平成12年5月13日(土)〜14日(日)
参加者:50名 京都からは9名参加
「21世紀に向かって −今、私達がなすべき事とは?−」 これが大会のテーマでしたが、この答えを皆で考えてみようということで、研修合宿史上初のディベート形式(グループ対抗形式)が行われました。
ディベートというのは、あるテーマについて、賛成グループと否定グループに分かれて、それぞれの立場で弁論を繰り広げる方法です。この際に、本音は否定派なんだけども賛成グループになったならば、自分の賛成グループが論戦に勝つように発言しなければいけない。また、その論戦を公平に判定するために判定グループというのもあって、最終的に賛成グループの意見が勝ったのか、否定グループの意見が勝ったのかを競う良い子向けの頭脳ゲームです。
当日は参加者を3グループに分けて、すべての立場を経験してもらうために、議論のテーマも3つ用意されました。
1)聴覚障害者に通行料金割引制度は必要か
2)難聴青年は一度は役員を経験するべきか?
3)全難聴青年部は必要か?
短い時間ながら、自分の本当の気持ちに関係なく、ゲームとして割り切って論戦できるので、賛成グループ/反対グループから「なるほど」と唸らせるような意見がたくさん出て、白熱した論戦となりました。この論戦の結論は、簡単にYES/NOで決められるものではありませんが、活動の根本的な問題は何か?、私達はこれからどう取り組んで行くべきか?といった、今後の活動の在り方を考えるきっかけとなるような内容でした。
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