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桃色機械の謎(タイトル)

発売されたことが最大の謎かも?
 

 昨年の夏、MicrosoftのTrackball Explorerの故障により、やむを得ず乗り換えたLogicoolのCordless Optical TrackMan(CT-100)だったのですが(この辺は以前、書いたとおりですが〜)、結局、私の手には合いませんでした。最大の難点は左クリックボタンの硬さです。小さいから押しづらいというより、そもそも硬いんですよね。軽く作動する右クリックボタンとの不釣り合いさは、操作感としてもどうかな?と疑問に感じますし、CT-100の独特なボタンレイアウトとギブアップを決断させるポイントにはなりましたが、これらに慣れる慣れない以前の問題として、親指を痛めてしまいました…(涙)。

 ということでトラボ難民となってしまった私(涙)。マウスを常用とするのは辛いため、早急に代替機を探さねばなりません。めぼしい新製品は登場しない現状では、選択肢はさほどありません。価格的にも評判的にも、比較的手が出しやすいというと、LogicoolのMarble Mouse(ST-45UPi)と、KensingtonのOrbit Optical。あとはサンワサプライのフォース辺りでしょうか。既に地元のパソコン屋さんからトラボが消滅しており、実物を見て決めることは出来ません。なのでWeb上の情報、レビューだけが頼りだったり…(ああ、絶滅危惧種の悲しさ)。

 このうちMarble Mouseはホイールはないものの、ボタンが左右2つ+2つありますし、他と比べ価格もちょっと安め。レビュー記事でも概ね評判は良く、最も堅そうな選択肢に思えたのですが、CT-100との最悪の相性を思うとちょっと手が出しづらい感じ。あとブツブツ模様のボールの仕様が、ちょっと嫌だなぁ…と(^^; CT-100の場合、全体にボールの色調が暗くて、さほど気にならなかったのですが、Marbleの方は、ブツブツがハッキリ見える感じのようですし。

 Orbit Opticalは、2ボタンのみのシンプルな構成。ボールは本体に乗っかっているだけなので、持ち運びの際、ボールの落下や紛失が心配かも。市場での価格はMarbleよりは高めな感じで、機能と価格から見たコストパフォーマンスとしては不利な印象です。ただしボールは光学ブツブツ仕様ではないので、その点だけはMarbleよりも良いかも?。あと本体の造形的にも、Marbleよりこちらの方が好きです。

 フォースは、Trackball Explorerと同サイズの大きめなボールと、2ボタン+ホイールというポインティングデバイスとしてのスタンダードな機能を備えているのが魅力的。価格的はOrbit Opticalよりやや高めですが、Web通販を細かくチェックしていけば安めなところもあるようなので、ほぼ同価格帯と言えるかも。難点はメーカー的信頼性のなさ(ストリームという失敗作の影響大)、ホイールの操作性と華奢な作り、あとボールを支える点(支持球)が金属球であり、耐摩耗性に不安があること。

 で、散々、悩んで出した結論がOrbit Optical。ただしPink!。時々、書いていますが、私、色的にピンクが大好きなんですよ〜。あと、トラックボールという偏ったデバイスに、PC周辺機器としては偏った色を持ってきた心意気ってものが気に入ってしまったというか(単なる根性曲がりとも言う)。またトラックボールの代名詞といえば、Kensingtonの大玉というイメージがあって、どうせならKensingtonを一度試してみたいという気持ちもありました。購入したのはAmazonで価格は3,500円ちょっと。そんなこんなで桃色機械が手元にやってきたのでございます〜。

 
Orbit Optical Pink、パッケージなど パッケージなどはこんな感じ。向かって右上に「ソフトに美しい指先で」とリボンの絵付きで書かれているところからみて、この桃色機械のターゲットは女性層のようですね〜。しかもピンクは日本限定色なのだそうですが…。企画したのはKensington?、それとも七陽さん?。

 うーん、女性向け=ピンクという発想は分からないではないのですが、この機械に関していえば、率直に可愛いとは言い難い配色のような…(ラバーコートっぽい黒の部分が、明るい色だったら印象違いそうだけど…)。

 …などというのは野暮なのかもしれません。何たってピンク。日本限定のピンク。日本に住んでて良かった〜!(謎)。

 Orbit Opticalの本体サイズは、トラックボールとしては小型になるのかな?。私は手が大きいので、もう少し大きい方がしっくり来そうな感じなのですが、別に無理なく使えます。手の置き場所に自由度があるからでしょうか。粘土をグネグネしたようなエルゴノミクスな形状のものだと、手のサイズが重要になりがちですが、ああいうデザインが本当に手に使いやすいのか、ちょっと考えさせられてしまいますね。

 
Orbit Optical Pink、支持球のアップ Orbit Opticalの支持球は非金属っぽい白い球です。Webで情報を漁ってみたところ、摩耗しにくいアルミナセラミックでは?とのことで、支持球にフラットスポットが出来たという話も見掛けません。このテキストを書いている時点で、うちでは約半年使用したことになるのですが、もちろんフラットスポットもありませんし、転がり具合が悪くなったということもありません(この画像は現時点でのものだったりします)。

 ボールの転がりは軽く滑らかで、もしかしてCT-100よりも良いくらいかも(でもCT-100の方がきちっとしているというか精巧な感じが好ましいとも思ったりも)。Webのレビューなどでは軽すぎるとの話もありますが、転がりが軽い上、ボール自体の質量も軽いためか、ちょっとだけ慣れが必要かも。軽〜く指先で転がす感じで操れば快適に使えるのですが、これまで乗り継いできたトラボたちとはちょっと違うかも。ボールに起因するらしい不具合もあるので、他のトラボのボールと交換した際の操作感とういのは、ぜひ試してみたいところなのではありますが〜(ボールだけ売ってくれませんかね?)。

 
 ということで購入した桃色機械なのですが、使い始めてすぐ挙動に違和感を感じました。Web上にもいくつか報告が上がっているのですが、Orbit Opticalシリーズのボールは、一部に模様が存在しない部分があって、センサーがここに差し掛かると、ボールの移動を感知できなくなるというトラブルがあるようなのです。トラックボールの大手ファンサイト(?)のレビューでは、特に問題にされていなかったので、個体差なのかな?と、購入前には気にしていなかったのですが、私の購入した桃色機械は見事、この症状を発生いたしました…。

 Trackball Explorerの故障から始まり、CT-100で親指痛発生、で今度は初期不良ですか…。何て付いてないんだろう…(涙)。と愚痴っていても仕方ないので、Webで情報をチェックしつつ、症状と推察される原因について詳しく書いたメールをナナヨーさんのサポートに送信。ボールだけ交換すれば大丈夫そうなんだけどなぁ〜と思っていたのですが、サポートからは丸ごと一式の交換対応になるとのこと。着払いで発送し、数日後には新しい物が届きました。

 が、新しく送られてきた物のボールも、部分的ににラメっぽい模様がないところが存在しており、何となく嫌な予感。早速、チェックしてみると、やはりラメのない部分でボールの動きを読んでくれないことが判明。しかも交換前の本体より、センサーの感度が低い印象(ラメなし部分での読み取り不良が激しい感じ)。

 さてこのセンサーがボールの移動を感知出来なくなる現象についてですが、もう少し細かくリポートするとですね、不具合品のボールでもボールを移動し続けている場合には、読み取り不良はあまり発生することはありません。多くの光学式トラックボールや光学式マウスに共通すると思うのですが、センサーが対象物(ボールなりマウスパッドなり)の移動を感知している場合、照明用(?)LEDが複数点灯し、移動対象物を明るく照らします。で、移動対象物が停止した場合には、停止後、数秒してから、複数点灯しているLEDのうちいくつかが消灯し(概ね1つ?)、対象物を照らす明かりが暗くなります。で、再度、ボールなりマウスなりを動かし始めた時、センサーがそれを感知すると消灯していたLEDが点灯し、対象物を明るく照らし出す〜以下、その繰り返し〜という作動になりますよね。

 うちで確認した不具合は、ボールのラメのない部分が、ちょうどセンサー部に差し掛かった時、ボールの動きを止めた場合に発生します。ボール停止後、数秒すると後、LEDが1つ消灯し、明かりが暗くなる分けですが、照明が暗くなる&ボールのラメがない(ボールの反射が低い)という条件が重なることにより、再度、ボールを動かした際、ボールの動き出しを感知できなくなってしまうのですね(新しい本体では、ボールを動かし続けている場合でも、ラメなし部分で無反応を起こす場合があります。なのでこれは本体側の感度の問題かなぁ?と思っているのですが〜)。

Orbit Optical Pink、ボールの比較 さて再びナナヨーさんのサポートにメール。ナナヨーさんからは"手違いで作動確認をしていないものを送ってゴメンナサイ、作動確認したボールのみを新たに送付するので受け取ってくださいな〜"というような意の返信を頂き、手元に届いたのがこちらになります。

 ちょっと分かりづらいと思うのですが、どちらのボールも模様の向きが大体、同じになるようにして撮影しています。新たに送られてきたボールも、全体的な模様は不具合品のそれと同じなのですが、不具合品でラメがない部分についても、不均一な感じでラメが入っており(アンドロメダ銀河っぽい模様というか…)、作動チェックしてみても、この部分でボールの読み取り不良が発生することはありませんでした。

 ということでボールの読み取り不良については、ある程度、改善したのですが、今度は他の模様のある部分で、稀になのですが読み取り不良が起きるのを確認してしまいました(涙)。どうもボールの模様がある方向に傾いた状態で、ピンポイント的に反射率が低い部分が出てしまうようなのですが、一見するとラメがあるように見えるので、明確に場所を特定できないのですね〜(本体側のセンサー感度の問題のような気もします)。

 ナナヨーさんのお手紙には、これでもダメなら返金対応にも応じる用意がありますよ〜(かなり意訳)との言葉もありましたので、どうしようかと悩んだのですが、ボール交換によりある程度は満足に使えるようになったこと、本体の形状、操作感自体を気に入っていたこと、トラボ難民としてさまよい続けるのは辛いなぁ〜と思ったこと、トラボには希有な桃色機械だったこと(謎)、などなどにより、このまま使い続けることに致しました。

 
 どうせ使うならもっと快適に!ということで、いくつか手を加えてみることにします。まずは本体底面のボール穴(?)。多くのトラックボールのボール受け部(?)の底面には、ボールが取り出しやすくするためなのか、はたまたゴミや埃を落とすためなのか、穴が開いていることが多いですよね。

Orbit Optical Pink、底面にスポンジ貼り Orbit Opticalも同様の穴あき仕様なのですが、このトラボの場合、少し穴から露出するくらいの位置に、ボールが設置されているんですね。机の上で使う分には問題ないのですが、柔らかい物の上(クッションやベッドの上など)で使う場合、穴から露出したボールが床面と触れてしまい、上手く転がせないという事態が起こったりします。

 これについては、100均で売っているゴム足(スポンジ足?)を穴の周りを囲うように切り張りして対策完了(うーんお手軽(^^;)。見た目はイマイチですが、通常、操作時に底面は見ないので、美観を損ねるということもないでしょう〜。

 またボールを転がす際、わずかに擦れるような音&感触があったので、触っていそうなボール受けの底面周りを中心に、軽くサンドペーパーを掛けます。

 
Orbit Optical Pink、開けてみたところ 次は分解〜。ネジ3ヶ所で止められているだけなので(1つはゴム足の下)、分解は簡単です。うーん、こうしてみると、何かお魚を開いたみたい???。

 このトラボ、5年保証なのですが、分解&改造などしてしまうと、当然、保証対象外になってしまいます。当たり前ですが自己責任ってヤツですね、はい。しかし、マウスやトラボって、何で保証期間が長い物が多いんでしょうね、謎です…(Trackball ExplorerもCT-100も5年保証でしたし、IntelliMouse Opticalも5年保証ですし)。

 
 で、何で分解したのか?というと、スイッチの交換をしたかったから!だったりします。普通の方が使う分には、ボタンが押しづらいとか硬いということはないと思うのですが、CT-100の硬い左ボタンにより、痛めてしまった親指では、特にドラッグ操作をする時など、ちょっと辛いのです(涙)。

Orbit Optical Pink、マイクロスイッチ交換 Orbit Opticalに使われているマイクロスイッチですが、オムロンの物と交換可能で、なおかつオムロンのマイクロスイッチには、一般形の他に低荷重動作形というのがあるのだそうなのですね〜。型番としてはD2F-01Fで良いのかな?。Web通販も可能だったので、早速、取り寄せて交換作業致しました。

 ちなみに私、元々、手先が不器用なので、ハンダなどの電子工作も苦手だったりします。今回はハンダ吸い取り線を上手く使えなくて、元々のマイクロスイッチを外すのに苦労したのですが、注射器のようなハンダ吸い取り器で上手く取れました。大昔に買ったきり、使わずに持っていた代物なのですが、うーん持ってて良かった…。Orbit Opticalのスイッチ周りの基板は、割と空間に余裕があるので、少々、ハンダ作業に手間取っても、トラブることは少ないと思います〜(手先が器用な人なら、なおさら問題なく作業できることでしょう)。

 さてスイッチを交換した我が桃色機械ですが、当然ながらクリックが軽くなり、ドラッグ操作は楽になりました〜。ただし軽いが故に、指を乗せていただけのつもりが、意図せずボタンを押してしまうこともあったりなかったり…。という分けで、他の方にお薦めする気にはならないのですが、軽〜いボールの操作感には、軽〜いボタンの押下感は、よくマッチしていると思うデスよ。という分けで(?)、手の掛かる子ほど可愛い(なのか?)。現在のメインなポインティングデバイスは、この機械だったりします〜。
 

 
Expert Mouse Pink、パッケージなど ということで、2007年8月末くらいから、桃色機械がメインのポインティングデバイスと相成ったのではありますが…。やっぱ気になる分けなのでございますよ。

 毒を喰らはばサラまで(謎)と申しましょうか。今年に入ってから、ついに親玉の方も買ってしまいました!(笑)。Expert Mouse Pink、桃色機械の大玉さんを。

 ほら、Kensingtonの大玉機というと、トラボ使いの身としては、何となくとラックボールの王様的なイメージがある分けですよ。なので、一度は手にしてみたかったというのもありますし、あと先のナナヨーさんのサポートに好印象を持ったのも、購入意欲に結びついた要因の1つでもありますが…。でも何たってピンク。日本限定のピンク。日本に住んでて良かった〜!(またかよ)。

 こんなブツは当然、静岡のパソコン売り場の店頭には置いてない分けで(というか、そもそも最近はハンディ機以外のトラボ自体が置かれていない)、Web通販と相成ったのですが、やはり1万円は超えちゃいますね…(1万円切っているようなお店は、ショップの評判が悪かったので避けました)。

 さて桃色大玉さんですが、第一印象としてはデカイ!。トラックボールというアイテム自体、独特の存在感があると思うのですが、大型&色彩によりそれが際立っているというか…。異彩を放つというのは、こういうことを言うのでしょうか。「ピンクなのに可愛らしくない」無気味に大きなExpert Mouse Pink。という感じ…。

 Orbit Optical Pinkと比較すると、コードもピンク、ゴム足もピンク、コードを縛ってある針金までピンクという、徹底した桃色っぷりが潔いです。ボタンやボールは銀色ですが、いっそのことメタリックピンクにしちゃえば良かったのに〜とか思ったり(無責任)。銀色のパームレストが付属しますが、Webの評判に拠れば、取り付け部分が破損しやすいとのこと(ナナヨーさんのWebサイトにも、「パームレストは仕様上、着脱を行うことは前提となっておりません。着脱の際は慎重にお願いいたします。」と太文字で書かれていますね〜)。あと臭いが強烈という話も出ていたので、こちらは未開封のまま、しまってしまいました(^^;;; 設置場所によってはパープレストがないと手首が疲れそうなので、私もいずれ良さそうな品を別途、調達してこようかな?と思っています。

 操作感ですが、さすがお高いだけあって、ボタンのクリック感もカッチリしてますね〜。マイクロスイッチの違いはもちろんあると思いますが、ボディ側の剛性とか組み方にも違いがあるのかな?と、私的に想像。私的にはもうちょっと軽い方が扱いやすそうなので、マイクロスイッチの交換も考えましたが(余分に購入してあるデス)、さすがに1万オーバーの機械の5年保証を捨ててしまうのは怖いので諦めました。

 EM7の特徴でもあるスクロールリング、これのクリック感はマグネットによるものなのだそうですね。私的には全然、違和感を感じなくて、下手なマウスのホイールのよりそれよりも良いかも。リングの回転時に、若干、擦れるようなザラついた感触はありますが、それでも想像していたよりはスムーズです。今後のモデルチェンジで感触がリファインされれば、とても良い感じになると思います〜(が、次のトラボって開発されているのかなぁ…)。

 
Expert Mouse Pink、支持球のアップ 桃色大玉さんの支持球は透明感のある赤玉です。Webで情報では人工ルビーでは?とのこと。こうしてアップで見てみると綺麗かも?。

 この支持球、接着されている風には見えないのですが、土台に挟まっているだけなのでしょうか?。大玉故にボールが重いので、本体にボールをセットする際には、ちょっと気を遣った方が良いかも。下手すると支持球の台座が割れたりとかしちゃいません?。私は本体を横に傾けた状態でボールを入れるようにしています。

 ボールを転がした感じはスムーズで、さすがに人工ルビーだけのことはあります(と適当に書いてみる(^^;)。高速で転がした時は、ゴーという感触がありますが、もうちょっと馴染んでくれば、多少改善されるのかな?(まだあまり使い込んでません)。

 
Expert Mouse Pink、ボール 桃色大玉さんのボールは、直径約55mm、重さ115gくらいかな?。桃色機械の小玉と比べると、大きさもそうですが、操作時の重量感がかなり違う感じです(小玉は直径約40mm、重さ40gくらい)。大玉さんを使い始めた頃は、Operaのマウスジェスチャーの、例えば右→左→右などの操作の際、ボールの慣性により、素早い操作がし辛いかも?とか思ったのですが、慣れるとどうと言うことはないですね。今はマウスジェスチャーも問題なく使いこなせています。

 ボールの色はメタリックのシルバーで、メタリック具合は完全に均一ではなく、若干の濃淡がある感じです。もっともメタリックが存在しない部分はありませんので、センサーの無反応などは一切発生していません。ああ、これの40mmタイプがあれば…。

 Expert Mouse(EM7)には、スタンダードなブラックの他、日本限定としてホワイトとピンクがありますが、ボールの色がブラックが黒玉、ホワイトとピンクは銀玉です。で、ちょっと気になる話を見掛けたのでリンク張っておきます(ShopUのお客様の声へ)。「Black付属の黒いボールでは初期応答が遅いときがあります」とのお話なのですが、やはりボールの反射率の差が影響しているのでしょうか。あと本体側のセンサーの当たり外れの問題もあるのかな(当たりのセンサーなら黒ボールでも問題ないが、外れのセンサーだと取りこぼしが起きるとか。でも反射率銀玉なら外れセンサーでも問題ないとか)。

 
Orbit OpticalとExpert Mouse Pinkを並べた図
 
 現在、私のPCには、色んな場所に置いて使う桃色機械(Orbit Optical Pink)、置き場所固定で座った時のみ使う桃色大玉さん(Expert Mouse Pink)、GIMP(グラフィックのフリーソフト)や多ボタンが欲しいゲームで使うマウス(IntelliMouse Optical)という3つのポインティングデバイスを接続して、必要と気分に応じて使い分けています。いや〜、USBって便利ですね。何個もマウスやトラボを同時接続出来るというUSBの有り難みを噛み締めている次第なのでございます。

 複数のポインティングデバイス接続時に問題になりがちなドライバの件ですが、まずゲームでマウスを使用する際にIntelliPoint 4.1を使いたいので、まずこれを優先(4.1はクリックロックがゲーム中にも効くので、私的には非常に重宝しているのです。IntelliPoint 5以降だと、ゲーム中は効かなくなってしまう)。

 で、IntelliPoint 4.1をインストール済みの状態で、KensingtonのMouseWorks 6.03(日本語版)をインストールを試みたところ、途中、警告が出るものの、あっさりインストールを完了してしまいました。時々、設定が保存されない場合や、IntelliPointと競合する項目もあるのですが、ボタンの割付なども、それぞれがちゃんと機能します。

 ただ、しばらく使用してみたところ、私の使い方だと、MouseWorksによる細かな設定は必要ないことが分かったため、アンインストールこそしていないものの、現在、MouseWorksは立ち上がらないようにしています(msconfig.exeのスタートアップの項で、kmw_run.exeのチェックを外したデス。不要な常駐モノが居座っているのは嫌な性分なので〜。必要があればkmw_run.exeを実行すれば良い分けですし〜)。また疑似ホイールスクロールについては、フリーソフトのWheel Ballが使い勝手や作動の感じが好みだったため、これを使用しています。

 しかし、すっかりマイナーデバイスになってしまったトラックボール。現在は辛うじて、いくつかの選択肢が残ってはいますが、今後については予断を許さない状況のような…(涙)。やはり今のうちに、いくつか予備を買っておくべきでしょうか。Orbitシリーズのスクロールリング搭載タイプとか出して欲しいのですが〜。

 さて"桃色機械"というフレーズですが、こちらのサイトさんからパクリお借りしました

飼い馴らす

 Orbit Optical Pinkについて情報集めている際に辿り着いたのですが、雑記の中のトラボ導入顛末記(?)など、とても面白く、中でも"桃色の機械"というフレーズをいたく気に入ってしまいまして…(ついでにOrbit Eliteが欲しくなってしまったのですが…トラボばかりあっても仕方ないので我慢しないと(^^;)。どういう方なのかよく分からないのですが、きっとただ者ではない…と思う(想像)。ユーモアとセンスと知性がバランスしている感じの文体に憧れます。

 さて桃色機械については、これで満足したという分けではなくて、まだ手を入れたいところはあったりなかったり…。まずは桃色機械のボールについて。ロジのマーブルマウス(ST-45UPi)やサンワサプライのストリームやスティングレーは、Orbit Opticalと同サイズ(直径40mm)のボールを採用しており、これらのボールが流用できるという話らしいのですね。ボールの交換により、我が桃色機械が完調になるのでは?と、ちょっと期待しているのですが〜。

 マーブルマウスのボールは、旧型光学式にありがちなブツブツ模様がキモイので、出来ればサンワのものが欲しいところ。ボールのためだけに新たにトラボを購入するのも無駄ですし、一応、オークションなどでジャンク品が出ないか、時々、チェックはしているのですが、なかなか出物がありませんね。Kensingtonが改良型ボールを作った上で、オプション販売してくれればベストなんですけど〜。

 あとは桃色機械のラバー処理っぽいパームレスト部分(?)の色について。この部分の色が明るい感じなら、もっと可愛くなるのに!。ということで塗装できないかな?と情報をチェックしてみたのですが、プラモのようにラッカー塗料でスプレーするというお手軽な方法は、耐久性に難があるようなのですね(すぐに剥げてきちゃうらしい)。Webで漁ってみた中で、比較的、有望そうなのはカッティングシートを用いる方法。こちらこちらに詳しいのですが、キャストフィルムというタイプのカッティングシートは、耐久性も高く加工もしやすいのだそうです。Yahoo!オークションでは、50cm×1mで1,500円+送料で出品がありますが…。果たして物はこれで良いのか?、凹な部分にも上手く貼れるのか?、色は何色が良いのかな?などなど、まだ妄想中の段階です。

 ということで、ようやくトラボ難民生活を卒業し、納得して使えるコロコロ環境が整ったものの、今しばらく、試行錯誤が続きそうな予感です。ピンクのトラックボールは、これが最初で最後かもしれませんから、気長に付き合っていこうと思っています。


2008/04/28:作成

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