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DOAキャラクター紹介 1(タイトル)

DOAのキャラクター紹介とか、
私的感想とかです〜

●前作DOAとDOA2のストーリー

 と、DOAがどんなストーリーか書きたかったのですが、実は私もよく分かってません(^^; ナムコのソウルキャリバーなどは、積極的に設定やストーリーを公開して、プレイヤーの興味を引く作戦のようですが、DOAは逆に細かい設定を明かさないで、想像してみてくださいっというスタンスを取っているみたい。なので、よく分からないのですが、公開されている資料などを基に、分かる範囲で書いてみます。

 DOAとは異種格闘技大会の1つで、数々の異種格闘技大会の頂点に立つという設定みたいです。賭けが合法化されているDEAD OR ALIVEは、非常に大きな収益を生み出し、全世界に中継されるほど、有名なのだそうです。DEAD OR ALIVEを主催するのはDOATEC(Dead Or Alive Tournament Executive Comittee、”デッド・オア・アライブ”大会執行委員会)という団体で、表向き、格闘大会の運営をしているだけみたいですが、利権が蠢く中、裏で色々あるみたい(^^;

 ゲームのDOAの舞台となったのは第1回DOA大会ということになりますが、DOA自体は、それ以前から行われていたようで、当初、ローカルな大会だったものが過激さなどで人気に火が付き、規模と利益を拡大して行った。そして執行委員代表、フェイム・ダグラスは巨万の富を得て、政財界にまで大きな影響力を及ぼすようになったようです。

 っということで、第1回DOA大会というのは、多分、DOAの世界統一チャンプ決定戦のような催しなのでは?っと、私的に想像しています(でないと第1回、第2回などの辻褄が合わないのだ(^^;)。第1回DOA大会参加者のうち、何人かは特別な招待選手扱いっぽい感じがします(バイマン、ハヤブサは赤文字で書かれた招待状を持っており、ゲン・フーのところにはスカウトらしきスーツの男が訪れていますので〜)。

 DOAの役割の1つには、ダグラスの身を守るための私設部隊の人材集めという側面もあり、過去の優勝者の何人かは、ダグラスの部下となっているとのことです。まあ、部隊の人材集めというのは、表向きの理由なのかも知れませんが…

 第1回DOA大会優勝者は、かすみで、かすみは叔父であり、霧幻天神流を破門された雷道(DOAのラスボス)を倒し、思いを遂げた〜っというところまでがゲームのDOAでのお話です。それから時は流れ開かれた第2回DOA大会。フェイム・ダグラスは死亡、怪しい陰がうごめく中、参加者はそれぞれの思いを抱いて、大会に参加する〜というのがDOA2のストーリー設定〜ということでいいかと思います。

 では、以下、各キャラクター紹介とかです。ネタバレとかが嫌いな方は、見ないようにしてください〜 なお、プロフィールにある身長・体重などはDOA2の設定のものです(DOAの方とは結構違っているキャラもいたりする、身長が縮んじゃったキャラとか(^^;) あと、画像の方は国内DC版で撮影したもので、コスチューム番号も国内DC版に準じています。
 

かすみ、アップ
かすみ、横から
●かすみ
国籍:日本
性別:女
誕生日:2月23日 17歳
血液型:A型
身長・体重:158cm、48kg
スリーサイズ:B89、W54、H85cm
流派:霧幻天神流忍術天神門
職業:抜け忍
好きなもの:苺のミルフィーユ
趣味:占い

 上側の画像、下側の画像の左は、アーケード版でもお馴染み、かすみのC1、下側画像左が国内DC版から追加されたC7です。C1はPS2版とは異なり、髪型が三つ編みからポニーテールになりました(ボタンで選択可能)。

 ちょっと露出度が高すぎる気がするのですが〜 そういうのもDOAの売りではあるんでしょうけどね(でも嫌悪感持つ人もいそうな気がする)。デフォルトはDOAのC3(DOA2 HCだとC7)などの方が良いと思うのは私だけ?
●キャラクターの設定とか

 かすみは霧幻天神流17代目頭首、紫電と妻、菖蒲(あやめ)の子で、兄はハヤテ=アインです。本来、霧幻天神流18代目頭首は、ハヤテが継ぐはずでしたが、ハヤテは何ものかに襲われ半死半生の身になったため、18代目頭首はかすみが継ぐようにと父に命ぜられます。しかし、父が何かを隠していると感じたかすみは、真実を知り、そして兄の敵を討つべく抜け忍となり、第1回DOAに参加してしまうのです。

 かすみが里を飛び出したのは、兄の事件があってから1年後、もうすぐ18歳になるという時期だったとのこと。頭首として認められのは、18歳になってからという掟があるため、かすみは正式に霧幻天神流頭首に就いていた訳ではありません。頭首自らが抜け忍になる訳には行かないでしょうから、就任する直前に抜け出してしまったのでしょう。

 っとなると、かすみのコスチュームの謎(に思っていたのは私だけか?(^^;)が解けるような気がします。かすみの忍者にあるまじき、派手というか露出度が高く、しかも背中にデカデカと『霞』の文字が入った目立ちやすい衣装。なぜ???っと思っていたのですが、これは恐らく、頭首引継のための忍者的正装、または忍者的晴れ着のようなものなのではないでしょうか。正装を纏い、腰には兄の形見の小刀を携え、そして敵討ちのための、半ば死を覚悟しつつ戦いの舞台に上がる…そんな感じなのではないでしょうか〜

 ちなみにアーケードの方の設定だと、職業:高校生(抜け忍)と書いてあるので、決して、忍者修行だけを行っていたのではなく(もちろん、自由になるほとんどの時間は修行に充てられたのでしょうけど)、高校生として学校にも通っていたのでしょう。なので、セーラー服がコスチュームの中にあるのは、変ではないということみたいです(が、DOAに出場するのに相応しい服かどうかは???ですが(^^;)。

 さて、第1回DOAですが、かすみは最後まで勝ち残り、兄の敵が雷道であることをしり(想像)、ついに自分の叔父である雷道を倒し、思いを遂げた…かに見えたかすみですが、その直後、超人開発を目論む組織に捕らえられ、超人開発の被験体にされてしまいます。DOA2のオープニングやストーリーモードで出てくる『偽物かすみ』は、この時、作られたかすみのクローン『かすみα』です。かすみはその後、何とか、逃げ出したのでしょう。

 そうそう、ついでに書いておきますが、DOAのラスボス、かすみの叔父である雷道ですが、何かDOAの時、洗脳とかされていそうな気がします。DOA++の雷道エンディング(だったような…うろ覚え)で、それっぽいようなテキストが表示されたような…(これまたうろ覚えです、スミマセン。単に薄れ行く記憶の中で呟いているだけなのかもしれない(^^;) なので、DOAの真のボスは雷道でないことは確かでしょう(想像)。

 それから時間が流れ、開かれることになった第2回DOA、かすみは兄、ハヤテを探すべく、参戦を決意します。DOAの設定だとハヤテは半死半生の身で、忍の里(天神の村?)にいるはずなので、ここのところがちょっと矛盾するっぽいですが、半死半生にされ発見されたハヤテは、多分、アインの試作クローンなのでしょう。で、その事実を謎の組織に捕らえられた時、かすみは知り、本当の兄を探して…っということでどうでしょう?

 DOA2 HCのPageにも書きましたが、かすみは第2回DOA2で死んじゃうと予想していました。見事、外れました(笑) DOA2のメインストーリーは、ハヤブサがラスボスを倒したことになりましたので、かすみは死んじゃってません。初めは、アーケード版リリース当初、ハヤブサのストーリーモードが本筋なのかな???っと思っていたのですが、その通りだったようです。

 そうそう、かすみの背中には漢字で『霞』と書いてありますが、名前はあくまでも、平仮名のかすみなんだそうです(昔、オフィシャルBBSで板垣さんが書いていた)。背中の刺繍(?)は漢字にしないと、収まりが悪かったから漢字にしたけど〜とか確かそういう理由だったと思います(うろ覚え)。アーケードのDOA1の設定には『霞』や『疾風』などの漢字も使われているので、正式な名前→かすみ、略な感じ→霞っと考えると、自然な感じの解釈になるかも。

 あと、上にも書きましたが、かすみが腰に携えている&オープニングデモで演舞に使っている小刀は、兄、ハヤテのものなのだそうです。確かアーケード版DOAのオープニングデモでも使っています。コンシューマ版DOAのエンディングに流れるモノクロのムービーで、かすみが小刀を持っていると思いますが、あれがアーケード版DOAのデモの一部です(BGMは別物です)。兄の敵討ちっという意味や、兄の身代わりとして、お守りに持っているのかもしれません。

 霧幻天神流忍術に関しては、コンシューマ版DOA2に取り説に記載がありますが、表の天神門と裏の覇神門に分かれていて、かすみが使う天神門は、超人的な肉体と武術鍛錬を旨とし、霧幻天神一門のほとんどはこちらを習得するのだそうです。

 自ら霧に溶け、変幻自在に舞い、指一本触れられることなく、幻となって静かに敵を討つ、そのさまは霧か幻かと例えられるような忍術。この表現は、恐らく霧幻天神流表の流れである天神門のことを表しているものと思われます。あやねが使う覇神門は、霧幻天神流の中でも、ことさら秘密にされており、人に例えられるほど、その存在は表に出てきていないはずですから。


●ゲームでのプレイ感想とか

 さて、実際にゲームでプレイする際のかすみですが、強さでいくと全キャラクターの中ではかなり上位の方に入ると思います(多分、上から3〜4番目までには入るかと)。出が早い攻撃が多く、打撃コンビネーションのバリエーションも豊富、上中段用の後上斜め前フリー(桜惑い)ホールドも持っていますし、投げ技では下斜め前下斜め前フリープラスパンチ(朧)がダメージ大きいです。起き上がり攻撃も倒れ方によってはフリープラスキック(湖月脚)とか キック前キック(起連脚)などの独自の起き上がり蹴りが出せます。

 下段から始まるコンビネーションはなかったような気もしますが、下フリープラスキック(風渦閃)など単発の下段もちゃんとあるし、前パンチ下キック(閃光幻落脚)のような下段に派生するコンビネーションは豊富なので、下段打撃で困ることはないでしょう。

 反面、トリッキーな技も多く、上手く使うにはセンスが必要とされるキャラクターだと思います。私は上手く使いこなせないですね〜 上手く使うと忍者っぽい、トリッキーで格好良い動きが出来ます。主人公のかすみですので、格好良いプレイを探してみてください〜
 
 

ハヤブサ、アップ
ハヤブサ、横から
●リュウ・ハヤブサ
国籍:日本
性別:男
誕生日:6月15日 23歳
血液型:A型
身長・体重:177cm、70kg
スリーサイズ:B105、W83、H92cm
流派:隼流忍術
職業:アンティークショップ経営
好きなもの:寿司
趣味:登山、釣り

 上側の画像と下側画像左が、私がゲーセンで使っていたC2のハヤブサ、左が国内DC版から追加されたC5のハヤブサです。今回、ハヤブサは忍者っぽいコスチュームだけなので、ちょっと寂しいかも。
●キャラクターの設定とか

 父親はジョー・ハヤブサで既に亡くなっているようです(母の方は資料がないので?です)。彼は忍の道を引退(?)しており、恋人とのアイリーン・ルウとニューヨークでアンティークショップ(古武道具とか?)を経営、平和に暮らしていました。が、ある日、フェイム・ダグラムの名が入った第1回DOAへの血染め招待状が届けられ、大会の陰に潜む邪悪な陰を察知した彼は、大会参加を決意したのでした。

 DOA2では、第2回DOAの裏に破壊天狗、万骨坊の存在があることを知っている、(多分)数少ない人物の1人で、万骨坊を倒すため大会に参加したみたいです。ストーリーモードで追加されたステージ間デモで、ジャンに対し言うセリフからも、その辺は伺えるかと思います。

 かすみの兄、ハヤテとは幼なじみ&親友&ライバルで、当然、かすみとも知り合いです。ステージ間デモで『心配するな、かすみ』という一言には、友であるハヤテとその妹かすみへの思い遣りが込められていて、私的に好きなシーンです。DOA、DOA2のストーリーに深く関わるキャラクターで、DOA2リリース当初、DOA2のストーリーは、ハヤブサのものがメインなのかな?っと思っていました(結果的に、やはりそうでした(^^;)。

 ハヤブサは、テクモが以前、発売した忍者龍剣伝というゲームの主人公らしく、アイリーンとともに出ていたそうです(私は未プレイなので分かりませんが〜 何でもC3のコスチュームは忍者龍剣伝のものらしい)。アイリーンは確かエージェント役で出ているとかいないとか(未プレイなのでますます知りません(^^;)。また、DOAの相関図によると、DOAでフェイム・ダグラス暗殺を画策する謎の組織について、アイリーンは過去に調査を行ったという経緯があるとのことです。

 ちょっと蛇足ですが、隼、紫電、ハヤテなどのネーミングは、何となく、旧日本軍の飛行機の名前っぽい感じです。確かアーケード版DOA2リリース当初、板垣さんがBBSに書き込みしていたと思ったのですが、アイン(ハヤテ)は開発時、FRANKと言われていた時期があったとか(記憶違いがあるようだったらごめんなさい)。ネタバレになるのでレスは付けないで〜とのことだったのですが、FRANKというのはアメリカ軍が旧日本陸軍四式戦闘機、疾風に付けたコードネームのことなんですね〜 つまりアイン=ハヤテだよ〜と。

 隼流忍術についても取り説に書かれています。少数精鋭の忍術で、技術的には霧幻天神流と近く、また、山伏や天狗などとの関係が最も深い忍なのだそうです。ハヤブサが災いの元凶を知っていた背景には、そういう設定があるようです。

 霧幻天神流と隼流忍術については、技術的にも近い部分があり、何らかの交流があったことを伺わせます。この点、取り説によると、どのような関わりがあったのか、一切、資料が存在していないとのことですが、その昔、両派が同じ主に仕えていた時があり、それを切っ掛けに交流が始まったみたいです(それっぽいことが昔、オフィシャルに書いてあったような)。なので、ハヤブサとハヤテ、かすみたちは、時には共に修行することなどもあったのかも?

 蛇足ですが、ハヤブサにとって、身近な人間は、ハヤブサのことを『リュウ』と呼ぶみたいですね〜(アイリーンとかハヤテとか) なので、ハヤブサというより、リュウと言った方が通っぽいかも? 身近であるはずの、かすみが『ハヤブサさん』っと言うのは、やはり目上の人なので、言葉遣いに気を付けているのでしょうね。


●ゲームでのプレイ感想とか

 ゲームの中で使う際のキャラクターとしてですが、強さ的にはハヤブサもかすみと並んでかなり上位のキャラクターになると思います。飯綱落とし(後下斜め後下下斜め前前フリープラスパンチ下下斜め前前上斜め前上フリープラスパンチ後上斜め後ろ上上斜め前前下斜め前下フリープラスパンチ)は、投げコンボの中で唯一、投げ抜け出来ないですし、相手のパンチをホールドした際も、ホールドからの飯綱(パンチホールド後、下下斜め後後上斜め後ろ上フリー前上斜め前上上斜め後ろ後下斜め後下フリー)に派生します。この辺はオフィシャルBBSで論議が戦わされたところですが、Team NINJAとしては、これでOKということなのでしょうね。私は特別扱いに反対だけど…

 他にも上段を空かしながら出せる下下斜め前前パンチ(臥竜閃)とか、ホールドされても受け流されるだけでノーダメージな上斜め前キック(日輪脚)とか、一旦、後に引いてからドンと出る後パンチプラスキック(我王掌)とか、イヤらしい技もいっぱいです(笑)。とにかくホールド飯綱があるので、ハヤブサの相手側はパンチ系打撃を出しにくいんですよね〜

 あとハヤブサは逆立ちが面白いです。上手く使えば結構、強いですし、ハヤブサだけが出来る動きなので、タッグコンボに組み込むだけではなく、使っていただきたいですね〜(勝ちを求めるプレイヤーには不要かも?ですが)
 
 

ゲン・フー、アップ
ゲン・フー、横から
●ゲン・フー
国籍:中国
性別:男
誕生日:1月5日 65歳
血液型:A型
身長・体重:170cm、78kg
スリーサイズ:B96、W102、H99cm
流派:心意六合拳
職業:古書店主
好きなもの:麻婆豆腐
趣味:水墨画

 上側の画像がC5、下側左がC2、右がC4になります。派手さではC2ゲン・フーが一番かな? うちで遊ぶときにはシンプルなC5が好みです。

 プロフィールを見て思いましたが、思ったより体、大きいんですね〜
●キャラクターの設定とか

 ゲン・フーはDOAのメインストーリーとはあまり関わり合いがないみたいで、大会に参加する理由も第1回DOAの時の理由は『交通事故に遭った孫娘を助ける治療費のため』でした。自動車事故に巻き込まれた際、両親とも亡くなっており、メイ・リンにとって、身よりはゲン・フーだけになってしまったそうです。

 辛うじて命は助かったものの、様態は日に日に悪くなり、治療するためには、設備の整った病院へ転院させる必要があったものの、決して裕福とは言えない古書店主のゲン・フーには、その資金を捻出出来るはずもなく、途方に暮れていた。そんな中、訪れたスーツ姿の男(恐らくDOATECのスカウト)がやってきて、孫娘を救うためには、参加して賞金を手に入れるしかないと、DOAへの参加を促した。今まで、何度も断ってきたゲン・フーでしたが、ここに至り、ついに大会への参加を決意する…っという感じの設定みたいです。

 もしかして、交通事故というのは、DOATEC側の陰謀だったのかも? 故意に事故に巻き込み、ゲン・フーには払いきれない入院費、治療費を請求し、それと引き替えにDOAへ参加させるっという策略だったのかな?と。過去に何度、打診しても首を縦に振らなかったゲン・フーを無理矢理、DOAに参加させるためには、こういう手法を取ったのかもしれない〜などと想像してみました。

 第2回DOA大会への参加理由は『病床の孫娘を救うため』とのことで、第1回DOA大会で、優勝賞金を手にすることが出来なかったゲン・フーですが、それなりの成績を残したため、いくらかのお金は手に入れたのでしょう(優勝者ほどではないにしても、お金が出るみたい〜)。なので、何とか孫娘を死なせずに済み、怪我もいくらか良くなり掛けたところに、今度は合併症を発病(怪我の悪化ではなく、病に冒されたことになっているみたいなので)、またしても孫娘を救うため、彼は戦うのであった〜っというのが私的想像です。

 目的が孫娘を助けるためということで、他のDOAのキャラクターとは、あまり関わり合いがないのですが、PS2版DOA2以降のステージ間デモでは、エレナとは面識があることを伺わせる内容が追加されていますね(アーケード、北米DC版ではなかった)。

 元々は剛拳で名を轟かせた人物であったのですが、昔、戦い挑まれ、反射的に相手の若者を殺めてしまい、以後、拳を封印していました。今回、孫娘のためには戦わざるを得なかった分けですが、本当は戦いたくはないのかもしれません。

 心意六合拳については、確かマンガか何かありませんでしたっけ? 私は読んだことないんですけど。自ら急所をさらす危険をかえりみず、正面から接近戦を挑み、やられる前にやる、一撃必倒、なのだそうです。

 ちなみに孫娘の名前は『メイ・リン』です〜(人形ファン的に笑)
 (ゲーマーの方向けに解説すると、着せ替え人形ジェニーのフレンドドールに、メイリンというお人形があるんですよ) 


●ゲームでのプレイ感想とか

 うーん、戦い方にも拠りますが、思うにゲームとしてのDOA2の中で最強なのは、多分、ゲン・フーです。下斜め後前パンチ(烏牛擺頭)など、どっかんどっかん吹き飛ばす技に恵まれていますし、クリティカルをノーマルヒットで誘発、カウンターなら浮かせられる上パンチ(とう掌、上段攻撃だけど相手の上段を空かして出せる)、下斜め前(長く入力)パンチ(挑領、中段だけど出は遅め)、中段で出が早くカウンターヒットならクリティカル誘発技になる前パンチ(盤肘)、下段で同じくカウンターヒットならクリティカルを誘発させる下斜め後パンチ(白蛇翻捶)、ホールドが取れないビギナー相手なら、これだけで充分かも…(^^;

 投げ技では相手を空中に放り投げる下下斜め前前フリープラスパンチ(雲閉日月把)で、そこから空中コンボにつなぐのも良し、投げた後、相手が倒れず、相手より早く動ける下下斜め後後フリープラスパンチ(硬開三皇鎖)で、投げの後、再び投げるか、上中下段の打撃に振るか、相手に迫ることが出来ます。またかすみと同じように、一部キャラしか持っていない上中段用の後上斜め前フリー(採手またはろう手)も持っていて、足りないものは手足の長さくらいという気もしちゃいます(笑)

 恐らくこのHomePageを見ているであろうA氏は、ゲン・フーを使う際に下下斜め前前フリープラスパンチの後、強烈な空中コンボ入れるのを自粛していました。ダメージ優先、勝ち優先なら、もちろん、使わない方がおかしいのですが、この辺、対戦に何を求めるのか、何が楽しいのか、人それぞれだな〜と思います、ホント。
 
 

エレナ、正面から
エレナ、横から
●エレナ
国籍:フランス
性別:女
誕生日:1月30日 21歳
血液型:AB型
身長・体重:170cm、49kg
スリーサイズ:B90、W56、H86cm
流派:劈掛拳
職業:オペラ歌手
好きなもの:ブランマンジェ
趣味:愛犬の散歩

 上側の画像が国内DC版で追加されたC6、下側左が私がゲーセンでもっぱら愛用していたC2エレナ、右がC1エレナです。エレナのアップはコンシューマ番DOA2のところでいっぱい出したので、今回、動いているっぽい画像にしてみました。
●キャラクターの設定とか

 エレナはDOAの主催者フェイム・ダグラムと愛妾の世界的ソプラノ歌手との間に生まれた若手プリマドンナであり、また、劈掛拳(かひけん)の達人でもあります。ある日、母とともに共演していた舞台で、何ものからか狙撃され、この時、エレナ自身は無事だったものの、母はエレナをかばい死亡してしまいます。首謀したらしいダグラムも死亡し(理由は??です)、事件の背景にはDOAが絡んでいると見た彼女は、劈掛拳を武器に第2回DOAに参加し、ことの真実を見つけるため、また母の敵を討つために、戦うことになったのでした。

 ストーリー間デモでのアインとの場面、あれ、格好良いですよね〜 ほれぼれしちゃいます。が、よくよく見ると、アインのことをイプシロンと呼び、コントロールが解けているようね、っと一言。つまりエレナって悪い人なのかも(^^; 少なくともハヤテを連れ去ったり、かすみでクローンを作ったりした謎の組織と、何らかの関わりがある人物なんでしょうね(やっぱり、謎の組織の主催者もダグラムで、DOA大会は賭けや興行の利潤だけでなく、超人開発のための素体探しも兼ねているとかなのかな〜?)。DOAのメインストーリーとも深い関わりがありそうなので、DOA3でどうなるか気になります。

 劈掛拳は蛇身鷹手とも言われ、両手を鞭のように用いる拳法で、遠距離からの攻撃を得意としているそうです。


●ゲームでのプレイ感想とか

 順位を付けるとエレナは多分、弱い方です。女性キャラの場合、スピードがある反面、パワーがないというキャラが多いのですが、エレナの技スピードは概ね並です(^^; 朴歩(ぼくほ)や背向け姿勢を使わなければ、割と素直な操作性だと思いますが、朴歩や背向けはエレナ使いの場合、必須だと思うので、そう考えるとやっぱり難しめのキャラクターなのかも。背向けや朴歩になっても良さそうな瞬間というのが分かってこないと辛いですしね。

 朴歩というのは下パンチプラスキックで行えますし、パンチパンチ下キック(連環穿脚)などの朴歩移行技から行うことが出来る、独特の低い姿勢のことです。朴歩中は相手の上段攻撃は全く当たりませんが、ガードやホールドが出来ません。また朴歩中に下下を入力すると、朴歩よりも低い姿勢に一瞬、沈み込み、その間は中段属性の打撃も当たらなくなります(仆歩〜低膝)。なので、これを使って相手の打撃を空かした後、投げて見たり、打撃に振ったりとかするのですが、沈み込むのは一瞬なので、めちゃめちゃ使えるっという程ではないです。また、あんまり下下を連発するのは、個人的には格好悪いと思うのでイヤです。

 朴歩姿勢からは、下(長く入力)フリープラスキック(前掃腿、間合いの広い下段攻撃)や、前パンチパンチキック(連拳起脚)、後パンチキックパンチ(勢震脚撩陰掌)など、この姿勢からしか出ない技が多くあるので、個人的にはその技を使うために朴歩になる機会の方が多かったような気がします(仆歩〜低膝は多用すると、DOA2の三竦みが薄れて面白くないと思うので)。個人的には下斜め前(長く入力)キック下(長く入力)キック(盤肘穿脚)とか、格好良くて好きなのですが、実戦ではあまり使えなかったような(使い所が下手なので)。

 相手に背中を向けた状態で静止する、いわゆる背向けについてですが、実はエレナとあやねだけは、背向け状態で他のキャラクターと作動が異なる部分があります。他のキャラの中にも出すと背向け状態になる打撃技を持っているものがいますが、背向け状態から相手の方向にレバーを入れると、すぐに前に向くのに対し、エレナとあやねはレバーを入れても背向け状態をキープしますし、背を向けたまま相手の方向にダッシュも出来ます。

 背向け状態を解除するには、相手と間合いを離す方向へダッシュする、Fボタンを押す、背向けから正面へむき直す打撃技を出すのいずれかを行うことになります。相手に背中を向けているので、背向け状態ではガードもホールドも出来ません。背向けのメリットは、背向け状態からのみ出せる打撃技が使えること、相手を惑わせることですね。

 エレナの場合、背向け状態にするためには、背向け状態に移行する打撃技を出すのですが、その選択肢は非常に多く、パンチパンチ後(長く入力)パンチパンチ(劈ろう架推掌)のパンチパンチ後(長く入力)で止めるなど、コンビネーションを途中で止めて背向けになる技もあれば、下斜め後パンチ(挿歩挑拳)のように単発で背向けになる打撃もあります。

 背向け状態のエレナは下キック(後蹴腿)のような高性能な打撃が出せますし、投げも一応、出せるので、相手がホールドを出しそうな時やガードで固まっている場合などは、投げを打つといいですね。投げは『一応』、と書いたのは、エレナの背向けだと、そのままの姿勢では下段投げが出ないんですよ〜 下(長く入力)フリープラスパンチとやっても、振り返ってから立ち投げになっちゃうのです。あやねだと素直に下段投げが出るのですが… 

 まあ、相手がしゃがむまたは下段ホールドすると読めば、中段打撃で対処すれば良いのでしょうけど、中段が出しにくい状況とかあったようななかったような(ないかも?(^^;)。あと、せっかく読んだのなら、やっぱり下段投げを決めてハイカウンターにしたいですね〜 やっぱり三竦みで倒したいです。 一応、フリーを押せば前に向き直るので、そこから下段投げは出来ますが、振り返る分、ワンテンポ送れますし、なかなか思うようにはいかないんですよね。実戦でも数回しか、むき直してからの下段投げは成功しなかったような気がします。

 エレナの通常打撃ですが、特に使える技というと、上段打撃を空かしながら出せる中段下斜め前(長く入力)パンチパンチ(挑打下らん)が筆頭にあげられるでしょう。私もつい多用してしまいがちになりますが、ワンパターンはちょっと格好悪いのでイヤかも。モーションは下斜め前パンチパンチ(独立下劈)の方が格好良いです。下キックキック(旋転後蹴腿)とかは下→中のコンビネーションなので、なかなか反応しにくいですし強力です。あと、リーチは短いですが、後パンチプラスキック(輪臂撩掛勢)とかは、一見、技の属性が分かり難いので、時々、出すと効果的ですね〜

 エレナは中段属性の技が非常に多いので、コンシューマ版のホールドだと、バシバシ、ホールドされることが予想されるので、投げを意識的に多く使っていくべきでしょうね。エレナの投げはあまり多くなく、ダメージ優先なら下下斜め前前フリープラスパンチ(搖頭擺尾、背向けや朴歩からF+Pでもこれが出る)、間合いが微妙に離れる打撃をガードした後などは、前前フリープラスパンチ(しょう変たく掌撃臉)、とっさの時には通常投げか後フリープラスパンチ(穿劈)、下段投げは、相手にプレッシャーを与え続けたい場合は、投げた後、相手が倒れない下フリープラスパンチ(しょう剪)、一度、仕切なおしたい場合は投げた後、相手が倒れる下斜め後フリープラスパンチ(風巻舞)、っという感じで、適材適所に使っていけば良いと思います。

 
DOA2キャラクタ紹介 1(このPage)
DOA2キャラクタ紹介 2を見る
DOA2キャラクタ紹介 3を見る
 
 この中のキャラで個人的お薦めというと、やっぱりエレナでしょう(笑) 依怙贔屓はいけないとは思いますが、やっぱり愛着がありますし〜 強さで行くとゲン・フーになるのかな〜 でもハヤブサも強いしな〜 かすみも強いし主人公だし。どれ選んでもOKです(謎)。かすみC4(黒忍者)とハヤブサC4(黒忍者)で地味〜にタッグバトルというのも、なかなか良いかも。

 そう言えば4人の中で、唯一、ハヤブサだけが安らげる生活を送っていたっぽくて、他の3人はそれぞれに暗いバックグラウンドを持っているような… でも、逆に今まで幸せに(っというかやっと幸せに〜かな?)暮らしていた日常を捨てて、DOAに参加するというのは、余程、使命感とか友情とかに、突き動かされての行動なんでしょうね。

 そうそう、忘れていましたが、昔、DOAオフィシャルPageにあった開発秘話の中で、DOAのバイマン、ザック、ハヤブサの3人を『不人気トリオ』と呼ばれていました(^^; ハヤブサが入ってしまうのが…な気もしますが、DOA2になってからは見せ場も増えたし、人気も上がったかも〜


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2001/05/14 作成
2002/06/11 加筆&修正


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