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チェンマイの鍾乳洞
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チェンマイ周辺は、現在の地体構造では、ヒマラヤ造山帯に含まれますが、 インド亜大陸がユーラシア大陸と衝突(中生代後期)する遥か昔(ペルム紀)、 この付近の地盤は、パレオテチスと呼ばれる古海洋上に浮かぶ海山を取り巻くサンゴ礁が、 西から東へ向かうプレートの移動によって大陸(インドシナ地塊)に沈み込む際にできた付加体として発達していました。 その後(三畳紀末)、インドシナ地塊に、ゴンドワナ大陸から分離したマレー半島の西部(シブマス地塊)が西側から 衝突して造山運動が始まったという経緯から、 タイ北部は、同じヒマラヤ造山帯でも、知る人ぞ知る石灰岩地帯となり、多くの鍾乳洞が発見されています。 |
ムアンオン洞窟 (Muang On Cave) |
ムアンオン洞窟は2億4500万年前の地層に形成された多層構造の鍾乳洞で、小さな入り口からは想像できない大きな空間が迷路のように広がっており、
照明が完備されコンクリートで舗装された見学コースは、白くて美しい鍾乳石や石筍で満たされています。 洞窟の最深部に着くと、「PRA GAROONA SAI YARS」と呼ばれる大きな涅槃仏を見ることができます。 この像の上の小さなプラカードには、タイ語で、「隣の壁に恐竜の骨格化石が埋まっている」と書かれています。 確かに、特大の前脚や、目と鼻を備えた頭部は、「巨大な怪物」といった印象を与えます。 これが本物かどうかは、いくつかの議論のあるところですが、そうでない場合でも、それは確かに説得力があります。 そして、この広々とした洞窟の目玉は「Jedee Mae Nomm Fah」と名付けられた巨大な石筍です。 大自然が造り上げた高さ9m,直径3mの驚異的な光景は、赤、黄色、オレンジ色のシルクが巻かれ、洞窟で一番の広場全体を神聖で非現実的な空間として演出しています。 |
所 在 | タイ北部 チェンマイ市街から東へ35キロの サンカムペーン郡 |
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住 所 | 1317, Ban Sa Ha Khon, Mae On District, Chiang Mai 50130, Thailand | |||
交 通 | タクシーや,レンタルバイク,レンタカーを利用してチェンマイ市街から1時間程度。 | |||
お手軽にムアンオン洞窟を訪ねたいなら、チェンマイ発で、 「ムアンオン洞窟とサンカムペーン温泉をめぐる 日本語の半日ツアー」が、2000B〜3000Bで催行されています。 | ||||
料 金 |
タイ人 20バーツ, 外国人 30バーツ(約100円) ...階段手前のお店でチケットを購入 言葉が通じなくても分かった気になれる「ガイドさん」 1時間 100バーツ(オプション) | |||
注 意 |
・車で山の中腹まで登ると駐車場。駐車場からは、「キツイ」と評判の階段を187段登ります。
入口を入ると今度は「コワイ」と評判の洞窟内の階段を下へ下へと降りていきます。
帰りも同じコースで登って下りますので、結構な体力勝負のアプローチとなっています。
・入口に居るおじいさんが20バーツで懐中電灯を貸してくれます。
但し、洞内は照明完備で明るいので懐中電灯は基本的には不要です。 足元が気になる方や、まさかの停電が怖い方のみご利用下さい。
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2,3行で構いません。
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- 2016.3 |
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