2001年5月1日(火)


2日目の朝、8:30起床。この日の空模様もどんよりとして、はっきりしない天候です。まあ、食べまくりの旅に天気は関係ないですけどね・・・(笑)

朝食は昨日のリベンジとばかりに、またまた二条市場に遠征だっ・・・って案もあったのですが、今回のツアーには朝食がついていて、全然食べないのも勿体無いって事で、和食処とバイキングから和食処をチョイスし、ホテル2階にある郷土料理のお店・川甚へ・・・。

札幌市内に本店を持つこのお店、店内もなかなか落ち着いた良い雰囲気。そして何よりも、味が抜群。大当たりです(!)
良くあるホテルのお仕着せの朝食とは一味も二味も違います。上品でいて、しかもしっかりした味付け。ご飯が進みますねー。
ちなみに主なおかずは、サバみりん干し・とろろ・肉じゃが・味付け海苔etc.と至ってシンプルなんですが、”まいぅ〜”って感じ(このフレーズ判るかな?東京ローカルのTVでやってるフレーズなんですけど・・・単に、ウマイをひっくり返しただけ。でも、これをにっこり笑って言うのが楽しい。我が家のマイブームです・・・笑)


朝から嬉しい誤算ですっかりご満悦の僕等。本日の観光スポット・羊ヶ丘展望台へ出発です。
まずは地下鉄・東豊線学園前駅を目指し、札幌市内を流れる豊平川を渡り、お散歩代わりにテクテク歩きます。そして、チョッピリ迷いながらも(だって、とても地下鉄の駅があるように見えないさびれた道すがらにあるんですもん・・・笑)、北海学園大そばの駅に到着。
終着駅の福住駅から乗り継ぐバスの運賃と込みで¥340です。地下鉄とバスの乗り継ぎ運賃って珍しくありません・・・?
到着した福住駅のバスターミナルは結構大きな所。ちゃんとした建物の中で、オマケにバス乗り場がすべて自動ドアになってます。きっと冬の寒さの中、寒風に吹き晒されて待たなくて良いようにって事なんでしょうね。さすが北海道って勝手に感心しちゃいました。

15分ほど待ってバスに乗り込み、いざ羊ヶ丘展望台へ出発。10分程で、「次は羊ヶ丘展望台・・・」 のアナウンスが。そして更に、「この先は入場料がかかります」 と念を押す運転手・・・???と一瞬思いました。入場料¥500のかかるのは判ってましたので、タダだと勝手に思い込んで来る奴もいるのかなぁなんて思ったのですが、これには大きなオチが・・・
展望台の入り口で一瞬バスが停まったかと思うと、何やら一人の女性がバスに乗り込んできます。そして言った言葉は、「では、ここで入場料をお支払い頂きます」 (!?)
ハハ〜っん、それで「この先は入場料がかかります」 とか、わざわざ言ってたのかと納得&感心でした. なかなか優れたシステムじゃないですかね。入場チケットを買うのに、余計な時間が掛からないですからね。侮れないですぞ、羊ヶ丘展望台!!!

そして、羊ヶ丘展望台へ到着。のどかな眺めが広がります。この時の模様は、こちらの 写真館 でご覧になって下さい。

時刻は早12時を過ぎ、札幌市内行きのバス(¥230)で、またまた市内へ戻ります。

北二条通りでバスを降り、東に歩く事約10分。
次なる目的地は、一大ショッピングモールとして最近人気のサッポロファクトリーです。

巨大なドーム・アトリウムがシンボルのサッポロファクトリー。元々ここは、明治9年に開拓使麦酒醸造所として発足した日本のビールの発祥地で、その歴史的な赤レンガを生かした造りになっています。
レストランやビアホールのあるレンガ館、ゲーセンやトイショップのある一条館、ショッピングスポットがつまった二条館・三条館、ホテルやフィットネスクラブのある西館から成る、総合アミューズメントスポットなのです。



醸造所を再現したコーナーも見学可能。往時を再現した味わいのビールも併設のビアホールで楽しめます。また、当時を偲ばせる巨大なレンガ造りの煙突は、見上げると首が疲れるほど・・・(笑)

とにかく広い。そして館内の造りが判りづらいので、館内マップを片手に、半日くらいかけてゆっくり遊ぶのも良いんじゃないでしょうか・・・^^;

しかし、僕等は館内探検もそこそこに移動・・・だって、そろそろお腹の方が・・・。
今日のお昼ご飯は、昨日のジンギスカンと食べ比べって事で、ここから程近い、JR函館本線を挟んだ北側にあるサッポロビール園に行こうって決めてたんです。
サッポロファクトリーからはバスも走ってるんですけど、待ち時間も半端・・・って事で、タクシー・ワンメーターを奮発。そして、程なくサッポロビール園に到着。
サッポロビール工場内にあるこのビール園。併設された開拓使麦酒記念館ビール博物館では、女性コンパニオンの案内でビール造りとその歴史を見学(60〜80分間/無料)もできますが、予約が必要。
ビール好きの方は、見学と試飲で気分と胃袋を高めておいて、とどめに生ビールをガツンとあおってジンギスカンをいただく・・・そんなシナリオも良いんじゃないでしょうか(!)
では、こちらの スペシャルコーナー で、ゆっくり味わって下さい・・・(^^ゞ

どうでしたか。貴方はまだまだ飲み足りない派(?)、それとももうお腹も鼻も満杯派(?)・・・かな(笑)


時刻は3時過ぎ。お腹も鼻も満杯派(!?)の僕達は再びバスに乗り込み(¥200)、また札幌中心街・南2条へ取って返します。
腹ごなしに、南3条を東西1kmに渡って続くアーケード街・狸小路商店街をブラブラします。
夕ご飯は居酒屋風の店で新鮮な北の幸を満喫しようと画策していた僕達は(・・・オマエらは食う事しか考えてないんかぁ・・・笑)、商店街の居酒屋を物色しながら歩き回ります。
しかし、だからと言ってタダじゃ転ばない僕等。3時と言えばオヤツ時。そして、甘い物は別腹って良く言うじゃないですかー。ってな訳で、散策は一時中断して、狸小路の甘味処の老舗・新倉屋へ・・・。

店内の写真は撮りませんでしたが、大正モダンって感じの店内はレトロな雰囲気が漂ってグーっド(!)
オーダーは、クリームあんみつ(左/¥650)とクリームぜんざい(右/¥550)。クリームあんみつはフルーツもたっぷりで、上品な甘さの蜜とこってりソフトクリームがマッチして美味。クリームぜんざいは、しっとりと甘さ控えめに煮た十勝のあずきとソフトクリームが満載で、口の中が甘味で溢れかえって幸せです〜っ(!)
残念だったのは、隣りのテーブルに座ったババア(すいません、口が悪くて・・・)が雰囲気をぶち壊すようなデッカイ声で喋ってた事。せっかくの良いお店の雰囲気と甘味に酔いしれた幸せ感を忘れるような腹立たしさでした・・・(>_<)

ここで一旦ホテルに戻りました。で、ダンナはグーグーお昼寝。奥さんはその間を利用して、昨日は予約が取れなかったホテルのエステマッサージルームでマッサージ。ここでは通常のマッサージ以外にも、フェイシャルマッサージ・ボディオイルマッサージ・タラソテラピー・フットケアなどのエステメニューも完備し、天然温泉大浴場と併せて利用すれば、心身ともにリフレッシュできそう・・・。
奥さんが選んだコースは、ノーマルにリラクゼーションマッサージ(30分/¥3000)。
マッサージの首尾はまあまあだったようで、奥さんはいつものように『また寝そうになっちゃった・・・』とのたまっておりました・・・(笑)

そしてあっという間に時は過ぎ、夜のとばりが降り始めて札幌最後の夜です。再びススキノに出陣〜ん。昼に探索した結果と事前調査を総合し、夕食にと選んだお店は狸小路の炭焼処・炙屋(あぶりや)。
札幌市内に4店舗を構えるこのお店。新鮮な北海の海の幸を楽しめる炉端料理のお店で、カウンター越しに職人さんが豪快に魚を捌き、鮨を握り、繊細な技で炭焼きを炙る(!)のが目の前で見られる・・・・・はずだったのですが、残念な事にこの日案内されたのは座敷席。ただ飲んで騒げりゃ良いって若者じゃないんだから、しっとりと落ち着いて、目と舌と鼻で料理を味わいたかったですね・・・(-_-;)

じゃあ、いきなりですけど、この日のメニューをまずはご紹介しちゃいましょう!!!
 @ 生ビール¥0〕×2 (コンビニで見つけたフリーペーパーにサービス券が付いてたんで・・・)
 A 北海鬼ころし1合¥500
 B お通し¥350〕×2
 C 北海活貝三昧¥1200
 D カワハギ刺身¥500
 E 真ホッケの炙り焼き¥780
 F 炙りタコ¥500
 G 空豆塩茹で¥500
 H ジャガバター¥350
 I カニ焙烙¥700
 J 特上寿司盛合せ¥1200〕×2
 K 浜汁¥350
 L 寿司単品北寄貝¥250
 M 寿司単品イカ¥100
 N 寿司単品ソイ¥200
 O 寿司単品イクラ¥250
 P 寿司単品ボタンエビ¥300

〆てトータル¥10059。すっかり北の味覚を満喫でした。まだまだ食べたい物がいっぱいあって、お腹が苦しくなってしまう自分が悲しい僕達でした・・・。
おっとっと、そう言えばメニューだけ並べただけで、まだ肝心の写真をご覧頂いていませんでしたね。忘れてる訳じゃないですよ。ちょっと引っ張ってみただけです(笑)
舌で楽しんで貰う訳には行かないんで、こちらの 北海味巡り のコーナーで、せめてしっかりと目で楽しんで来て下さいね・・・(^^ゞ

どうですか、目で満腹できましたか・・・?
すっかり心もお腹も満腹の僕達。さすがにこの夜はラーメン・・・って訳には行きませんでした。まだまだ修行が足りませんね(笑)
ってな感じで札幌2日目の夜は終了。いよいよ明日は最終日です(!)




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