青年部活動報告〈平成10年度〉
  

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平成11年度(その他) 平成11年度(レクリエーション)
青年部OB会

   
■京都市委託事業 第18回京都市難聴青年講座(全4講)

第1講:「人工内耳友の会を知っていますか?」
平成10年9月12日()18:30〜21:00 聴言センター研修室 参加者:41名
講師:人工内耳友の会関西会長 葛原喜代志氏

人工内耳友の会の組織や活動内容、人工内耳の仕組み、人工内耳装着者の日常生活などについてお話がありました。人工内耳は一人一人に合わせてあるため、他の人には使えないこと、人工内耳を使っていることで日常生活には大きな支障はないことなど、初めて知ることもありました。
参加者の声≫
・人工内耳について誤解しているままの人が多いので、この講座で正しい知識をつかめたようで良かった。
・一番びっくりしたのは、手術費がめっちゃ高い!ことでした。

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第2講:「余暇活動のすすめ(ブラックバスフィッシング)」
平成10年11月7日()19:00〜21:00 聴言センター研修室 参加者:23名
講師:バスプロ 浅野 大和氏

実演を交えながらの講演に参加者一同吸い込まれました。質疑応答は40分だけでは足りず、司会がSTOP!をかける一幕もありました。それにしても、ジャンケンゲームでサミーをもらった人は幸運だったね。京都では手に入らないよ!
≪参加者の声≫
・ブラックバスフィッシングについて、あまり知らない人にも分かりやすい講座でした。
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第3講:「あなたの仕事をとりまく状況」
平成10年11月29日()15:00〜17:00 聴言センター研修室 参加者:22名
講師:京都障害者職業相談室統括職業指導官 八田 茂氏

≪参加者の声≫
・自分はこれからどうするべきか、と考える時間を持つことで、世の中をわたりあるく意味でも勉強になった。
・今の自分の将来をしっかりと考える必要があると思いました。

第4講:「クリスマス会’98」
平成10年12月20日()13:00〜16:00 聴言センター研修室 参加者:118名
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■京都府補助事業 第21回全京都中途・難聴青年懇談会
平成11年3月6日()〜7日() 京都府日吉町青少年山の家(船井郡日吉町)
テーマ:「聴覚障害者の教育」
参加者:19名
1日目は、レクリエーションがあり、サッカーをしました。その後、夕食を挟んで、夜遅くまで交流をしました。2日目は、京都市上賀茂小学校の「きこえとことばの教室」で教諭しておられる高井恵美先生の講演があり、テーマは「聴覚障害者の教育について」で、難聴学級、きこえとことばの教室や京都市児童福祉センターの「うさぎ園」(難聴幼児のための通園施設)など、主に京都市における聴覚障害児の現状について話して頂きました。お互いに自分の受けた教育について話したり、質問や意見の交換をしたりして、2日間の日程を終えました。
参加者の感想≫
・高井先生の講演では、いろいろ考えさせられること、初めて知ることが多々ありました。障害受容・自覚をいかにして難聴児本人に持たせるか、発音・聞き取りが単に上達するのみならず相互コミュニケーションの力を高めさせることなどを今後の難聴児教育の中で検討・実行することが大切だとおっしゃったところでは共感を覚えました。
・大変意義深い講演を開催して頂き感謝します。特に「ことばときこえの教室」の話に関心を持ちました。青年講座でもこの講演を参考にして意義深いものにしたいと思っています。
・最近の難聴児教育の現状がよく分かりました。参加者の互いの教育の流れについても話し合えてよかったと思います。10年ぶりのサッカーは少しハードでした。
  
■第13回聴覚言語障害者問題を考える会&第11回聴覚言語障害者青年の集い
平成11年2月21日() 9:30〜16:30 聴言センター 研修室
参加者:56名(難聴者協会からは24名)

共催:京都府聴覚障害者協会・京都言友会
午前
自己紹介、ゲーム大会(抜き打ち漢字ゲームなどみんなで一緒に楽しめるゲーム)があり、とても楽しかった。しかし、時間が足りなくてゲームが減ったのは残念でした。
午後…7グループに分けて討論会を行いました。討論テーマは、「恋愛」「スポーツ・趣味」「暮らし」「障害」「労働」「教育」「サイコロ」の7テーマでした。自分の考えや経験を出し合いながら交流を深めました。また、討論テーマがちょっと難しく、まとめられなかったところもありました。

夜…懇親会。
参加者の声≫
・楽しい企画、色々な人と交流できて、とても良かったです。もっとこういう機会を増やして欲しい。
・手話が早くて読みとりが大変だった。
・自分達でコミュニケーションの助け合い(ノートテイクまたは手話通訳)をして、日頃のボランティアの大変さが分かった。