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Dreamcastのメンテナンス(タイトル)

コントローラもバラしましょ♪
 

コントローラ、上面から
コントローラ底面、ネジの場所
 この頃、アナログ方向レバーがスムーズに動かなくなってきました。レバーを倒していくと、何となく引っかかる感じ… やっぱりPSOのやりすぎのためでしょうか(^^; それともJSRで酷使しすぎてしまったのでしょうか(笑)

 っということで、Dreamcastのメンテナンス〜の付録Pageとして、コントローラをバラした様子もアップしてみることにしました。今、うちでメインに使っているのは、去年発売されたミレニアムコントローラ(?)で、初期型ではなく十字ボタンの背が高い改良タイプのものです。

 下の画像は底面です。微妙にスケルトンなので、ちょっと見難いのですが、バラすには底面にあるネジ6ヶ所を外します。ネジのサイズはどれも共通(だと思う)なので、何も考えずに普通にバラしてみます〜
 
 上の画像とは方向が上下逆さまになっていいます。底面カバーを外すと、いくつかネジが見えますが、次に外すのは右の画像の2ヶ所のネジだけです。これも底面カバーのネジと同じ大きさみたい。これを外すと上面カバーを外すことが出来るようになります。
VMポートにある、基板を固定するネジ2本
 
コントローラ基板
コントローラ上面カバー
 上がカバーを外した基板、下が外された上面カバーを裏から見たところです。今回、手を加えるのは、左上の白いプラスティック、アナログレバーです(画像では指当て部?が既に外されている)。

 なお、グレーのVMの窓枠(?)部分も、特に接着などはされておらず、はめ込まれているだけなので、コツを掴めば、他のコントローラのものを交換&コーディネートすることも可能です(中央部のはまっている部分を、押してあげるといい)。
 
 バラしついでに壊れやすいと有名な(?)、アナログLRレバーを見てみましょう。アナログの作動はレバーにはめ込まれた磁石(?)を基板の反対側にある磁気センサー(?)で感知するようになっています。可変抵抗とかを使っている分けではないため、機構的な耐久性はありそうな感じ。

 で、壊れやすいのはレバーを動かす際に軸になる部分らしいです。画像だとちょっと見難いのでなんですが〜 旧型はレバーの軸の部分に微妙に切れ目が入っているらしいです。これは改良型なので、切れ目が見られません。もしここの軸が摩耗しているようなら、ここへもグリス塗るといいかも…???
アナログLRレバー部
 
アナログ方向レバー
アナログ方向レバー底面
 さてこれからが本番です〜
上のレバーの画像でも、ちょこっと見えますが、アナログ方向レバーは基板の裏面から、2ヶ所をネジ止めされています。ネジは黒ではなく真鍮っぽいやつです。で、これを緩めると、ポロッという感じで外れます。

 バラすと分かりますが、アナログ方向レバーの方も磁石&磁気センサー式(?)で、基板側にセンサー4つ、レバーの軸に磁石が1つという機構で、耐久性自体は高そうな感じ。問題はアナログ方向レバー側の摩耗&抵抗増加っということなのでしょう。
 
 っということで、ここもさくっとバラしましょう(笑)
全てはめ込み式になっているので、底面を外すと軸&磁石以外はバラバラになります(今回、軸&磁石は誤って外れてしまったので、バラす必要はないです)。

 色々、遊んでみましたが(笑)、動かす際にフリクションとなるのは、軸&軸受け部分ではなく、画像左上のスライドリング&シリンダー部(勝手に命名)の方のようなので、ここをグリスアップします。軸受けの方はやってもやらなくてもいいかも…(摩耗が見られるようなら、もちろん塗りましょう♪)
アナログ方向レバー分解の図
 前のPageにも書きましたが、オイルの種類には注意してください。鉱物系オイルはプラスティックを浸食しますので、絶対に使わないように〜 普通のミシン油とかクレ556とかは超要注意です。

 私の知識が間違っていなければ、植物系のもの、シリコン系のものは、一般的にプラスティックには優しいはずです(昔〜、エアーガンで遊んでいた頃の知識なので、ちょっと怪しいかも〜)。うちでは潤滑が必要で、プラスティックが絡むものは、取りあえずシリコンスプレーを使うようにしています。

 が、今回はダメでした(^^; シリコンスプレーを噴射すると、返って引っかかる感じが増すんですね。ギギギって感じで。どうやら耐摩耗性向上のためか?軸の素材と、それ以外の素材が微妙に違うみたいな気もするので、そのためかも知れません。

 で、今回はシリコングリスを使うことにしました〜 っといっても、買い出しに行くのもなんなので、うちにあったPC自作に使う、CPUとCPUクーラーを密着させるためのものを流用(笑)。これを主にシリンダー側に塗り、軸の方にも少しだけ塗って、組み立てて完了です。この時、グリスの量に気を付けてください。少なすぎると効果が現れませんし、多すぎると底面の穴からたれてきます(^^;
 
コントローラの組み立て、基板を挟むガイドに注意
VMの接続端子とガイド
 さて、グリスアップ&アナログ方向レバーの組み立てが終わったら、逆の手順で組み立てていきます。それほど注意点はありませんが、VMポート部(土台というか…)の左右に基板を挟むガイド?があるので、ちゃんと基板を入れないとダメです。あと、上面カバーを付ける際に、スタートボタンのゴムの位置がずれやすいので、ネジ止めする前に、ちゃんとボタンが押せるかチェックしてください。

 下の画像を見ると分かるかと思いますが、VMの接続端子は基板側、VMを支えるガイドはポート側(?グレーやつね)になっているので、ポート部をネジ止めする際、組み立て方が変だとVMの抜き差しが固くなったりします。この時は一度、ネジを緩め、位置を微調整してから再度、締め付けましょう(通常は普通に組めば問題ないです)。

 また、希にVMの抜き差しが異様に固いコントローラがありますが、これはこの部分を調整すれば治ります(多分)。なお、非純正メモリカードで抜き差しが固いものは、そもそもVM挿入ガイド(これまた勝手に命名)のレールの太さより、メモリカード側の溝が狭いことによるものの場合があるので、この場合、修正は不可能かと思います(うちにあるカラット社製16倍メモリがそうです)。
 
 さて、グリスアップしたアナログ方向レバーですが、これが絶好調なのですよ〜 もう、スムーズ×3(当園比)。アナログ方向レバーがギーギーして、フィーリングがイヤンな方は、ちょこちょこっとバラすと良さそうです。本体と違って、それほどリスクも高くないですし、構造も簡単なので、メカが苦手な人でも、割と楽勝かと思います。でも、グリスの種類だけは注意してくださいね。

 まだグリスアップしてから日が経っていないので、どれくらい効果が持続するか、不具合はあるのか?は、まだ分かりません。何かあったらここに追記するようにします〜

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2001/02/27
2001/03/01一部追記
2001/04/17コントローラの記述追記


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