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1998年、潜水調査により 900m地点で水没していた最深部の先に 850mの新洞が発見されています。
発見者の一人、北澤晃男さんから洞内の様子を伝えるメールが届きましたので紹介します。
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1998年に私(北澤晃男)が学生ケイバーの協力の元発見している
諏訪洞の第2サンプ(900m)より先の部分が掲載されていなかったので、
紹介させてもらいます。
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・ 泥スロープ(600m)を通過せずに第1サンプを潜るとエアードーム(10畳)があります。
・ 800m付近左手にある泉は水深2.5m、7m潜ると亀裂状で幅1.5mの通路が続いています。
・ 第2サンプは縦横7mの菱形なっており、水中につらら石も点在します。
・ サンプを潜り抜けると玉砂利が敷き詰めてある日本庭園を思う洞窟がしばらく続きます。
・ 途中背泳ぎで抜ける第3サンプを通過すると、左右に鍾乳石のデコレートが続いてから、 昇龍連滝(1,400m)になります。
・ 昇龍連滝は1-3mの小さな滝が350m続いて、高さ15mの竜神の滝(1,600m)になります。
・ 竜神の滝を登ると大きめの砂利が敷いてあり、第4サンプ(1,750m)に到着です。
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第2サンプ後(1,050m) |
第2サンプ〜第3サンプで見られる「つらら石」 |
[2003.1.16 NACD 北澤晃男さんより]
ケイブダイブっていうと、珊瑚礁の広がる南の海で水没している海中鍾乳洞を
ダイビングしている映像を良く
目にします。
キラキラと輝く青い海からの光が差し込みとっても綺麗な光景でしたが、
上の写真を見てビックリ、真っ暗な鍾乳洞の中で、水没した洞窟に潜るんですね。
私にとっては、思いっきり怖そうですが、楽しそう≠チて感じたり興味のある方、北澤さんのHP、テクニカルダイビングとケイビングの情報サイト
「日本ケイブテック倶楽部」へ、右のバーナーからどうぞ。
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