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穴神鍾乳洞(あながみしょうにゅうどう)





 穴神鍾乳洞は、秩父帯に開口する 「龍河洞」「猿田洞」とは異なり、 「三波川変成帯」と呼ばれる、秩父帯よりも深いところで石灰岩が強い圧力を受けて、 板を重ねたような「結晶片岩」に変成した「石灰質片岩」の中に形成された鍾乳洞です。 秩父帯は、古生代中期〜中生代中期の古い付加体からなっていますが、 三波川変成帯は、ジュラ紀の付加体岩石が、 白亜紀に変成岩になったもので、 全長約75mの穴神鍾乳洞は、小規模ながら石筍石柱などの景観に見ごたえがあります。 また、三波川変成帯は、秩父帯同様に関東山地から九州にかけて帯状に分布していますが、 三波川変成帯中に鍾乳洞が確認されているのは、愛媛から高知にかけての、この附近一帯のみで、 貴重な存在とも言えます。

付近にある説明板には
町指定 天然記念物
穴神鐘乳洞,穴神遺跡

 この鐘乳洞は昭和44年6月地元の中学生が「こうもり」を取りに入って発見し
たものである。洞は全長75メートル,高さ8〜10メートルで、石筍,鍾乳石な
ど豊富で、変化にとみ、県下では類のない鐘乳洞であるといわれている。

 穴神洞遺跡(県指定文化戝)は、縄文草創期(約1万2千年前)の住居遺跡である。
当時の生活をしのばせる土器や、装身具,垂飾品類の他、人骨,鳥獣の骨,貝類等
が数多く出土しており、考古学的に極めて貴重な遺跡である。

 ・こうもりの 飛びかう 穴神鐘乳洞
 ・穴神は 万年前の 住居跡
(城川かるた)

城川町教育委員会A

と書かれています。


所   在
  愛媛県西予市城川町川津南3723   (旧:東宇和郡城川町)
入   洞   年末年始(12/29〜1/3)を除く、9:00〜17:00.
  要予約。詳細は、西予市観光協会城川支部(電話:0894-82-1111)で確認してください。
料   金   高校生以上 200円, 小・中学生 100円 (照明完備)
交   通
JR予讃線 「宇和島駅」より、 宇和島バス  「日吉・野村」行きで 約63分の、
  「宝泉坊温泉前」下車、徒歩7km。
車の場合は、
松山市から : 国道56号線を南下、五十崎町から県道229号へ、肱川町から国道197号線を日吉・宇和島方面へ (所用 1時間40分,松山自動車道利用の場合 1時間10分)
高知市から : 国道56号線で須崎市へ、須崎市から国道197号線を檮原町・日吉村方面へ (所用 2時間)
駐 車 場
  20台(無料) 2013年8月現在



 おろぶれむすさん2008/11/28

 先日、穴神鍾乳洞へ行ってみました。 調べた範囲では、入洞許可には宝泉坊温泉とか西予市観光協会城川支部に連絡となっていたので、まず宝泉坊へ電話したら、地元のとある商店に連絡するよう言われ、そこでも他のところを指示され、たらい回しになりました。 結局、穴神鍾乳洞へ行く最後の分岐のところの商店が鍵を管理していることが判り現地へ直行。 鍾乳洞まであと数百メートルの分岐手前の右側の宅急便の取次をやっている商店に入り、住所・氏名などを書いて200円を支払うと、鍵を貸してくれるのではなく、その店の方が洞口まで来て鍵を開けてくれました。

 洞内は電灯がありますが、管理人いわく「あまり長時間電灯をつけないように言われている」とか「開けっ放しにして他の人に入られては困る」とやや神経質なことを言っていたので、 自分は十分な装備を持っているし洞窟経験も多いので消灯して下さいと言うと、「最近そんなのが趣味の人が多いね、いわゆるオタクって奴かね?」というので、後から来る人が困らないようケービングについて良く説明しておきました。 で、出る時間を聞かれたので1時間くらいと言い、その時間に出て洞口で待っていたのですが、一向に締めにくる気配なし。 結局分岐のところの商店に戻り、お礼を言って帰途につきました。


 話が前後しますが、洞内は多少の枝洞やアップダウンもあるものの、基本的には短く単純でした。 足元もコンクリートで固められているので、一般の方でも危険はないと思います。 写真の休憩所の左の扉から入りますが、もう一つの洞口が休憩所の上に見える白い看板の横にあり、そこから出られるので同じところを戻る必要はありません。
 鍵の件、情報が古くご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。 おろぶれむすさんからの情報が、これから穴神鍾乳洞を目指す方に役立つこと間違いなし。 感謝感謝です。 けど、季節のよってはちょっと入りにくい洞窟のようですね。 お店の方がおっしゃるように、最近は照明を消したり,なかったりする観光洞の人気が高まっていますが、 オタクと呼ばれるのはちょっと心外! これからは匠と呼んで欲しいものです。

 くらげんさん2006/7/23

先週のことになりますが、四国で4つの鍾乳洞に入ってきました。 詳細な道順などをここでご紹介しますと、だらだらと長くなってしまいますので、 私のホームページの方に、そのあたりの詳細は「地下活動データブック」としてアップ致しましたので、もしよろしければご利用下さい。

松山から、最初に向かったのが穴神鍾乳洞です。 縄文時代の遺跡がある鍾乳洞で、整備されかかった県道を通って行くのですが、「竜馬脱藩の道筋」というのが、行く道の途中にあります。 着いてみると、先客のおじさん3人と、なぜか妊婦さんが1人で番をされていました。 普段は入洞口と出洞口に鍵を掛けておいて、入洞希望者が来た時に鍵を開けて入れ、その他の時は閉めておくそうです。 妊婦でなかった時は中も案内していたのですが…と、申し訳なさそうでした。 料金は1人200円です。 中は電灯こそ灯っているものの、天井高や幅も狭いところが多く、「ちょっと洞窟探検らしき気分」を味わいたい人には、ここで充分だと思います。 中身の洞内生成物は、鍾乳石というよりは、秋芳洞の石灰華に似たものが多かったですね。
 穴神鍾乳洞も通常は、役場とか公民館に連絡して鍵を開けてもらう様に聞いているんですが先客がいてラッキー状態?。 それともこの時期は、係りの方が常駐しているのかな。 また、西予市のHPには、 入場料 :10人未満/300円、10人以上/500円と書かれてて、 「団体割り増しなんてあり?」と、私にとっては、洞窟そのもの以上に謎の多い鍾乳洞だったりしますので、一発で入洞できたとは素晴らしき強運。 これも神様が...かな。
 くらげんさん2006/8/1

 穴神鍾乳洞は、夏場の休日だけ人がいるようです。 (でも「お釣り取りに行きます」と席を外されていたりしたので、「いたらラッキー」かも)  西予市のHPは、 私も確認しました。 勝手に「10人未満だったら300円で全員入れるのかな…」などと思っていました。 そんなことは全くなかったのですが…  穴神鍾乳洞へ至る県道の始点近くにある「宝泉坊温泉」が、地元がされている温泉施設だそうで、西予市のサイトにも連絡先にこちらが書いてあった為、 開いてなかった時はこちらに連絡すれば、いいのかな?と思って、駄目元で行った次第です。




2,3行で構いません。 穴神鍾乳洞に関する料金,鍵の開け閉めの情報や写真,
訪れた際の皆さんの感想を E-mailでお寄せ下さい。 このページに掲載させて頂きます。
じじいが出かける際の参考にもさせて頂きますので、よろしくお願いいたします。

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