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国内DC版DEAD OR ALIVE2(タイトル)

長らく待たせていただきました〜
が、またまた反感をかうことに(^^;

●国内DC版DEAD OR ALIVE2

 うちでは北米DC版を購入したこともあって、便宜上、ここでは国内DC版と書いていますが、国内で発売されたDC版DOA2は、2000年9月末に発売されたこのソフトだけなので、通常、DC版DOA2と言えばこれを指すものだと思ってください。テクモの国内Dreamcast参入第一弾であり、多分、最後のDreamcastタイトルです(涙)。この他、DC版ではヨーロッパ向けのものも発売されています。開発順序としては北米→ヨーロッパ→日本の順となっていて、内容も後に開発されたものの方が豪華になっているみたいです(ヨーロッパのはよく知らない)。

 PS2版のところに書きましたが、国内DC版のリリースが遅くなったのは、テクモの販売戦略として行われたもののようですが、結果的に一番豪華なDC版となったのは、うれしいような悲しいような(^^; 開発チームの思いと企業としての思惑とは、必ずしも一致しないでしょうから、開発側の気持ちには複雑なものがあったのかな〜などと思ったりもします。

 
国内DC版、パッケージ&レーベル  国内DC版初回限定の方のパッケージ&レーベルです。主人公のかすみ(左側)、異父姉妹のあやね(右)がコンビを組んだ(?)パッケージは、何て言うかDOAっぽくて好きです。通常版はパッケージがこれとはパッケージが異なると思いましたが、どんなのかは忘れちゃいました(店頭で一、二度、見掛けただけなので)。ピクチャーレーベルの方はあんまり私の好みじゃないです。

 
 タイトル画面とモード選択画面です。ゲームモードも豪華になって、一段目がストーリー、タイムアタック、サバイバル、タッグバトル、チームバトル、二段目がバーサス、スパーリング、ウォッチ、UPS、インターネット、三段目がオプションとCGギャラリーになります。

 このうち、最後のCGギャラリーは通常版には入っておらず、初回限定にしかありません。何枚かのCGイラストが見られるという、本当におまけのモードなのですが、通常版ではわざわざモードを1つ抜くという背景には、初回限定版を出来るだけ売りたいという意図があったのでしょう(想像)。
国内DC版、タイトル&モード選択画面

 
国内DC版、キャラ選択&ゲーム画面  キャラクター選択画面とゲーム画面です。キャラクターはDOAにいたバイマンが復活、ラスボスもプレイできるようになりました。追加キャラはストーリーモード、ウォッチモードでは選べませんが、それ以外のモードでは普通に使うことが出来ます。

 キャラクターのコスチュームもPS2版と比べて増加しています。下の画像、左側はエレナC5ですが、シンプルなコスチュームでエレナの線の細さが目立ち、今までのエレナとはちょっと違った印象になりました。また全般にエレナのコスチュームは割といい感じだと思うのですが〜(これは欲目かもしれない)

 あと、細かいところではC1かすみが三つ編みからポニーテールに変更されています。これはヨーロッパ版からの仕様変更のようで、国内DC版ではボタンにより、従来の三つ編みも選択できます(ヨーロッパ版は分かりません〜)。

 
 またまたTHE DRAGON HILLの壁というか窓というか格子状のところへ、C1エレナを叩きつけたところです。PS2版と同じく、ステージが拡張されており、ここへ吹き飛ばし系打撃などで相手を叩きつけると、壁をぶち壊して建物内部に落下していきます。建物の中は巨大な龍の像が奉られている広間になっていて、なかなかに神秘的な雰囲気が漂っていて『いい感じ♪』←(一応、レイファン風なつもり)

 この他、ステージに関しては、PS2版にあった追加ステージはどういう分けか収録されませんでしたが(性能的に無理とは思えないような?)、DOAにあったレイファンのステージと、ゲンフーのステージが、BGMとともにリメイクされて復活しました。いや〜、懐かしさで涙ちょちょ切れです。
国内DC版、壊れる壁&拡張されたステージ

 
国内DC版、増えたタッグ投げ  タッグバトルでのタッグ投げのワンシーンです。エレナとレイファンのオリジナルタッグ投げは、アーケード版、北米DC版にはなかった追加要素で、多分、PS2版から入ったような気がします(PS2版はあまり遊んでいないので、確かにそうかは自信がなかったりしますが〜)。

 北米DC版でも処理落ちが見られましたが、国内DC版DOA2の場合、ひらひらの多い追加コスチュームでタッグを構成した場合、タッグ交代時などに、かなりの処理落ち&スローモーション化してしまいます。北米DC版のところにも書きましたが、この辺はハードウェアのパワーの限界なのでしょう。

 
 C1エレナの上段パンチをC5エレナが上段ホールドで取っているところです。ファイルサイズ圧縮のため、ぎゅんぎゅん減色したので(16色)、かなり寂しい感じの画像になっちゃいました。

 エレナの上段パンチホールドはアーケード、北米DC版、PS2版とは変更され、手を足で絡め取るような感じになりました。格好良いんですけど、ホールド発生から終了まで、時間がらちょっと掛かるので、プレイのテンポ的には前の方がいいな〜というのが、私的感想です。
国内DC版、エレナ、上段Pホールド

 
国内DC版、手すり当たって倒れるモーション  C1エレナをC5エレナが手すり状の壁(?)に叩きつけているシーンです。完全な壁ではない手すりのような壁に、相手を叩きつけた場合、国内DC版からは相手が壁にもたれ掛かるようには(壁ダウン)ならなくなり、通常ダウンするようになりました。
これは恐らく、ゲームバランスの微調整のための仕様変更だと思われます(壁ダウンさせられた側は、その後の行動が限られるので、一方的に負けやすくなるのです)。また、壁際でのみ発生する壁投げですが、エレナの壁投げ(壁を背にしながら後フリープラスパンチ、転腰龍尾脚)でチェックした限りでは、上の画像の場所(手すり上の壁の隣に通常の壁が隣接している)では、投げモーションに入り視点が切り替わる時点で、通常の壁の部分にポジションが移動し壁投げが発生します。手すり上の壁の範囲が広く、隣に通常の壁がない場合(壁投げ有効範囲外ということ?)、壁投げは発生しませんでした。

 
 ノーガードで立っているC1エレナをC5エレナが(打開)で吹き飛ばしたシーンです。PS2版と同じように、吹き飛ばし能力が大幅にアップしています。
国内DC版、エレナ、→P+K、モーション

 
国内DC版、ジャンプPホールド  C3ティナのジャンプパンチをC1エレナが中段ホールドで取っているところです。これもPS2版と同様に、ちゃんと相手にダメージを与えるようになりました。ジャンプパンチはホールドされても、受け流されるだけで直接はダメージを受けないので、ローリスクな攻めとして、アーケードでも使われていましたが、これを修正したということですね。アーケード版でのジャンプパンチ多用のような、三竦みの穴を付くような攻略は嫌いなので、この仕様変更は大歓迎です。

 
 C5アインが立ち状態、ノーガードC6あやねに、(光露)を決めたところです。北米DC版とは大きく吹き飛び方が異なっているのが分かると思います。どちらの飛び方にしても、吹き飛んでしまうので、その後の展開が大きく変わること(コンボがつながるとか)はないと思うので、単に演出上の仕様変更のような気がします(こっちの方が迫力あるっぽい)。
 これはアインのこの技限定ということではなく、例えばかすみのの最後のだけを当てた場合、同じような感じで吹き飛ぶようになっているので、恐らく、アーケード版、北米DC版にあった吹き飛びモーションの他に、新しく追加されたモーションなのだと思います。国内DC版をプレイしていて、何か変な飛び方をする時があるな〜とは思っていたのですが、今回、やっと確認できました。なお、モーションはこの他に仰向けのものもあって、若干、軌道が異なりますが、ヒット時の音などは同じなので、同じ吹っ飛び方に分類されるのだと思います(両者の足の出方によって左右されるのかも?)。

 
国内DC版、エレナ勝ちポーズ  C5エレナの勝ちポーズです。よく考えたら、同じステージ、同じコスチュームで統一した方が、バージョンごとに画像の比較が出来て良かったのかも。

 C5エレナは普通にありそうなシンプルなコスチュームで、私的にはなかなかに好みです。国内DC版をプレイするときは、このコスチュームが多いかな〜
 
 
 PS2版から更に追加されたモードについて書いていないので、簡単に触れてみます。ウォッチはCPU同士が戦う様子を観戦できるというもので、私も待望していたものの1つなのですが、残念ながら体力が即時回復するアンデッド仕様(?)なので、どちらかが勝つ、負けるいったことがなく、緊張感とかがありません。せっかく付いたのにこの仕様では勿体ないです。これは今後のDOAシリーズでは改善して欲しいですね〜

 UPS(ユーザープロファイルシステムだったかな?)は、元々、アーケード版で計画&開発された、VMを使ったシステムのことで、DC版のそれを見る限り、ある種の対戦データレコーダーみたいなもののようですね。アーケード版で使えれば、知らない相手との対戦成績が記録されたりして、面白そうなシステムだと思うのですが、コンシューマ版ではありがたみはあまりないかもしれません(アーケード版では風営法の問題で没になっりました)。UPSをオンにしてプレイすると、追加コスチュームなどが出やすくなるので、そちらの方が意味があるのかもしれません。

 インターネットは専用のDreamPassport3でDOAのオフィシャルサイトやDEAD OR ALIVE NETWORK FANCLUBに接続できるというもので、FAN CLUB内にはDC版ユーザーだけが入れるVIP ROOMも用意されていますが、内容は何枚かのキャラのCGがダウンロード出来るのと、数回のプレゼント企画が行われただけで、大した内容ではありません(^^;

 さすがに長らく待たせたことはあって、PS2版と比べると、結構、お買い得感がある国内DC版DOA2ですが、発売から1週間ほどしたところで、PS2版でリメイクされたDOA2が年末発売されるという情報が入りました。どうやら販売店へ入った注文FAXなどが出所だったようですが、この事態を巡って、オフィシャルBBSは再度、荒れることに…

 なるほど、そう考えると国内DC版の初回限定版にのみCGギャラリーモードを入れて、通常版からはわざわざ抜いた理由が想像出来そうな… ゲームの売れる年末にDOA2 HARD・COREの発売は決まっていて、その受注を始めるのは時期的に、国内DC版発売日直後になってしまう。DOA2 HARD・COREが出るという情報が漏れてしまえば、国内DC版の売れ行きは当然、落ち込むであろうから、HARD・COREの受注が始まる前に国内DC版を出来るだけ、市場に流してしまいたい…っという邪推が出来ちゃいますね。

 真実のところはテクモの方だけが知るところでしょうけれど、PS2版、HARD・CORE、両方の発売に絡んで、一部の、特にセガファン系ユーザーの反感を買ったことは事実でしょう。まあ、ゲームマニアだけが商売の相手ではありませんけどね(こんな事、書いて、画像使用許可が下りなかったらどうしよう(^^;;;)。でも、今回、反感を抱いたユーザーは、DOA3、遊んでくれないかもしれないなぁ…うーん。

 最後に、隠し要素についてですが、大まかなところがテクモのサイト内で公開されていますので、うちでは省略しました(細かいことは載っていないですが〜)。もし、テクモのサイトから削除される時がくるようなら、後生のために(?)、追記するかもしれません〜

 ★追記★
Mainichi INTERACTIVEのGame Questにも、感想(というか説明に近い)を送りました。Oliveraie 〜オリーブ園〜内に、Game Questに送った感想一覧ページを作りましたので、お暇な方は更なるテキスト地獄におつき合いください(笑) テキストだけで説明するのはとっても大変〜(あと、かしこまった書き方も、またまた大変〜)

本サイト及びこのページで使用しているDEAD OR ALIVEシリーズに関わる画像は、事前にテクモ株式会社の許可を得た上でWebで公開したものであり、これらに関わる全ての権利は、テクモ株式会社に所属します。またこれら画像を許可なく複製、配布、販売などを行うことも禁じられていますのでご注意下さい。DEAD OR ALIVEオフィシャルページへリンク
 

2001/05/14 作成
2001/11/12 Game Questのことを追記
2002/06/11 微妙に修正


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