以下は、GTA VCを遊んでいて思ったことなどを、テキストに綴ったPageです。Game
Questの感想文にでも送ろうかとも思ったのですが(最近、感想文書いてないし)、感想文として収めるには不適当な面もありますし、そもそもPC版は対象外ですしね。なお、PCゲーになじみのない方向けに書いている部分も多くありますので、「んなこた、言わんでも分かってる〜」と思われる方もいらっしゃることと思いますが、ご了承下さい。 ☆回る回るCD-ROM(日本語版の悲劇) 〜〜〜〜〜まだ書けてません(^^;〜〜〜〜〜 ☆GTAとGame性と自由度と… 〜〜〜〜〜まだ書けてません(^^;〜〜〜〜〜 ☆PC版で遊ぶ意味とは? GTA VCは、初めPlayStation2版が発売され、その後、PC版、Xbox版と発売されました(だと思ったんだけど、間違えていたら突っ込んでください)。PlayStation2なりXboxなりで遊べるGameを、なぜわざわざPCで遊ぶのか?。その遊ぶ理由についてですが、まずはこれまでのPageで紹介したMODの存在がありますね。これについては前のPageに書いたとおりです。 次ぎにテレビ側の性能問題があります。現行の家庭用Game機では、まず画像出力装置がTVに限定されます。もっと高品位な画像出力装置(HDTV等)も存在しますが、現行機ではせいぜいVGA程度の解像度(640×480ピクセル)を、プログレッシブ(ノンインターレース)描画出来る程度に留まっており、本格的な対応は次世代機まで待たなくてはなりません。対してPCモニターの解像度はTVの非ではありません。 もう1つは単純にGame機としての性能の問題があります。現在、一般的な家庭用Game機の中で、最も高性能なハードウェアはXboxになりますが、CPUやグラフィックチップなど、ハードウェアを単純にPCと比較・置き換えて考えると、既に旧世代のものに該当します。もちろんGameに特化したXboxの方が、汎用のPCよりも、ハードウェアパワーを活かしやすいのですが、それでも『現在、最強のGame機はPCである』ことは揺るぎない事実だったりもするのです。 っということで、そのGameを動かすのに足るハードウェアを持ったPCであれば、もっと緻密な画像で、そして滑らかな動きで、同じGameを遊ぶことが出来る分けなのですね。もちろん、欠点もあって、PCに対する知識を要すること、コントローラをどうするのか?(キーボード+マウスが多い。コントローラで遊ぶなら増設が必要だが、当然、お金や、場合によっては相性問題とそのトラブルシュートが必要)、PC用モニターの画面サイズ(精細ではあるがサイズが小さい)、搭載されているCPUやグラフィックボードの能力(交換すればお金が掛かるし、交換不可能なPCもある)などなど、大雑把に言ってしまえば、Game機としては、とても面倒な代物であることが、大きな欠点ではあります。 さて、GTAに限りませんが、Game開発費高騰により、PC版のみのGame開発っというのは、段々、厳しくなってきており、家庭用Game機での発売を前提としたPC Game開発っという形態が多くなってきているようです。海外でPCゲーの売上が低下している、っという話は、私の記憶では前世紀末には、既に話題になっていたように思います。Xboxが発売された理由の1つも、これに起因することと思います(Xboxの本当の目的は、PCのリビング進出のための正またはバックアッププランだとは思うけど)。 洋ゲーの市場では、家庭用Game機≒子供向け、PC≒大人・マニア向け、っという棲み分けが、ある程度、出来てきた分けですが、その垣根は少しずつ、なくなってきており、今後は更に加速思想です。開発費の高騰による影響、TVの高品位・高解像度化によるPCゲーの優位性低下、Game機ハードウェアのPC共通化、そして決定打になるのかならないのか?XNA。 高品位にTVの普及までは、まだ時間が掛かると推察されるため、PCゲーが家庭用Gameと融合する、あるいは取り込まれてしまうのは、次々世代家庭用Game機くらいになるのかな?。でも、それが次世代機で決定的に進む可能性は大いにあり、っと私は見ています。 今までずっとテレビの表示限界の中に止められてきた解像度の限界が、ようやく引き上げられようとしている。また高解像度化により、本当にPCがリビングに入り込みやすくなるかもしれない。今までは解像度の限界から、TVでは文字情報を扱いづらかった分けですが、それがかなり緩和されようとしています。 例えば年賀状印刷、デジカメ画像取り込み&加工&印刷、Web閲覧、Blog作製、CDからの音楽ファイル作製、ダウンロード購入等々は、高解像度のTVなら充分、扱えるようになりそうな気がします(そしてもちろんGameも)。USBやが付いていれば、ドライバ次第で粗方の周辺機器は、つなぐことが可能になる(かもしれない)。メーカー側がその気になれば、一般家庭の使い方だけなら、PCの替わりをGame機にさせることは、充分、可能でしょう(TV録画は次世代機では無理だと思いますが、次々世代機なら可能かも)。 ただし、リビングだと皆で共有する形になるでそうから、プライバシー等々の関係で、一人一人が占有したいのであれば、やはりPCの方が向いているのは確かです。一人一人にGame機1台でも良いのですが、ある程度、離れた距離で見ることを前提としているTVより、近い距離で見ることを前提とするPC用モニターの方が、パーソナルな用途には向いています。 でもさ、PCモニターに出力できれば、PC本体は要らないんだよね(^^; 持ち歩きたい人、頻繁に使う場所を変える人の場合、ノートPCは大いに便利だけど、単に省スペースのためにノートPCを選ぶ人にとっては、PC用モニター&Game機&ワイヤレスキーボード(がコントローラの変わりに繋がればだけど…)でも、使い勝手にはあまり差がないかも知れない(価格は安くなるはず)。もちろん、Microsoftとしては、Windowsのソフトを売った方が利益率は高いはずなので、Windows PCにぶら下げる形で、Xboxシリーズを位置づけたいはずとは思いますが、SCEIがどう動くのかな。 えー、何やらぐだぐだ書きましたが、Game機にとって、高品位なTVがもたらすものっというのは、単にGameが高解像度になる、っというだけではないかもしれないよ〜ということを書きたかった分けです。何しろ20数年間、家庭用Game機の基準となっている部分が変わろうとしているんですから。そして、洋ゲーのPC市場が生き残っていけるのか?、そしてMODというGame文化はどうなるのか?、興味深いところなのです。 2005/06/26作成 |