2002年12月30日の一言



さて前回言った『戦前と団塊とバブル世代が無能だから!』についてですが、実はこれを真面目に書き始めるとちょっとした小論文位になってしまうので(^^;)、ものすご〜く大雑把に説明すると…

まず戦前生まれは戦争のせいでそれまでの日本の文化・伝統をあまり受け継いでおらず、“気合”と“根性”だけで生きてきたので人の育て方を知らない。

団塊の世代は、高度成長期のせいで時代の勢いのみで生きてきた為部下に“指導”する事が出来ない。又個人の能力は低くないのに団体になると途端に無能、無責任になる。

バブル世代は、戦前生まれに甘やかされて育った上、社会人なりたての時に起こったバブル景気をこれ又時代の勢いのみで生きてきたのに加えて、団塊世代の無責任さもマネしてしまい、今の日本では最も役に立たないのが多い(^^;)。

ま、かなりの極論ではあるってのは自分でも認めますが(^^;)、もう少し説明すると、戦前生まれが部下や子供の教育を失敗し、個人が責任を取らない方法を団塊世代が社会に蔓延させ、その二つの悪い部分を受けて育ってしまったのがバブル世代…ってところですか。

又、特に団塊とバブル世代に共通しているのが根拠のない自信を持っているヤツが多いって事です。
とはいえ、全く根拠が無いわけではなく確かにそれなりの“実績”を持っているのですが、良く話を聞いてみると通常の営業努力というよりも“コネ”とか“接待”営業なんですね。
こんなんじゃあ確かに部下に聞かれても指導なんか出来ませんわなあ(-_-;)。

それにしてもこうやって考えてみると、今のような日本になってしまったのも戦後からの流れを見るとなるべくしてなってしまったんだなあ、と妙に納得させられてしまいましたよ。

更にこれからは団塊世代とバブル世代の子供達が社会人になっていくんですから、一体これから先はどうなってしまうのやら …。

え?私も完全なバブル世代だって?
そう、その通りなのですが、私は社会人になってからなぜか恩恵にあずかる事が少ないどころかエライ目に遭いっぱなしだったので自分達の“甘さ”に気づく事が出来たんですよ。
その代わり正に“血の涙”を流し続けましたけどね(^。=)。



さて、今年度の更新は今回で終わりとなります。
今年も1年間ご覧下さいましてありがとうございました。来年もおそらく気が向いた時にしかアップしない不定期更新となりますが、又遊びに来てくださいね(^_^)/~。

それでは良いお年を\(^O^)/



2002年12月24日の一言



年末でバタバタしていたら、この前のアップからアッという間に一週間経ってしまっていた(^^;)。
今日はクリスマスイブですなあ…世間では“ジングルベル”ですが、私は今年も“シングルベル”です(--;) 。

さて、それではかなり間があきましたが前回の話の続きなどを。

前回、なぜそんな話になったのか?と言うと、このKさんが雇った連中がとにかく“使えなかった”って所から始まったわけなんですよ。

このKさん、いわゆる個人業主なんですが、ある時、自分の会社をもっと大きくする為に“営業”を雇ったんです。
話を聞いているとそこそこの成績だったようだし、面接の印象も悪くなかったのでその人を雇ったのですが、これが全く使えない!
何が使えないって、とにかく自分で発想して動く事が出来ない。
社長に言われたとおりに動く事は出来るのですが、ただそれだけで、自分で売上を伸ばす為に計画を立てたり行動する事が出来ない…というか、そもそもそう言う発想が無い!
Kさんが何度自分で考えて動くように言っても、なぜ自分がそう言う風に言われているのかが理解できなかったようで、結局Kさんは彼をクビにしました。

又営業を雇った後、現場の作業員も一人雇ったのですが、コイツも又自分で動くって事の出来ないタイプで、作業の指示をすれば一応動くのですが、指示以外の事が出てくると作業が止まってしまっていちいちKさんに聞きにくる、という臨機応変さのないタイプで、Kさんにその点を何回も怒られたら『自分にはとてもそう言う事は出来ません』と言って辞めてしまいました。
別段難しい事をやれ!って言ったワケじゃないんですけどねえ(-_-;)。

ここだけ聞くと『な〜んだ。Kさんが人を見る目がないだけじゃん!』とお思いでしょうが、私に言わせれば、Kさんは人一倍観察力が鋭くて、人を見る目も普通の人よりも遙かに確かですよ。

とは言え、私もなんでそんな連中を雇ったのか疑問に思ったので聞いてみると
『今はなあ、そんなヤツしかこないんだよ。』
と、考えてみればごく当たり前のお返事が(^^;)。

確かに、私が行っていた某社でも、営業連中は自分の成績が下がっても全くあせらず、それどころか『いやあ、別の会社に売上とられちゃったよ〜』とか言って笑っているような連中ばっかりでした。
普通、他社に売上取られたら、取り換えそうとするとか下がった分をカバーするとかを考えそうなモノですが、この連中は平気でしたもんねえ(^^;)。

で、話の続きですが、Kさん曰く
『今の日本人はとにかくマニュアルに頼りすぎて、自ら発想して行動するって事が出来るヤツが少なくなっている。』
『マニュアル通りに動いていれば確かに楽だし責任も取らなくて済む。けど、それ以上成長する事もない。今の日本はそんな連中が多すぎる!だから今の日本人は昔に比べるとレベルが下がっているんだ』
『更にそう言う連中は自分で何かを成し遂げたって事がないから、自分に対して自信もない。だから益々マニュアルに頼るしかないんだよ。』


ちなみに、皆さん、今までの話を最近の若いヤツの話だと思っていませんか?
ところがドッコイ!
上で書いていたKさん所の二人は私より年上だし、某社の話も会社ではいわゆる“長”が付いているヤツの事なんですよ!
結構良い年をしているのに、発想自体は新米の社会人以下!むしろ、今の新米社会人の方が就職に苦労している分、この連中よりもよっぽど使えますよ!

で、話は更に盛り上がって、なんで日本がこんなになってしまったのか?
それは『戦前と団塊とバブル世代が無能だから!』って事になったのですが…

この話題結構長くなるんで、続きは又次回と言う事で(^^;)。



2002年12月17日の一言



今年も後二週間で終わるというのにヒマですなあ〜(^^;)。
公務員や株式上場企業などは10日にボーナスが出たようですが、ウチを含め中小企業の多くはボーナス無しどころか下手をすると年も越せないって話もチラホラ(--;) 。
こんな調子で来年の日本は大丈夫かいな…。

さて、実はこの前の金曜日から土曜日にかけて、目の検査にまたもや上京してきたのですが、今回は日曜日にちょっと用事があるおかげでアッという間に帰ってきてしまったので、友人連中には全く連絡を取っていませんでした。
相変わらずアキバだけはちょっとブラブラしたのですが、さすがにボーナスが出た直後というだけあって、2週間前に来た時とは人の数が大違い!
久しぶりにあんなに大量の人を見たんで気分が悪くなってしまった…。

そんな中、金曜日の夜にフッと思いついて昔世話になった人に連絡を付けてみると、『今ヒマだ』という事で5年ぶりに会う事に(^^)。

この人(仮にKさんとしておきますか)、私と十歳も離れていないんですが、とにかくこの人の半生を書くだけでも下手な小説よりも面白い!って生き方をしてきている人で、話を聞いて『絶対にこの人には敵わん!』と思い、且つ私の人生観や発想にかなり影響を受け、色々な意味で“師”と仰ぐ数少ない人物。

なにせ、子供の頃は本当に貧乏で家も借りられず、父親と一緒に他人の倉庫にコッソリ住んでいて、小学校もしばらくはそこから通っていた、というだけでも今時珍しい位スゴイ話!
社会人になってからも某車メーカーの整備士から生物研究所の所員になって、コンピュータ関連の企業でSEもどきを経験し、紆余曲折を経て自分で商売を初めて結構儲けて家まで買ったけど、数年前に突然脳の血管が切れて半身不随になり、医者に『まともに歩けるようになるまで半年かかる』と言われたのを、持ち前の強固な意志を発揮して自分でリハビリを続け、結局2ヶ月で歩けるまで動くようになって医者を驚かせたと言う逸話の持ち主(^^;)。

で、この人と私がなぜか波長があうというか、議論好きというか、二人面と向かうとなぜか色々な事で議論が始まるんですね〜。
先日会った時にも、携帯電話は必要か?って話題から始まったのですが、話しているウチに二人して共通したのが
『最近の日本人はレベルが低くなっている!』
って事。

おおざっぱに言ってしまうと
『他人に言われた事やマニュアルのある事は出来るが、自分で一から考えて行動出来るヤツが少なくなった』
って所かな?

この辺についてのもう少し細かい話は眠くなってきたので、又後日という事で。



2002年12月9日の一言



東京から帰ってきてからというもの、実はすっかりポケモン廃人寸前(^^;)!

今回のポケモン・ルビー、サファイアは買うつもりはあまり無かったのですが、実は目の手術に行った病院のすぐそばにポケモンセンターがあったんですよ!
で、ネタついでに足を運んでみると、ポケモンセンター限定ゲームボーイアドバンスを売っているじゃありませんか!
どうやら毎年限定版は出しているようで、昨年はセレビィをイメージしたグリーンカラーだったらしいのですが、今年はラディウスとラディオスをイメージしたメタリックブルーとメタリックレッドカラーで、これがなかなかカッコイイ(^^)。
限定好きの私としては是非とも買わねばなるまい!と言うわけで、その場の勢いで買ってしまったんですね(^^;)。

買ってしまったモノは、やはり使わねばなるまい!

と言う事で、秋葉原に行って10月にオープンしたばかりのアソビットシティ(間違っても“アソボット”などとは言わないように)ポケモン・ルビーをゲット!
ポケモンセンターにも置いてあるのに、高いからって理由で買わない所が私らしい…。

上記のように最初はあまりやる気は無かったので帰って来て2日位は封も切らなかったのですが、やっぱり買ってきたから勿体ない、と思い早速やってみると…

相変わらず面白い\(^O^)/!

内容的には従来と同じような作りではあるのですが、なんだかんだ言ってもこのゲームは本当に良く出来ていますね〜。
本体買ったついでにちょっとだけやるつもりだったのが、ここ2週間というもの、ヒマさえ有れば電源入れてセッセと攻略しています。

視力が回復したのに目と脳が慣れていないので、ちょっと細かい文字等を見るとすぐに目が痛くなるくせに、休みながらもセッセとやる私は…やっぱりバカ(^^;)?

更に今回はポケモンの大半が一新されていて、気分も新鮮!
なんでも新ポケモン7割、従来ポケモンは3割位しかいないとか…。
さすがにピカチュウ等の大人気ポケモンはリストラを免れたようですが、それでもお気に入りのポケモンがリストラされた一部のファンは怒っていたとかいないとか(^^;)。

ま、そんなわけで先週中にアップしようと思っていた視力回復手術レポートはもうしばらく書けそうもありません。


しかし、ポケモンの世界でもリストラかぁ…(-_-;)。



2002年12月1日の一言



10日ほど更新が滞っていましたが、その理由は…
5年ぶりに上京していたからなんです!

で、その理由は視力回復手術を受けるため!!

いやあ、それにしても5年ぶりの東京でしたが、いまだに発展中の都市というのはやっぱり活気があって良いものです(^^)。
品川に来年新幹線の駅が出来たり、モノレールが恵比寿付近まで延長されていたり、京急が品川から羽田空港まで一本で行けるようになったりと益々便利になっていっているんですねえ。
久しぶりにあの活気を味わうのは良いものです。
なにせ田舎にいると全てがま〜ったりとしているので、肌に合わないというか(^^;)。

又、昔は良く遊びに行っていた秋葉原〜アメ横もブラブラしてきましたが(というか、この付近しかウロウロしていない)秋葉原はかなり変わりましたね〜。
(と言っても5年前ですが)は電気やパソコン関係がメインで、エヴァ以降は徐々にアニメオタクの街と化していたのですが、今はアニメオタクとエロの街!となっていたのには思わず笑っちゃいました(^・^)。
アニメオタク関連では、特に同人誌系の店がかなり増えていましたけど、“実写エロ”“18禁同人誌エロ”って、似ているようで、ビミョ〜に客層がずれているんですよねえ。
どっちが良くてどっちが悪いとは言えませんが…(^^;)。
で、試しに今やオタク館と化した(^^;)ラジカン内にある、同人を扱っている本屋に入ってみたのですが、平日の昼間だと言うのにやたらと人が多い!
しかもいかにも!って感じのヤツがその中でも大半を占めている…(^^;)。

しかし18禁同人誌に昼間っから群がっているヤツらって、よく考えてみると、昼間っからエロ本屋にたむろしていて、且つ、日中からエロの事ばっかり考えていているわけですよね…。
何かそう考えてしまったら気持ちが悪くなってしまったので、サッサと店を出てしまいました(-_-;)。

他にも色々な所に行ったのですが、その辺は今度別に書くとして、肝心の視力回復手術ですが、結果は
何の問題も無く大成功!
でした。
なにせ場所が場所なので、手術前はかなり不安だったのですが、実際手術を受けてみると本当にアッサリと終わってしまって、かえって拍子抜けしたくらいです(^^)。

で、肝心の結果なのですが
手術前は右目0.05左目0.1だったのが、手術後は右目1.0左目1.5にまで視力が復活しました\(^O^)/!

ただ、手術後は目が疲れやすくなる上に、細かい文字が2〜3日見えづらかったので、日記を更新出来なかったんです。
この辺の視力回復手術に関する内容等も近々アップする予定ですので、興味のある方は読んでみてくださいね。

と言うわけで、そろそろ目が痛くなってきたので本日はこれにて(^^)。



2002年11月21日の一言



さて、10月1日の日記にノートパソコンを手に入れた話をしましたが、この前、ようやくこれを生かせる無線ブロードバンドルータを購入しました\(^O^)/。

買ったのはメルコのWBR-B11/GP
10月に発売になったばかりの新商品です。

買って帰ってから、早速前のルータを外してセッティングを始めたのですが、これが又説明書の不親切な事!
無線LANカードのセッティングの仕方は書いてあるのですが、あくまで超初心者の為の初歩の初歩しか書いていないんです。
「もう少し詳しくセッティングする為には付属のCDに入っているムービーを見るように」って書いてあったので、それを見てみたのですが、各事業社別ADSLのセッティングの仕方は書いてあるけど、やはり家庭内LANのやり方に関しては全く無し。

自力で色々やってみたりしたのですが、最初はどうやってもノートPCを、他の有線で繋いでいるPCが認識してくれません(T_T)。
更にネットワークの設定をいじっていると、今度はインターネットに接続できなくなったりして、それを戻すのに又ADSLのセッティングをやり直したりと、もう大変!
メルコのホームページに何か追加で書いてあるかな?と思って、無線LAN用のQ&Aを読んでも、やはり基本的な事しか書いて無くて全然解決策は載っていません。

ところが!
そうこうやっているウチに、なぜかいきなりノートPCがLANに繋がったんです!
同じような操作を何回もしていただけなのに、なぜこの時に限って繋がったのか謎だ(^^;)。
しかし、ノートPCからはネットワーク経由で他のPCのフォルダとかを認識出来るのに、有線のデスクトップPCからはどうやってもノートPCを認識しません。

わしゃかなわんよ、全く(`へ´)!

その上、今でも一旦PCの電源を落とした後に立ち上げると、インターネットやLANにいきなり繋がらなくなったりするんです。
ルータの電源を一旦落として再度電源を入れると繋がるようになるので、どうもファームウェアに不備があるような感じがします。
実際、メルコ場発売している無線ブロードバンドルータではこの手の問題が結構あったようで、それに関するファームウェアが修正されているから、おそらくこの機種でも近々ファームウェアアップバージョンが公開されると思われるので、それを待つとするか…。

無線LANと有線LANがうまい具合に繋がらない件は、しょうがないので、今度メルコにでも問い合わせてみよう〜っと。

それにしても、やっぱりこの手のルータは、ネットワーク専門のメーカーの製品を選ぶべきなのかもしれませんね(-_-;)。
ちっ!又無駄遣いしてしまったぜ!
とりあえず動いているから良しとするか……。

ちなみに、こういう風に新商品に手を出して失敗するヤツの事を、一部では『人柱』と呼びます(^^;)。



2002年11月15日の一言



9日の日記に書いていた廊下の張り替えがこの前無事(?)終わりました。

新しくなった廊下はスッキリとしている上に前よりも板が白いので、廊下が明るくなってとても気持ちよいんですけど、ちょっとイヤな気分も味わってしまいました(-_-;)。
まあ、これに関してはウチの両親がちゃんと打ち合わせしていなかったのも悪かったのですが…

まず、工事の始まる前の日に大工さんが何の連絡もなく、いきなり材料の板を運んできました。
こちらとしては木材とか扱っているところとも取引があるので、そちらで材料は買って使ってもらおうかな?と思っていたので、いきなり持ってこられてビックリ!
しかも、現金買いしてきたので、材料分の代金をもらいたいとの事。
本当に唐突な話だったのですが、その辺は打ち合わせしていなかったのでしょうがないか…と思って代金を払う事に。
しかし、これが事前にホームセンターとかで調べていた価格よりも高い!
きっといい材料(とりあえずヒノキではありましたが)を使っているんだろう、と言う事で無理矢理納得しましたけど(^^;)。

実を言うと、大工の中には取引のある木材店で買う時、実際の金額よりも多めに領収証を切ってもらってその差額をピンハネするっ、て話を以前業界の人から聞いた事があるんですけど…まさかね(-_-;)。
そんなワケで、まず、これがスッキリしなかった理由その一。

次に工事が始まったのですが、自分でもある程度日曜大工っぽい事をやるので、私は工事が終わるのは大体3日位だろうと思っていました。
ところが工事は結局5日掛かりました。

これに関しても最初は、3日経っても終わらないのは、張り替えの途中で床下の補強とかしてもらったのでしょうがないかな?と思っていたのですが…4日目が終わっても、まだ終わらないんです(T_T)。
この辺もう少し細かく言うと、3日目も夕方近くなってもう少し頑張れば出来るかな?って頃にどうも故意に仕事をゆっくりし始めた感があったんですね。
基本的には廊下の張り替えだけを頼んでいたのですが、3日目位から水道管がどうのとか、壁がどうのとか、アンテナ線がどうとか、棚を作った方が良いとか言い出してそちらに掛かりだしたりし始めたんです。
最初はこれも親切で言ってくれているんだろう、と思っていたのですが、廊下を張り終えた4日目の午後になってもそんな事ばっかり言い出して勝手に仕事をしているんです。
そして、5日目になってもまだそんな事を言って勝手に仕事をしようとしていたので、結局その日の午後には日当を払って帰ってもらう事にしましたが…何か無駄に日当を取られた気がしてなりませんでした。
これがスッキリしなかった理由その二ですね。

そしてとどめ。
家族全員が仕事をしている間に大工さんは自分の荷物を片付けて帰ったのですが、何と!余った床板を勝手に持って帰ってしまっていたんです!
確かに買ってきたのは大工さんですが、その分の代金はちゃんと払っているのですから、この板ってどう考えてもウチの物ですよねえ…。
これがスッキリしなかった理由その三

ま、最初にも言いましたが、ウチの親が材料調達、工事日程その他をちゃんと事前に打ち合わせなかったのが一番悪いのですが、その大工さんは私のオヤジの友人の親戚だったので、人の良いオヤジは、よもやそんな事をするとは思わなかったんでしょうね。

又、その大工さんもおそらくそういうピンハネ余った材料を持って帰るというのは、おそらくその世界では当たり前の事なので、あまり悪気は無かったんでしょう。
けど、材料等が専門店でしか買えなかった時代ならイザ知らず、今ではホームセンター等でも殆どの材料が手に入る世の中なのですから、そんな事をしたら結局バレて後々自分の損になるって言うのに気づかないんですかねえ(-_-;)。。
仕事を延ばしたりしたのも、不況の昨今、そうやって日当を稼ぎたいのも判らなくもないのですが、やられた方はやっぱり気持ちが良くありません(`へ´)。

実を言うと、以前にも修理やら増築やらで他の大工さんに来てもらった事があるのですが、その時もなかなか仕事をしなくてズルズルと引き延ばされたりした事があったんです。
『業界(会社)の常識、世間の非常識』
という言葉を私は良く言うのですが、どうやら建築業界って言うのは得てしてそういうピンハネの体質が根強くあるようです(-_-;)。

私なんか、仕事はダラダラせずにとっとと終わらせて、後は自分の好きな事をしていた方がマシ!と思うタイプなんで、この辺の感覚が今ひとつ理解出来ないんですけどね。



2002年11月11日の一言



私は大学が四国だったせいもあって“うどん”が大好きです。
しかし、宮崎に帰ってきてからというもの、うまいうどんにありついた事がありません(T_T)。

ところが最近、ひょんな事から宮崎に『あの長嶋監督も絶賛した!』という噂の釜揚げうどん屋がある事を知り、日曜日に早速行って来ました。

場所は事前に調べていたのですが、それでもちょっとわかりにくい所にあったのと、大きな看板が出ていなかったので10分ほどそれらしき地域をグルグルと探し回ったあげくようやく発見!

中に入ってみると、店の作りは昔の定食屋風。
いうなれば木造のボロッチイ雰囲気なわけです(^^;)。
入ってそのままカウンターに座ると、お店のおばちゃんに『並と大しかありません』と言われてしまいました。
カウンターの上を見てみると、うどんは釜揚げうどんのみ。
それの並と大だったわけです。
当然私は大を注文。すると今度は『15分位掛かりますから出来上がるまで新聞でも読んで置いてください』と言われてしまいました。
注文を受けてから茹で始めるのでその位の時間がかかってしまうわけですが、それは仕方ないなと思いつつ、その間店の調理場の方を見てみると、この店の主人らしき痩せたジッちゃんがうどんをこねている様子。どうやら、麺は自家製のようです。
自家製ならば本当に上手いのかも知れないな?と思いながら漫画を読みながら待つ事約10分……。

『お待たせしました』の声に漫画読んでいた顔をあげると、うどんのどんぶりに入った釜揚げとめんつゆが!
普通のどんぶりに入った釜揚げって……違う…私の中の釜揚げのイメージと違う(^^;)。

ま、まあ、それでも美味ければ問題は無いわけなので早速食べてみる事に!

ん?…んん?

う〜ん、美味しい事は美味しいんですけど、何か味が足りないというか、味が扁平というか…どうも、もう一歩なんです。
久しぶりに釜揚げ食ったんで、四国の味が脳内美化されていたのかなあ?そんな事はないと思うんだけど…。
そこで、薬味でも入れたら又味が変わるかな?と思ったのですが、店には薬味は一切置いてありませんでしたので、どうやらこの店のルールとしては入れては行けないらしいです(^^;)。
更にうどん自体が食べる時にちょっとポロポロと切れるし、茹でてあるのにちょっと丸まっているしで、どうやら麺にも腰があまりないようです。
やっぱりジッちゃんがやっているから力が入らないのかな?
大体四国でも足で踏んだり、長い竹の棒を使ってこねる位ですから、ジッちゃんが手で揉んだ位で腰が出るわけないか…。
結局、何か今ひとつすっきりしないまま食べ終わり、最後にめんつゆを一気に飲み干して、お金を払って店を出たのですが…

今度は舌がピリピリとし始めるじゃありませんか!
最初は濃いめんつゆを一気に飲んだからかな?と思ったのですが時間が経っても一向にピリピリ感がおさまりません。
なぜだろう?と思って考えているウチにハタと思い当たりました!

その原因は化学調味料!

別にグルメでも何でもないのですが、私は料理に化学調味料が大量に入っていると舌がすぐにピリピリしてしまうんですよ。
でも、ここまで舌が痺れたってのは本当に珍しいですね。
道理で食べた時に味が今ひとつだと感じたわけだ…。

というわけで、“宮崎でもかなりうまい釜揚げうどん屋”と評判の店でしたが、私はおそらく2度と行かないでしょう(-_-;)。
いくらうどん好きだって、700円も払ってマズイ思いするのはイヤですもん!



2002年11月9日の一言



わっはっは!
祝!5周年\(^O^)/
いやあ、今日で5周年というのをすっかり忘れていました(^^;)。
でも開設して5年と言う事は、このホームページも結構古株に入るんだなあ…。
世間では『継続は力なり』と言う言葉もありますが、ここは5年続けていても大して“力”になっている気はしませんねえ(^^;)。
そういえば、最近新しいコーナーも増やしていないしなあ…。
ここらで一つ、前から考えていたヤツの期間限定コーナーでも作ろうかな?
それがどんな内容かは、とりあえず出来てからのお楽しみと言う事で(と言うか実はまだちゃんと構想が出来ていない)\(^O^)/。


さて、話は変わって。
ウチの実家は建て替えてから築20年位になります。

家というのはある程度年数が経つとやはりそれなりに傷んで来るモノですが、ウチの家も例に漏れず、ここ最近特に廊下に張ってある板の表面がアチコチはがれたり、へこんだりしてきてかなり危なくなってきました(特に体重の重い私には…)
あまりにもひどくなってきたので、自分達で板を上から張ろうか?とか検討していた所、たまたまその話を聞いた知り合いの大工さんが張り替えをしてくれるというので、お願いする事に。

その作業を今週の半ばから来てやってもらっているのですが、やってもらっていると色々と面白い事が発見出来ました(^^;)。
まず、張ってあった板がかなり安っぽかった!…のですが、考えてみると、建てた頃にはこんなチャチなプリント合板が普通だったのでこれはしょうがないかな?
次に驚いたのが、結構床下は手抜きがしてあった事。
床下の土台がブロックやハンパ木材で支えてあっただけだったり、壁の仕切等が釘すらも打っていなくてはめ込んであるだけだった事にも驚いたのですが、一番驚いたのは障子とかの敷居が床板の上に乗っかっていただけ!
実はこれが判ったのは偶然で、床板をはがしてあった場所の敷居を私がうっかりと踏んでしまい、そこの敷居全体が傾いてしまったんです(^^;)。
傾いた所を大工さんに直してもらおうとしたら、そこを見た大工さんが『なんだこりゃ?』と叫ぶので、何々?と思って覗いてみると『こりゃ何にも止まってないよ。ただ床板の上に置いてあるだけだ。』と言って、敷居を下から釘抜きでコン!と叩くと、ものの見事にスポッ!と敷居が抜けてしまいました(-_-;)。
つまり、床板2枚が夾むようにして、その上にポン!と置いてあるだけだったんですねぇ。
普通は横の柱に差し込んであるか、最低でも敷居の下に支え用の板などが通っているはずなんですが、それすらもやっていなかったわけです。

オヤジ達は『やっぱり値切ったからかなあ』とか言って笑っていましたが、これってやっぱり今で言う欠陥住宅ですよねえ……。

ま、大体ウチの家は作っている途中でも失敗していまして、2階の方を先に作っていて、諸事情により後から1階を作ったのですが、工事中に2階を支えていた土台の一つを失敗して、結局真ん中が歪んでしまい2階の床に“隙間”が出来てしまっているんです。

おかげでこれからの季節は隙間風が吹いて寒いのなんの…(^^;)。


最後になりましたが、とりあえず飽きるまではここのページも続けていこうと思いますので、ご覧いただいた皆さん、これからも時々でも思い出した時に遊びに来てくださいね<(_ _)>。



2002年11月4日の一言



世間では3連休、3連休と言っていますが、私は土曜日は仕事、日曜日は研修、と結局休めそうなのは今日くらいのモノです。
しかも、それすらも不確定というイヤ〜ンな状況ですが…(`へ´)。

さて、2〜3日前に無料プロバイダのライブドアが会社再生法を申請したそうです。
負債額は16億とか…。
実を言うと、失礼ながら私は『この会社は絶対に失敗する』と思っていました(^^;)。
主な収入源は広告と回線使用によるマージン、マーケティング等からだったらしいのですが、今までの経験でこれだけで食えるわけがない!…と。
今年2月にはNECが出資したらしいのですが、結局経費がかさんで赤字を脱出できずに今回の再生法手続きの申請となったそうです。

まあ、この手のインターネット商売が成功しないってのはインターネットが普及し始めた96年頃から良く聞いた話です。
インターネット商売で一時多かったのは広告をクリックしてもらってバックマージンを渡したり、商品を購入してくれたウチの数%をバックするタイプでしたが、実際ポップアップ広告を押す人は見た人の1%にも満たないというのが後にデータで出てきたり、フリーソフトで広告を表示しないように出来たりして、結局それを専門にしていた所は殆ど消えてしまいました。

これはインターネットの本場アメリカでも同じ事だったようで、やはりインターネットの広告収入を主とした商売としていた会社やプロバイダは次々に消えていってしまいました。

この件に限らずですが、インターネットの商売で一番難しいのは『手応えが掴みづらい』事ではないか?と思っています。
実際の店舗ならばお客の反応や商品の売れ行きである程度の“成否”の判断は出来ますが、相手の反応の見えないインターネットではその辺の“さじ加減”がかなり難しい事はちょっと商売した事のある人ならば容易に想像が付くでしょう。
又『店舗を持たない』事で設備投資等が一見抑えられているようですが、結局管理・運営・人件費等、意外と経費がかかるのも忘れられがちのような気がします。
そうこうしているウチに引き際を間違えてしまって、最終的には“倒産”してしまうんでしょうね。

ではインターネットでの商売はダメなのか?というと、決してそうではないのは楽天市場や店舗のネットショップなどの繁盛ぶりを見ても明らかですね。
要は“見えないモノ”を売る事が一番難しいって事でしょうかね…。

ま、これはインターネットでも現実でも同じ事かな?



2002年10月27日の一言



プリンター購入しました〜(^^)。

今使っているのは4年前に買ったエプソンのPM−800Cなのですが、半年程前からプリンタの調子が悪く、プリンタヘッドをクリーニングしたり、ピンチローラーを何回拭いたりしても、印刷をすると紙に黒い筋が入ってしまっていたんです。
今まではどうにかこうにかだましだまし使っていたんですが、ここ2ヶ月位で症状がドンドンひどくなっていくので、悩んだ末遂に購入する事にしました。

この時期は、ちょうど年末商戦用に各メーカーもプリンタの新商品をゾクゾク投入しているので、早速色々と情報を集めてみました。
今度の条件は画質もさる事ながら、CD−Rが直接印刷出来る事!
とすると必然的にキャノンかエプソンに絞られてしまうのですが、とはいえ、昔色々あってキャノンはあまり好きではないので、結局今回もエプソンのプリンタにする事にしました。
今回のエプソンの新商品でCD−R印刷の出来る機種は3機種。
またもやここでどれにしようか悩んだのですが、結局最上位機種のPM−970Cに決定!

機種が決まれば、今度は何処で買うか?です。
まずインターネットで情報を探してみようと価格.comでチェックしてみると、安い所で大体39,800円位。
ところでどうでも良いけど、価格.com見るとキャノン派がかなりブイブイ言わせていて、わざわざエプソンの所でも『キャノンが良い』って宣伝しているんだけど……(^-^;)。そんなに差があるとは思えないんだけどなあ?あそこのプリンタドライバは昔っからあんまり良くないし…。

上記の値段を基準として、行ける範囲にある量販店を回ってみたのですが、どこも4万円を切る所が無かった(-_-;)。
そこでまたもやインターネットをチェックしてみると、先週末にツクモ電機がいきなりPM−970Cを37,900円で販売していたので速攻で注文してしまいました!
ここはポイントも貯まっていたので、送料・消費税を含めてちょうど上記の価格と同じ位に!
へっへっへ、安く買えるとなぜか嬉しい(^^)。

納期は一週間〜10日位という話だったのですが、水曜日に入荷連絡があり、木曜日に振り込んだら昨日の土曜日に到着!
いやあ、相変わらず素早い仕事には感心させられます\(^O^)/。

で、夕方早速PM−800Cを取っ払って、PM−970Cを設置。
世間では『デカくて邪魔だ!』とかやたら言われていますが、大きさ的にはPM−800Cよりもちょっと大きいだけ。
ま、世間の評判なんてこんな物ですよ(^^)。

プリンタポートはシリアル、IEEE、USB2.0が付いているのですが、今までプリンタはシリアル接続していたけど、今回はUSB接続にする事にしました。
別にシリアルでも良かったんですが、昔と違って今はUSBも問題無いだろうと思って(^^)。
インクをセットし(何と7本も使うんです!)、ドライバや付属ソフトも今回はあっけないほど問題なくインストールされ、早速試しに何か印刷してみる事にしました。

しかし、印刷してみると、まず給紙の時の音の大きさにビックリ!
話には聞いていましたが、もの凄いガチャ音で、これは本当に大きくてうるさい!
古いプリンタよりもうるさくなってどうすんねん!って感じです(-_-;)。メカトロニクスは相変わらず苦手のようで…

しかし、印刷は以前とは比べ物にならない位早くなっていて、こちらは良い意味でビックリ!
その上、当然ながら画質もかなり向上されていて、4年の歳月を改めて思い知らされました。
今度は是非ともCD−R印刷を試さなくっちゃ!

というわけで、またもや新しい“オモチャ”が手に入って、現在意味もなくワクワクしています(^^)。
でも、実は印刷する物ってあんまり無いんですけど、そろそろ年賀状のシーズンですから、どうせウチの姉達がまたもや印刷を頼んでくるだろうし(^_-)。


しかし『安く買ったなあ〜』と自己満足していたら、今週になってキャノンが大攻勢をかけたようで、いきなりPM−970Cのライバル機種PIXUS950iの売価が34〜5,000円前後になってるよ…。
ま、キャノンはどうでも良いんだけど、つられてエプソンも安くなるだろうからなあ…。
PC関係ってこの辺の見極めが本当に難しいですねぇ(-_-;)。



2002年10月19日の一言



え〜ん(T_T)

今月から5ヶ月間、殆ど日曜日がなくなってしまいました(T_T)。
なぜか?と申しますと、実は『2級電装整備士』の免許を取る為なんです。
まあ普通の人は殆ど聞いた事のない免許でしょうけど、これでもれっきとした国家資格なんですよ。
一体どんな資格なの?と言うと、簡単に言ってしまえば自動車の電装関係を修理したりする事が出来るんです。
でも電装関係の仕事というのは自動車整備士と違ってこの免許を持っていなくても開業出来るので、実際は持っていなくても大した問題はないんですけどね(^_-)。
とはいえ、ちゃんとした国家資格ですから、やはり持っていて損はないわけです。

この試験も、宮崎ではここ数年行われていなかったせいか、今回は今までの最高人数(19人)が受験しているとか。
殆どは電装関係の会社の連中なのですが、中には自動車整備工場の人とかもいて、今まで“外”に依頼していた仕事を自分の所でやろう!という事なんでしょうね(^^)。
あ、ちなみにこの試験、受験資格が『3年以上の経験がある事』なので、全くの素人がいきなり受けようとしてもまず受けさせてもらえませんので悪しからず(^^)。

しかし、この試験を受けるにあたって、実は個人的にちょっと問題が…。
実は私電気関係が大の苦手! なんですよ(T_T)。
中学、高校時代を通して、とにかく物理・化学関係がほぼ全滅でして、Ωや抵抗、交流回路だのフレミングの法則だの…etcが出てくると、拒否反応が出てくるんですねぇ(^^;)。
これでよく電装関係の仕事をやっているなあ、とお思いでしょうが、自動車直すのには故障箇所を見つけてそこを交換・修理すれば済む話なので、現実的には理論よりも経験の方がモノを言うもので(^^)。

とはいえ、やはり試験を通らないとせっかく払ったお金がパアになってしまうので、現在渋々ながらもちょっとずつ勉強しています。

しかし参考書を読み出すと、わずか10分位で思いっきり眠くなってしまうのが最大の問題ですが…(^^;)。



2002年10月12日の一言



いやあ、今年のノーベル賞受賞者には驚きましたね〜。

一人は東大名誉教授の小柴昌俊氏で、こちらは何でも12年前からノミネートされていたらしいので受賞も“ようやく”といった感じだったらしいのですが、もう一人は何と、博士号も持たない平凡なサラリーマン!
島津製作所ライフサイエンス研究所主任・田中耕一氏がその人なのですが、これまで全くノミネートされていなかったので受賞が決まった時は世間はもちろん、本人もビックリしたそうです。
受賞理由は28歳の時に発表した『レーザーイオン化質量分析計用試料作成方法及び試料ホルダ』

何の事やらさっぱり判りませんが(^^;)、これを元として作られた『レーザーイオン化質量分析装置』を島津製作所が発売。その後ドイツの研究員が更にそれを改良し、現在ではタンパク質分析機の標準分析機として使用されているそうです。
当初はその改良したドイツの研究員が候補にあがったらしいのですが、『やはりこの方法を最初に発見した人物』として田中さんが選ばれたそうです。

ところで、この新発見、当初は国内の学会(1987年)でしか発表せず、国内は元より社内でも評価は高くなかったみたいです。
しかも、分析機を作る事に関しても他の技術者はかなり冷ややかな目で見ていたのを、会社幹部の “押し”があってとりあえず制作。
でも、国内では全く売れず、『新しい分析機がある』と言うのを伝え聞いたアメリカの研究機関が1台買ってくれただけだったとか…。
ちなみに現在ではその分析機は年間20億円前後の売上で世界シェア第3位。

これだけ世界的にも注目された技術を発明したと言うのに、田中氏が会社から受け取った報酬はたったの1万円!
しかも、現在この分析機は国内では製造しておらず、売れた場合に応じて報酬が支払われる“実績補償”なども英国の子会社が製造している為適応外!
これでいいのか、日本…(>_<)。

これを聞いて思い出すのが、有名な青色LEDを開発した中村修二氏の事。
彼も世界中で『開発は無理』と言われていた青色LEDを開発したのに社内褒賞はたったの2万円!
その後“実績報酬”らしきものを含めても合計100万円位しかもらっていなかったそうです。
ちなみに青色LEDの特許を持っている『日亜科学』は、このLEDが発売されるまでは年間200億程度の会社だったのですが、LED発売後は業績が一気に右肩上がり!
現在では年間一千億に届こうかという大企業に成長し、今でも売上は伸びており、しかも青色LEDはこのままいけば数兆円市場となる可能性もあるとか…(`へ´)。
しかもこの会社、中村氏を『機密漏洩』で2000年に訴えているんです。主な理由は『他の企業に転職してそこで日亜で取得した技術を使ったから』…これを見て、なんかものすご〜く情けなく思ったのは私だけ?

逆に中村氏も『青色LEDがもたらした利益に則した報奨をもらっていない』と日亜化学を訴えましたが、9月19日の一審判決では『企業側勝訴』の判決。
どうやら裁判所まで日本から技術者を追い出したいらしいです…(T_T)。

以前にも言いましたが、日本の企業というのは本当に技術者を冷遇しています。
昔は技術者も『会社の為』とか言って、新技術を開発すれば会社に一生残っていられるのでそれを“報償”と思って黙っているのが当たり前の世界でした。
逆に言えば、新技術を『自分が発明したのだから権利は自分にもある』みたいな事を言えば、大抵は仕事を干されて“嫌がらせ”を受けたあげくに会社を辞めざるをえなくなる、っていうのが日本ではまかり通っていたんです。
又、よく言われるのが『会社の金で開発したんだから、その権利が会社にあるのは当たり前』という理屈。
ちょっと聞くともっともらしい理屈ですが、たとえ会社の金を使ったとしても、開発した人の“能力”がなければ、いくら金をつぎ込んでも出来ない物は出来ませんからねえ(-_-;)。
でも、その“能力”に関しては、現在の日本企業の体質では殆ど“評価外”なのも事実。
だから優秀な人は大抵自分の“能力”を高く買ってくれるアメリカに行ってしまうんです。

先の中村氏も海外での評価はかなり高く、日亜化学を辞めた時もアメリカの企業などからかなり引き合いが来たようで、中には年俸『5億円』を提示する企業もあったとか…この辺はさすがパイオニア精神を持つ国・アメリカですね〜。
ちなみに日本企業からは一件も声が掛からなかったらしいですが…。

さて。話をちょっと戻しますけど、中村氏の訴えは一審敗訴したわけですが、この行為は決して無駄だったわけではなく、現在、会社にいた時に新技術を開発した技術者が次々と会社を訴え始めています。
更に博士号すら持たない一企業の一サラリーマンがノーベル賞を受賞した事で、今後の裁判でも技術者が有利になる可能性は十分出てきました。
上記の問題を今までうやむやに、且つ先送りしてきた日本企業、そろそろ覚悟を決めなければならない時期に来たようですね。

とは言っても、今のような不景気では『会社に逆らえば職を失う』と言って相変わらず“会社の言うなり”になってしまう人が大多数でしょうけど…(T_T)。



2002年10月4日の一言



私は新し物好きなので、新商品と見るとかならず試したくなります。
特に飲み物なんかは手軽に買えるので、新商品や珍しい飲み物を見つけると一度は飲んでみたくなるんですね。
でも、お茶系はあまり好きではなく『デブは炭酸好き』の例にもれず(^^;)、主に炭酸系ですけど…。

とはいえ新商品やあまり他では売っていないような物なので、当然当たりはずれは結構あります。
最近もあるスーパーで『健康に良い!抹茶サイダー』なる、今までに見た事もない飲み物を売っていました。
名前からしてあまり美味そうでは無かったのですが、1.5リットル入りなのに128円と言う安い事もあって『ま、試しに買ってみるか』と買って帰って飲んで見ると…
これがマズイのなんの!
抹茶の苦さと渋さ。それを隠すかのような大量の砂糖の甘さが絶妙なハーモニーを奏で、更に炭酸の“シュワワワ〜”が加わって、頭がキーンと痛くなるような見事さ!
せっかく買ったので勿体ないからとりあえず何日かに分けて無理矢理飲みましたが、食い物系で食べて頭痛がしたってのは久しぶりでした(T_T)。
このまずさは『人生マズイジュース』でも1,2位を争いますぜ!

ちなみに、過去もの凄〜くマズかったジュース・ベスト3と言えば…

スイカの食べ終わった後に残る皮の白い部分から汁を搾り取って、それを更に水で薄めて炭酸でわったような『スイカソーダ』
某公社が発売していた、紅茶に砂糖タップリ入れて、これ又炭酸でわった『ティー・ソーダ』
某宗教団体が資金集めの為に売っていたというウワサのある(^^;)、麦茶に砂糖をタップリ入れて、又々炭酸でわった『メッコーラ』

この3つよりもマズイ飲み物なんてそうそう現れないと思っていたんですが、やっぱり世の中は広いですね〜(^^;)。
しかしこうやって改めて見てみると、炭酸系の飲み物ってつくづく砂糖漬けなんですね。

これだけ糖分をとっていれば、太るわけだ…。



2002年10月1日の一言



そろそろ初秋も過ぎようとしているのでホームページデザインを変えようと思ったんですが、つい面倒くさくて今回までそのままです(^^;)。

さて、話はコロッと変わりますが
ノートパソコンを入手!しました\(^O^)/。

でも、なぜ“購入”ではなく“入手”なのか?
実は9月の初め、ウチの姉が使っているノートパソコンが動かなくなったんです。
しかし本人は完全なメカ音痴なのでなぜ動かなくなったのか原因が判らない。
話を聞いてみると、使っているウチにフリーズしてしまったので一旦電源を切り再度立ち上げたら全く動かなくなったとの事。
その他色々聞いてみたのですがどうもラチが開かないので、とりあえず私の所に送ってもらってチェックしてみたんです。
付属品もすべて送ってもらっていたのでOSが入っているCDがないかな〜?と思ってゴソゴソ探ってみると、“リカバリーCD”を発見。
それを使ってHDDに上書きインストールしようと何回もやってみたのですが『ハードディスクがありません』ってメッセージが出るばかり。
このリカバリーCDを入れると、インストール作業を中断・終了した後にDOSコマンドが使えるようになるので、コマンドを打ち込んでチェックディスクをかけてみると、HDDの容量はちゃんと認識している様子。
そこで今度はスキャンディスクをかけてみたところ、こちらは完全に跳ね返されてしまいました。

そうしているウチにフッと『この症状どっかで見た事あるなあ』と…。
それはちょうど1年前、私の自作PCで起こった症状と同じだったんです。
結局私のPCもHDDが異常クラッシュしていたのが原因だったのですが
(ところで、この1年前にクラッシュしたHDD。どうも最近各メーカーで”壊れる”と問題になり無償交換対応している“IBM製不良HDD”のロットだったようです。どうりで同じ時期に買ったHDD2個が同じ症状で壊れるわけだ)
今回もそれに近い症状だったので『HDDを交換しないとダメだ』とウチの姉にその旨を伝えると、悩んだあげく、姉の方は新しいノートPCを買う事に決定!
(その後娘と二人で悩んだ末、結局VAIOを買ったようです。姉の娘が昔からVAIOほしがっていたからなあ…)

で、私の方は手元に残ったPCを再生すべく、HDDとメモリを購入する事にしました。
なぜメモリもか?と言うと、実はウチの姉はな〜んにも増設していなかったからなんですね〜(^^;)。
メモリも買った時に内蔵されていた64MBのみだから、HDDにしょっちゅうアクセスしまくって、無理がいって壊れたんじゃないかなあ…。

と・こ・ろ・が!
考えてみると私はノートPCのHDD交換なんかやった事がない!
早速ノートの後ろ側を見てみると、メモリ増設部分はすぐにわかったのですが、HDDは何処に内蔵されているのかサッパリ判らない。
『もしかして後ろのパネルを全部外すのかな?』と思って、ネジを全部外して後ろのパネルを取ろうとしたけれど結局取れずに断念。
しかたがないので説明書を読んでみると、実は本体の横から簡単に抜く事が出来るのが判明!
だから説明書は最初に読まなくちゃいけなんだけど…下手に機械に慣れていると、つい読まずにやろうとするんだよなあ(^^;)。
場所も判ったのでHDDを抜き出してみると、ごく標準的なタイプみたいだったのでオンラインショップで安そうなのを探して見ると、結局 いつものフェイスでノート用の30GBが特価で出ていたのでそれを買う事に。
更に増設メモリもやはりフェイスで売っていたので(メモリがPC100のみ対応なので最近はあまり売っていないんです)一緒に購入しました。

それから数日後、某友人と電話で話していて上記の事を話題にした所『ノート用HDDには厚さやネジ止め部分が違うタイプがいくつもあるけど大丈夫?』といきなり不安を煽る発言が…
そんなの知らねえよ〜!
と思ったけど、もっと突っ込んで話してみると、おそらく大丈夫じゃないか?という結論が出たのですが、届くまでがちょっと不安でした…(^^;)。

その“問題”のHDDとメモリが日曜日に届いたので、仕事が終わった後早速メモリを増設し、HDDも交換する事に。
ただ先の話があったので、まず引っ張り出して大きさを比較して見てみると、どうやらサイズはほぼ一緒のようだったのでホッ!としたのも束の間、差込スロット部分の形が違う!
HDDを見てみると、最初に付いてた方は内側に端子が並んでいるスロットタイプだったのですが、購入した方はピンが沢山並んでいるタイプ。
『うわちゃ〜!だめジャン!』
と一瞬ガッカリしたのですが、もう一度良くソケット部分を見てみると、根本の方はピンタイプになっていて、それにスロットがアダプタのように差し込んであるみたいなんです。
そこで、スロットの根本部分に“千枚通し”を差し込んで押し上げてみると……
渋々ながらも抜けました\(^O^)/!
ああ、良かった。と思いながら、外したスロットを新しいHDDに差込んで外部ケースを付け替えた後、ノートに若干強く押し込んでようやく取付完了(^^)!

それから今度は電源を入れ、リカバリーCDを使ってOSを含む添付ソフトをインストールし始めたのですが、今回は何の問題も無くインストール作業がスタート!
やっぱりHDDが悪かったんですね〜(∩.∩)。

と言うわけで、現在は全く問題なく作動しています。
次なる問題は、このノートPCをどうやってLANに組み込むか?って事で現在色々と悩んでおります。
通常ならばPCMCIA用のLANカードを買ってきてルーターと繋げば済むんですが、いっそのことどこででもインターネットが出来るようにノートの方は無線LANにしようかな?とも考えているもので…(^^;)。
無線LANもここ数ヶ月でかなり安くなってきまして、無線ブロードバンドルータとLANカードのセットで2万円を切った商品がゾクゾクと発売されているんで、考慮に入れる事が出来るようになったんですよね〜。

まあ、このノートPCを今すぐに繋がないといけない!って事でもないんで、この辺はもう少しジックリ考えてみるつもりです。
でも、気持ちはかなり無線LANの方に傾いているのが現状だったりして\(^O^)/。




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