この日は朝5時起床。前日に呼んだタクシーに乗り込み、6時には赤羽駅に到着。切符とかは全て奥さんが事前に手配済みなんで、すぐに京浜東北線に乗り込んで東京駅に向かいます。
朝食代わりの駅弁を購入し、いざ7:07発のひかりで名古屋へ出発です。早起きでもうろうとしながらも、程なく列車は名古屋へ到着し、乗り換え時間が少なかったのであわててホームを移動し、紀勢線の快速みえ21号に乗り込みます。
この電車は2輌編成の地味な電車で、中京工業地帯の灰色に曇った中を過ぎたと思ったら、今度はいきなり田んぼの中を走るなど、かなりローカルな感じです。かえって、旅気分が盛り上がっていいかもしれませんが・・・。
![](photo/iseshima/dsc00002.jpg)
そして10:46、三重県の伊勢市駅に到着しました。
この日は抜けるような青空が広がり、絶好のお天気でした。雨とか降ってると、なんか旅気分がそがれちゃいますもんね。
さっそく、駅前の通りをぶらぶら歩き、約10分ほどで第1の目的地伊勢神宮の外宮(げぐう)に到着しました。
![](photo/iseshima/dsc00007.jpg)
ここは、この後行く内宮に祭られている天照大神の食物の守護神・豊受大神を主神とする社で、うっそうと茂る森の参道を抜けると正宮にたどり着きます。
いった何年たっているのだろうと言う古木に囲まれ、自然と気分も厳かになって来ます。
さっとお参りを済ませ、一旦駅に戻ってレンタカーを借り、今日のメイン・伊勢神宮の内宮(ないぐう)へと、約10分車を走らせます。
ちなみに言うと、内宮前の駐車場は混んでますので、ちょっと歩きますが手前の市営駐車場に停めた方がいいでしょう。
それでは、内宮の様子を
特集ページ・Part1 『伊勢神宮・内宮』
でゆっくりご覧下さい。(注:今回は写真が多いので、特集ページがたくさんあります。お見逃しないように・・・!)
広大な敷地を、森林浴を兼ねてブラブラお参りした後は、内宮の門前町として栄えたおはらい町を散策します。
約800mの参道の両脇には、食事処や土産物屋が軒を連ねます。では、この街並みも
特集ページ・Part2 『おはらい町』
で堪能して下さい・・・!
更に、おはらい町の中ほどに最近できたのが、おかげ横丁です。8000uくらいの敷地の中に、当時の民家や商家を偲ばせる街並みを再現し、懐かしい駄菓子屋や団子屋などが軒を連ねます。
語源になっているおかげ参りとは、江戸時代の全国各地の人が一生の思い出にと苦労してお伊勢参りにやって来た時に、地元の人が手厚くもてなした事から『これも皆さんのお陰です・・・』と言う意味で名付けられたそうです。思わず、ダンナさんも当時に思いを馳せてウーンとうなってしまうのでした。
とまあ、うんちくはそれくらいにして、
特集ページ・Part3 『おかげ横丁』
で、当時の様子を偲んで下さい。
特集ページでは紹介できませんでしたが、他にも手こね寿司・漁師汁・焼いもソフトクリーム・みたらし団子・・・など、名物の食べ物がワンサカありますので、食いしん坊の貴方、見逃す手はありませんぞ・・・!
晩ご飯に備えて腹八分目で止めた僕達は、伊勢神宮を後にして、一路今日の宿を目指して、志摩半島の賢島(かしこじま)に出発しました。
![](photo/iseshima/dsc00106.jpg)
そして車で走る事、約30分。今日・明日とお世話になる賢島宝生苑(ほうじょうえん)に到着です。
今回の予約はJTBで行い、1泊¥21100は大変お得です。どんなに良いかは、この後ご報告しますが、とにかくここは前回来た時にすっかりダンナさんが気に入ってしまい、そこで今回再度訪れたと言う訳なんです。
仲居さんとボーイさんに迎えられた後、広々としたロビーを通ってさっそく部屋へ・・・。
![](photo/iseshima/dsc00060.jpg)
今回のお部屋は7階。そんなに無茶苦茶広いって訳じゃないけど、明るくて清潔感があって気持ちが落ち着きます。それに何と言っても、やっぱり日本人は畳の部屋でしょう・・・!
![](photo/iseshima/dsc00063.jpg)
部屋からの眺めも絶景です。
英虞湾(あごわん)が視界いっぱいに広がり、心地よいほのかな潮風が鼻腔をくすぐります。この眺望だけでも、来た甲斐があるってもんです。
そしてひとくつろぎして、いざひとっ風呂浴びに出掛けました。
さすがにお風呂の中まで写真は撮れませんが、ここには絶対誇れる点がふたつあるんです。(なんか旅館の営業みたいだね・・・)
(その1)風呂の正面が全面ガラス張りで、夕暮れになるとこの窓が自動で開いて、英虞湾に沈む
夕陽が目の前いっぱいに広がるんです。
(その2)風呂を出た所にお休み処があって、ビールかスポーツドリンクをサービスしてくれるんです。
ああ、風呂上がりの一杯の美味しい事・・・!
サウナで1年の汗を流し、湯船で思いっきり手足を伸ばしてのんびりとし、すっかりぐったりとなって部屋に戻ると、お待ちかねの夕食です・・・!
と、ここでさっそく豪華な食事を皆さんに紹介したいのですが、何せ写真の多い今回のほのぼの旅行記。ここ賢島宝生苑での夕食2回・朝食2回は、
特集ページ・Part4 『賢島宝生苑のお品書き』
で、じっくり味わっていただきましょう。
この日は疲れもたまっていたのか、布団でゴロゴロしている内に眠くなり、22:00頃に早めに就寝。