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昇竜洞,水連洞,住吉暗川





 鹿児島から南西へ536km。 奄美群島の南部に位置する沖永良部島は、島の中央に大山(245m)があり、 上部に古生層を頂く以外は、 琉球石灰岩が広がる 隆起珊瑚礁の島です。 カルスト地形の海岸台地には、 カルスト特有のドリーネが無数に散らばり、 大山山麓の標高100m以高の地域には、昇竜洞, 水連洞, 大山水鏡洞といった300もの鍾乳洞が密集しています。


 昇竜洞
 上洞, 主洞, 中洞, 下洞の4つの鍾乳洞が、直線状に連なる全長3,500mの大鍾乳洞です。 その内の入口と出口が異なる600mが観光洞として一般公開されており、 国内最大級の規模を誇るフローストーンの発達状態は、 景観,スケールともに訪れる人を圧巻。 珊瑚の島の白銀の鍾乳石は多くの人をとりこにしています。
所   在
  鹿児島県大島郡知名町住吉1520
営   業   9:00〜17:00 (入洞は 16:30まで). 火曜定休。(夏休み期間中無休) 荒天時休業。
料   金   大人(高校生以上) 1,100円,小・中学生 550円,4・5歳児 220円,3歳以下無料.
交   通
沖永良部空港から沖永良部バス「知名」行きで終点まで 40分。
終点で沖永良部バス「田皆・新城・和泊」行きに乗り換え10分の「徳時」下車 徒歩15分。
レンタカー等の場合、沖永良部空港から45分,和泊港から30分。
駐 車 場
  30台 (無料) 2021年8月現在



 水連洞
 延長1,000m。 水連洞は幅の広い滝が連続し、 泳げるほどのリムストーンプールが40ヶ所以上も連なる中を、 ハシゴと小舟で探検するワイルドな鍾乳洞です。 現在では、以前 観光洞だった頃を偲ばせる人工の通路などが残ってはいますが、 一般公開は行われておりません。
所   在
  大島郡知名町大津勘
営   業   閉鎖
料   金   ─
交   通   ─
駐 車 場
  ─ 2006年5月現在



 ナカオさん2016/11/13

 16年9月21日に沖永良部島の昇竜洞に行ってきました。 1泊2日ですが島を一周して主な観光地を巡ってきました。 海岸沿いを見ると良く分かるのですが、石灰岩で出来た島でした。 従って鍾乳洞が至る所で発達するのが理解できます。 ここの特徴は、鍾乳石が白くきれいで、方解石の輝きが多く見れる所にあります。 観光洞が600mと短く残念なのですが、次から次へと見応えのある造形が凝縮されて見れます。 入口と出口の場所が違うのですが、出来れば折り返してもう一度見て回りたかったです。
 なるほど、終点折り返しだと1穴で2度楽しめるんですよね。 すごく当たり前のことですが、今、ハッと気づかされました。 上の案内の説明も不十分でしたね。3500mの内の一部が公開されていると書くと、途中まで行って戻ってくると考えるのが一般的ですが、 ここの鍾乳洞では、どういうわけか入口と出口が違ってるんですよね。 これから訪れる皆さんは、片道だけで満喫できるように注意して探勝してください。

 ecgariさん2014/10/12

 昇竜洞は鍾乳石の白さが印象的でした。 フローストーンの美しさは素晴らしかったです。 個人的には今まで見た中で一番気に入った観光洞です。 入場料は少し値上げになっており、1100円、550円、220円でした。

 水連洞ですが、こちらは現在島のケイビング団体(2団体あります)主催のツアーで入洞することができます。 ガイドさん曰く閉鎖の理由は町の予算だったのでは、とのことでした。 ツアー料金は3〜4時間で26,000円、初めての方は大山水鏡洞の一部 のリムストーンケイブのツアー(16,000円)に参加してからになっています。 観光洞だった部分(ここも十分見応えありますね)を通過し、数多くのリムストーンプールを泳ぎながら進みますが、奥の鍾乳石群は一見の価値ありだと思います。
 2週連続で台風に襲われていますので、別の季節のお出かけですか?  沖永良部は、だんだん島全体が鍾乳洞の島として名を馳せてきたようですので、季節のよっては、本格的なケービングの格好をした人たちで溢れていませんでしたか。 大山水鏡洞や水蓮洞は、そういったケーバーたちが目指す場所かと思っていましたが、探検ツアーも用意されているんですね。

 沖永良部の畑地は、赤土だらけなんですが、そんな土を含んだ地表水の流入がないのか、 土色に汚れたり、風化したりしていない白い鍾乳石がたくさんあるって、嬉しいかぎりですよね。 雰囲気的に入るのが怖い観光洞も時々ありますが、白くて輝いている鍾乳石にあふれていると、 いい気が流れてるって、洞窟自体にポジティブなパワーを感じちゃったりもします。 料金の最新情報、ありがとうございました。

 ゆうちゃんさん2013/12/17

 今、64才になりますが、20才のときに沖永良部島に、いきました、 とうじは米軍の、レーダー基地が、有り、島の若い人達と、フレンドリーに遊んだりしていました、 マイクというインディアンの孫と言っていたが、彼と大阪の若い娘さん2人と、水蓮洞に、水中ライトを持って入りましたが、電池切れで、滝の上から、戻って来たが…地元の、友達のお陰で沖永良部島の自然は、いっぱい堪能させて、もらいました、 今、水蓮洞が入れないらしくて?残念です・・・(;´Д`) 近いうちに、思い出巡りで、水蓮洞に、行こうと、、計画していたけど、どうして?入れなく、なったのか、知っている人、教えてください m(_ _)m
 穴好きの友人関係にあたりましたが、仲間内で閉洞の理由を知っている者はおりませんでした。 鍾乳洞の閉鎖の理由というと、洞内崩落,観光客減少,地権問題,環境保護などが上げられますが、沖永良部島は、観光洞目当ての観光客が集まる島というよりも、島中に密集する300を超す鍾乳洞をめがけて、全国から社会人や大学の探検隊が押し寄せる玄人好みの島ですので、そのあたりに閉鎖の理由があるのではないでしょうか。 ゆうちゃんさんの質問が詳しい方の目に留まり、ご回答いただけるとウレシイのですが...
 ゆうちゃんさん2013/12/29

 水蓮洞の有った頃は、アメリカの、レーダー基地が、有り、米軍の兵士達との、交流が、楽しかったけど、その後自衛隊に、返還されて、つまらなくなりましたが、現在は、どう、でしょうか? 民宿の、おばあちゃんに可愛がってもらい、楽しかった思い出しか心に、残っていないけれど、近いうちに、沖永良部島を訪問、したいと思いながら、何十年も、過ぎてしまいました、 今年こそ、行きたいと思っています、沖永良部島の近況を、教えてください m(_ _)m

 malayさん2008/7/20

 古い話で恐縮ですが、2004年の末に昇竜洞に行ってきました。 大きな凹地の底から降りて洞内へ入って行くのですが、進んで行くにつれてここの鍾乳石の種類の多さと美しさに感動しました。 国内屈指の鍾乳洞だと思います。

私のウェブサイトで沖永良部旅行の記録を残していますので、よければ見てやってください。 現地在住の家内の同級生にほとんどの場所は連れて行ってもらったので、同島の紹介としては結構詳細だと思います。 また、私は鍾乳洞の他、観光鉱山見学等も趣味としております。 海外編ではレバノンの鍾乳洞「ジェイタ洞窟」や中国貴州省の天星橋という観光地にある「天星洞」という小さな鍾乳洞を紹介もしています。(前者は撮影禁止で写真無し)もしお暇でしたらどうかご覧下さい。
 HP早速拝見しました。 「沖永良部の情報は少なく...」という芝さんのメール(↓)に応えるような、詳細な沖永良部ガイドになっていますね。 島だけでなく、昇竜洞も名洞の誉高い鍾乳洞なんですがブログや個人のHPであまり取り上げられていないのが残念でなりません。

 芝さん2008/5/9

 昇竜洞・水連洞どちらも入った事があります。 子供の頃(1980年代)に入った昇竜洞は今と比べると美しさが全然違います。 きらきら鍾乳石が光ってて、ダイヤモンドが敷き詰められているのでは? と思うほどでした。 2年程前に入った時にはガス灯の影響でしょうか、黒ずみが激しくさみしい思いになったのを思い出します。 しかし、天井付近の鍾乳石は輝いていました。 これで、観光客は喜ぶのかな?と不安に思いましたが、ものすごく感動しておられる方もおられたので、まだまだ、大丈夫のようです。 修学旅行で玉泉洞に入りましたが、かなりがっかりした記憶があり申し訳ないですが昇竜洞のほうがすごーく美しかったです。

水連洞は子供の頃に2〜3度あります。 昇竜洞のように輝くような美しさはなかったですが、澄んだ水を湛えた壮大なスケールのプールが印象的でした。 今にも壊れそうな水面すれすれの吊り橋、恐怖でした。 懐かしい思い出です。 たいした参考にはならないかと思いますが、地元住民の自慢げな感想と思って下さい。
 何十万年もかかって造られたキラメク鍾乳洞も、人の出入りがあると何十年っていう単位で風化透失が進んでしまうんですね。 鍾乳洞を小舟で探勝できた水連洞に何回も入られた経験がお有りとはうらやましい限りです。 そんな水連洞も今では営業していないようですし、昇竜洞の輝きも少しずつ衰えているってことは、 沖永良部へ行くなら早ければ早いほど良いってことになりますね。 水連洞 営業再開の噂なんてものが、地元にあると嬉しいんですが。
 芝さん2008/5/16

 沖永良部の情報は少なく、初めて旅行に来られる方は不安だそうです。 残念ながら、水連洞に関しましての再開の情報はないです。 でも、昇竜洞だけでも見応えは十分にありますよ♪  昇竜洞の写真を載せたブログ(4ページもの)を見つけましたのでご案内致します。  http://blogs.yahoo.co.jp/okinawablog/54340961.html

 いちご大福さん2008/4/30

 鍾乳洞めぐりを始めて数年になりますが、龍泉洞・あぶくま洞〜龍河洞、球泉洞、玉泉洞・・・と日本全国行きまくりました。 鍾乳洞八選に選ばれている、昇竜洞にどうしても行きたくてしかたなかったのですが、沖永良部島ということでなかなか行くことが出来ずにいました。 でも、サンゴ礁の多い沖永良部島の鍾乳洞をどうしても見てみたくて、2007年11月に思い切って行きました。

 中部国際空港から鹿児島→奄美大島→沖永良部島と、本当に遠くに来たもんだと思いながら、昇竜洞へ向かいました。 さとうきびと雄大な自然で(お店がなくて困りましたが・・・)1日あれば回れてしまうくらいの島でした。 さて・・・昇竜洞ですが・・・私的には、それまで「あぶくま洞」か「玉泉洞」が素敵と思っていたのですが、ごめんなさい・・・他とのレベルの差を感じるくらい真っ白で、優雅で、美しい鍾乳石で感動・感動・感動・・・でした。 遠くまで来たことを、まったく後悔させない素晴らしい鍾乳洞でした。

 沖永良部島は、飛行機が少なく天候でも帰れなくなることがあるそうです。 私達も、帰りの飛行機が雨風で「飛ぶかわからん」との状態でドキドキでしたが、何とか予定通りに帰ることができました。 日本で一番美しい鍾乳洞でないかと思っています。 お勧めです!!(宿泊は、沖永良部フローラルホテルが良かったですよ)
 私も、200近い鍾乳洞が点在するという鍾乳洞の島へ行ってみたくて仕方ありませんが、重い腰がなかなか上がらないまま何年も経ってしまっています。 自分で紹介しておきながら、届いたメールにビックリ! そんなに綺麗でしたか〜。 真っ白な鍾乳石いいですね。 あのあぶくま洞や玉泉洞以上に素敵なところだなんて、想像できない美しさなんでしょうね。

 九州男児さん2006/4/14

 色々見てて気付いたのですが、自分の出身地である鹿児島県の情報は一つも無いですね…  県北部出身である為に近場では球泉洞しか知りませんでしたが実は社会人になってから出張でいったある場所に結構な数の鍾乳洞があったのです。 観光洞もありますが、それ以外の小さな鍾乳洞まで入れたら幾つあるのやら…。

 因みに場所は沖永良部島、そうです奄美大島の南方にある島です。 詳しくは判りませんが、地質調査の仕事で訪れた際にその掘削場所が小さな鍾乳洞の真上だったために知る事となりました。 懐中電灯一つを頼りに這いつくばって進んだり上ったりして200m程は進んで見ましたが…その奥までは流石に行く勇気がありませんでした。 場所は個人の所有のサトウキビ畑の真下なので一般の方は入れないとは思いますが、幅が7〜8m程で高さは真ん中部分が約5〜6mで緩やかに左右に上っています。

 勿論観光洞もあるようでしたので(看板は見ました) 誰か行ったことがある人がいるといいのですが…。 それ以外にもサンゴ礁の上に出来た数々の島々に鍾乳洞があります。 そういえば徳之島にもあった記憶が…。
 そうなんですよね。 元々このHPは、自分が訪ねた鍾乳洞の紹介からスタートしたんですが、今回の 九州男児さんの様に、「なんで××鍾乳洞は 出てないの?」といったメールが沢山寄せられるようになり、今では、 自分の行った鍾乳洞(黒ページ)+皆さんから情報が寄せられた鍾乳洞(白ページ)という構成になっています。 鹿児島件の鍾乳洞は、そういう意味で、開設以来9年間音沙汰が無かった空白の地域と言うことになりますが、 残念なことに、その間に徳之島の観光洞(銀竜洞,小島暗川鍾乳洞)は、どちらも閉鎖されてしまいました。 沖永良部島と違って徳之島はハブが出ますので「入口だけでも見てみたい」と言う方、ご用心!

 GANさん2002/6/2

 20年程前に訪れた沖永良部島の水蓮洞は最高でした。
洞内が川のような流れで豪快そのもの! 忘れられません。
 最高なんて聞かされちゃうと、悔しさ100倍です。 惜しい鍾乳洞を無くしてしまったものです。
1980年代の後半に落石事故のために閉鎖されたようなんですが、 学生時代に行っておけば良かったと、今さら、後悔先に立たずですね。




2,3行で構いません。 昇竜洞,水連洞,住吉暗川くらごうに関する今昔の情報や写真,
訪れた際の皆さんの感想を E-mailでお寄せ下さい。 このページに掲載させて頂きます。
じじいが出かける際の参考にもさせて頂きますので、よろしくお願いいたします。

  - 2006.5
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