2005年09月03日 (土) 、入水鍾乳洞 (と、あぶくま洞・星の村天文台など) に行ってきました。
目標は、B コースの終点 (カボチャ岩) に設定しました。
時期としては、冷たい水の中に入るので基本的に夏、ただし混雑を避けるため、夏休みが終わった頃をねらって行くことにしていました (半年位前からの計画) 。
●準備
当日の1 週間位前から、準備を行いました (ホームセンターなどで、ちょうど防災用グッズのフェアをやっている時期でした) 。
まず、照明は、OHM 社のミニランタンを用意しました。 焦点を調節して、懐中電灯としても、ランタンとしても使えるものを選びました (単なる懐中電灯では、光が広がらず、周囲全体を一度に見たい場合に、不向きかもしれないと思ったからです) 。
このランタンは、防滴仕様で、点灯時間が長く、コンパクトなところが気に入っています。
また、雨具として、フード付きのレインパーカーを用意しました。 洞窟内は、温度が低く、水滴がしたたるということなので、防寒と防水を考えたものです。
帽子は、ぬれてもよい携帯レインハットというものを、100 円ショップでちょうど見かけたので、これも買いそろえました。
履物は、以前から履いている、鼻緒付きのサンダルを使うことにしました。
それから、割引券は、田村市のウェブサイトに載っている割引券を、何枚か印刷しておきました。 これで、個人でも団体料金になります。
割引券は、道の駅や観光案内施設などにも置かれていることがあります。
●服装
洞窟に入るときの服装は、上はT シャツの上に (防寒を考え) 長袖のカジュアルシャツ、その上にレインパーカー、下は下着に半ズボンという格好を想定して、用意しました。
また、着替えは、最悪の場合、下着も含めてすべて交換が必要という想定で、用意しました。
レインハットは、タオルを折ったものを、中に詰めて使うことにしました (そのままでは薄いので、岩に頭をぶつけたときの保護にならないと思ったからです) 。
サンダルは、車の乗降の際に履きかえることにしました (サンダルで高速道を走るのは避けた方がよいと思ったので) 。
●受付
さて、当日ですが、準備・用意したものと、そのほか細かいものを車に積んで出発です。
私の場合、10:00 頃に入水鍾乳洞に着きました。 舗装された駐車場は、あまり広くなく、既に車が一杯だったので、少し手前の未舗装の追加駐車場に止めました。
受付は駐車場から多少歩くようだったので、かさばる荷物を全部持っていくか迷ったのですが、結局は着替えを車の中に置いていきました (近くまで車で行ければいいのに) 。
現場の状況を見てから分かったことですが、入洞券を見せなくても更衣室は利用できるようです。
つまり、洞窟から出てきてから、必要なものだけ車に取りに戻って、更衣室で着替えるということも可能なようです (ただし、車までの往復を歩かなければならないのが面倒です) 。
まずは、受付で割引券を出して入洞券を買い、パンフレットをもらいました。そして更衣室で身仕度をし、洞窟に持ち込まないものはコインロッカーに入れました。
再び受付に来て、コインロッカーの鍵を預け、番号札をもらい、洞窟の説明を受けました。
透明なポリ袋を持っていったので、これに入洞券、パンフレットなどを入れておきました。
これで、水にぬらさずに案内図を見ることができます。
●洞窟
A コース部は、足元に注意しながら進み、クリアしました。
B コース部は、難関が何箇所かあり、さすがに大変でした。 高さが低い所 (胎内くぐり) があるということは聞いていましたが、その他にも、岩を登って降りたり (くるみ岩?)、横幅が狭くて、体を横にしたりくねらせないと通り抜けることが難しい箇所が、いくつかありました。
普段しない格好の連続となり、これは筋肉痛を覚悟しなければと思いました。
そして、ようやくたどり着いたカボチャ岩のすぐ奥には、カボチャ洞というものを見ることができました。
タオルを詰めたレインハットをかぶり、基本的に、軍手をした手でそれを押さえながら進んだので、岩に頭をぶつけるということはありませんでした。
ただし、狭い所をすり抜ける際には、めがねを岩にこすりそうになったので、要注意です。
コンタクトを持っている人は、コンタクトにした方が無難だと思います。
ランタンを持っていったのですが、狭い所では岩でこすって、レンズにすりきずを付けてしまいました (何かで包んだ方がよかったかも) 。
途中まで、水の中に手を付かないように頑張りましたが、第2 胎内くぐりでは、手を付いてしまい、長袖シャツの袖口がぬれてしまいました。
長袖の場合、袖は多少まくっておいた方がよいと思います。 半ズボンも多少ぬれてしまいました。
混雑を避けて行ったつもりでしたが、団体客 (子供が多い) も何組か来ていて、その列と交差することがありました。
ただ、誰にも会わないのも寂しいので、多少は人がいた方が安心です。
●外界
所要時間は、約1時間位でした。
外に出てみると、東京からNHK の取材班が来たところでした (子供番組の取材らしい、NHK教育か?)。
9/3の取材内容がいつ放送されるのか分かれば、録画したいと思います (いつか分かりませんか?)。
ぬれたシャツはぬいで、Tシャツのみになりました。 半ズボンもぬれましたが、夏場なので、あまり気になりません。
乾いてきたので、結局は着替えませんでした。 しばらくして、あぶくま洞へ向かいました。
●所感
タイミング、体調、状況などが重要なので、両方に行く場合は、あぶくま洞より先に、入水鍾乳洞に行った方がよいと思います。
入水鍾乳洞に入って余力があれば、あぶくま洞に行き、時間があれば星の村天文台をのぞき、さらに時間が余れば他を回るという順番がよいと思います。
私には充実した一日でした。
●参考
[準備したもの]
・照明
OHM社LED mini LANTERN LN-108[ミニランタン](ホームセンターで購入),
スライドスイッチにより焦点距離の調節が可能,
省電力: 約100 時間連続点灯可能 (アルカリ乾電池使用時),
防滴仕様.
・帽子
ダイソー: 携帯レインハット C-029 (100 円ショップ: ダイソーで購入),
ナイロン100% (水ぬれ、洗濯可),
内臓ポケットに収納可 (まるめることができる).
・雨具
レインパーカー (フード付きのもの)
・履物
サンダル (脱げないよう、鼻緒付きのもの)
・服装と、着替え一式
Tシャツ,カジュアルシャツ (長袖) ,パンツ,半ズボン.
・透明なポリ袋 (パンフレット等の紙類などを入れ、ぬれるのを防ぐため)
・軍手
・タオル (フェイスタオル2 枚)
・その他
ハンカチ、ポケットティッシュなど
[入洞施設について]
・駐車場
駐車場 (舗装) と、追加駐車場 (未舗装)
・管理事務所 (駐車場から登りで多少歩く)
受付 (パンフレット、説明あり)
男女別更衣室あり (自由に利用可、無料)
各更衣室内にコインロッカーあり (100 円)
[アクセスについて]
・マイ・コース
07:20 頃 自宅
07:30 頃 東北中央自動車道: 東根IC
09:30 頃 磐越自動車道: 小野IC
10:00 頃 入水鍾乳洞
12:00 頃 あぶくま洞 (レストハウス釜山2Fのレストランで昼食)
12:30 頃 あぶくま洞
14:00 頃 星の村天文台
16:00 頃 リカちゃんキャッスル
17:00 頃 磐越自動車道: 小野IC
19:00 頃 東北中央自動車道: 東根IC
19:10 頃 自宅
[2005.9.10 S.O さんより]
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