポットを当てた二次創作集です。
舞シナリオ前半の補完「舞、幻、舞」 、同じく後半部の「力はそれを越えて」 、香里を少し絡めたアナザーストーリー「自らを助くということ」を収録しています。
表紙はひめのみやかずなりさんに描いていただきました。
A5・32ページ H12.9.17発行
少しマニアックなタイトルのこの本は、kanonの二次創作本です。
kanonに登場する、秋子・名雪・栞・香里・真琴の書くヒロインが祐一に出会う直前の様子を描いたものです。
ゲームが始まる直前の、皆の心の中を読み比べてください。
A5・36ページ H12.8.13発行
kanonのあゆ本です。
あゆシナリオを題材にした「悲劇の終着駅」 「さがしもの」、ゲームでは描かれない夏を舞台にした「なつまつり」 、あゆに加えて栞、名雪と共に祐一が(名古屋の)山登りに出かける「山登りへ行こう」を収録しています。
ゲームが始まる直前の、皆の心の中を読み比べてください。
また、筆者のゲームシナリオ評、当時ブームだったDDRのオリジナル足譜なども載せています。
表紙は智のしっぽさんに描いていただきました。
A5・64ページ H12.6.18発行
kanonの美汐&真琴本です。
美汐の話をもう少し広げてみた「冬の橋」「新しい季節を迎えて」、真琴のエンド後を描いた「お前のための春」、擬人化したプリクラ機械の視点から見た「プリクラの記」を収録しています。
表紙にくる〜じゅ☆さん、本文挿絵にひめのみやかずなりさんをお招きしています。
A5・32ページ H12.6.11発行
タイトルはドイツのワインの格付を示す名前です。かなり甘口で高級なほう。
名雪オンリーイベント「なゆけっと」参加記念ということで、名雪萌えの人のための名雪萌え本というコンセプトで作りました。
風邪を引いた祐一を名雪が見舞う「風邪を引いた日」、雨の日に一緒に帰る祐一と名雪を描いた「甘露の通学路、温泉ネタの「温泉旅行記」、名雪の誕生日を描いた「名雪とディナー」、タイトルそのままの「名雪・手料理編」を収録しています。
A5・56ページ H12.2.27発行
kanonの佐祐理および栞本です。
ゲーム中には接点がありませんが、どこか同じ死生観を持ち合わせているような二人を、二次創作の世界で引き合わせてみました。
短編3作の他に、kanonぽい雰囲気を求めた旅行記などを収録しています。
表紙に智のしっぽさん、本文挿絵にひめのみやかずなりさんをお招きしています。
A5・56ページ H11.12.25発行
高津本陣のデビュー作、kanonの名雪本です。
初めてつく炉同人誌ということでなかなか勝手がつかめませんでしたが、当時いち萌えの名雪をテーマに、ゲームシナリオの二次創作、妄想旅行記、誕生日記念ショートストーリーを掲載しています。
短編3作の他に、kanonぽい雰囲気を求めた旅行記などを収録しています。
表紙は智のしっぽさんに描いていただきました。