（上段左よりお笑いタレント１・お笑いタレント２・芸能人警備風景・海部元首相と共に（どれだかわからないって？笑））

芸能人の折衝は大きく分けて３つになります。トークショウ型タレント、音楽型タレント、政治家です。折衝は芸能プロダクション仲介業者に委託します。直接プロダクションとの交渉は難しいと思います。

１芸能プロダクション仲介業者

芸能人を抱えているのがプロダクションです。そのプロダクションとの仲介を行ってくれる業者です。日時やギャラ、警備体制、ＰＡ、音響照明、当日の入りや撤収、手配書、必要人員、写真撮影の有無、サインの有無、企画への参加の有無などの面倒をみてくれます。ただし、ちょっとお金がかかります。また、お金には源泉税や著作権料なども別途かかります。

２トークショウ型タレント

お笑い芸人や、文化人など話をすることが主な芸能人です。ある程度（知名度にもよるが）音楽型タレントに比べると予算が安価で交渉できます。イベントへの参加も割合楽に交渉できます。深夜番組にでるようなタレントで１時間２０から３０万円ぐらいです。

３音楽型タレント

予算がめちゃくちゃかかります。３００万円以上かかります（上限はない）。ＰＡ（音響照明）代や、バンドだと機材の運搬費などもかかります。また、有名歌手は交渉自体がかなり難しいです。二流や新人が交渉しやすいでしょう。チケット制にすると、リスクが非常に高いです。かなり有名でない限りまず、チケットが売れ残るでしょう。また、当日警備やカメラチェックもあります。故に人員がかなり必要です。

４政治家

政治家はコネがないと来てくれません。大学なら政経学部の先生などに聞いてみましょう。お金は政治資金規制法でいっさい受け取りません。しかし、交通費として数万円差し上げることも・・・。まぁ、失礼のないよう気を使うのが一番大変です。また、警察署やＳＰ（ボディーガード）等との交渉も必要になります。警備や避難経路なども完璧に行います。またプレスやメディアへの対応も必要です。場合によっては取材の対応も必要です。皆さんが思っている以上に手続きは複雑なものになります。個人的にはあまりおすすめできません。リスクが非常に高いです。

５料金表