全難聴活動報告〈平成10年度〉
 

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■第23回全国聴障青年の集い兼第3回中国四国ブロック聴障青年の集い(広島大会)
平成10年5月2日()〜4日(月)
参加者:120名(京都からは7名)
大会テーマ「21世紀に向かってはばたけ! 夢と希望を語り合おう」 1日目の記念講演は、原廣司氏(ヒロシマを語る会代表)をお迎えして、「原爆とひろしまについて」を話して頂きました。このとき、パソコンによる要約筆記が付きました。2日目は、「教育:今関わっている教育とは」、「初級:青年部とは」の2つの分科会が行われました。「初級」分科会では、「ひとりぼっちの聴障青年をなくそう」をテーマに、私たちの進むべき道、そして活動の終点について話し合いました。3日目は、全体会(分科会のまとめ・質疑応答)、閉会式(次回大会[滋賀大会]への引継ぎなど)がありました。
参加者の感想≫
・いろんな人と交流できたのがうれしかった。地元にばかりいると味わえないことだよね。全国のいろんな人と知り合うことはある面ではいい意味で面識が広がるんやね。
・「初級」分科会の青年部のあり方については、結構、なんやおもしろい話やったらしい。
・「教育」分科会では、テーマが大きすぎたためが、内容は教育よりもコミについての話に時間をかけたものになりました。
テーマに対する裏付けの必要性を実感しました。
・分科会は「教育」を選んだが、考えていた内容と違っていたので、期待外れだった。予備知識もなかったし、まったく聞くだけに終わった。冴えないなあ。。
・京都の市電が走っていたので、懐かしい気持ちになりました。
・●△君は良く眠っていましたが、「いい話だった」と言っていました。

スナップ
 
■第17回全難聴青年部活動者研修合宿(福岡県福岡市)
平成10年9月26日()〜27日(
参加者:43名(京都からは3名)
近年、各地の青年部がどんどん休部に追い込まれてきている現状を踏まえて、活動のあり方を考えるよりも、何故活動が大事かということを考える大前提である「私たち難聴者とは何か」ということを、テーマとして取り上げた。実際、いわゆる難聴者と聾唖者の区別が分からなかったら、「何のために活動をするのか、聾唖協会にも青年部があるのに」ということになる。また、事前のアンケートにも、何のためなのか分からないという声があった。そこで、難聴者と聾唖者の違い(コミュニケーション)に着目して、活動の重要性を再認識すると同時に、これからの青年部の立て直しにつなげていこうという結論でした。