最新更新日:2006/05/28 | ||
EOS Kiss DIGITAL 使用記 | 戻る |
2003年9月20日、レンズ交換式デジタル一眼レフが実売\110,000で発売されました。以前から購入を検討していましたが、やっと手が届く価格になり購入することができました。以下はその購入、使用記です。 |
CANON iMAGE GATEWAYに少しですが撮影サンプルを上げてみました→ここ |
近況報告 | ||||
2006年03月04日 かなり久しぶりの更新です。現時点での撮影枚数は約3,800枚。 2月26日にPENTAX istDSを購入しました。そのため、これからはKissDigitalの出番が少なくなると思います。 2006年03月27日 オークションにて、TAMRONの28-200mm F3.8-5.6レンズ(271D)を購入しました。1996年発売の製品なので、istDS用に購入したSIGMAの28-200mm(COMPACT HYPER ZOOM)に比べるとかなり大きいです。
2006年05月28日 上記のレンズ、PENTAXのistDSがメインとなり、KissDをほとんど使うことが無くなったため、結局オークションにて売却しました。 |
購入までの経緯 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
わたしはもともとPENTAXユーザですので、当初*istDを購入するつもりでいました。しかし発売日が伸びにのびて9月6日となり、その時点でCanon
KissDが発表されていたためどちらにするか迷っていました(*istDが予定通り6月に発売されていたら購入していたかも知れません)。 *istDは本体のみで約170,000。それに対し、KissDは\110,000とかなりの価格差がありました。さらに広角ズームを購入するとその差はさらに広がり約\80,000となります。そのため*istDの購入はあきらめ、KissDを購入することに決めたのです。 購入を決め、大蔵省から予算が出ることになったのが発売1週間前の9月13日。早速数件の通販業者を当たり、価格と納期の交渉を始めました。しかしながら人気商品とありどこも発売日には事前予約分が一杯で、10月中旬くらいが限界との回答でした。できれば9月28日の運動会に使用したかったため、関西一円に店舗を持つ大型家電量販店に予約を入れたのでした。 この時点でKissDレンズキットの価格は\137,000のポイント15%で実質\116,450(税別)と聞いていましたので、どこの通販業者よりも安いため喜んでいました。しかし9月18日ダイレクトメールで飛び込んできた他大手家電量販店の価格が税込み\128,000でポイント10%の提示、これだと実質\109,700(税別)とわたしが予約している店より\6,750も安くなるのでした。 9月20日予定通りKissDが発売され、ぎりぎりに予約していたにも関わらず無事確保できたとの連絡がありました。次の日が日曜日だったので早速取りにいきましたが、ここからが大阪人の値切りパワー炸裂です。予約で確保してもらっていましたので、すでに納品伝票も打ち出されており、価格は\137,000に5%税をのせて\143,850となっていました。”どこの店も同じ値段になってるんでもっとまけてくれないか”と切り出しました。しかし”これが精一杯”と1円もまける気配がありません。そこで電話予約した担当者を呼び出してもらい価格交渉をおこない、結果\128,000(税込み)、さらに10%ポイントで無事EOS KissDレンズキット購入することができました。 その後、望遠ズームを探しに近くのカメラ店へ行き運動会用に、シグマ 100-300mm F4.5-6.7DLを大特価\9,800で購入したのでした。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
第一印象 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
その上、\100,000以上するカメラにしては高級感が全くありません。 昔、写真に凝った時期があり一眼レフも3台所有しています。コンパクトカメラより大きいことは重々承知していましたがあまりの大きさにびっくりしました。 所有しているのがコンパクトなPENTAX製一眼レフなので、よけいに大きく見えました。
こうして比べて見るとそんなに変わらないのですが、厚みが全然違います。LXは裏ブタからマウントまでが40mm、それに対しKissDは50mmあります。さらにグリップ部にいたっては70mm以上もありますので、小さな手の女性では持つこと自体が苦痛だと思います。 本体はMade in Japan(Ser.0410104***)でしたが、レンズはTAIWAN製でした。 CanonのマウントがFDからEFに変わっていたのを、今回KissDの購入を考えるまで知りませんでした(-.-)。浦島太郎の気分です。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
さらっと使ってみて | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
一眼レフはずっとマニュアルフォーカスでしたので、オートフォーカスは初めてです。父親がEOSを所有しておりCanonのオートフォーカスはもったりしたイメージがありましたが、付属の18-55ズームではそのようなことは感じません。なかなかレスポンスもよくこれならMFにして使わなくても問題なさそうです。(個人的にはミノルタアルファのオートフォーカスが一番好きですが) 操作は簡単で取扱説明書を読まなくてもとりあえず撮影はできました。 嫁さんに渡して使ってもらったところ、背面液晶をじっーと眺めて”あれ写らへんで?”(-.-)。デジカメは背面液晶を見ながら撮るのが当たり前と思っていたようです。 疑問に思った点は 1.□のモードにすると、初めてシャッターを押したときにストロボがポップアップするだけで撮影できない 2.ペンタプリズム横にあるストロボマークを押しても何もおきない 3.メニューの中に画質を調整する項目がない などです このあたりは説明書を読んで初めて理解できました。□の全自動モード時はシャッターを半押ししてピントが合ってからさらに押し込むのが正しい撮影方法のようです。半押しの際に露出不足と判断された場合、自動的にストロボがポップアップするようです。またストロボマークは□以外のモードで押すとストロボがポップアップするようです。さらに□のモード時は必要のないメニューが省略されるようです。 まだまだ説明書を読み切れてないので、色々な機能については追って報告していきたいと思います。 10月6日 KissDigitalを購入してすぐにCANON iMAGE GATEWAYに登録をしたのですが、今日やっとストラップとEF LENS WORKIIIが届きました。 ストラップは渋いエンジ色で刺繍でCanonの文字が入っており高級感があります。ただ他でも書かれていますがちょっと長めです。説明書通りに取り付けてみましたが、一番短くしてもカメラ本体がベルトに当たりそうです。 EF LENS WORKIIIの方は分厚く見応えがあり、写真集や用語集としても十分です。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
データの大きさ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
記録画質はJPEGで6種類とRAWが選択出来ます。 下記はISO100設定で初期化直後の枚数です。撮影枚数はISO感度によって変化します。
なお簡単撮影ゾーンではポートレートモード以外は感度がISO400に設定されるため撮影枚数が若干減少します。 わたしの所有しているNikon E3100だと2048*1536で0.65M、1600*1200で0.45Mくらいになります。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
バッファ容量 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
KissDは10Dに比べてバッファ容量が少なく、連続撮影できる枚数が10Dの3コマ/秒(9枚)から2.5コマ/秒(4枚)になっています。しかしシャッターボタンを押しっぱなしにしていると一定間隔でさらに撮影を続けることができます。何枚撮影でき、どのくらいの間隔で次の連続撮影が出来るかを検証し、表にまとめてみました。 撮影条件はEF-S 18-55mmレンズでPモード、ストロボなし、室内撮影、340Mマイクロドライブにて行いないました。
4枚連続撮影後、一旦シャッターボタンを放し約3秒後に再度押せばまた4枚連続撮影出来ます。その後もこの方法で連続撮影ができます。(何回できるかはモードによって違いますが、S(Normal)は少なくとも10回以上できました) CFへの書き込みは撮影データが20Mbyteを超えると強制的に行われることから二次バッファは20Mbyteあると思われます。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
電池寿命 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
9/21に購入後、色々撮影テストを行っていましたが、9/26朝になってバッテリの残量表示が1目盛り減りました。 この間に撮影した枚数は約600枚で、ストロボ使用率は10%位。 十分過ぎるバッテリー寿命です。これなら予備のバッテリーを購入しなくても一日位の撮影なら安心です。 9/28運動会で本格使用しましたが、約350枚撮影で残量表示が1目盛り減りました。オートフォーカスが常時作動していたため、消耗が早かったようです。このまま充電せずぎりぎりまで使ってどのくらい撮影できるか検証してみます。 10/6現在で、さらに200枚は撮影していますがまだまだ大丈夫です。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
外部ストロボ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
E-TTLで使用可能な外部ストロボは、CanonのEXシリーズのみと選択肢が少ないです。あとはSIGMAのEF-500が使用できます。それ以外のストロボは使えないとなっていますが、それはE-TTLが使えないだけであって、昔ながらの外光オートは使用できます。(但しCanon純正のTTLオート専用ストロボ(EZシリーズ)は使えません) わたしはサンパックのDXシュー対応ストロボAUTO555を所有しておりそれが使えるかどうかを検証してみました。ただしDXシューはPENTAXのTTL用(PT-2D)なので、不要の接点はテープにて絶縁してあります。Canon用のCA-1AFならシャッター速度が自動でセットされるかもしれませんが所有していないので試してみてません。 実験の結果、外光オートで問題なく使用できました。ただしモードはMにしてF値とシャッター速度を固定しなければいけません。同調速度は1/125秒で問題ありません。同調速度の限界を調べて見たところ、1/250までは大丈夫なようです。但しメーカの保証は1/125秒となっているので撮影してみて欠けが無いかを確認する必要があります。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
他社製レンズの使用 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
わたしはKissDと同時にシグマ 100-300mm F4.5-6.7DLを購入しましたが、AFも問題無く使用できています。 しかし古いレンズでは使用できないものが多数あるようです。中古レンズ店を回って、トキナとシグマの28-70 F2.8を安価で見つけたのですが、トキナは店員から使用不可と言われ、シグマは実際にKissDに装着してみましたが、AFが全く動作しませんでした。 中古レンズを購入する際は、実機を持参して装着テストしてみたほうが良さそうです。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
約1ヶ月使ってみて | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
9/21に購入して約1ヶ月がたち、撮影枚数も1700枚を超えました。新たに購入したものは384MbyteのCFのみ。レンズは最初購入したEF-S
18-55mmとシグマ 100-300mmのみでまだ増えてません。100-300mmのレンズは運動会で使用しただけでその後は全く使っていません。KissDを持って旅行にも行きましたが、EF-Sレンズ一本で十分です。 ただF3.5-5.6と暗いレンズなので28-75mmF2.8の標準ズームを新たに購入しようかと検討はしています。 後々の整理のことを考えて、主にS(Normal)画質で撮影していましたが、パソコン画面で見るとトーンジャンプが目立ち汚い画面になります。CANON iMAGE GATEWAYに登録してある最初の写真がその例です。→ここ 32bitカラー表示にすると判らなくなるのですが16bitカラー表示だとはっきり判ります。撮影枚数に余裕が無いなどの特別な場合を除いて、Normalでの撮影はさけた方が良さそうです。 電池は異様に長持ちします。購入してから今まで一度も電池切れになったことがありません。旅行前には念のため継ぎ足し充電をしていますが、それでも今までに4回しか充電していません。ストロボを使用せず風景を撮ることがメインなら500枚以上は確実に撮影出来そうです。 オートフォーカスは7点測距のままで使用していますが、時々背景に合致してしまうことがあるようです。露出は逆光でもあまり不自然になったことが無いのでAEロックを使う必要がありません。 ただ背面液晶はかなり明るく表示されるため、それを見て露出補正をすると出来上がりがかなり暗くなってしまいます。 10Dとの比較でバッファ容量のことがよく議論されていますが、普通の撮影では全然問題ありません。銀鉛の一眼を使っていた時にはフィルム代がもったいなくて連射などしたことがありません。なぜバッファ容量ばかりが問題視されるのか良く判りません。 ほとんど衝動買いで購入したKissDですが、大きさ、重さ、価格のバランスがとれているため十分満足です。特にEF-Sレンズとセットで約800gと軽量なため、嫁さんが撮影するのにも苦痛にはならないようです。上級機種も検討したのですが一回り大きく重さも増すため、嫁さんが気軽に使えないだろうと思い断念しました。本当はist*Dが一番だったのですが、デジタル一眼の過渡期に18万円も出して購入する気はおきませんでした。 今までの経験から言うとデジタル機器の寿命は3年です。3年後にはもっといい機種がたくさん安く世の中に登場していると思います。それまではこのKissDで色々撮影し、写真を撮ることの楽しみを味わいたいと思っています。 見た目がちゃちなKissDが13万円は高すぎると言う人もいますが、約7年前におもちゃのようなFujiFilm DS-7を約10万円で購入した私にとっては安い買い物と思っています。使い捨てのコンパクトデジカメに対しデジタル一眼レフはレンズが使い回しできるので、長い目でみると結構お得ではないかと思っています。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
KissD購入し、使ってみて感じたこと。他いろいろ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今回KissDを購入するに当たって困ったのはカメラ店のなさ。電気屋はいっぱいあるのでKissDを購入するのは困らなかったが、交換レンズやストロボといった用品はカメラ専門店でないとどうしても揃わない。 しかし昨今のデジカメブームのため、昔ながらのカメラ店は姿を消してしまい、ラボ+デジカメ販売店ばかりになってしまった。 特に私の住んでいる市を含めて隣接3市まで範囲を広げてもカメラ店は全く無い。 そのため車で少し走って交換レンズを購入したのであった。 電車に30分ほどのればヨドバシカメラもあるのだがちょっとしたものを購入するのにわざわざ出かけるのも大変である。 デジタル一眼レフがたくさん売れて、専門知識をもった昔ながらのカメラ店が復活してくれればいいのにと思っている。 運動会で本格デビューを無事はたしたKissDであるが、レスポンスもよくたくさん撮影したためCFが340MDだけで足らなくなり、予備の128MCFまで使いきってしまった。 今後のことを考えると、追加で256MCFを一枚購入しておこうかと思っている。あまり大容量のものは破損した際のショックが大きい。今までも旅行で間違ってフォーマットしたり、一部が破損して全く記録されてなかったり、といった大失敗をしたことがある。 その経験から小容量を複数所有しこまめに交換していった方が安全と思っている。 ファインダーの暗さについて あちこちでKissDのファインダーの明るさが致命的に暗いと書かれているが、私はそんなようには感じない。昔はマニュアルフォーカスの一眼で、F4のレンズにx2テレコンをつけて使用していたこともある。その暗さから比べるとkissDの明るいこと。最近のデジタルビデオのファインダーよりも遙かに明るいので、いつもビデオで撮影している人がKissDのファインダーを見たらその明るさにびっくりするであろう。 KissDでマニュアルフォーカスが使い物にならない(使えない)、と論じている人が多いが私はそんなにひどいとは思わない。実際にF6.7とかなり暗い100-300mmズームを使用し、運動会でマニュアルでフォーカスを合わせてみたがピントは合っていた。 KissDレンズキットのEF-S 18-55mmについて レンズキットにはEF-S 18-55mmレンズが付いているが、KissD本体のみとの差額は\15,000ほど。18mmから始まる超広角ズームが他にこんな安価で購入できるだろうか(ちなみCanonで次に安い超広角ズームはEF17-40mm F4Lで定価\120,000!)。歪曲収差もも目立たないし逆光でもハレーションがでる訳でもなく結構使えるレンズだと思う。 広角レンズの必要性はイヤと言う程わかっている(狭い部屋や後ろに下がれない場所での撮影など)ので、安価で広角レンズが手に入るということは重要であった。 使えないレンズとあちこちで酷評されているが、小型軽量のこのレンズは、旅行で景色を撮ったり記念撮影をするにはもってこいだと思う。 手軽に手に入る28mmから始まるズームレンズはKissDにつけると28x1.6=45mmとほとんど標準レンズになってしまって役立たずである。 ただこれはあくまで私個人の感想。カメラが好きな人は最高機種を購入して、磨いていればいいだけのこと。写真が好きな人は手軽に安価で手に入るKissDをまずは購入して、どんどん撮影してみればいいと思う。なおこれらの件について論議するつもりはさらさら無いので苦情はお断りである。 今までのカメラ歴は 約27年前にPENTAX MEsuper+50mm標準レンズを購入した所から始まり、その後K2−LXと機材を購入。白黒写真の現像、焼き付けも行っていた(D76やトライ-Xと聞くと懐かしいと思う人もいるのでは)。その後、趣味がビデオからパソコンに移ったため一眼レフからは遠ざかり、約7年前にFUjifilmのDS-7(35万画素)を付属品込み約90,000で購入。一年後にオリンパスC820L(81万画素)を購入。二年後オリンパスC2000Z(200万画素)を購入し、デジカメのマニュアル撮影を楽しんでいた。しかし今年お気に入りのC2000Zを破損させてしまい、NikonE3100(300万画素)を購入。そして今回のKissD購入に至っている。 今まで撮影したデータは数万枚。そのうち約15,000枚はHDDに保存してある。現像費用や保管の心配をしなくてすむデジタルデータなのでたくさん撮影して購入したカメラは十分活用しているつもりである。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
覚え書き(簡易操作マニュアル?) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
オートパワーオフ 電源を入れて1分間操作しないとオートパワーオフになるが、シャッターボタン半押しで復帰する。 電源onで撮影できるまでの時間は約3秒。ちょっと遅いが我慢出来るレベル。 現像パラメータ パラメータ1はコントラスト/シャープネス/色の濃さを1段プラスに設定したもの。パラメータ2はすべてが0に設定されている(P55) 縦横自動回転表示 縦位置で撮影した画像を横向きに表示する機能。そのためのセンサーが入っているため振るとカラカラ音がする。(P57) ISO感度 全自動モードでは変更できず、100〜400で自動設定。他のモードに切り替えると1600まで設定できる(P48) AFフレームの固定 P、Tv、Av、Mのモード時、背面右上のボタンを押すとフォーカスポイントのランプが点灯。シャッター部のダイアルで任意のポイントをフォーカス点に設定できる。解除するにはダイアルを回して7点全部が点灯するようにする。電源を切ったり、モードを切り替えたりしても一度変更すると変わらない。(P60) これを利用するとフォーカスロックも可能。 全自動モードでのフォーカスポイント 自動的に合うのは一番近い被写体。他のポイントに合わせたい場合はモードを変更してフォーカス固定する。(P37) AIサーボAF スポーツモード時は最初からこのオートフォーカス。シャッター半押しでAFが動作したままになり、常に被写体にピントを合わせ続ける。ピントがあっていなくてもシャッターがおりる。(P39) ワンショットAF デフォルトのオートフォーカス。ポートレート、風景、接写、夜景、A-DEPのモード時に選択される。ピントが合うまでシャッターがおりないので、一瞬を撮影したい場合には向かない。 マニュアルフォーカスでの動作 レンズの切り替えをAFからMFに切り替えるとマニュアルフォーカスで撮影できるが、ピントが何処にあっているかファインダー内のランプで確認出来る(P62) 連続撮影モード モードダイアル右のボタンを押すと、連続撮影モードになる。ただし全自動モードではできない。(P63) バッファからCF書き込み中にシャッター半押しすると書き込みは中断される。 ポートレートとスポーツモード時は連続撮影モードに固定される。 全自動モードとPモードの違い 全自動モードはすべてカメラまかせ。Pモードはダイアルで絞りとシャッタースピードの組み合わせが変更できる。(P64) 変更する場合は一旦シャッターボタンを半押しして情報を表示させてから行う。 映像素子(CMOS)の清掃 ちゃんと清掃用のモードがあり清掃方法も説明書に記載されている。(P32) AE、FEロック 露出を固定するのがAEロック。ストロボ光を固定するのがFEロック。シャッター半押し後4秒以内に、AEロックボタンを押す。 解除方法は不明だが、モードダイアルを変更すると解除される。 ストロボがポップアップしていると自動的にFEロックとなる。 AE、FEロックが使えるのはP、Tv、Av、M、A-DEPのみ。 アクセサリーシュー X接点がないので、社外品のストロボを使用する場合はアダプターが必要になる。なおアクセサリーシューに何かが取り付けられると、内蔵ストロボは使えなくなる。(自動的にポップアップしなくなる) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
レンズメーカのデジタル対応状況 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
SIGMAに問い合わせてみました。 無印はROM交換もできないので使えないそうです。 SUPERと名のつくものはROM交換でデジタル対応になるそうです。 IIがつくものはそのままで使用できるそうです。 問い合わせ例 A> DL MACRO 70-300mm F4.5-5.6 B> DL MACRO SUPER 70-300mm F4.5-5.6 C> DL MACRO SUPERII 70-300mm F4.5-5.6 A> APO MACRO 70-300mm F4.5-5.6 B> APO MACRO SUPER 70-300mm F4.5-5.6 C> APO MACRO SUPERII 70-300mm F4.5-5.6 Aは対応不可、BはROM交換でOK、CはそのままOK |
今までに使用したデジカメのレビューはここ↓
FujiFilm DS-7
オリンパス C820L
オリンパス C2000Z
Nikon COOLPIX3100(E3100)