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トラックボール(タイトル)

どうして世の中、マウスなの?
 

 私が初めて買ったPCはNECのPC-9801VM2でした。価格は確か45万円。8086互換CPUのV30は10MHz、RAM384KB(VRAMではなくメインメモリ)、5インチFDD2つ搭載したモデルでした。今から20年以上、前のことになりますね。当時、パソコンでゲームと言えばPC88を中心とした8Bit機が主流だったのですが、総合ゲーム紙Beepの16Bitパソコン特集(だったかな?)で見掛けた、システムソフトの立体版遊撃王というフライトもののゲームとか(赤青メガネ付属で、一応、立体視が可能らしいけど、メガネは使ったことなかったなぁ(^^;)、あとシステムサコムのマークフリントのゲームとかやりたくて、あえて9801を選びました。

 当時のPCと今のPCを比べると、色々、違いはある、っというか全然別物ではあるのですが、大きな違いの1つにパソコンにマウスなどのポインティングデバイスが装備または付属していることも上げられるでしょう。パソコンにマウスが必須となったのは、OSがWindowsに切り替わってからのことになると思います。なので、Windows普及以降にPCを使うようになった方は、自分でマウスを買ったことがない!っというパターンも少なくないと思います〜。またマウスに慣れ親しんだ方は、他のポインティングデバイスが奇異に見えたりするのかも…。うーん、だからなのでしょうね。世の中、ポインティングデバイス=マウスっという図式になってしまったのは。

 一方、Windowsより前の世代のPCゲーマー(なのか?)は、初めてのポインティングデバイスは自分で買ったという方が多いと思います。私がマウスを買ったのは、初めて買ったハードディスク(100MBの外付けで、何とオートリトラクトの機能がなかった)にバンドルされていたディスク管理ソフト、"ですくとっぷ"がGUIだったためのはず…。もちろん、Windows 3.0も出ていなかったMS-DOSが主流の時代のお話です。

 この"ですくとっぷ"っというソフトは、なかなかの優れもので、こちらのPageから引用すると、『「ですくとっぷ」は、MS-DOS上で稼働するビジュアルシェルです。簡単に云うとMS-DOS上で動くFinderみたいなプログラムです。 Ver1.0(1985年)に始まり90年のVer3.0まで出荷しました。また「ですくとっぷVer3.0」はハードディスクドライブの添付ソフトとしてTEAC社にOEM供給されました。』っという感じのもので、カスタマイズ性も高く、かな〜りお世話になりました。

 っという分けで、ポインティングデバイスとは、もしかしたら世間一般よりも長いお付き合いをしているかもしれないのですが、私が今のところ行き着いているポインティングデバイスは、マウスではなくトラックボールだったりします。マウスって疲れません?。手首ごと動かさないといけないでしょ?。

 
PC-9801用タッチパッド っと本題に入る前に、ちょっと脇道から攻めてみます。いえ、実はIntelliMouse Trackball撮影のため、段ボールを漁っていたところ、何やかんやと出てきましたので、一緒にアップしておこうかなぁ〜っと思いまして。

 で、まずこれですが、いつ買ったのかは覚えていません(^^; PC-9801用のタッチパッドで、MS-DOS時代に買ったものだと思う。本体の大きさは7〜8cmくらい(タッチする面はもっと小さいです)。マウスパッドも必要なければ、ボール式マウスと違って、掃除の必要がなくて良かったですね〜。

 操作感も、これが意外や意外、良い感じでした。マウスと違い、指先だけでポインティング出来ますし(この辺はトラックボールと近いものがある)、マウスと同じように、ちゃんと狙ったところにカーソルを移動させることが出来ました。この時の好印象があったので、後にノートPCのタッチパッドを触ったときは、何て使いにくいいんだろう〜!!っと、愕然としましたね。

 今、考えると、PC-9801の低解像度(640×400ピクセル)だから成立し得た操作感だったのかもしれないと思う。Windows時代のタッチパッドは、もっと高解像度で仕事をこなさないといけない分けですから。でも、もしトラックボールが死滅してしまうようなら、(もしその時に現存していれば)外付けのタッチパッドという選択肢も考えておこうと思う。

  
ミニキーボードもどき(ゲームパッドエミュレート付き)
 こちらはポインティングデバイスではないのですが、ついでに載せちゃいます(^^; これもPC-9801用周辺機器だったと思います。本体に"Multifunction Mini Keyboard"っという表記がありますが、本体とキーボードの間に入れて使うもので、一応、アイウエオ(ABC)順のミニキーボードとしての機能を持ってます。とは言っても感触は最悪で(笑)、ちょっとしたコマンド入力ならともかく、これで文字入力しようという人は、まずいないでしょう。

 そしてもう一つ、このデバイスにはゲームコントローラ用ポートが付いておりまして、方向キーとボタン2個に、キー入力を割り付けできるっという機能もあったりします。ゲーマー的にはこっちの機能の方が重要で、それなりに重宝していましたよ〜。ただ、何しろ昔の代物ですから、今のようにフラッシュメモリに設定を保存とかの機能はなく、またバッテリーバックアップもなかったため、PCの電源を入れるたびに、キー割付を設定しないといけなかったという(^^; ただ、前述の"ですくとっぷ"にはマウスカーソルをカーソルキーで動かす機能も備わっていましたので、これでキー割り付けしたゲームパッドをポインティングデバイスとしても使用していたのは確かだったりもします。

 今もそうなのですが、文字入力などの必要がある時以外は、私はキーボードは片付けた状態でPCを使います(キーボードって邪魔だと感じるタイプ〜)。これはそのためのアイテムだったんですよね〜。必要最小限の文字入力なら、これでOK、ゲームなどでカーソルや10キーを使うものは、キー割付したゲームパッドでこなすという。今はトラックボール&スクリーンキーボードに変わりましたが、この物ぐさPCライフの原点的にはここだったり。

 
Microsoft Mouse ナスビ型 さてマウスと言えば、私的に忘れられないのが、こちらの向かって左側の、PC-9801用Microsoftのナスっぽい形のマウスです。それまで、↑のタッチパッドや、安いだけのマウスや、専用マウスパッド必須の光学式マウスとか(マウスパッドは滑らかな板状で、位置検出のために格子が書かれているもの。これはそこそこ使いやすかった)など、色々試しましてきて、それなりに使ってはおりました(まあ中にはどうしようもないのもありましたが(^^;;;)。

 Microsoftのマウスを買った切っ掛けは、当時、勤めていた会社に出入りしていたPC納入業者の担当さんが、『サラさん、Microsoftのマウス、すごい良いですよ』っと言っていたからだったりします。ソフトウェアの会社のハードウェア?っと、聞いたときは懐疑的だったのですが、うーん、そんなに言うなら、1つ試してみようかな?っと買ってみてビックリ!。

 カチカチという、しっかりしたボタンのクリック感、その滑らせ心地の良さ、柔らかな白いボディに光沢も美しく、また単なるボールマウスではあるのですが、にも関わらず、きっちり動くポインタなどなど、低価格(だったかなぁ〜価格は覚えてないのですが)でありながら、明らかに高品位な感じのするこのマウスは、ちょっと感動的ですらありました。以来、10年以上に渡り、Microsoftのポインティングデバイスを、ずっと使い続けてきたのですが…。

 ちなみに向かって右側のは、AT互換機用(PS/2用)のMicrosoftのマウスになります。AT互換機に移行した際、本体とセットで購入したものなのですが、これはちょっと残念な出来でした。クリック感はカチカチと良い感じなのですが、滑らせ心地も、なぜかイマイチ(底面の形状は若干異なっている)。ボールの動きを検出するローラーの出来が悪いのか、ポインタがきっちり動かないこともあったりして、実にイマイチなものでした。ちなみにPC-9801用はMaid In USA、AT互換機用はMexicoだったかな???。

 
IntelliMouse Trackball っということで、イマイチなマウスをしばらく我慢しつつ使っていたのですが、段々とホイール付きマウスが普及してきたのを機に乗り換えを決意。散々、迷ったあげく選んだのが、このIntelliMouse TrackBallでした。

 トラックボールに決めた理由ですが…、実はハッキリ覚えていません(散々悩んだくせに(^^;)。ただゲーマー的にトラックボールというのは、例えばミサイルコマンド、マーブルマッドネス、テーカン(現テクモ)の美人キャディが出てくるゴルフゲーム等々、昔からゲーセンではお馴染みのコントローラでしたので、使いこなしに不安はなかったですね〜。

 実際の使い心地に関しては、もう言うことありません。持った感じも手にしっくりしますし、据え置きでの使用以外に、あぐらをかいたモモの上に載せて使ったり、ベッドに腰掛けて、だらりと手を垂らし、その状態のままトラックボールを手に掴んで操作したりと、マウスに比べ圧倒的に場所や使う体勢を選ばない点が素晴らしいです。操作系も、親指が2ボタン、ボールは人差し指、ホイールが中指という、理想的な指の仕事分担ぶりが、これまた素晴らしい。

 気になる点としては、ローラー式故に頻繁にローラーの掃除をする必要があり、またボールはあまり大きくなく、滑らかな回り心地とまでは行きませんでしたが、ローラーの清掃は当時、主流だったボールマウスでも必要なことでしたし、ボールの回り心地はコンパクトさとトレードオフな関係でもありますし(あと金額とも)、欠点とは言い切れないと思います。あとホイールはもう少し柔らかく回転しても良かったかも?っという気がしましたが、非常に完成度が高い(特に形状的に完成度が高いと思う)ポインティングデバイスだったと思います。

 これはホントに使い倒しましたね〜。何度かコードが断線したり、スイッチの接触不良が起きたりしましたが、その度、応急処置をして、延命させ続けました。見ての通り、外装はすっかり黄ばんでしまいましたし、ボールの回りもスムーズさに欠けてはいますが、今でも一応、完動状態です。

  
Trackball Explorer 一度、トラックボールに慣れてしまうと、なかなかマウスには戻れません。それが幸福なのか不幸なのかは分かりませんが…。いずれにしてもIntelliMouse Trackballの次のポインティングデバイスも、トラックボール以外、考えられないわけでして…。

 っということで乗り換えたのはこちらのTrackball Explorerになります。これに関しては、以前、ポツリとさらさら〜にも書きましたが、2005年末の段階で、もしかしたら製造中止になるかもしれないっという噂を聞き、乗り換えを決意したという経緯があります。この時点では、もしかしたら新作トラックボールが出るのかも?っという期待もあったのですが(ついにチルトホイール付きの新作が???っとか)、逆にトラックボールから撤退ということも予想された時期でした。蓋を開けてみれば、事態は悪い方に転がってしまいましたが…。

 この選択に関しては、もちろん、信頼のMicrosoft社製ということも選択時のポイントでした。ナスっぽいマウスとIntelliMouse Trackballと、続けてMicrosoft社製を使用してきており、また出来の良さ、使い勝手の良さも実感しておりました(AT互換機にバンドルされたナスっぽいマウスはイマイチでしたが)。あっ、そうそうPCじゃないですが、Xboxのコントローラも出来が良いですね♪(本体に付いては何も言うまい…)。これも私はPC用に愛用しています。また、このトラックボール、一応、Microsoft製トラックボールのハイエンド機で(って2機種しかなかったけどさ(^^;)、保証期間が5年と長いのも、私的に心惹かれたポイントでした。

 さてこのトラックボールの感想ですが、まずボタンが増えたのがありがたかったですね。ホイールの位置が親指の方に移動したので、少々、親指が疲れるかな?っと思ったのですが、その辺は程なく慣れました(ホイールが軽く回るのが親指疲れしないポイントだったかも)。大きなボールによる操作系も向上も実感しましたが、転がり始めのちょっとした抵抗感は、微細な操作が必要な時には、ちょっと気になりますが〜。光学式と言ってもメンテナンスフリーということはなくて、ボールと支点の掃除、あと潤滑は欠かせません。っとはいっても、ローラー式(?)のものと比べれば手が掛かりませんが〜(色々試しましたが、潤滑は、やはり鼻の脂が一番のような気がするです)。

 サイズがかなり大きいですが、私は手が大きい方なので、とても手にしっくりきました。が、姉も違和感なく操作出来ているようなので、あまり手の大きさは選ばないのかもしれません。通電するとボールのカップの部分にあるLEDが赤く光るのですが、その特徴的な本体の形状や色調もあって、何ともSFチックで格好良かったです♪。とても使いやすかったし、気に入っていましたから、もっともっと長く使って行きたかったのですが残念です。少なくとも、保証が切れる2010年までは安心して使えると思ったんですけどね…。この件については後述しますが、やられました…(怒)。

 
Cordless Optical TrackMan (CT-100) Trackball Explorerが故障し、Microsoftのサポートに連絡したところ、返金処理しか出来ないと言われたため、やむを得ず乗り換えることにしたのがLogicoolのCordless Optical TrackMan(CT-100)です。一度、多ボタンに慣れてしまうと、3ボタン+ホイールには戻るのは、ちょっと避けたい気がしましたが、そうなると選択肢って極め限られる分けで、これしかなかったというのが正直なところです。

 パッと見はTrackball Explorerに似ているものの、Trackball Fan!のレビューでかなり慣れが必要とあり、多少の不安と覚悟はあったのですが、正直、私には合わないかもしれません。私はてっきり、人差し指系トラックボールだと思って買ったのですが、色々、手を合わせて見たところ、どうやらCT-100の操作系って、親指:左ボタン・進む・戻るの3ボタン、人差し指:クルーズコントロール上&下・ホイール・ドラッグロックの4ボタン&1ホイール、中指:ボール、薬指:ボールまたは右ボタン、小指:右ボタン、っという感じになるようです(ドラッグロックは親指でも良いかも?)。何というか手の置き方に厳格なトラックボールとでも言いましょうか〜。昔、アーケードゲームにディフェンダーっという洋ゲーがあったのですが、あれを思い出しました(^^; うおー、これりゃ慣れが要るぞ〜。

 ただ、中指&薬指でのポインティングっというのは、私的には慣れの問題でどうこうなるものでもないような気もします。人差し指というのは名前の通り、ポイントするのに最も適している指だと思う(なので私的に親指系トラックボールは馴染めない)。このトラックボールも人差し指で操作することも出来ますが、そうするとホイール系を操作する際には、手を置き直さなければなりません。でもそうなると、指先だけで操作が出来るっというトラックボールのメリットが…。ホイール系を捨ててポインティングを取るべきか、それとも全てを自在に操るために中指&薬指でポインティングするべきか、非常に悩ましく、また疲れます。

Trackball ExplorerとCT-100の比較 Trackball ExplorerとCT-100を並べて撮ってみました。直接比べると、結構、大きさが違います。まあTrackball Explorerの方がボールが大きく(露出する面積も広め)、手の平を載せるスペースがの方が広いだけっという気もしますが〜。CT-100の方が確かに小さいのですが、コンパクトという感じはしないです。

 さて、他にもまだ不満があります。まずボールの模様がキモイ!(^^; ポツポツした模様が生理的嫌悪を呼び起こします〜。あと個々のボタンについてですが、クルーズコントロールとドラッグロックはボタンが小さすぎ(特にクルーズコントロールの方)、あと左クリックのボタンが硬いのが私的に辛いです。この数日、親指がちょっと痛いです(涙)。

 あとマウス用ドライバ(っというかソフトというか)に関してですが、ボタンの割り当てに関しての制限がちょっと…。左右ボタンに関しては、左右の入れ替えが出来るだけで、他のボタンと入れ替えることが出来ないんですね〜。マウスジェスチャーなどで右クリック&ポイント移動を常用しようとすると、あまり器用ではない中指〜小指を酷使しなければならず、これがまた大変(この辺が私がディフェンダーを思い出したポイントなのかも)。

 またMicrosoftのIntelliPointでは可能だったアプリケーション個別のボタン割り当てについても、CT-100とSetPointという組み合わせでは不可能で、どうしようかと当初は途方に暮れてしまいました。これに関してはuberOptionsを導入することにより、概ね解決しました(不具合が出ないと良いんですけど…)。あ〜、でもゲーム中にクリックロックが効かなくなる、っという点は、どうしようもないみたい(Trackball Explorer&IntelliPoint4.1では可能だった)。ドラッグロックはゲーム中にも効くのですが、アクションゲーでは操作しにくいですし…。

 良いところは、ボールの動きが滑らかなところ。特に静止状態から動き始める時に掛かる負荷が少なくて、スムーズな動き出しをするのは良いですね〜。Trackball Explorerよりボールが小さいので、その辺も効いているのでしょうか???。いずれにしても親指が痛くなるというのは、ポインティングデバイスとしては問題ありなので、慣れで解消しないようなら、また別のデバイスを探さないといけません。うーん、困ったなぁ…。

 
 っということで、Microsoftのポインティングデバイスを10年以上使い続けて来た身なのですが、他社乗り換えで苦労している今日この頃でございます。なぜ私がMicrosoftのポインティングデバイスから乗り換えざるを得なくなったのか!。そりゃもちろん、Microsoftがトラックボールから撤退しちゃったからなのですが、そもそもはTrackball Explorerが壊れてしまったからだったりします。これに関しては少々、腹立たしいことがありまして。

2台のTrackball Explorer まずうちにはTrackball Explorerが2台、あったりします(しました)。まず私が1つ買ったのですが、姉がノートPCのタッチパッドに馴染めないとのことだったので、買ったばかりのTrackball Explorerを勧めてみたところ、悪くないとのことだったので、私が買った翌日、姉も購入しています。

 で、私が買ったTrackball Explorerですが、ボールに大きな傷がは入っていまして、明かな初期不良ということで、MicrosoftのサポートにTEL、ボールだけの不具合なので、ボールのみ送ってくれ!と要求するものの、本体丸ごとの交換しか出来ないとの一点張り。手続きは、こちらからの不具合品到着後、サポートから良品を送り返すという形になり、おかげでしばらく不自由をするはめになりました。まあ初期不良は丸ごと交換というのは、一般的な対応だと思いますし、交換手続きでの不自由さについては、腹立たしいとはいえ、まあ仕方ないこととも思います。手続きに融通を利かせて欲しいとも思いますが、この辺の処理手続きはマニュアル化されているのでしょう。

 Microsoftのサポートから送られてきたTrackball Explorerですが、以前のものと比較して操作感が若干違いました。まあ個体差なのかな?っとその時は思ったのですが、後で考えてみれば…。また、使い始めた時から、主に左ボタンをクリックする瞬間、画面がスクロールしてしまう現象も時々起こったのですが、これは症状が酷くなったら、またサポートの方と交渉しようと思い、そのまま使い続けました(5年保証という安心感もありましたので)。これも後で考えてみれば…。まあアフターカーニバルではあります。

 さて、今回、Trackball Explorerが故障ですが、症状としては唐突にカーソルがフリーズする状態となり、USBコネクタを指し直すと復旧するという状態を繰り返しました。何となくコードの断線っぽい症状だと思ったのですが、よく見るとカップ内で常時点灯しているはずの2つのLEDのうち、フリーズする時、1つだけが消灯するという状態になっています(Trackball ExplorerのLEDは、2つが常時点灯、1つはボールが動いているときのみ点灯する)。単純な断線なら全部消灯しそうなものですし、これは単純な故障じゃないかもしれない…。

Trackball Explorerの錆びたネジ っということで、Trackball Explorerの裏面をまじまじと見て気が付いた!。見える部分にあるネジが錆びているし、しかもナメてる!!!。

 もちろん私は触ってません。開けちゃうと保証なくなっちゃいますし、前述のような経緯もあり、ホイールが不調になったら、またサポートに連絡しようと思っていましたので。つーか大して硬くもないだろう、こんなところのネジをナメちゃったりしないでしょ、普通。

 また今回、Webでチェックして見掛けたのですが、Trackball Explorerのホイールの不具合に関して、ホイール周りに埃が浸入し、これがホイールの回転を読み取るセンサーを邪魔して誤作動する現象とのことらしいです。つまりこれも新品ではあり得ない事象かと。このネジ、ナメた面も錆びてますので、これは相当前からこういう状態だったと予想できます…。合わせて考えれば、Microsoftのサポートが送ってきたのは、ホイール周りに埃が入った中古品で、しかもネジが開けられた形跡まであるということ(怒)。

 ムカ〜っとしつつ、MicrosoftのサポートへTEL(サポートのどこへ連絡すれば良いのか分かりづらいと思うのは私だけ?)。するとまずは本体裏面のバーコードのところにある数字を読み上げて欲しいとのこと。っということで再び、本体裏面をまじまじと見たものの、そんな数字もバーコードも、どこにも書かれていない。「どこにも書いてないですよ、ホントにそんなものあるんですか?」っと聞いてみたところ、少々お待ち下さいと待たされた後、やはりバーコードのところに書かれた数字を読まないと、サポートは受けられないと言う…。で、結局、パッケージの方に書かれた数字を読み上げてサポートを受けられることになったのですが…。

 で、サポートとしては修理は不可、交換品もないため、返金処理になるという話でした。上記のような話もしてみましたが、当時の記録を調べてみても、ちゃんと新品を送ってきたという。まあ記録としては、そう残っているのでしょうけどさ、こんなの送ってこられた身としては、とても納得できる話じゃない分けで、もう文句タラタラ、垂れましたが、だからどうになかるという分けでもなく…。

 返金対応という話を聞いたときには、修理して使い続けようかとも思いましたが、そもそも修理できる故障内容なのか不明なこと、5年保証の意味がなくなってしまうこと、前回のサポート対応に対する不満、また中古品であれば、どの程度、使用されていたものなのか不明な分けで、その耐久性に不安を覚えるなどもあり、自己責任による修理ではなく返金対応してもらうことにしました。

2つのTrackball Explorerの底面比較 で、サポートのTELが終わってから、姉のTrackball Explorerと比較してみたのですが、何と姉のにはちゃんとバーコード&数字が書かれています。またよく見比べてみると、私の方は、ホログラムシールも粘着が低下していて変な風になっているというオマケ付き。

  つまり、私の手元にある、Microsoftのサポートが送って来た新品であるはずのTrackball Explorerは、製品番号(?)さえ書かれていない、ネジの錆びた中古品だったということです(怒)。

 ポインティングデバイスと言えばMicrosoft。もう10年以上、使い続けてきましたが、これには怒り心頭。やられた〜!っというか、裏切られた〜!っというか。つーかあり得ないでしょ、こんなこと。まさかサポートから送られて来たものが、こんな代物だとは夢にも思わなかったというか、露程も疑いませんでした。取りあえず、これからは修理品、交換品を受け取ったら、背面のネジだけはチェックしようと思います。

 さてトラックボール、これからどうなってしまうのでしょう。人に薦めるにも、定番だったMicrosoftの品はなくなってしまうし、そもそも地方のお店では、店頭に並んでもいません。新製品もほとんど出ませんから、選択肢は狭まる一方ですし。せめてMicrosoftが再販してくれれば…。当分は、怒りとため息と親指痛に悩む日々を過ごすことになりそうです…。


2007/08/01:作成

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