■ 猊鼻渓 毘沙門窟 ■
猊鼻渓は、南部北上山地に広く分布する
古生代石炭紀〜
二畳紀の石灰岩でできたカルスト台地を
北上川の支流・砂鉄川が浸食してできた急峻な谷壁を特徴とするカルスト渓谷です。
約2kmにわたる高さ50〜100mの絶壁には、石灰岩が溶かされてできた奇岩や10ヶ所以上の鍾乳洞が見つかっています。
カルスト渓谷としては、他に
井倉渓 が有名です。
毘沙門窟は、断崖の下、川面すれすれに開口する幅5m,奥行30mの 舟でしか行けない鍾乳洞ですが、残念ながら舟下り観光の場合は、舟からの見学のみとなっています。