Le journal facile
〜 chapitre vignt-trois 〜

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 朝晩かなり涼しくなって、おいしいものも出てきたね♪
 相変わらずな日記ですがよろしゅ〜。

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2000年9月19日(火)
体力不足を激痛感。

あの日からちょうど一週間が過ぎようとしてる。その間ずっと悩んでた。近くで参加できるわけだし、実際どんな状態なのかも目の当たりにしてたわけやし。それでも一週間も行動できなかったのが今の「自分」ってわけだ…。バイトもあるけど、僕が居てなくてもOKっぽいし。自由にすること決められるんだから、最大限利用しないとね。
片付けも順調に進んでるみたいだし、もう重労働なことってない?と思ってたりもしたが、全然。まだまだ畳の運び出しやなんかで人手が欲しいくらい。平日だしね。男二人掛りでなんとか畳を運べる。しかし、話に聞くと最初は男三人掛りでなんとかだったんだって。冗談にならない、マジで。そんなこんなな状態だから普段から運動不足な人間なんで、帰る頃には筋肉張りまくり。鍛えにゃダメやな〜。体がどう文句言うか、明日の朝が楽しみや(笑)
まだ分からないけど、明後日、状況次第では金曜くらいまで頑張ろうかな。


2000年9月15日(金)
心なしか空も黄色かった?

風向きの関係で三宅島の噴煙がこっちの方に流れてきてて、硫黄の臭いが充満してた。ちょっと別府を思い出した。しかし、この臭いの中での生活って大変だろうなぁ。慣れればOK?


2000年9月13日(水)
リアリティーって大切。

火曜は結局JRも名鉄もダメっぽかったのでバイト休み。今日はJRは動いてるらしい。しかし、名鉄も動いてないし混んでるだろうな〜、ってことで自主的に時差出勤。ほぼ一時間遅い9時10分頃駅につく。15分の快速に乗るか。15分になって来たのは新快速。ありゃ、ダイヤ遅れてるんか。ま、いつも通り動くとは思わなかったけど。名鉄からの振り替えで多少混雑したけど、カンヅメ二号に比べればどうってことない(笑) しかし、こんなこと思ったよ。名古屋までJRは450円、名鉄は570円。ということは振り替えをするだけで名鉄は130円の利益がある?んなわけないか。450円で乗れるようになってるよね(^_^;;
一宮で多少混雑度アップ。そのまま進み清洲を越したあたりで減速。新川を超えればあの浸水の被害にあってしまったエリアだ。橋を渡り、窓の向こうに見えた景色は…。車内にどよめきがあったね。もちろん誰もがテレビの映像を通してどんなになってるかは知ってるはず。しかし、窓越しででも実際目の当たりにすると圧倒的なリアリティーで。こんな酷いとは…。状況は違うけど、5年前の神戸地震をふと思い出した。あの時も震災ボランティアで神戸に向かったときに車内から同じような風景を見た。多分両方とも一生忘れることはないだろう。
名古屋につく。ぱっと見た目は普段とあまり変わらないように見えるけど、ちょっと空気が違う気もした。頑張ってバイトして帰り。乗ろうと思ってたのに乗れなかった。人が多すぎ。結局乗れたのは2本後。はやく名鉄も復帰してくれんかな。お疲れさんでいると目の前の座席(自分はもち座れてない)で買い物帰りらしい(ブランドモノの袋下げてた)娘が、被災した付近で携帯かけようとして、「全然繋がらない〜」とか叫んでる<本人は普通に話してるつもりかもしれんが声でかい
あのさぁ、ただでさえ回線混雑して必要な通話も難しいのに、どうでもいいことで余計繋がりにくくするなって。結局岐阜まで一緒だったけど、めちゃ気分悪かったね。せっかく可愛くてもそんなだったら魅力なくなっちまうぞ。


2000年9月11日(月)
あの降り方を集中豪雨って言うんやな。

この日の朝はまだ今日がこんな日になろうなんて全然思いもしなかった。朝の時点ではまだなんともない、普通の雨だったような気がしたから。昼過ぎてからも外でずっと雨が降りつづけてるのは分かったけど、それほど気にしていなかった。どうも違う、と思い始めたのが夕方6時頃。なんか名鉄が止まったとかいうのが耳に入ってきた。こりゃJRも止まるかもな、って思っていつもより早めにバイトから帰ることに。6時半すぎに外に出てみると、おお、すごい降ってるやん。いつもなら名駅まで20分弱かけて歩くんけど、流石に傘あっても濡れそうだったので地下鉄で帰ることにした。6月22日から約3ケ月ぶりだな、地下鉄乗るのは。ユリカ(地下鉄・バスに乗るカードね)の度数が切れそうだから節約してたのに〜(笑) あと一往復したら0だ。
わずか7分で名駅到着。楽だねぇ。地下からJRのホームへ向かうために階段を登る。途中普段は人気がない公衆電話の前に行列が…。この瞬間、あっ、ひょっとして既に遅かったかと思い、エスカレータで地上に出てみると、ぐはぁ、どこを見ても人、人、人。それでも確認しに改札まで行く。はい、もう確実。止まってる〜(ToT)
こりゃ仕方ないな、と思いタワーズの中の店をうろうろするがそれほど時間がたたないうちに嫌気が差してきた。どこに行くにも人ごみなんだもん。この時点では、まぁ、2〜3時間で復旧するだろうと思ってたんで、改札の前で待ってた。7時半、まだ全然見こみなし。もっと遠くから帰ってくる友達やばくないか、と思いメールしてみると案の定足止め食らってる。8時すぎ。微かな望みをかけて名鉄の方へ見に行くと、9時頃普及する見こみです、って。お、名鉄やるね。一度JRの方へ戻る。なんか何度も行ったり来たりは面倒なんで、JR側の名鉄の様子がわかりやすい場所に陣取る。同じ目論見なのか周りは既に人で溢れてる。9時すぎ。ここから見た分では変化がないけど、一応見に行って見るかと名鉄まで。今のところ復旧の見こみなし?期待だけさせといてそりゃないじょ(^^;;
この頃にはもううろうろするのも大変だし、疲れるからってことでさっきの場所で腰を据えて一時間に一回だけ偵察することにした。ん?新幹線の下りが発車する?ん〜、羽島までだったら定期でも乗れるし一瞬迷ったけど、そこからどうやって帰るのかってのと、下手にこういう時にのって駅間で止まられでもしたらと考えたら止めるのが無難かと。結局この一本だけ出発したらまた見合わせたみたいやで良かったんかな。9時半。お腹も空いてきた。目の前のキヨスクに行って見るか。ん〜、ご飯系は見事にもぬけの殻。まぁ、そうやろうな…。スナック菓子と飲み物を買ってまた腰を据える。
10時、10時半。この頃になると夜中に復旧は無理な路線が出てきたりで、自分の路線も見こみは無い。駅で寝ないといけないかな、と覚悟だけは。11時、ネムくなってきた。そして、11時10分。アナウンスで「東海道線下りのみ運転再開します」。やった、なんとか帰れる!! 改札に行こうと、その前にトイレ行きたくなったや。そんなでちょっと寄り道してホームに上がって見ると…言うまでも無いね。しばらくして電車が入線。あっという間に「カンヅメ一号」と化す。ちょっと出遅れた自分は乗れなかった。カンヅメ一号を見送り次の二号には乗れるかな。カンヅメ二号が入線、ん?人が乗ってる?よくみると上りの豊橋行き新快速。うわ、ひょっとしてずっと駅間で止まってたりとか。どっちにしろ名古屋で降りるしかないし、なんか悪いな。なんて思ったのも一瞬であっという間にカンヅメに。きつ…。名古屋で首都圏ラッシュを体験できる機会があるとは思わなかった。帰るだけマシか、となんとか我慢する。11時40分頃発車。徐行運転で進み、庄内川、そして5時間後に数百メートル上流地点が決壊することになる新川を渡る。もう溢れんばかりの水だった。稲沢、一宮と進むと普通に立っていられる程度にまで空いてきた。日付が変わって0時15分頃、ようやく岐阜駅に到着。階段を降りてくとまたまた行列。今度はタクシーに乗るための行列か。大変やなぁ。迎えに来てもらった事を感謝感謝。途中冠水して通れない道もあったけど、迂回路もあったし特に問題無く無事家に到着。はぁ、長い一日だった。


2000年9月2日(土)
もすぐ読書の時期。

日付2日だけど、書きかけでとまって。んでもって後で加筆ね。
久々に読書したよ。マイクル・クライトンの「タイムライン」。ジュラシックパークとかの作者ね。ハードカバー上下巻で3400円。高い〜。彼の作品は最新テクノロジー絡みでアドベンチャーっぽいのが得意(?)だけど、これもそうだね。内容的には「時間旅行」ものなんだけど、量子力学の最新概念でそれを実現してるんだよね。理論的には可能かもしれない、と。そんなこんなで初めのあたりは難しい内容なんだけど、途中からは純粋に過去でのお話しになるから大丈夫。逆に言ってしまえばアリそうな内容になってまって斬新さには欠けてしまう。そこは仕方ないとして、それぞれの考えの変化、駆け引きみたいな人間味があっていいかな。まぁ、ハッピーエンドだし。ハッピーエンドじゃないとなんか心に残ってまうんだよね、長い話なほど。入れこみが激しすぎるかなぁ(^_^;;


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