現在、在庫があって即売会で頒布を行っている作品の一覧です。
部数些少、ジャンル違いなどの事情により、ここに掲載されていてもイベントに持って行かない本がある場合もあります。
発行日の新しい本から順に紹介しています。
一部の本については、書名をクリックすることによって、冒頭をおためしで読むことができます(pdfファイル、300kb前後)。
完売してしまった作品については、作品紹介の項をご覧下さい。
A6(文庫)・226ページ
頒布価格:700円
東京都内にある食品関連会社に勤める横川輝章は会社の提供するいわゆる借り上げ社宅で一人暮らしをしている。日々の食事は学生時代に培ったスキルによる自炊で賄っている。
しばらく空き家だった隣室に、若手女性社員の大崎花蓮が引っ越してきた。お互いの勤務時間のずれによりほとんど顔を合わせることのない隣人同士であったが、ちょっとした偶然から花蓮に食事を振る舞うことになる。
A6(文庫)・198ページ
頒布価格:700円
九州の東部にある小さな漁業の町には、その雰囲気に不釣り合いな西洋風の立派な洋館が建っている。武田珠奈はその洋館で主に仕えその生活を支えているメイドである。
珠奈と主の璋一は昔からの知己であり、移りゆく様々な関係を経て今の状態に落ち着いている。
しかし、それはまたいろいろな出来事で変わっていき、珠奈の心も変えていく。
A6(文庫)・234ページ
頒布価格:700円
日本と台湾それぞれに、小さいながらも個性的なメイド喫茶が店を開いている。
メイド喫茶といえば紅茶ということで、どちらもこだわりのある品物を置いているそうだ。
また、台湾のお茶に魅せられて名古屋から頻繁に渡航している壮年の男性がいる。彼も台湾茶への興味からその歴史を知るうちに紅茶やメイドの世界にたどり着く。
その間の様々な偶然と縁が、遠いところにあった様々なものを結びつけていく。
A6(文庫)・236ページ
頒布価格:700円
川崎の高津区に住む若手会社員の松崎昌博のところに、予想しない人物が押しかけてきた。
追い払うわけにもいかず、しばらくの間、共に暮らすことになる。
やがてそれから解放されることになった昌博であるが、元通りの落ち着いた生活は長く続かず、再び日常が賑やかになる。思わぬ人の参戦もあり、彼の身の回りは賑やかかつ波乱に満ちたものになっていく。
A6(文庫)・176ページ
頒布価格:600円
都内に住む「団体職員」森重孝典は久しぶりの休暇を利用して旅に出ていた。
歴史を巡るきまぐれな一人旅であったが、同じガイドツアーに参加していた女性と帰り際の駅で思いがけず再会する。
その後はまた仕事の日常に戻った孝典であったが、彼女とは妙なきっかけで再び邂逅を果たすことになる。それにより重なる二人の生活を通じて、お互いへの気持ちも少しずつ変わることになっていく。
A6(文庫)・220ページ
頒布価格:600円
矢越和也は横浜市郊外にある住宅地の一角で小料理店を営んでいる。
半ば趣味で経営しているこの店では、元海軍軍人であった祖父から受け継いだ軍艦内の料理を出している。
また、メイドが二人働いており、彼女らとの会話を楽しみにしている常連客も多い。
時にはそうした常連客同士の会話も交わされたりするが、彼らの過去や将来が不思議な縁で繋がっていく。
以下の本は基本的にBOOTH通販のみの取扱としています。
→BOOTH通販(高津本陣 通販部)はこちら
ただし、事前に連絡をいただければ即売会に持ち込み(取り置き)を行うことも可能です。
A6(文庫)・182ページ
頒布価格:600円
静岡生まれ、家が隣同士で高校まで一緒に進んできた幼なじみの男女、神橋大樹と玉垣裕子が東京の大学へ進学することになり共同生活を送るようになった。
正直、生活は裕福ではないので、大樹は学業の差し障りにならない範囲でアルバイトを始めたが、そこで先輩でもあり交配でもある女の子に気に入られることとなる。
大樹と裕子はお互いを心から信頼しているので動じることはなかったが、それを知ってもなお、彼女はアプローチをかけてくる。逐次彼女の話をする大樹に、裕子も次第に興味を持つようになっていった。
二人の女の子の気持ちと立場が微妙に変わっていく。
A6(文庫)・292ページ
頒布価格:600円
北海道函館の郊外にある大沼。この景勝地に屋敷を構える長井昇一は、身の回りの世話をする住み込みのメイド2人と暮らしています。
真面目で実直、丁寧に家事をこなすな千沙子と、気さくで料理上手、ご主人様への行為を隠そうとしない彩那という対照的な二人が屋敷を快適にしていた。
そこへ、ちょっとした偶然から海外の留学生を滞在させることになり、頻繁に帰省する娘の涼香も加わって賑やかな生活が繰り広げられる。
メイドたちの落ち着いた穏やかな日常が過ぎていくが、それが少しずつ変わっていく。
A6(文庫)・256ページ
頒布価格:600円
都内私鉄沿線のマンションに住むサラリーマンの関山恒義は、通勤途上のある出来事をきっかけに同じマンションに住む高校生の玉井瑞香と交流を持つようになります。
持ち前の人なつこさとある家庭事情から瑞香は恒義の部屋を頻繁に訪ねるようになり、そのたびに家事を手伝うようになっていきます。
更には同級生の凛々子も誘って押しかけるようになり、「メイド」として独身を嘆く恒義の世話を焼くようになっていきます。
わがままな瑞香に振り回されながらも、生活面では助かっている恒義ではあったが、やはりそのような生活を続けることには躊躇を否めないのであったが……。
A6(文庫)・222ページ
頒布価格:600円
山形の名士の娘である莉奈が大学進学のため上京し、独り暮らしをします。
娘の東京暮らしを心配する父親は、執事とメイドを莉奈の住む家に住まわせ、面倒を見させることにしました。
学校生活に慣れた莉奈は、学友と意気投合して仲良くなり、彼女をよく自宅に招くようになります。二人の使用人はこの「お嬢様のご学友」を失礼のないようにもてなすことになりますが、彼女はやがて彼ら使用人に関心を持つようになります。
執事のいる生活も楽しめるメイド小説です。
A6(文庫)・180ページ
頒布価格:600円
山陰のとある山間の小さな町を舞台にしたスローライフ風の物語です。
ある出来事をきっかけに、東京での官僚の仕事を辞した隆文はその田舎町にある洋館で姉妹である四人の女性の面倒を見ることに。
そのうちの一人は、そのお礼に隆文の身の回りの世話をするからと「メイド」になると言い出すように。宣言通りきちんと家事をこなしてくれるのはよいのだが……。
都会出身の彼女たちも、始めは戸惑いながら少しずつその暮らしに慣れていき、町の人たちとの交流も深めていく。
A6(文庫)・186ページ
頒布価格:600円
田舎暮らしも徐々に軌道に乗ってきた。隆文と四姉妹はそれぞれここでの暮らしに「自分の居場所」や役割を見いだしていく。
姉妹たちの隆文への気持ちも徐々に変わっていくが、それをそのまま受け止めることは躊躇される。
結末は彼と彼女たちの成長と共に。
A6(文庫)・202ページ
頒布価格:600円
東京のとあるメイド喫茶を舞台の中心とした物語です。
メイド喫茶のメイドと常連客、そんな間柄にある二人の微妙な関係。
ところが、ひょんなことからそのメイドがその常連客のの家に住んで、「本当のメイド」として働くことに。「本当のメイド」について学びたい彼女は積極的にその知識を吸収していく。
同時に、芽生えてくる彼への恋心に、どう向かい合っていくべきなのか……。
A6(文庫)・232ページ
頒布価格:600円
地方の小さな町を舞台にした物語です。
遠い親戚の娘である春菜を引き取った元治は、この町で新しい暮らしをしていくことになる。
これまでわがままいっぱいに育ってきた春菜は、元治が思ってもいなかったことを胸に秘めており、それを思い切ってぶつけていく。
元治はそれをどう受け止めるべきなのか、悩まされることになる……。
A6(文庫)・278ページ
頒布価格:600円
「丘の上の物語」の続きです。
秋の文化祭が過ぎ、周囲が風雲急を告げるようになってきました。
さて、結末は如何に。冬を迎えての堂々の完結です。
A6(文庫)・266ページ
頒布価格:600円
「丘の上の物語」の続きです。
二学期に入り、大きな「事件」があったものの、その後は順調な学校生活が続きます。
期せずして、麻里や瑠衣子と連続して二人で出掛けることになり、思わず「デート」と意識してしまうためちょっとした出来事が……。
A6(文庫)・260ページ
頒布価格:600円
「丘の上の物語」の続きです。
今回は主に夏休みの話です。
舞台の学校では少し変わっていまして、夏休みに修学旅行が行われる設定になっています。行き先は北海道。表紙および本文挿絵には、引き続きkonさんに描いていただきました。
A6(文庫)・270ページ
頒布価格:600円
「丘の上の物語」の続きです。
高校2年生の春、五月の連休明けから夏休み前くらいまでの間のお話です。
高津本陣のメイド小説らしさを残しながらも、高校生が主人公の「学園生活」もお楽しみいただけます。表紙および本文挿絵には、引き続きkonさんに描いていただきました。
A6(文庫)・248ページ
頒布価格:600円
今回も横浜(や川崎といった神奈川)を舞台にしたメイド小説です。
いつもと趣向を変えて、学園ものの要素も取り込みました。またこれまでよりも話をふくらませ、全5巻のボリュームです。
これまでの高津本陣の要素もいろいろ取り込んだ意欲作です。表紙および本文挿絵には、前回と同じkonさんに描いていただきました。