磐窟洞 (ダイヤモンドケーブ)
指定管理者である川上町観光協会は平成22年3月31日をもって、指定管理の受託を行いません。
平成22年4月1日から市の直営施設となりますが、昨年からの人的事故の再発防止対策と
危険箇所対策のための改修や改善等で、磐窟洞は1年間 「休洞」 となります。
洞窟愛好者の皆様にはご迷惑をおかけいたします。 川上町観光協会事務局
整備予定期間の1年が経過しましたが、磐窟洞再開の目処が立っていません。(平成23年5月)
●交通●
「岡山」駅からJR伯備線で55分(特急利用で35分)の「備中高梁駅」下車。 備北バス成羽経由地頭方面行きバスで35分。「地頭」で七地行きに乗り換えて15分の 「菅野」で下車して、徒歩15分。
車の場合、岡山自動車道「賀陽」インター〜高梁市街〜国道313号の順で福山方面へ。 県道299号への右折ポイントは、下図を参照。
以前は、天磐窟神社と呼ばれる奥行き60m程の鍾乳洞でしたが、 昭和41年に奥を爆破し、300mの閉塞型鍾乳洞が発見されました。 ここの鍾乳石は、
方解石
の結晶が大きく、完全に閉塞されていた為、 発見当時はガラス細工の様に透明だったそうで、ダイヤモンドケーブの異名が付けられました。 爆破により開放型の鍾乳洞となった現在では、風化透失が進み、透明な鍾乳石は、数箇所で見られるだけとなってしまいましたが、コニーデ状の石筍とカーテンが融合した「阿蘇の白煙」や、 もやしの様な
ヘリクタイト
,
ヘリグマイト
群、 高さ2.35mと日本最長の
石筍
をはじめ、 他の鍾乳洞とは若干趣の異なった鍾乳石が、たくさん発達しており壮観です。
洞窟周辺の磐窟渓は、原生林の華麗な紅葉と、 高さ100mにも及ぶ
石灰岩
の岩肌の織り成す美しさで有名です。 道路標識も磐窟渓≠フ表示ばかりで、磐窟洞≠ニ書かれたものは、案内板すら見当たりませんでした。 結局、土地感の無いじじいは、迷って、紅葉の磐窟渓≠くまなく堪能してしまいました。 で、わき目も振らずに磐窟洞≠訪ねたい方は、右上のMAPをご利用ください。 高梁市の落合橋からなら約12km,川上町に入ってからなら4km位のトンネルを抜けた辺りに、 『77油木』右折の標識が、その後、僅か数百メートルの間を、『299高山』,『299』の標識通りに右折,左折を繰り返すと、後は、一本道を10km程で上の駐車場へ到着です。 道に迷っていて発見したのですが、県道『成羽-新見』線の布施橋(長さ3m位の小さな橋)の袂から、 小型車1台がやっと通れる幅の林道を3kmほど行くと、綺麗なトイレと車が5台ほど停められる下の駐車場があります。 ここからだと、「磐窟川登山口(駐車場の正面)から山道を346m登ると料金所」と書かれていました。 紅葉の見頃は11月の中旬です。
所 在
岡山県高梁市川上町七地 3355
営 業
2010年4月1日から当分の間 休洞となっています。
料 金
大人 800円, 中学生以上 600円, 小学生 400円.
駐 車 場
上の駐車場 20台(無料), 下の駐車場 5台(無料).
2011年5月現在
真珠の山
王宮のシャンデリア
日本一の石筍
丸い塊がボコボコと壁面に
貼り付いた異様な光景。
初めて見ました。
天井から下がる透明なつらら石の群れは、
ガラス細工と見紛う程の美しさで、
まさに地底のシャンデリアを見るようです。
日本最長を自負する
高さ2.35mの石筍は
細くて長かった!
方解石(Calcite)
[Brief Note]
炭酸カルシウム(CaCO
3
)
からなる
鉱物
で、 セメントの原料となる
石灰岩
や
大理石
を構成している鉱物です。
また、鍾乳石も方解石を主構成物にできています。 様々な結晶形態のものがあり、一般的によく知られるのは「アイスランドスパー」 と呼ばれるマッチ箱を押しつぶしたような形のものですが、鍾乳石を作っている方解石は、 先端が鋭くとがった牙状の「犬牙状結晶」のものや、 柱状の「六角板状結晶」のものが多いようで、 沢山の結晶が集合して色々な形の鍾乳石を作っていきます。 色は、無色透明・白色・黄褐色・淡青色などが知られていますが、 含有する不純物によって緑色やピンク色にもなります。 また、理科の実験でおなじみの「鉱物を通して見たものが二重に見える(複屈折)」とか, 「マッチ箱をつぶしたような菱形に割れる(劈開
へきかい
完全)」 といった特徴を持ち、方解石の名前も「立方体の形に分解する石」に由来しています。
'00.11
行ってきたよメール
このGWに、
岡山の鍾乳洞めぐり
に行ってきました。 2010年4月から1年間の休洞とのことだったので、GWには大丈夫なはず!と思って行きましたが、まだ休洞中でした。 残念です。 いつからオープンかについても書かれておらず、がっかりして帰りました。
[2011.5.8 Kenji & Misaoさん
より
]
休洞していた磐窟洞は、予定期間の1年経った現在でもオープンしていないばかりか、再開の目処も立っていないようです。 客数の減少で、入洞料による施設運営が難しくなっているのも一因のようですので、
満奇洞
の混雑はやっぱ喜ばしいことですね。
本日(5/23)、磐窟洞をみようと、土砂降りの雨の中を行きましたところ洞内整備のため 4月1日より当分の間休館とのことです。 写真、添付します。 携帯のカメラで車の中から撮ったため見難くてスミマセン。
この3月から広島で単身赴任の生活をしております。 なんでも、広島と岡山の県境の北の方には鍾乳洞がいっぱいあることを知り、休みになると、必ず1つ新しい鍾乳洞に入るようにしています。 今日は、広島は大雨でしたが、がんばって磐窟洞へ行きましたところ、上記のような次第で、大変残念な思いをしました。
[2010.5.23 池田さん
より
]
観光協会の情報として、磐窟洞の休洞予定情報をUPしていたんですが、知らずに訪れてしまったとは残念でしたね。 おかげで私の方は休洞の証拠写真なるものを手に入れることが出来て大ラッキーでしたので感謝感謝です。 休洞は1年間の予定ですので来年も単身赴任中でしたら是非再チャレンジしてみてくださいね。
こちらのHPのおかげで迷わず磐窟洞にたどり着くことができました。 上の駐車場に車を停め、結構な雨の中、足下に細心の注意を払いつつ入り口へ。 入り口に着いたときにはすでに膝が笑っていました。
洞窟内は多くがフェンスで覆われていましたが、破損した個所も見られました。 落書きも数カ所あって、残念です。 しかし、鍾乳洞はさすがのもので、既に訪れた井倉洞・満奇洞・龍河洞とはまたちがった美しい透明・半透明の鍾乳洞に見とれてしまいました。 外気温も30℃以上あったのですが、洞窟内の気温はおそらく10℃ぐらいでしょう。
時間をかけてじっくり心ゆくまで見学したのですが、驚愕の出来事が。 洞窟内の最終地点に突き当たるころ、スピーカーよりアナウンスが。 ほぼ無人で静かな洞窟内に大音量でマイクテスト、そして大音量で「先ほど入った人たち、まだいますか?もうすぐ電気を消しますので」とのこと。 こちらの音声を集音する装置があるかわからないので、とりあえず、「います!」「聞こえてます!」と大声で返事をして、足早に復路に。 その約5分間後・・・・・・・・・ なんと本当に照明が消されました。洞窟(しかもかなりの深部)で突然の暗黒。 一瞬何が起こったかもわからず、パニック状態。形容しがたい恐怖です。 即座に110通報しようと思いましたが、駐車場の時点ですでに電波は圏外。 同行者と手を取り合って、とりあえず二人で密着し、交互に携帯の灯りをつけよう、と半狂乱で落ち着こうとしました。 (本気で、ここで一晩過ごすことが本気で頭をよぎりました)
1分ほど後、電気が点きました。 その後は急いで出口へ向かい、階段を上って事務局へ行くと、管理人の男性(70歳位のお爺さん)がのんびりと、 「あんたらが入って1時間経っても出てこんけんおかしいなぁと思って」「マイクの放送は聞こえたん?」「カップルだったら長時間いることがあるけど」と。 「放送するのなら、洞窟内からも返答できるような設備にしたり、せめて非常ベルでも設置しては?」「10分後に消灯するとか言ってくれれば」と 管理人の男性に(腑は煮えくり返りつつ穏やかに)言ったのですが、最後まで謝りの言葉は聞くことができませんでした。 「これまでこうやってお客さんを閉じこめたことないんですか?」と聞くと、「僕のときじゃないけど、1回あったみたいじゃなぁ」とのこと。 その観光客は出口のすぐ近くにいたので、人工のフェンスを自分で破って出てきたそうです(この話も人ごとの笑い話のように言っていました)。
洞窟にはとても満足しましたが、管理人の方の行動・態度に、後からどんどん腹が立ってきています。 料金を取っている以上、洞窟内に客がいるかどうかも確認せずそのような行為をすることが信じられません。 閉園時間まではまだ30分以上ありましたが、おそらく磐窟洞では観光客がとぎれている間は照明を消している模様です。 もし節電の観点でそうするのであっても、人が残っていないか確認すべきだと思います。
冒険目的で自分から照明無しの洞窟を探索したい人にとっては暗闇も楽しいものなのかもしれませんが、起伏もあり、狭いところもたくさんある磐窟洞。 電波も届かない洞窟奥で、出口がどちらにあるかさえ分からなくなるほどのパニック状態になりました。 恐怖の感じ方は人それぞれとは思いますが、私たちにとってはこれはかなりの恐ろしさでした。 あらかじめアナウンスがあって、1分ほどだけ照明を切ったのは、早く出ろという脅しだったんでしょうか・・・?そのあたりはよく分かりませんが、本当に腹立たしい出来事でした。 すでに一度同じ失敗をしているのに繰り返すということは、何とも思っていないのでしょうか。 今後同じような事態を起こさないよう磐窟谷公園管理事務所には気をつけてもらいたいものです。
[2009.8.14 匿名希望さん
より
]
長いこと皆さんからメールを頂いていますが、照明が消されてしまったというメールは初めてです。 一ヶ所に留まっての漆黒の闇体験は、趣向としてありかも知れませんが、心の準備も、懐中電灯の準備も無い中で照明が落ちてしまったら、 普通の人なら、出口までどうすんのって、テンパッてしまうのはおっしゃる通り。 係りの方の対応に相当お怒りのようですが、 糠に釘,暖簾に腕押し,豆腐に鎹、このような方には怒りをぶつけてもだめですので、ぐっとこらえて下さい。 それにしても、70年も生きていると、自分の失敗にも動揺しなくなってしまうんですかね。
このゴールデンウィークに家族で磐窟洞に行ってきました。
磐窟洞って「がんくつどう」かと思ったら、「いわやどう」って読むんですね〜 幻の鍾乳洞ほどではありませんが、入口まではすごく急な道を下って行き、帰りはその分だけ上らないといけないので、主人はひざが少し痛くなったようです。 でもその苦労の甲斐あって、洞の中の鍾乳洞はとってもきれいでした。
洞を開通させた時にはもっときれいだったんだろうな〜とうらやましい限りですが、珍しい鍾乳石がたくさんありました。 鍾乳石は、今でもすごく透明感のあるものがいくつかありました。
送った写真のひだみたいなものは、とってもきれいな透明感だったものです。 それと、フェンシングの剣みたいに珍しい形の鍾乳柱もありました。 やっぱりこの付近の鍾乳洞はきれいなところが多いですね〜
[2009.5.6 Kenji & Misaoさん
より
]
「いわやどう」の読み方に限らず、私にとっては当たり前でも、皆さん結構迷われているようですね。 先頃、3ヶ月もの歳月をかけて
「吉備高原のカルスト台地と鍾乳洞」
っていうページを作りました。 こちらのページでは、全ての鍾乳洞の読み方を載せていますので参考にしてください。 他県の鍾乳洞の場合は、鍾乳洞の名前のロゴにマウスをあてると読み方が表示されます。 RPG好きなもんですから、HPの所々に仕掛けを埋め込んでいます。 RPGに登場する「迷宮のダンジョン」を、現実の鍾乳洞とダブらせて楽しめますが、さしずめ磐窟洞のようなキレイな鍾乳洞は、お宝ザクザク間違いなし。
なんで磐窟洞(いわやどう)が、ダイヤモンドケーブと呼ばれてるのが分かりませんでしたが、よ〜く思い出してみると聞いたような気がしてきました・・・ もうちょうど30年ほど前です。 今のように上からは、いけなかったと思います。 下から、よっこら上がっていきました。 それからも2回ほど行くのは行きましたが・・・
[2008.1.26 蛍子さん
より
]
なるほど、30年前は迷わず下から攻めるしかなかったんですね。 そう言われれば、上の駐車場は、道路も施設も整備された観光地といった感じですが、 下からのコースは、車の通る道も鍾乳洞への登り口も趣ありすぎかな。
磐窟洞は、3年ぶりです。 本当は行くつもりではなかったのですが、近くまで来たらやはり行ってみたいという気になってしまいました。 今回は下の駐車場から登ってみましたが、やはり上の駐車場から攻めるほうが、いいような気がしました。 料金が800円に上がっていました。 磐窟洞の中に入ると、やたら緑色のフェンスが気になります。 前はこんなにフェンスはなかったように思います。 心ない人がいるので、仕方ないのでしょうね。 値上げの300円は、フェンス代?
なお、磐窟渓の上流には、鍾乳洞もどきの洞窟がいくつか見えました。 そういうのを見るたびに車を停めてしまう私は、ほとんど病気です。 でも、ほとんどは奥行きがあまりありません。 本当はあるんでしょうけど、埋まっていてわかりません。 そのへんの情報と写真を 私のHPの中の
岡山県西部鍾乳洞群【1】
にUPしています。
[2007.10.23 兵庫県 森脇さん
より
]
磐窟洞へ上の駐車場から攻めるか、下の駐車場から攻めるか、どちらも厳しいコースゆえに、どちらを選択するか皆さん迷われるようですが、 両コースを制覇した森脇さんとしては上に軍配ということのようですね。 料金が500円から800円になったとはいえ、周りの鍾乳洞から比べるとお安くなっていますので、これからの紅葉の季節は是非訪れてほしいものです。
行ってきました。 ダイヤモンドケーブへ。 もちろんもちろん、こちらの案内図で、迷わずいけましたよ。 途中、「え?この道で合ってる???」とめちゃくちゃ不安でしたが。。。。
上の駐車場から、徒歩5分の表示(写真参照)。 これは、下りの小中学生、大学生はクリアしましたが、私たち両親は、もっともっともっとかかりました。 ましてや、えんえんのぼりの帰り道なんて。。。 暑くて暑くて、洞窟の中の涼しさをすっかり忘れ果てたころ、ようやく着きました。 なんと、私たちが訪れたその日。 岡山県高梁市では日本一気温が高かった!! もう、ほんまに死なんでよかったぁ〜〜。
磐窟洞はといえば、天国のように涼しくて、かわいかったです。 小さな小さな鍾乳石があって、他の鍾乳洞よりも若い?? という感じがしました(これは間違ってたらすみません)。 それから洞窟サンゴが、とてもきれいでした。 そして、心臓が飛び出てましたけど、途中の階段で見る景色の素晴らしいこと。 目の中、からだの中のほうまで、グリーンに染まって、とてもよかったです。
上手に言葉にすることが出来ませんが、親としてもとても満足のいく旅だったと思います。 今回は、直前に決めたので、岡山のチロリン村。 県道からの道が、「え?これ一方通行??」と思うほど小さな道で、それなのに、結構交通量が合って、びっくりしました。 次は穴小屋を狙っている母でした。
[2007.9.6 やまとさん
より
]
徒歩5分の案内板、訪れた人達がかわるがわる擦って行かれたんじゃないかって思われるくらいに、「5」の部分だけがかなり かすれていますね。 不動産屋さんの広告と同じで、80mを1分で計算してるのかもしれません。 そんな山道を猛暑のさなかにご苦労様でした。 けど、汚れたものが何にも無いような磐窟洞の洞内は、どんな思いをしてでも見る価値ありですよね。
今年1月に道脇の看板で偶然知って訪れ,思いがけず素晴らしい鍾乳洞に感激しました。 むしろ訪れる人が少なく,あまり観光化していないところに良さを感じました。
そして昨日,今度は少人数で作っている歩く会で行きました。 前回は上の駐車場に車を置き,洞のところまでしか歩かなかったので,それより下が気になっていました。 上の駐車場から歩くか下の駐車場から歩くか迷ったのですが,後から訪れる「世界のブドウ園」からアクセスの良い上の駐車場からにしました。 いったん下まで降りて渓谷を少し歩き,再び階段を上がって鍾乳洞を見学,展望台で渓谷のすばらしい景色を眺めながらお弁当を食べました。 このHPのおかげで,より興味深く鍾乳石を観察することが出来ました。 ありがとうございました。
鍾乳洞の素晴らしさもさることながら,岩場の珍しい植生や展望から眺められる切り立った大岩の景観も素敵でした。 磐窟渓歩きの後,すぐ近くにある世界のブドウ園の食べ放題を訪れ,ブドウを堪能。 その後更に弥高山も訪れましたが,弥高山からの眺めのすばらしかったこと! メンバー一同,山並みの美しい景観にをしばらく見とれました。 本当にすばらしい歩く会例会でした。
(ブドウ園の食べ放題は,9月の期間限定のイベントです。)
[2005.9.25 岡山のトボトボ会さん
より
]
文面から察するに「磐窟洞」へ行かれたのかと思いますが、 磐窟渓では紅葉のより一足早く味覚の秋が訪れているようですね。 ここは、確かに鍾乳洞の中も外も楽しめる絶景の地だと思うのですが上の駐車場から行くか,下の駐車場から行くか、あの険しさゆえに悩むところですよね。
磐窟洞は、このHPのおかげで迷わずに行けました。 上の駐車場から行きましたが、帰りが辛かったです。 下の駐車場からだと、行きがつらいけど、帰りが楽なので、もし次に行く機会があれば、下の駐車場を攻めてみます。 上の駐車場から下へ道路がついてないのでがっかりしました。 下から磐窟渓全体をぜひ見てみたいと思ったもので。 なお、中国道のSAで配布している地図には、ちゃんと「磐窟洞」と載ってました。
9月17日の「にゃんこさん」の書き込みに、「羽山渓の棲龍洞には行けませんでした」と書いてあったので、そちらも回ってきました。 地図に載っていないので心配でしたが、案の定迷いました。 後で考えると、迷うはずない洞窟なのですが、一度通りすぎてしまい、あちこち探して、帰りに寄ったところが棲龍洞でした。 洞窟の一部が県道のトンネルになっています。 誰が、そんな道路の近くに(というより道路が)鍾乳洞だなんて思うでしょうか。 それと一番目に付く看板が「穴小屋」という名前だったので、ここは棲龍洞とは違うと思いこんでしまったのも運の尽き。 でも、そのおかげですごく切り立った石灰岩の浸食を見ることができました。 秘境中の秘境です。 私のHPの中の
草間鍾乳洞群【2】
に 写真をUPしています。
[2004.11.11 兵庫県 森脇さん
より
]
磐窟洞の上の駐車場から鍾乳洞へかけてのアプローチは視界が開けて、なかなかの絶景でしたが、迷って下の 駐車場にも足跡は残したものの、下の駐車場からは目の前の木立しか視野に入らなかったような記憶が。 下から見上げる絶好のロケーションって別にある気がします。
井倉から、吹屋ふるさと村→西江邸〜南下し、県道33号線を成羽川沿いにしばらく行き、「日本料理・朝日堂」を右折すると(最初、お店の敷地かと思ってよく見たら、右側に細い路地がありました(^_^;)) 車一台しか通れない細い道になります。 (ちなみに、この道はナビで「磐窟渓」と入れたら案内してくれました) 道は細いですが脱輪する心配はなく、ところどころに待避スペースもあり、危険な道ではありません。 道なりに行くと渓谷となり、しばらく行くと下の駐車場に出ました。
車5台分の駐車場ときれいなトイレがありました。 が、しかし!登り口にひもが張ってあり「本日増水のため入洞できません」の紙が下げられていました。 確かに前日、にわか雨が降りましたが・・・。 ホントにダメなのかな〜ダメもとで行ってみようか・・・と思い、入り口から見上げてみると、急な階段にはたくさんの落ち葉が積もり、あまり使われていないように見えました。 「せっかくここまで来たのに・・・」とは思いましたが、その落ち葉の積もった階段を300メートル登るのもどんなものかと思案の結果、時間もあることだし、どうやら一般的にメインらしい上の入り口に行ってみることにしました。
磐窟渓をそのまま進み、上の集落に出ました。 そこから「たぶん左かなぁ・・・」と行くと、「299」の文字が。 確か、高梁から行くと、川上町役場近くを313→299だったはず・・・ で、299に入ってみました。異様に細い道でした。 すれ違うどころか、脱輪してもおかしくない、対向車が来てもバックできないぞ〜というカンジの。 そうです。 299を川上町役場とは逆方向に行ってしまったのです。 そんな道を約10q。 途中、一度だけ対向車に会いましたが、奇跡的に数少ない待避スペースのところで対向車に気づいたので難を逃れました。 で、その細い一本道を抜けたところの集落で、ちょうど歩いている人を見つけ、磐窟洞への行き方を尋ねると・・・ その道をまっすぐ行き、広い道に出るので右折してしばらく行くと313号線に出るから、それを右折して、川上町役場の前に確か看板があったと思うので、それを見て行きなさい・・・と。 すぐに出られました、広い道。 さっき通った33号線でした(^_^;) 今度は「朝日堂」を通り過ぎ、313→299で行きました。 途中から「磐窟渓→」の道しるべが出てくるので、迷わず行くことができました。
無事に上の駐車場に到着。 「増水につき・・・」なんて看板はありません。 急な階段&坂を降りて、管理事務所へ。 そこまで行くとうれしさのあまり、入場料を払ってサッサと洞内へ。 奥へ進むほどに、透明度の高い鍾乳石が見られ、「ダイヤモンドケーブの名に偽りなし!」と、友人と二人、感激しながらこの旅最後の鍾乳洞を満喫。 「王宮のシャンデリア」はまさにシャンデリアのように白く透き通って輝いていました。 照明があたっている、いたる所にカビが生えていました。コケや草より、カビが気になりました。 入り口付近まで戻ると、ただの岩かと思いきやよく見ると鍾乳石のかたちが・・・。 表面がすっかり岩肌と同じ色&質感になっていて、入るときには気づきませんでした。 「女神の手洗い」も、帰りに水たまりになっていることに気づきました(^_^;)
外に出て、管理事務所のおじさんに「下の入り口に紐がはってありましたけど・・・」というと、「え、まだかかってた?」だって・・・(-_-;) 下の入り口は別に管理をしてくれる人がいるらしく、「あとで電話しておかなくては・・・」と言っていました。 もしかすると、私たちと同じように下の入り口に行って、あきらめて帰った方がいるかもしれませんね。
おじさんに「上の駐車場から来るのと下の駐車場では、どっちが楽ですか?」と聞いてみると、 「下の駐車場からの道は坂が急で、つづら折れに道が付けられているので、距離的に長いから、上からの方がいくらか楽だと思うよ」とのこと。 ちなみに、ガイドには「磐窟駐車場→254m」「磐窟川登山口→346m」とあります。 下からは100m道が長いし、しかも「登山口」というくらいだから、きっと下からは大変なのだ。 だから、上からきて良かったのだと、ムリヤリ自分に納得させました。
ちなみに、「磐窟谷公園管理事務所」 電話番号は 0866−48−3242 「増水のため・・・」などと紐が張られていたら、 念のため電話で確認してみましょう(^_^;)
迷ったおかげで時間切れ。羽山渓の棲龍洞は行けませんでした。 ちょっと残念。 高梁の備中松山城で夕日を眺めてから帰途につきました。
[2004.9.17 にゃんこさん
より
]
私以上に、磐窟渓をグルグルと堪能されたようですね。 このHPでズバット最適ルートを説明できるといいんですが、 皆さんからのメールに頼らざるを得ないのが実情です。 土地感のある方からのお出かけMAPなんか届くとうれしいですね。
先ず谷自体の深さに驚き。 駐車場からぐんぐん下ったところに入り口が。 いやー、素晴しい鍾乳石ですね。 ヘリクタイト、ヘリグマイトの繊細な事。よくぞあれだけ残ってくれました。 まさにモヤシの如く育ったヘリグタイトに見とれ、キップ売り場のおじさんが「長い事でてこんな〜」と心配されるほど長居してしまいました。 通好みの洞窟と言う感じですね。 閉塞された洞窟と言うのはあれだけ美しいものなのですねー。 気密ドア設置など今後の為の設備は出来ないものでしょうかね。 照明周りのコケも気になりますし・・・。
[2004.9.13 ニヒルなアヒル一家さん
より
]
確かに、色んな鍾乳洞を見てきた人にとってこそ、磐窟洞の景観は驚きの様相を呈して見えるのではないでしょうか。 私も訪ねた際の第一印象は、「他とは違う!」って言うもので、新鮮な驚きを持って探勝したものです。
大型連休中に、磐窟洞へ行ってきました。
★アクセス
JR伯備線の備中高梁駅から備北バスで地頭へ行き、その先の菅野までのバスは非常に本数が少ないので、 地頭(川上町の中心地)からタクシーを利用。 金額は2千円弱。 車で行けるのは駐車場までで、そこは断崖絶壁の磐窟谷の上部なんですね。 切り立った崖にへばりつくように作られた急な階段や坂道を、膝をガクガク言わせながらしばらく降りて、やっと磐窟洞の受付に到着。 そこは崖の中腹という感じで、下まで降りて歩いて行けば備中町の布瀬橋バス停にも出られるらしいですが、そちらもバスの本数は少なそうです。
★磐窟洞
入口は、木の生い茂る崖に不気味に開いた穴、その下の穴からは洞内の水が流れ出ています。 最初は岩がゴロゴロした水の流れる洞窟をくねくねと奥に入っていく感じですが、途中からは鍾乳石の白さに驚きます。 保護用のフェンスで写真なんか撮れないよ状態ですが、美しい乳白色の鍾乳石にただただ感動。 洞内はわりと幅が狭いので、すぐそばに見られます。 圧巻は奥の方の「王宮のシャンデリア」のあたりですか、「ダイヤモンドケーブ」の名にふさわしい、透きとおった白銀に輝くヘリクタイト! これでも発見時よりは透明度を失っているそうですが、今でも十分に美しい輝きです。 終点は、水の流れ出る穴に柵を立てて終わっていますが、すぐ手前の「たて穴」も感動です。 洞窟の天井に大きく深い穴があって、その奥から水がボタボタと垂れてくるのです。 地表から入り込んだ水が浸透し、滴り落ちているのでしょう。 晴天続きの後に行ったのに、下で見とれていると結構ずぶ濡れになりました。
アクセスはちょっと厳しいですが、観光洞として整備されていますし、何よりも「ダイヤモンドケーブ」の名は看板に偽り無し! 一見の価値ありの鍾乳洞だと思いました! あと不思議なのは、地元で磐窟洞と尋ねても通じません。 磐窟谷(いわやだに)の名前の方が一般的なようです。
[2004.5.9 海さん
より
]
おっしゃるようにアプローチは不便で険しいところにあるんですが、 そんな苦労を忘れさせてくれるくらいに光り輝く鍾乳洞ですよね。 私も色々な鍾乳洞に入っていますが、他の鍾乳洞との異質さを感じた鍾乳洞ってここだけです。 真っ白な鍾乳石って色んな所で目にすることが出来るんですが、透明な鍾乳石って理屈抜きに不思議ですよね。
※布瀬橋バス停へは、備中高梁駅から 備北バス「平川、西油野、坂本方面」行きで40分。
布瀬橋からだと、ずーっと登りで 徒歩30分以上といったところです。
会社の友達に「暑いなー何処か涼しい所ないかな?」と聞かれ洞窟かな! と言ってしまった為、自分も何処か行くことになり、 このホームページを見て自宅(倉敷)より近いまだ行ってない場所に行く事にしました。 20年ほど前に病気で亡くなった友達と最後にバイク(750cc)でツーリングした時、 通った磐窟渓の紅葉は覚えているが洞窟は行ってない。 今回の目的は洞窟です。 早速、原チャリ(50cc)で出かけようと思い矢掛町まで行ったのですが、 エンジンの調子が悪く引き返しました。 場所もはっきり解からないので後日、カーナビ付きの車で息子と娘をそそのかし 川上町から行きました。 地図をみても最初から疑問に思っていたのですが、 以前行った磐窟渓とは場所が違っていて?? 不思議に思ってました。 行き止まりの駐車場に車を止め、約250mほど降りて行きました。 磐窟洞の入り口は、絶壁の中腹に有り下の道より上がるか? 上の駐車場から降りるか? ルートが二つ有りました。(なっとく) 内部は涼しく一味変わった洞窟でした。 次回は紅葉の時以降と思います。
[2002.8.30 秋田金久さん
より
]
最近は、カーナビ全盛で道に迷われる方も少なくなったようですが 磐窟洞ってカーナビの地図に載ってました? 私は、普通(本)の ロードマップで探したのですが、「磐窟渓」の表示ばかりで、 道は載ってるけど、鍾乳洞へはどの道?状態でした。 20年前と比べると国道から299へ入る辺りは、かなり整備されて いて、記憶と違っていたのではないでしょうか? 秋田さんがいらした 上の駐車場の方が、今はメインのルートだと思いますが、 紅葉の季節に行かれる際には、是非 下の駐車場からチャレンジして みてください。 そして、どちらが楽かなんて連絡いただけたらと思います。
HP見ていたので予備知識は有ったのですが着くまで少し考えました。 カーナビの地図では 磐窟渓と載っていましたが 高速道路で頂いた地図は 磐窟洞と書いてありました。 行く途中に子供の要望で吉備川上ふれあい漫画美術館≠ノ寄って行った時にも、 ドライブガイドを頂きました。 帰りは洞窟の下の道を通り帰りました。
4月27日に、初めて磐窟洞へ行きました。 たまたま、偶然に行ったのですが、もう「素晴らしい!」の一言。 岡山県内にこんな貴重な鍾乳洞があるとは知りませんでした。 (名前は知っていましたが) 岡山県内の鍾乳洞ではNO1の美しさだと思います。 岡山県人として、今まで知らなかった恥ずかしさと、改めて誇りに思う気持ちが一緒にわいてきました。 駐車場から洞入り口までは少々しんどいけど、そこは、のんびり渓谷美(今ならグリーンシャワー)を楽しみながら歩きたいものです。 ぜひぜひ、おすすめのスポットです。
[2002.5.2 一発で一目惚れした磐窟洞ファンさん
より
]
とっても感動されたようで、私の持ち物ではないのですが、嬉しく思います。 知名度的には、「満奇洞」や「井倉洞」に全く及ばない鍾乳洞ですが、 その分、期待以上の美しさに、大感動したのを思い出しましました。 「磐窟洞」は、他の鍾乳洞とは全然違った趣の鍾乳石が沢山見れるといった面でもお勧めですよね。
11月23日磐窟洞に行ってきました。 行く道は、迷ってしまって地元の人に聞くと、親切に教えてくれてようやく行けました。ちなみに、299号線は、落盤で最近はつかえないようで、私は、77号線を通っていきました。 行く前は、磐窟洞は、磐窟渓とは別になっていると思っていましたが実際には、セットになっていました。駐車場からはとても急な下り道で帰るときにはとても疲れました。 洞内は、狭く通りにくかったけど所々に見た事もないうすい黄と白と薄緑を混ぜたような二次生成物があってすごかったです。デジカメで撮影のときフェンスが邪魔になって難しかったです。ほかとは違う二次生成物がみれてよかったです。
[2001.11.23 インテルサットさん
より
]
確かに、ここは、中身が他の鍾乳洞と違ってて、なんで? どうして?って感じの鍾乳石が目白押しですよNe。 それらの鍾乳石を守るためにもフェンスはガマン。 私も難儀しました。
県道299が使えなくなっている
とは知りませんでした。 77号線だと峠に出るちょい手前あたりで右折するんですが、ポイントが分かりにくいんですよね。 上手く説明できる方、情報お待ちしています。
岡山でもかなりマイナーな鍾乳洞なのに訪問されているのに驚きました。
子供が幼稚園の時に訪れて、急な坂道を登りやっとたどり着いた事を思い出しました。 このあたりは急峻な山と渓流の風景が大変に美しい所で、ほとんど観光化されていないので、 秋の紅葉時期が本当に楽しみです。
[2001.9.24 深川 博己さん
より
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全国規模では、ガイドブックとかにもちゃんと載っていて、立派にメジャーしてます。 紅葉だけでなく、新緑の季節も綺麗らしいので、渓谷美プラス1のスポットとして、 地元の方にも是非訪ねてほしいですね。 私の場合、本文には、「紅葉の磐窟渓をくまなく堪能」と書きましたが、 正直、道に迷っていて 視覚的には100%紅葉を 楽しめたものの、精神的には迷ったことに結構あせってました。
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- 2000.12