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福岡県の大田さん | 2022/11/23 |
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岩をくり抜いた道路トンネルの近況が知りたくなり、御サイトに出会いました。
このトンネルの宇治側にある立看板の位置(googleで確認しました)はまさにかつてのバス停の位置で、備北バスが成羽始発で宇治の集落を行ったり来たりして、たしか夕方の1本のみは中村(布寄)にある馬小屋改造?の車庫まで通っていました。
トンネルを抜けて来るボンネットバスの写真を撮ろうと長時間待ってバス停附近で構えていると、バスが高らかなエンジン音を響かせてトンネルを抜けて近づいて来る様子がわかり、やっと岩の下に姿を現したかと思えば一旦停止して、ハンドルを大きく切ってから慎重に出てきました。バスはこのトンネルを通過するため、ボディの屋根を通常より低くしているとのことでした。
昭和50年代初めの夏の日の出来事でしたが、秋の羽山峡は紅葉が綺麗と聞きました。残念ながら秋に行くことは叶わず、その後間もなくボンネットバスは廃車となりました。
成羽営業所には2台のボンネットバスが配置されており、このトンネルを抜けて宇治方面と、丘を越えて井原までの長距離を走る路線を担当していました。井原線では途中の八日市の古い町並みの狭隘区間を抜ける姿を待ち構えて高台の上から撮影しました。
写真を探し出して他の路線を含めていずれ写真集でも出したいと考えております。洞窟の話ではなくてすみません。
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