さて、前回の続きですが、果たして一体何が起こったのか?
…を書く前に、DVDit・LEについて書き忘れた事があったのでもう少しこの件でお付き合いを(^^)。
DVDit・LEで何度もDVD作成に失敗したのは前回書いた通りですが、何回もやっていたところ突然『ディスクの容量不足で作業領域が足りない』とのエラーメッセージが!
調べてみると、空き領域が3GBもない……(^^;)。
『え!ディスクの空きは30GB近くあったはずなのに…なぜ?』
と思って調べてみると、どうやら犯人はDVDit・LEである事が判明!
このソフトが焼き込み失敗した時のデータを残しまくっている上、なぜか変なログまで作成していたんです。
その総容量が何と25GB以上!
これじゃあ、すぐに無くなるわなあ…(T_T)。
早速余計なデータを削除し、更に異常にふくれあがったログも削除しようかと思ったんですが、モノがモノだけにこれを削除していいのか、またもや思いっきり悩んでしまいました。
どうせこれを削除してHDDの容量を増やしても、これからDVDを作成するのにMPEGファイルを大量にHDDにストックする事になるので40GBでは足りなくなるだろうし、しかもDVD関連のソフトを入れまくったせいか不安定になっているようでもあるので…
HDDを大容量に買い換える事に決定!
それにしても保存用DVDを作りたいだけなのに、なんでこんなに金がいるんだ(T_T)。
で、またもやツクモ電機の通販でSeagateの流体軸受けタイプHDD・80GBを注文。
それが4日に届いたのですが、用事で夕方近くまで外出していたので(実は片道1時間かけて、DVDオーサリングソフトを買いに行っていた)、帰ってから即!WINDOWSの再インストールを開始!
ちなみにサブマシンのOSはXP HOME Editionなのですが、WINDOWS98からのバージョンアップ版なので一度98をインストールした後で改めてXPをインストール。
しかし、HDDのフォーマットから合計すると4時間以上も掛かってしまいました(T_T)。面倒くさい…。
無事にOSのインストールも終わって、必要なドライバやソフト、更にMPEG編集ソフト・ユーリードのDVD Movie Writerもインストールして(DVDit・LEはさすがに入れませんでしたけど…)、さあ!編集開始…と思ったのですが……
さて!ここからが本編!
まずMovie Writerをインストールした後にソフトを立ち上げると、いきなり『キャプチャドライバが見つかりません』の文字が!
説明書を見ても別段ドライバとかをインストールする様にはなっていないはずなのですが…(T_T)。
まあ、キャプチャはLF−D321添付のソフトの方が簡単に出来るので、そっちでMPEGデータを拾い、そのデータをMovie Writerでオーサリングしようとしたのですが…見事に書き込みを失敗されてディスク2枚パア!
もう、泣きたくなりましたよ(T_T)。
半分ヤケクソになって、ユーリードのHPに何かこの辺のQ&Aでもないかな?と思って色々覗いてみると、CD・DVD書き込み用のドライバを発見。
日付は今年の6月だったので、私の買ったMovie Writerには搭載されている可能性はあるのですが(このソフトは7月にバージョンアップしている為)、ワラにもすがる思いでこのドライバを入れてみる事に(T_T)。
で、ドライバをインストールした後にソフトを立ち上げてみると、今度は『キャプチャドライバ…』のメッセージが出ませんでした…う〜む、本当にワケ判らん(T_T)。
まあ、とりあえず問題が一つ減ったので、今度は大丈夫かな?と期待してDVDを焼いてみると…やっぱり失敗(T_T)!
そうしているウチに焼き込む前の最終画面で『記録前に書き込みテストを実行』があるのを発見!
だから、ちゃんと説明書は読まないといけないんだよなあ(>_<)。
今度は“書き込みテスト”の項目をオンにして書き込みを始めると、どうやらいい調子にチェックを始めました(^^)。
『お!これでようやくイケるか?』と思ったら、書き込みテストまでは成功しているのに、書き込みを開始した途端『パワーキャリブレーションの実行に失敗しました』のエラー文字が!
ええ〜い!もうどないせえっちゅうねん(`へ´)!
と、ひとしきりカッカと頭に来た所でようやく冷静になってみると、ある疑問が…
パワーキャリブレーションって何だ?
調べてみると元はCD−Rから来ている技術のようで、レーザーの書込出力の程度を決定する為のパワーキャリブレーションエリアという領域がDVDにもあるらしく、一度その領域で低パワーから高パワーまで出力して最終的に書込む為のレーザー出力を決定するようになっているのですが、どうやらその部分で書込出力が決定できない為のエラーらしい事が判明。
その上、この技術は主に書き込みエラー防止機能(CD−Rで言えばBURN−PROOFとかの事)に使われているらしいのと、メディアとの相性でこのエラーが起こる事があるらしいのも判りました。
そこで今度はDVD−Rメディアを信頼と実績のある太陽誘電のDVD−Rにして、ソフトも『書き込みエラー防止機能を使う』のチェックを外して、(もはや何度目か判らないけど)DVD焼きに挑戦!
結果は…
大成功!
ようやくかよ…(-_-;)。
長い道のりだったなあ。
てなわけで、現在はどうにかDVDが焼ける状態に持ち込む事が出来ました。
けど、ドライブの焼き込み速度は等倍速なのでとにかくMPEGの読み込みにも焼くにも時間がかかるし、オーサリングソフトも更に詳しく調べて見るとどれも片手間落ちの一長一短でこれ!という決定的なソフトはいまだ発売されていないようです。
やっぱり著作権の問題なんかで開発を控えているのかなあ?
それにしてもこの苦労、昔味わった事があるなあ?と思ったら、6年前に初めて買った2倍速のCD−Rでも当時同じような事をやっていた気が…(^^;)。
新しいモノに手を出さなければこんな苦労をしなくてもすむ話なのに、つくづく私は凝りないらしい…(^^;)。