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アレンシュタイン1)3行加刷1920年4月3日(土)に発行された3行加刷葉書は、全部で5種類あります。 市外用15ペニヒ葉書 3行加刷は、「住民投票」を意味するフランス語の「PLÉBISCITE」、アレンシュタインのポーランド名の「OLSZTYN」、ドイツ名の「ALLENSTEIN」の文字を上から順に並べたものです。 2)楕円加刷1920年5月に発行された楕円加刷葉書は、全部で5種類あります。 15ペニヒ葉書(適応料金なし) 15ペニヒ往復葉書往信部(適応料金なし) 15ペニヒ往復葉書返信部(適応料金なし) 楕円加刷は、楕円の中に、行政および住民投票の国際監視委員会の名称と、ベルサイユ条約第94条および第95条に基づく決定である旨のフランス語と、アレンシュタインのポーランド語とドイツ語の地名(上記と同じ)を詰め込んだものです。このような仰々しい加刷を行ったのは、3行加刷では住民投票の趣旨が伝わらないと判断したのか、よくわかりません。なお、この楕円加刷シリーズが発行されたときには、すでに料金が値上げされていたため、上の写真のように切手が加貼りされた使用例のみ存在します。 [ワンポイント] 市内用の10ペニヒ往復葉書の使用例が難関です。1ヶ月で料金が値上げされたので、切手を貼っていない適正使用例はさらに難関です。あとは、フランス語表記が入った外信用15ペニヒ往復葉書の外国宛の適正使用例の入手に苦労します。ただし、フィラテリックなものであれば、難しくありません。 |
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