この前の土曜日、ある曲のCDを買いにいったのです。
ところが、このCDがエイベックスから発売されていて、しかもコピープロテクトCDだったので、このシステムに反対する私としては結局買うのを止めました。
コピープロテクトCDはエイベックスが3月に実験を兼ねて3曲発売したのですが、実は5月からエイベックスが発売するCDの大半はこのシステムを導入しているそうで、今後はビデオクリップ付きやインターネット連動CD以外はすべてこのシステムにしていくと発表しています。
しかも、今度は東芝EMIもこのシステム導入を検討中だとか。
ところで、このシステム色々と問題があるのをご存じですか?
まず、このプロテクトシステムを導入したCDは、厳密に言うとCDの規格外になるので普通付いている“CompactDisc”のマークは付けられません。
更に、PC等で再生した場合は通常の再生ソフトでは聴く事が出来ず、曲と共にCDに収録してあるオリジナルの再生ソフトを立ち上げるのですが、このソフトの質が余り良くないらしく、結局収録してある曲の音質を従来より若干下げて収録してあるとか…なんか本末転倒してないか(^^;)。
しかもこのシステム、一部のMP3対応のCDプレーヤーやDVDデッキも“PC”と認識して再生してくれない上、Macの一部機種ではヘタをするとシステムクラッシュを引き起こす可能性もあるとの事。
その上、自宅のプレーヤーで上記の条件に引っかかって再生出来なくても、発売元のエイベックスは一切の保証・返品に応じない姿勢。
なんて高飛車なんでしょうねえ(`へ´)。
こんな未完成且ついい加減なシステムを導入したのには、一応エイベックスの言い分によると『CDの売上低下の原因は音楽データの違法コピーによるものだから、その対応策として導入した』らしいです。
この件に関しては音楽著作権協会などもエイベックスに賛同して、今後推進していくとか…。
でも、ちょっと待ってください!
果たしてこの業界連中の言うとおり、CD売上ダウンは本当に違法コピーが原因なんでしょうか?
確かにCD全体の売上はここ数年減少気味というデータは出ています。
それでは簡単なサンプルとして、まずCDを確実に購入している私自身の事を例に取ってみましょう。
私はここ数年は以前よりもむしろCDの購入量はかなり増えています。
しかも、レンタルCDは借りてきた事がありません…と言うか、昔ちょっとだけ借りてみた事があるのですが、ちょっとその曲が聴きたい時とか、MDとかで編集する時には、やっぱり手元にCDが無いと勝手が悪いんで借りなくなったというのが真相ですが(^^)。
MDで聴けばいいじゃない?とお思いでしょうが、理論的にはコピーによる劣化はわずかなのでそう音に影響はないはずなのに、なぜかMDよりもCDで聴いた方が音が良いんですよ。
それと蒐集癖が若干あるっていうのも、CDを購入している原因の一つですが…(*^_^*)。
ま、CDを買う人間というのは大なり小なりこの考えに近い人が多いと思うので、購入層の根本の数にそう大きな変動はないはず。
すると、今度は不定期にCDを買う人が減ったから、売上が落ちた事になります。
では、その人達は本当に違法コピーで手に入れているのでしょうか?
そもそも違法コピーというのは、ここ最近に始まった事ではなく、レコードとカセットテープが普及し始めた時から付いて回っているモノです。
これがデジタル化されてコピーが手軽になったので、以前よりは数が増えているのは確かでしょう。
でも、その人達が皆違法コピーで音楽を手に入れる様になる前にはCDを買っていたか?というと、それについては大きな疑問が残ります。
ま、多少はそういう人もいるでしょうが、違法コピーで手に入れる人の大半は『手軽に手にはいるからとりあえずもらっとく!』位の認識しかないのではないでしょうか?
そういう人達がその前はCDを購入していたとはとても思えません。せいぜいレンタルしてくる位だったはず。
と言うことは、音楽業界の言う事は一部の真実ではあるが全体を語れるほどの答えではない、と思いませんか?
あるテレビ番組では『今の若者は携帯電話でお金がかかっているのでCD購入にまで資金を回せない』と言っていましたが、これも多少疑問があります。
今の世の中で本当にCD一枚分のお金(シングルなら千円位)も出せない位貧乏な人って、どの位いると思いますか?
私は少なくとも、そこまで生活に困っている若者が業界に影響が出る程沢山いるとはとても思えないんですけど…(^^;)。
業界にシロウトの私でさえ、ちょっと世間の情報とかを集めて考察すればこの位の事はすぐに結論が出せるというのに、なぜエイベックスを初めとする業界はあれほど頑なにコピープロテクトにこだわるんでしょうねえ。
テメエら、自分達のしている事が違法だって事が判らねえのか!売上が落ちたのもきっとテメエらのせいだ!こうなったら思い知らせてやるぞ、ザマアミロ!
っていうのが実は本音だったりして(^^;)。
個人的には売上の落ちた最大の要因は、本当にCDを買ってまで聴きたいような曲がなくなったからじゃないか?と思っていますけど(^^;)。
ところで、どうして私がここまでモンクをいうのか?というと…
実は、サクラ大戦関連のCDってエイベックスから発売されているので、今後はこのコピープロテクトCDで発売される可能性大なんですよ。
現在ウチにはいわゆる“純粋CDプレーヤー”は全く存在しないので、サクラ大戦関連のCDが手元にあるプレーヤーでは再生できない可能性があるからなんですねえ(^^;)。
やっぱり私らの世代だと、アニメ等のCDはキングのスターチャイルドで出してもらいたいなあ…。
コピープロテクトに関しても今のところ導入未定だし(^^)。