よもやま05 

日本語はおもしろい!!

〜英語翻訳編〜
 私は新しい物好きで、AV製品とかパソコン関係の機器、その他いろいろなものにすごい興味があるんですが、その関係でよくやるのがカタログ集め。で、最近カタログを見ていてよく目にするのが、「この写真はイメージ画像です。」という但し書きです。例えば、インクジェットプリンタの解像度が倍になったとか、テレビをノンインターレース画像にしたら従来のインターレース画像に見られたちらつきが減ったとか、そう言うことをアピールするCMやカタログには必ずといって良いほど出てきます。
 「イメージ画像」って、言いたい事はわかりますが変だと思いませんか。だって、「image」という単語の主だった意味が「画像」なんですよ。画像画像になっちゃいますよね。確かに、日本語における「イメージ」はというのは、「心に浮かんだ像」という意味が強いのでこういうことになってしまうのはわからんでもないですが…。 英単語を日本語化してカタカナ表記する際に、もとの意味と変わってしまう例は他にもありますよね。例えば「アイテム」。英単語の「item」を直訳すれば、「事項」とか「品目」とかいう意味になってしまいますが、日本語で必須アイテムという言い方で使うときは、道具という意味で使われますよね。これは確かファミコンのRPGが発祥だと思ったんですけど…。 海外の文化を取り入れては自分流に加工する日本人、そうやって生まれる文化っておもしろいです。でもそれがオリジナルを作った連中にも通用するかは別なんですよね。カタカナ化された英単語を日本流の意味で使ってて外人にわかってもらえなかったことがあったりするとそう言うことを痛感します。

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