全難聴活動報告〈平成11年度〉
 

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■第24回全国聴障青年の集い兼第13回近畿ブロック聴障青年の集い(滋賀大会)
平成11年5月2日()〜4日(火) 草津市アミカホール他
参加者:209名(近畿B内109名、近畿B以外98名) 京都からは18名参加
大会テーマは「難聴青年よ、立ち上がれ!君がやらなきゃ誰がやる!」。
1日目:北海道から 鹿児島から 全国各地域から209名が集まりました。午前中は、滋賀県難聴青年部が制作した字幕付きビデオ「たたかう難聴花嫁さま」の上映。開会式では、出口実行委員長が「私達が小さな勇気を持って立ち上がり、ひとつの大きな力(活動)に変えていけるよう、話し合い、相互理解と交流を深めていきましょう!」と挨拶。続いて、吉本興業のお笑いコンビ「あさり・かつお」による手話漫才、フリートーク、ゲーム大会があり、会場をわかせました。その後、近畿ブロックで活動する各地域青年部の基調報告が行われました。この日は、パソコン要約筆記による字幕が付きました。
2日目:初級「難聴者協会青年部に入って何をするか?」、情報「情報機器と福祉制度」、家庭「難聴者として家庭生活に起こる問題についてあなたはどのように対処していますか?」をテーマにした3つの分科会が行われ、みんな真剣に話し合ってました。その夜、交流会が行われ、ゲームがすごくおもしろく、大いに盛り上がりました。
3日目:全体会では、前日の分科会の報告そして質疑応答があり、その後閉会式が行われました。
参加者の感想≫
・なかなか申込み数が増えないと聞いていたのですが、当日になって200名を越える参加者が集まって、本当によかったと思います。初級の分科会に参加しましたが、本城さんの初めてのお話は非常に参考になりました。分科会参加者の皆さんの意見を聞いてみて、同障者との交流の重要さを再認識しました。
・7年ぶりの全国大会の参加です。久しぶりに参加して、私の知らない情報や、若い人、知らない人とかがいた為、歳とったと思ってます。又、行けたら、行きたいと思います。
・2日目の分科会「家庭」のみ参加しました。思ったことは、日常生活において、既婚者、独身の方々の中途失聴者、難聴者としての立場からの体験発表、健聴者としての立場からの体験発表、それぞれ聞いて、いかにコミュニケーションの大事さを認識させられました。地域交流、町内会などに関わるとき、私達はいかに自分を出していくか・・・、その時の苦労や、感動などエピソードもあり、健聴の子供を持つ難聴者の母親の子育ての苦労、喜びなど、まさに現実を見て、改めて自分を見つめ直す機会を持てて、良かったと思っています。こういう機会ってほんまにないよ!もっと広げて欲しいですね。 など
スナップ
 
■第18回全難聴青年部活動者研修合宿(岐阜県岐阜市)
平成11年10月30日()〜31日(
参加者:約40名 京都からは7名参加
1日目は、昼から行われ開会式の後は、3つの分科会「人工内耳」「要約筆記・字幕」「難聴者活動」が行われ、その夜は「全難聴青年部ってなーに?」と題した全難聴青年部の組織、設立からの経過などの学習会が行われました。2日目の午前中は、全体会が行われ、前日の分科会のまとめ報告がありました。どれも内容の濃いものばかりで、非常に充実した研修合宿でした。研修合宿が終わった後は、岐阜城とかの観光をしてきました。
参加者の感想≫
・久々に活動者研修合宿に参加しました。分科会は、仕事の都合で聞くことが出来ませんでしたが、全体会のまとめを聞いて大変参考になったというか・・・。その場、その時による話し方、そして説明など・・・。皆さんも今度は是非見に来てください。