もう一週間以上まえになりますが、アメリカの貿易センタービルへの”旅客機特攻”は凄かったですね。
不謹慎かと思われるかも知れませんが、あまりにも信じられず映画の撮影かと思った位見事な壊れ方でした。
今回のテロ行動はかなり前から情報としては知られていたらしいのですが、その情報はあくまで『海外拠点へのテロ』という話だったらしく、アメリカCIAは完全に裏をかかれてしまい、面目丸つぶれになってしまったわけです。
その上、アメリカ国民へ強力な衝撃を与えただけ無く、世界経済にも大きな影響を与えてしまいました。特に下降気味だったアメリカ経済とどん底に向かって一直線に進んでいた日本にはかなりのダメージで、そういう意味でも今回のテロは行った側にしてみれば“大成功”かもしれません。
アメリカは『犯人許すまじ!』とメンツにかけて探した結果、大富豪でアメリカへのテロを支援していたウサマ・ビンラディン氏と特定。彼をかくまっているアフガニスタンのサリバン政権に引き渡しを求め、もし拒否されたならば戦争も辞さないとの考えを示しています。
私もそうなのですが、日本人の多くは中東に関しては殆ど知らないのが現状ではないでしょうか。
特に『イスラム原理主義』なんて普通の人は余り聞いた事はないはず。戦争マンガとかを読んでいたりする人は良く聞くんですけどね(^-^;)。
ただ、勘違いしないで欲しいのは『イスラム原理主義』が決してイスラム教と同義語ではないということです。
イスラム教の教典であるコーランには決して人を殺して良いとは書いていないし、原理主義が言っているような『戦って死ねば天国でも上位に位置できる』なんて一言も書いてありません。
彼らの主張は宗教を曲解して自分達の都合の言いように解釈しているだけです。ただ、これは彼らだけでなく、世界中の何処ででも行われています。
日本でも色々な宗派や新興宗教が出てきているのと同じですね。ただ、原理主義はその方向が戦いに向いてしまっているだけです。
そしてこういう事件が起こった後には必ず起こる同種族への言われなき迫害がやはりアメリカで始まってしまいました。
前に書きましたが、戦争が始まった時にも日本人や日系人に対して同様のいわれのない批判や迫害が行われました。
このときの合い言葉は『リメンバー・パールハーバー!』でしたが、今回は『リメンバー・トレードセンタービル!』だそうです・
それにしても歴史は繰り返すと言いますが、人間ってどうしてこう同じ様な過ちを繰り返すんでしょうねえ。
そんな事をしたって遺恨が残るだけで、決して良い結果は生まれないんですが……。
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